スダ カエエ

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「今行ってきたお店」を投稿するように心がけています。徘徊系オープンゲッター。お店は足で探す派。年間400件以上目指します♪ノンスモーカー、ノンドリンカー、カフェラヴァー。非喫煙者のための完全禁煙なお食事会「ノンスモ部」やってます。

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西武新宿駅

寿司

歌舞伎町のどまんなかにあるお鮨屋さんです。 カジュアルな雰囲気で本格的なお鮨とマグロの食べ放題が楽しめるという楽しいお店♪ 板場を囲むようにカウンターが配置してあって席数も多く、テーブル席もあり。 気軽に安心して使えるお店大事ですね。 さてお料理ですが、 誘われるままに行ったので普通にお鮨のコースかと思っていたら、 コースをひととおり食べ終わったらマグロが食べ放題になります、とお店の方から説明が。 食べ放題⁉と聞き返してしまいました。 部位は選べないのですが、握り、巻物、お刺身などから選べるそうです。 とはいってもコース後だからどこまで食べれるかな?とそんな気持ちでスタート。 * 南京豆腐のべっ甲餡がけ かぼちゃのお豆腐です。もっちりしてほんのり甘味があります。 カラフルな小粒のあられをあしらって、カリカリとした食感のコントラストも楽しめました。 * 雲丹といくらの小丼 小鉢に雲丹といくらを詰め込んだ小さな丼仕立てです。 雲丹には岩塩を、いくらは醤油漬けで。どちらも美味しくて小さいながらも贅沢な味。 * にぎり4貫、巻物1巻 生本マグロ漬け、鉄火、大トロ、中トロ、赤身の順で。 しょっぱなから漬け、そして鉄火というもの珍しいですね。最初にガツンときてリッチなものからさっぱりとトーンを下げていく流れも面白いです。脂のバランスの良い中トロが好き。 * 玉子 甘めの玉子焼き。もう終わり⁉と思ったらここからまた怒濤のお料理です。 * モロヘイヤのお浸し とろろと梅肉を合わせたモロヘイヤ。モロヘイヤのとろみがついた美味しいお出汁と、梅干しの爽やかな酸味が良いお味。 * 雲丹ドック 豪快なサイズの巻物。巻く前のオープンな状態で出てきますが、とにかく圧巻のルックス。 たたいたマグロにたっぷりの雲丹が乗っていて、口に入れるととにかくクリーミー。雲丹の甘さとマグロの甘さでくどくなるかと思いきや、青じそと浅葱の香味であとに残る余韻がスッキリした香りでとても良いバランス。 * うなぎの蒸し寿司 蓋付きの小さな器の中に、ごはんとうなぎ、錦糸玉子と干瓢をいれて蒸し上げた蒸し寿司。干瓢は柔らかくしっかりした甘さ。ふっくらしたうなぎをほぐして混ぜるとひつまぶしのように。 * にぎり4貫 カンパチ、蒸し海老、コウイカ、とろサーモン マグロ以外のお寿司です。 サクサクとした歯切れの良いカンパチはマグロとはまた違った脂の旨味。 サーモンの寿司はあまり食べたことなかったですが、漬けを炙っていてとても香ばし苦て美味しかったです。 このあとお味噌汁とお新香が出て、コースは一通り終了。 ここからマグロの食べ放題タイムです。 * マグロ刺身 赤身と中トロの刺身 * マグロの酒蒸し いろんな部位をたっぷりのお酒で蒸したひと品。いわゆる高級シーチキンのような感じですが、しっとりとして美味しいのでおつまみになる逸品料理。 * マグロ水晶 梅水晶のマグロ版。中落ちと赤身をそれぞれたたいて、梅となんこつと合わせています。  これもいい感じのおつまみ。梅の酸味と塩気がよく合います。 * ネギトロ巻き 手巻きでネギトロを巻いていもらいました。大きめたっぷり。 * 中トロ 最後は中トロでフィニッシュ。 マグロ食べ放題の部位は選べないとのことでしたが、それぞれ部位に合った調理をしているのでバリエーションも多く、楽しかったです。

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新橋駅

焼き鳥

新橋エリアに鶏料理を何店舗か展開している、「ごくう」の焼き鳥のお店です。 駅から近い雑居ビルの地下にあり、看板はあれど入口が見つけにくい。 階段手前右側の白木の引き戸を引くと、地下へ続く階段があり、秘密空間のようなはたまた隠れ家的な、知る人ぞ知る店にたどり着けたようなワクワクする気分でお店に入ります。 お料理は基本的にコースのみ、串の追加は可能とのこと。 今回は串9本とお料理がいただける「極みコース」にしました。 串9本ってコースにしてはちょっと多めかも(嬉しい)。 焼き鳥もお料理もしっかりいただきたい人にはピッタリですね。 「極みコース」5300円 前菜 おまかせ9本 小鉢1品 〆の食事 デザート * 焼き枝豆のペペロンチーノ風味 さやを口に含むとオイルとニンニクの香りが広がります。 豆にはあまりペペロンチーノの味が入ってなくて豆本来の味が感じられるので、 枝豆食べている感じはしっかりとあり、味わいの余韻が良いです。 * ぼんじりの生姜煮 甘辛く炊いたぼんじり。乳化した脂がトロリとして、お肉自体に甘辛の味が良くからみ美味しいです。生姜の香りが爽やか。 * レバー 錦爽どりのレバーをたれにからめて。 火入れがとてもお上手です。口に入れるとパンと弾けてクリーミーなレバーがとろける食感。久しぶりに美味しいレバーで感動しました。 * ささみ 錦爽どりのささみ。 中心はレアな仕上げ。とてもしっとりとして柔らかです。 ササミはやはりわさび。上にのせたわさびの香りが鼻に抜けるのがすき。 * うずらの卵 中がとろりとしたままの、絶妙な火入れのうずらの卵です。 仕上げに赤ワインの塩を振ってあり、少し深みがある気がします。 スモーキーな香りとも相性が良くて、めちゃくちゃうまいです。 * ナスのフリット ナスがとてもみずみずしくとろけるよう。 カリカリの衣とのコントラストが素晴らしいですね。 優秀なおつまみ。 * ハツ ひとつの串の中に2種類のハツが刺さっています。 両サイドがハツ、真ん中にハツ元。 ぷりぷりのハツはとても心地よい食感。 真ん中のはつもとは脂が乗って旨みが強いです。 * たたき 京赤地鶏のもものたたき。冷製のお料理です。 たっぷりのおネギとだしポン酢でさっぱりいただきます。 もも肉はレアで細切りにしていて、レア肉らしいなめらかさが感じられます。 * せせり いわいどりのせせり。塩で焼いています。 しゃくしゃくこりこりとしたせせりの食感が良いのと、脂が乗っている濃厚な味が楽しめました。 * ガスパチョ お口直しに大葉のガスパチョ。 香りがとても爽やかで、酸味があってすっきり。 だけど、最後までニンニクの旨味が後引くうまさ。 * なんこつ 先ほどのハツのように、ひとつの串の中に2種類のなんこつが刺さっています。 真ん中にやげん、それを挟むように膝なんこつ。 なんこつは漬けにしてあり、とくにやげんには肉がついているので、漬けの味が染みこんで美味しいです。 膝なんこつはよりコリコリが際立つ感じ。 2種類の軟骨それぞれの食感の違いも楽しいです。 * つくね ふんわりとしてとても柔らかいつくね。 軟骨は入っていないようで、優しいつくねです。 * スカモルツァ よく伸びるもっちりとしたチーズ。 クセのないミルキーなチーズを焼いて、はちみつをかけるとデザートのよう。 * 手羽先 皮目はサクサク、お肉は柔らかくジューシー。 皮目の焦げタ風味が香ばしくて◎。 * そぼろ丼 今まで焼き鳥は良い塩梅だったけど、そぼろはちょっと塩気強め。 いろんな部位がミックスされたようなそぼろです。 * もなか デザートはもなか。詰めたてなのか皮がサクサク。 あずきの入った塩アイスがサンドされていました。 * 手作りキンカン酒 お店自家製の金柑酒。

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中洲川端駅

焼肉

出張がてら、BMしていた中洲の焼肉屋さんへ。昨年オープンのとても綺麗な個室焼肉屋さんです。会食に良さそうという事で、下調べ兼ねて来てみました。 しっかりとドアの閉まる完全個室のお部屋で、すりガラスの引き戸はしっかりと目隠しされているので、外が気になりません。圧迫感を感じにくいのも良い点ですが、お部屋自体がゆったりとしているので居心地はとても良かったです。 コースは6000〜あり、早い時間や遅い時間だとお得な特別価格設定がありました。 今回は価格帯が真ん中の12000円のコースで予約をしました。3パターンのコースがあり、ベースとなるコースにロースがつくか、ヒレがつくかでお値段が段階的に変わるようです。 どのコースを選んでもお席は2時間制で、食事の提供はだいたい1時間半くらい。ちょっとせわしないかも知れませんが、仕事の席だとさっさと終わりたい気持ちもあるので(笑)ある意味ちょうど良いのかも。 お肉は店員さんが焼いてくれるので、出入りは多めですが、その分お話には集中できますね。 無煙ロースターなのでニオイも気にならず、シーンを選びません。 【極みコース】 コースの最初にお店の方がお箸を持ってきます。デザイン、材質、先の太さなど様々で、好きなものをえらべます。こういう演出テンション上がりますね。 * 白トリュフオイルのチョレギサラダ 白トリュフの香り高いオイルをかけたチョレギサラダです。葉物野菜が新鮮! * スーパーネギタン塩と上タン塩 最初出てきたのを見たときにタン塩にこんなにレモン使うの⁉と驚きましたが、6枚のレモンスライスの下にたっぷりのネギダレとさらにその下にタンがありました。ネギはかなり細かく刻んであって滑らか。レモンの味を付けるというよりは、レモンの香りをまとわせるといった感じなのかな。タンで巻いて蒸すように焼いていきます。タンの火入れは浅めで、さっぱりといただけます。 上タン塩は1cmくらいの厚みのあるカット。こちらも浅めに焼いてもらって、自分でカットしていただきます。焼き上がりのタイミングでトングを下げられてしまったので、お箸で抑えながらはさみで切るのはなかなか難易度が高かった(笑) タンは脂も甘さもしっかりあって、断面きれいなピンク色のプリンプリンとした焼き上がり。もう少し焼いても良かったかも。 そしてここでもう網チェンジです。嬉しい。 * キムチとナムルの盛り合わせ 細長いお皿に少量ずつを盛り付けた盛り合わせです。映えるんだけど、上手に収まらなくて写真泣かせ(笑) キムチ3種類、ナムル3種類。カクテキが美味しかったです。 * きらくのロース タレで味付けした大判のロースを焼いて、黄身に絡めていただきます。 黄身にどうかするようにそっと雲丹が添えてあり、黄身を絡めたあとに雲丹をちょこんとのせると一気に贅沢な味に。 ロース肉はさほど脂っこくなく、肉の味もほどよく感じられて美味しかったです。 * 本日のおしのぎ きらく冷麺。スープがすごく特徴的でくせになる味。ライム?スダチ?ほんのりスパイシーな香りと舌の奥に広がる甘味がとても美味しかったです。 * 和牛ハラミと和牛サガリ サガリは弾力のある食感で、フルーティーな甘めのタレでいただきます。 ハラミはサガリよりも旨味が凝縮した感じ。レモンを搾って和辛子でいただきました。和牛と辛子の組み合わせがとても好きなのですが、ハラミで食べたのは初めてかも。そこにレモンを搾っていただくのも初めてで、美味しさの発見でした。 * スープ コムタンスープにたっぷりの九条ネギとズワイガニ。コムタンスープにズワイガニだなんて初めてだったけど、この手があったか!という感じ。これもう一度食べたい。 * 特選和牛タレと塩 ミスジとカメノコをタレで。 カメノコは噛むほどに旨味が出る弾力系。赤身がほぐれていく肉質の感じも美味しいです。 ミスジはとてもジューシー。本わさびと塩でいただきます。 塩はフルールドセル。肉汁に馴染むように溶けてとてもいい塩梅で良いセレクト。本わさびは甘さもあり、の鼻に抜ける香りがたまらないです。 * 〆のお食事 肩サンカクを焼いて細切りにしたものを、卵黄を絡めたごはんにON。 溶け出す肉の脂がごはんに絡んでおいしいです。 * アイスクリーム 最後の甘味は柚子シャーベット。 自家製か、それ用に作ってもらっているのか。一般的な業務用とは一線を画す味わいで、ゆず皮コンフィのようなものがゴロゴロはいっています。本物の柚のすごくよい香りで幸せ。

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新宿西口駅

焼肉

焼肉好きの友人のセレクトで訪問。 こちらは有名な焼肉店「トラジ」から派生した、ワンランク上のお店とのこと。 自社ファームで生育した「トラジ牛」をはじめとする上質な雄牛のお肉をセレクトし、お店の方がフルアテンドで焼いて下さいます。 店内は赤と黒を基調としたスタイリッシュなインテリアで、目に入る景色がどこを切り取ってもカッコ良い! 照明もテーブルの上のお料理にフォーカスするかのようなかんじだし、ショープレートもかっこいいし、いろいろな細部にも「ワンランク上」を感じます。 このスタイルはここ新宿店の他に銀座にも店舗があるとのこと。 メニューには英語・中国語が併記されていて、外国人のお客さんも多いです。 コースは3種類で11,000円から。今回は「参の牛」16,500円のコースをセレクトしました。 SNSでよく見かけていたシグネチャーのステーキサンドはすべてのコースに入っています。 まず最初に「本日のお肉」として使用する予定のお肉のお披露目。 ドライアイスのモクモクの上にお肉が産地違いの部位で3種類出てきました。 北海道産ヒレ、宮崎県産カイノミ、茨城県産イチボとのこと。 【前菜】 * 玉蜀黍の冷製フラン コンソメジュレ 前菜は3種。まずは玉蜀黍のフラン。 フランは少し硬めの仕上げで、とうもろこしが甘くて美味しいです。 牛骨スープと鶏ガラスープを合わせたジュレが上に乗っていて、旨味たっぷり。 牛骨スープってあたりが焼肉屋っぽいなと思いました。 * タルタルユッケの手巻き〜キャビアをのせて〜 T字に敷いた海苔で包んでいただくタルタルユッケ。よくあるくるむタイプだと下からユッケが逃げてしまうけれど、T字に敷くことでユッケが逃げずとても食べやすかったです。しかしちょっと海苔が多い気も。バランスが難しいところですね。 ユッケ自体は滑らかでめっちゃ美味しいです。 * タンの赤ワイン煮込み 牛たんを赤ワインで4〜5時間じっくりと煮込んだとのこと。 たんはやわらかくほろほろで煮込み汁にもしっかり旨味が出て美味しいです。 【焼物・塩】 * 厚切りタン * 厳選赤身の厚切り 2種 * 季節の焼き野菜 2種 最初は塩の焼物からです。鮮やかな青のお皿にのって出てきました。 ここからは焼き手の方が目の前の網で焼いて下さいます。 厚切りタンは先ほどの煮込みの部位とは異なり、タン中〜タン先のあたり。 プリプリで脂がのってジューシー。山椒味噌をつけると爽やかな香りが広がります。 イチボは最初に見せてもらった茨城県産のものでしょうか。とても焼き加減が素晴らしく、ジュワジュワと脂が溢れてきますが、すごく脂切れが良くて何枚でも食べれそう。 ナスの上に避難させながらじっくりと焼いていくのも印象的でした。 ハラミもじっくり焼いていきます。赤身らしい肉の繊維の感じられるお肉です。ズッキーニはとてもみずみずしくて、やはりズッキーニは焼くに限る! * お口直し〜三神〜 お肉が終わるとお口直しにそうめんが出てきます。揖保乃糸の極品で、三神というランクのもの。伸びのあるモチモチのそうめんで、麺の香りも良くめちゃくちゃ美味しいです。 【名物】 * シャトーブリアンステーキサンド シグネチャーメニューのステーキサンド。ステーキというか網焼きですが、厚切りのシャトーブリアンをミディアムレアに焼いてパンにサンド。火入れ加減が絶妙で、パンと一緒に囓っても、何の抵抗もなくスッとかみ切れるほど一体化しています。 タマネギやりんごなどを使ったソースがまたよく合います。 * 季節の水キムチ メロンの水キムチ。赤肉メロンを水キムチにする発想がなかった!と友人も大絶賛。 さっぱりして汁まで上手い水キムチでした。 【焼物・タレ】 * 本日のタレ焼き 2種 タレ焼きはイチボとランプ。 ランプは少し火が入りすぎたようなパサついた感じはありましたが、旨味がしっかりあり、柔らかかったです。 イチボはすごくお肉が柔らかく、酢漬けのタマネギと黒七味をかけていただくと、香りも良くこれだけで1品別のお料理を食べているかのような完成度でした。家焼肉でも真似したい食べ方です。 * サーロインのトリュフ焼きすき 今となってはどこの店でも出るようなメニューになりましたが、そのクオリティはまちまち。こちらのサーロインは見た目たっぷりのサシながら、くどさがなく、とても美味しいです。さらにこのすき焼きのランクを上げるものとして目の前でトリュフを削るのですが、このトリュフがサマートリュフと思えないぐらい香りが強く、からめた卵との相性もよくて本当に美味しかったです。 残った卵液に一口サイズのごはんを入れて2度楽しめる焼き

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2023

大手町(東京)駅

フランス料理

大手町に面白いレストランがあるよ、と教えてもらって行ってきました。 Bulls Tokyoは大手町の丸ノ内線あたりから地上に出てすぐのアクセス。助かる〜! 店内は手前にウエイティングバーがあり、オープンキッチンを横目に抜けて奥のメインダイニングへと続く造り。キッチンが中央にあるにも関わらず、余計な調理のニオイが流れてくることもなく、上手く空間が分けられています。 店内にはアート作品がたくさんあって、モダンな雰囲気がまた素敵。そんな中でもソムリエさんをはじめ気さくに話して下さるので、知り合いのおうちに遊びに来たようなリラックス感があって、居心地の良いお店でした。 予約したお料理は「動」というコースで、場所や時間(季節)や温度感など様々なうつろい(動き)が感じられるようなストーリー仕立てです。 ワインもペアリングでお願いしました。 まずはゼクトでシュワッとスタートです。青リンゴとかレモンのようなわりと酸の立ったキリッとした感じの印象です。暑い日に良いですね。 * 落蘇鯖(アミューズ) しめた真鯖が主役。鯖の土台となるカダイフの中には焼いた茄子のピュレ。 凝縮した旨味と茄子の焼いた香ばしさがなかなかよし。 ところで落蘇って何かと思えば茄子のことでした。 続いて白ワイン。ニュージーランドのソーヴィニヨンブランです。 パッションフルーツのような感じ。それも力強いパッション。ボディは少ししっかりして、スパイシーなかんじもあります。 * 三色旗(前菜) 海の幸と季節野菜の取り合わせ、魚介のスプマンテ添え 三色旗に見立てた彩りの一皿。 サヤエンドウで作ったバスケットの中にはハーブのサラダとマリネした魚介がゴロゴロ。 しかも魚介はホタテ、雲丹、鮑、車海老など、それ単体でも成り立ちそうなものをあえてのオールスターズで入れてくるのには驚き。 さらに酸味を利かせたビーツのソースと魚介の泡を合わせてくるのがとても意外。意外なんだけど、バスケットの底にある根セロリのピュレがつなぎ的な役割となり、まとまった感じがあるのも面白かったです。 なんだかハイペースでワインが出てきてドキドキしています。 続いてはドイツの赤、シュペートブルグンダー。絶対覚えられなそうなブドウの名前。ドイツのピノ・ノワールのようです。少し土っぽい香りがあるということで、次のトリュフに合わせているとのこと。 * 浮島(温前菜) トリュフ風味のムースリーヌ、セップ筍のヴェルーテと共に トリュフのムースリーヌは少し硬めのプリプリな仕上がり。 はんぺんのような弾力があります。 キノコの旨味と香りがたっぷりのヴェルーテにムースリーヌが浮島のようにたたずんでいて、ワビサビを感じます。わかりやすいしさ。 * パン キノコのヴェルーテでパンが欲しくなったところにちゃんと登場してくれるパン。 バターも出てきます。嬉しい。 * 日没(スープ) パリソワール ジャガイモでビジソワーズ。中央にはコンソメのジュレ。 白い雲の中の夕日をイメージしたそうです。 すごくなめらかで体にスッと入ってくるような上品さがあります。 お魚料理に合わせてプロヴァンスのヴィオニエ。トーンはソースに近い感じ。 よりフルーティー感が引き出される気がします。 * 淡泡(魚料理) 八戸産平目のポワレ、ロゼシャンパンソース 皮目をパリッと焼き上げた平目のポワレ。 ロゼシャンパンソースに少し赤ワインを加えて深みを出したそう。 さすがフレンチ。やはりソースが美味しいしとてもきれいな味。 フルーティーなソースで、ホロホロ鶏とかにも合いそうな感じですが、平目の旨味がとても存在感があって、ソースとのバランスも良かったです。甘味を引き出したネギとの相性も抜群。 改めてフレンチのお魚料理って好きだなーと思いました。 * 氷(お口直し) グラニテ グレープフルーツのグラニテ。ジャリジャリで甘さ控えめ。爽やかです。 メインに合わせるワインはイタリア・ヴェネトのワイン。 イタリアの自然派ワインに好みのものが多いけれど、これもすごく好きなワインでした。柔らかく、濃縮したボリュームがあって美味しいです。 * 比薩(お肉料理) 茨城産和牛ヘレ肉のグリル、ピザラディエール見立て2種のソース 「比薩」って何かと思ったら「ピザ」って読むんですね。 お皿に添えられたピザラディエールのことでしょうか。 メインもクラシックな仕立て。ソースでお肉をじっくりと味わいます。 お肉は和牛のシャトーブリアン。柔らかく、きめ細やかでとてもよい火入れ加減です。 ソースは赤ワインとマデラソースの2種類。甘さの強いマデラソースよりも、深みのあ