Akira Sugihara
三ノ輪駅
とんかつ
正ちゃんかつ@三ノ輪! やっべぇ店みっけた! 以前からお店の前は通っていたが、やっているのかさえ分からずスルーしていた。 店名の書かれた看板はなく、たまに「とんかつ」と書かれた暖簾だけが風に揺れていた。 Googleマップ等で調べてみると、どうやら店名は「正ちゃんカツ」と言うらしい。 店の前まで来てみると、香ばしい揚げ物の香りがした。 期待とアソコを膨らませて入店してみた。 正ちゃんというからには、職人気質の爺さんがやっていると思ったが、店主は高齢の女性であった。 特上かつ定食@1,500円! 隣のタコ社長が食べていた並カツ定食と大差はなかったが、若干大きく分厚かったかも知れない。 高温でがっつりと揚げられたカツは、ガリガリガリクソン並みにガリガリで、衣が歯茎に当たって痛いぐらいであった。 はっきり言ってしまえば、今は流行らない真っ黒なとんかつではある。 だが、卓上のソースをたっぷりとぶっかけて、粗く切られたキャベツと共に飯の上に置き掻っ込むと、実に荒々しく野生味があって美味しいのだ。 店を出る間際に来た配達員風の男が頼んだ刺身定食は、立派なマグロの赤身と中トロに一口カツ付きで1,200円だった。 次回は刺身定食にすると心に誓い、新聞紙にくるまって寝た。