Yoshiki Kawamura

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バブル真っ盛りの時代から、ITコンサルティング会社、とある金融会社にてITと人事の仕事をしてきました。外食の機会はそれほど多くはないですが、行ったお店の印象を綴っています。

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Yoshiki Kawamura

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前橋駅

イタリア料理

ランチの時間が遅くなり、お店探しに一苦労。 前橋駅まで戻ってきて、お、このお店はやっているんじゃないかな。 小麦生産で著名な群馬、うどんを食べたいと思っていたものの、ピザだったら大差なし。 先客はお一人のみ、13:30近いのでまぁそんなものでしょう。 生ハムとルッコラのピザ1,480円をオーダーしてと、ジャズが流れるお洒落な空間にホッと一息。 この後の電車旅は長いけど、歩き疲れた身体を癒やしちゃいましょうかね。 汗をかいた水分補給にアルコールはNG、そう聞いたこともあったような。 いやいや、この一杯が最高に美味いんですよ。 さて、一人で乾杯! そしてグイッと一飲み… ふぅ、美味い。 ピザが到着、少し小ぶりで一人分に程よいサイズ。 パルメザンチーズが表面にパラパラと、生ハムやルッコラを覆っており、生地の焼き加減もいい感じです。 美味しそうな外見、それでは頂きましょう。 端を摘むと... あれ、カットされていないんだ。 トレーの取っ手かと思っていた黒い物体、カッターだったんですね。 ゴリゴリと4等分、一人なので一気にガッツリ食べられます。 まずは一口… ん? 味が薄めだな。 チーズが少なめの分、塩気が若干足りないような。 生地の塩分控えめなのは、生ハムの塩気を意識して調整しているのかな。 味は悪くないものの、インパクトには欠けるような気もするけど… そうだ、唐辛子オイルで味を足そう。 唐辛子だけでなく様々な粉末が沈んでいるオイル、辛さを警戒してまずは少なめに。 むむっ。 これでガラッと味が変わるのに驚き。 味が複雑で何が入っているのか、よくわからないオイルなんですけどね。 ガーリックっぽい風味が加わったような印象、不足していた塩気も一気に補われたんじゃないかな。 辛味はほどほどなんですけど、パルメザンチーズや生ハムの旨味まで引き出されたような変化は意外としか言いようがない。 家で食べる時はもっぱらタバスコだし、イタリアンのお店でも辛くするだけのものだと思い込んでいた唐辛子オイル。 これほどにもピザを美味しくするものだったとは、これがお店秘伝の味なんだなと。 いやぁ、美味しかった、ご馳走さまでした。

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鉄道博物館駅

洋食

鉄博に到着、まだ空いているというのは期待通り。 そして真っ先に向かったのは… 『ビューレストラン』、まずはランチを済ませようかなと。 こういうところのランチ、ピーク時間は激混みになること間違いない。 11:00近い時間、ここまでの移動で少しお腹も空いたんですよね。 お店は食券制、購入したのは ハチクマライス1,080円。 ハチクマライスって何と調べてみると、長距離列車の乗務員さん向けのまかない飯なんだとか。 仕事の合間にサッと食べられるよう目玉焼きをご飯に乗せたもので、名前は落語の『八っあん熊さん』に由来しているんだそうです。 「ハチクマライス」とは、食堂車の付いている長距離列車の乗務員さんたちが、業務の合間にサッと食べられるように、「卵(目玉焼き)」を使って作られたまかない飯のこと。 名前は、一説には、江戸古典落語の『八っあん熊さん』に由来するのだとか。 カウンターでオーダーして席つくと、すぐに呼び出しブザーが鳴ってビビったなと。 完成まで2分ほどしかかからないというのは、流石はまかない料理なんだなと。 ご飯の上に乗っているのは目玉焼きだけじゃなく、鶏 唐揚げに ハンバーグ、ハムにキャベツとまかないにしては豪勢。 たんぱく質たっぷりなので、身体を使う仕事の方向けですね。 よし、それでは頂きます。 まずは唐揚げを一つ、うん、普通に美味いぞ。 温めなのでパクっと行っても危険はない、これもまかない飯だからなんだろうな。(←本当か?) ん? 唐揚げの下のご飯に汁がしみている。 一口食べてみるとこれはハンバーグのソース、甘酸っぱくて美味しいんですよ。 続けてハンバーグを一口。 レトルトっぽい味はありながらも、肉質は消して悪くはなくこれもいい味だな。 キャベツの量はたっぷり、不要と思っていたタルタルソースもしつこさがなくさっぱり。 鶏の唐揚げ、キャベツのいずれに絡めてもいい仕上がりです。 さて、目玉焼きにと箸で摘むとお、これは半熟なんだ。 黄身の表面を剥いでみたところ、見事な半熟の仕上がり。 ペロッと一口で頬張り、敷いてあったしっとりしたハムも口内に放り込むと、適度な塩気が加わり極上の味に。 鉄道には洋食がよく合う。 以前からそう思っていましたけど、美味しい洋食のオンパレードで満足できる丼に感謝。 まかない飯を遥かに凌駕する美味しさ、ご馳走さまでした。

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『しちりん』は家の近所にある焼肉屋、以前も妻と娘が旅行で不在の時に息子と行ったお店です。 その後、店舗が入っていた建物が建て替えとなり、200mほど移転した後には入ったことがない。 大衆酒場のようなこの雰囲気は私も大好きなんですよね。 テーブルにデンと七輪が運ばれてきましたけど、まずはビールで乾杯! 今日の労働、お疲れ様でした... なんて息子と乾杯するのは嬉しいもの、ビールの美味さもまた一入。 まずはチョレギサラダ。 平凡な食材ではあるものの、微妙に辛く濃いめの味付けがビールのツマミに最高だ。 一転、ほのかな旨味をとシラスの刺身。 新鮮で苦味もなく、日本酒をクイッと行きたくなる味わいでした。 さて、肉を焼くかと、まずはカルビ3種盛り合わせ。 牛2種と豚のカルビがトータル150gで1,100円、大衆焼肉店らしい一品です。 味はそれなりですけど、値段を考えればコスパは悪くない一品。 ホルモンのセットは更にお安く、ナンコツ・シロ・テッポー150gにキムチかポテサラをつけても750円。 そのキムチも十分な量で、物価上昇が激しい昨今ではすごくお得に感じます。 そうそう、味も普通に美味しいんですよ。 ホルモンを焼き始めてと、ナンコツ・シロ・テッポーがどれなんだかさっぱりわからず。 焼き上がったのかを片っ端から食べましたけど。これも普通に美味い。 なんてやっているうちに、写真奥のにんにくオイル焼きもそろそろ焼けたかな。 にんにくオイル焼き、このお店で初めて食べたのは住み始めた頃だから... かれこれ30年近く前か。 にんにくをオイルに浸して焼く、そして塩をつけるだけ。 それだけでこんなに美味しいのかと、当時えらく感動して、その後キャンプ飯でも使わせてもらった逸品はやっぱり美味い。 にんにくを食べきったら終わりじゃなく、そこに卵を入れて再びグツグツと。 たこ焼きのように一度ひっくり返すだけで、ツマミに最高のにんにく風味玉子焼きが完成するんです。 フワッと柔らかく仕上がった卵焼き、これもまた美味かった。 締めの麺かライスかと思ったところで、更に追加の焼き物。 ピリ辛のチョリソーはハイボールによく合っていて、いやぁ、食った食った。 男二人ならではの食べ方、すくすくと成長してくれた息子にも感謝。 美味しかった、ご馳走さまでした。

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鬼越駅

ファミレス

とある休日、この日は妻と息子とニッケコルトンプラザでランチにしようということに。 ところがどのお店も行列ができていて、試しにと覗いてみたのが『とんでん 本八幡店』。 このファミレスチェーン、ご存知でしょうか。 名前からご想像頂ける通り北海道発祥で、他の地域だと関東に数十店舗を展開、特に多いのが埼玉と千葉のようです。 本八幡店はこのエリアに住み始めた頃にはよく行っていたので... あれは25年ほど前かな。 ファミレスにしてはイワシが美味しいお店、でもここ暫くはご無沙汰していたんですよね。 いつも混んでいるお店ではあるんですけど、この日はたまたま待ちが2組のみ。 よし、久々に入ってみようということになったんです。 へぇ、そば食べ放題なんていうイベントをやっているんですね。 何年か前、そば1kgに挑戦して苦しい思いをした記憶が蘇ってきましたけど、1,280円だったら安いんじゃないかな。 いずれ機会があればと思いつつ、そろそろ元を取るには厳しい歳になってきたことも自覚してはいます。 ランチではあるものの、せっかくなので麦ジュースを。 明るい陽のなか、クイッと飲む一口めはいつ呑んでも至高のひととき。 さて、今日のは 紫蘇そばとミニ藁焼き鰹丼1,690円 。 最近はどのお店も値上げしているなか、『とんでん』は昔から定食はあまり変わらずなので、この価格帯は相対的にお得感が出てきているように感じます。 よし、それでは頂きましょう。 まずは天ぷらから、オクラ、舞茸、南瓜と海老。 海老は小ぶりながら味はよく、他の品々もサクサクといい仕上がりでビールのツマミにゃなかなか。 藁焼き鰹丼、これもいい味。 鰹の旨味と酸味がギュッと凝縮しており、酢飯にもピタッとハマっています。 うずらの卵のコクもよく、ミニ丼ではなくこれ単独でも十分に満足できるという一杯でした。 蕎麦はというと、さっぱりと爽やかなのは細かく刻んだ紫蘇が練り込まれているから。 トッピングされた花も涼やかさの演出で、この蕎麦は夏にまた是非食べてみたい。 どれをとってもいい味で、ファミレスとしてはレベルが高いことを改めて実感した『とんでん』に感謝。 ご馳走さまでした。

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神田(東京)駅

四川料理

今日は午後から出社。 このパターンだといつも地元駅でランチを済ませていくんですけど、たまには神田にしようかなと。 神田西口商店街を歩いて、入ってみたいというお店を...あ、そうだ。 『餃子の郷』という中華店、ここには1年半ほど前に一度入ったことがあって、確かあの時は次は刀削麺を食べたいと思ったんだったっけ。 よし、今日はこのお店にしようかな。 それにしても、『餃子の郷』というのは凄い名前だ。 よほど自信があるんだろうから、餃子を食べるべきだろうか... そんなことを思いながらメニューを眺めると、名物!四川よだれ鶏定食というのがトップに。 「最後に口水鶏(よだれ鶏)の残ったスープに、ご飯を混ぜるとより一層美味しく召し上がれます。「みずから四川から直接仕入れてきた特選香辛料使用、最高の特選本場の四川やみつきよだれ鶏」 これは食べてみないとなと、刀削麺をすっかり忘れて注文することに。 そこそこお客さんが入っているので時間がかかるかと思いきや、5分もかからず運ばれてきたお盆。 出社途中のランチなので、このスピードはありがたいですね。 どれどれ名物の一品、頂きましょう。 まずはスープから、薄味でいい感じの味わい。 オカズの味が濃いだろうから、このさっぱり感はありがたい。 さて、よだれ鶏はと。 真っ赤な海に浮かぶ孤島のような風体の鶏、飢えにパラパラと乗っているのはパクチーですね。 まずは鶏を一つ、うん美味い、美味いけど... これが名物というほどの味かどうかは微妙だよなぁ。 と、ここで「なんで鶏肉が島のように浮いているんだろう」という疑問。 真っ赤なタレを掬ってみたところ... もやしがびっしりと敷き詰められているのか。 このもやしを食べて、「名物」の意味がよくわかりました。 食感がパリッとしていて、辛めのタレの絡まりが良いんですよ。 もやしを食べて、ここまで美味いと感じるのは初めてかもしれません。 もやし単体で食べてもいいものの、このもやしを鶏と一緒に食べると更に美味。 味付け控えめの鶏、もやしに絡まるタレ、両者が融合して完成する構造なんだなと納得です。 辛めのタレなのでご飯も進むんですけど、「残ったスープにご飯」のためにとっておかないと。 これが怪しくなってきたので、まだ食べかけのよだれ鶏の更にレンゲでご飯をと投入。 一口食べて驚いたのが、これは酢飯か? いや、そのまま食べると普通のご飯だな。 あ、そうか、この赤いタレには大量の酢が入っているのか。 気がつくと、辛くてコクがありそうなのに妙にさっぱりしているのは酢のおかげ。 その酢がご飯の旨味と融合して、酢飯のような味わいになるという訳ですね。 酢が入っているから、もやしもパリパリ食感なんだ。 なるほど、繋がった。 デザートの杏仁豆腐も辛くなった口を中和してくれ、総合力の高い定食。 名物と書く理由もよくわかる味わいに感謝です。 美味しかった、ご馳走さまでした。