Hirotaka Kawasaki
練馬駅
ラーメン
【冷やし醤油煮干しそば】 過日、数日間の提供となった限定ラーメン。 夏の風物詩たる“冷やし塩煮干しそば” そのラーメンの肝となる“塩ダレ”が底をつき 提供が終わってしまったが、哀しむなかれ。 昨日からあらたな刺客としておくりこまれたのは 限定メニュー“冷やし煮干しそば”(850円) 肝だった“塩ダレ”のかわりは“醤油ダレ” この二種のちがいを確かめるため、降り立ったのは 練馬駅、午後七時。 ビールとおつまみのセット、焼豚のスープがけを つつき、本命の到来を静かにまつ。 運ばれた丼にふれると、ひんやりとした冷たさが 手に伝わり、興奮は最高潮に。 さっそく、ズズッとスープをレンゲで一口。 香味油に、煮干しの滋味がとけこんだスープが 五臓六腑にじわじわと沁みこみ、鼻から煮干しの 香りがふわり。 過日の塩ダレの方が煮干しにはなじみがよい印象で 味のしっかりとした醤油ダレは、煮干しのスープと なじむというよりも、やや醤油の香ばしさがたって 後追いで、醤油の風味がじわじわと侵食してくる。 麺は過日の胚芽麺からシフトチェンジをした細麺で しっかりと冷水でしめられ、啜りは滑らか、噛むと むぎゅとした歯ざわりがこめかみに心地よく伝わる。 具材をつつき、麺を啜り、スープを飲みを繰り返し あっという間に丼は空っぽに。 “塩ダレ”と“醤油ダレ”、煮干しとのなじみという 観点からいえば、“塩ダレ”に軍配があがるように おもうが、皆さんの好みはどうだろうか。 “醤油ダレ”の限定冷やし煮干しそばもまた、 素晴らしい一杯となっていることは言わずもがな。 この一杯、温かい煮干しの醤油ダレを用いており、 煮干しラーメンがその日売り切れとならなければ、 いただくことができます。 猛暑地、練馬で、ヒンヤリとした“冷やし煮干し”で ひとときの涼をとるのはいかがでしょうか。 #練馬 #冷やし煮干しそば