Yoshiki Kawamura

Yoshiki Kawamuraさんの My best 2020

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茨城県

日本料理

Yoshiki Kawamura

【笠間へ観光に、それはそれは美味しい鰻に出会う】 常磐道の三郷からは1時間ほど。 友部JCTから北関東道に入って、友部I.C.から15分も走れば笠間の街に到着。 さて、まずはランチからだな。 菊まつり会場の笠間稲荷すぐ近くにある店、そして神社仏閣といえば、蕎麦か鰻か。 お、ちょうど良い場所に鰻屋さん、ちょっと高そうだけどせっかくなので行ってみるか。 かなり安易な決め方で選んだ『うなぎ量深』。 店の外にあるメニューを見たところ、鰻重は3,900円~、それより安いのは牛とろろ膳3,100円のみ。 昼から贅沢過ぎるかなと思いつつも、まぁたまには…ねぇ。 きっと安いメニューはないなと想像していたので、確信犯的ではあります。 このお店、武蔵野にあった老舗で閉店してしまった『田川』のタレを受け継いでいるんだとか。 『田川』に行ったことはないけど、店の売り文句で書くぐらいなので、さぞかし有名なお店だったんでしょうね。 席に案内されるまで10分ほど待ってと。 上うなとろろをお願いして、そこから待つこと更に40分ほど。 味にこだわりのある鰻屋さん、待ち時間が長いのはどこも共通ですね。 待っている間にお腹もどんどん空いてきて、隣のテーブルに運ばれてきた鰻の香りがプーンと漂って、更に空腹感が刺激され。 そこに自分の分が運ばれてきた時の喜びったら、もう。 そんな提供の仕方も、鰻を美味しく感じさせるノウハウなのかな。 よし、それでは頂きま~す。 見境もなく、いきなり鰻から一口。 お、ほわっと柔らかい身、そして上品に鰻の風味。 タレの甘辛さ… 甘味を優先した旨味が口いっぱいに。 旨い。 ただその一言に尽きる、といういい味。 二口目、旨さは変わらず。 というよりも、予想がついている分、味の輪郭を一層楽しむことができます。 味を変えるため肝吸、う~ん、これもまた澄んだ出汁が効いているな。 だし巻き卵も、適度な弾力にいい旨味が潜んでます。 何を食べても旨い。 鰻には味が濃いかなと思っていた奈良漬け、だし巻き卵との相性がいいんです。 鰻に戻ると、再び甘辛のタレと鰻の風味に唸って。 お漬物の酸味は鰻をさっぱりしてくれて、これは美味しさの無限ループ。 ご飯を大盛りにしてもらったのは、とろろを楽しむため。 出汁が効いてサラッとしたとろろ、タレのかかったご飯を引き立ててくれるなぁ。 当然ながら鰻と一緒に食べても美味なんですけど、そのままの鰻が素晴らしいので、余計な味は足さない方がいいなという印象でした。 値段や売り文句にやられたのか…いや、そんなことはないな。 もう一度来たいお店として記憶しておくことにしよう。 ご馳走さまでした。

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広島県

お好み焼き

Yoshiki Kawamura

【麺はパリっと野菜は甘い、お好み焼きがこれほど美味だとは】 店内は、テーブル席まで含めると30人以上は入れるほどの広さ。 ランチは鉄板カウンターのみの営業のようで、先客は5人ほどでした。 ここはお勧め、「ネギ府中焼き」860円を注文。 厨房内の鉄板で手早く焼き始めた、楽しみだなと待つこと10分ほど。 後から入ってきたお客さんには、「すいません。今日は終わりなんです。」と。 そうか、ランチの営業時間は13:00まで、我々はギリギリセーフだったんだな。 焼き上がったネギ府中焼き、目の前の鉄板で温かさをキープです。 お好み焼きのメッカ広島県、その第2の都市福山のお好み焼きはどんだけ美味しいのか。 よし、それでは頂きます。 まずはヘラでカットですけど、弾力と固さがあってなかなか切りにくいな。 食べる分、1/4をカットしてと。 まずはノーマルで一口。 おぉ、キャベツがしっとり、ネギも風味があって美味いなぁ。 間に挟まる焼きそばがパリッと仕上がっているのは、途中で直に鉄板で焼いていたから。 この焦げのパリパリ感は素晴らしい。 そしてマヨネーズを少々多めに。 これでさっぱりとした酸味とコクが加わって、旨さが更に増すんです。 そして時間が経過するほどに、キャベツとネギの旨味が強くなっていくような。 そうか、鉄板で温めているから、味がどんどん変化していくんでしょうね。 うん、これは最高に美味。 同行の息子が食べていた「ズリ玉そば」も一切れ。 こちらは砂肝のコリッとした食感がいいアクセントに、風味も変わってまた別の美味しさ。 いやぁ、美味かったな。 ご馳走さまでした。

Yoshiki Kawamura

【天ぷら7品のみならず、明太子と高菜も食べ放題なんて】 お店に到着したのは12:30とランチのピーク。 いや、日曜日だったのでピーク前なのかな、3分ほどで席に案内されるというラッキーさ。 今回は店名のついた看板メニュー、「やまみ定食」にすることに。 定食は、デフォルトでご飯と味噌汁が運ばれてきます。 さて、それでは頂きます。 ご飯は普通盛りよりちょっと多めですね。 おかわり自由、実はこれがヤバいんです。 何がヤバいのかというと、目の前にある2つの小壺。 そこには明太子と高菜が入っていて、両方とも食べ放題。 明太子の柑橘系の風味は食欲をそそり、高菜のピリ辛酸っぱさもまた然り。 ついついご飯が進んでしまい、天ぷらの前に明太子4切にご飯半分以上を食べてました。 欲望に任せておくと、壺は空っぽ、ご飯3杯はいってしまうでしょう。 天ぷらがあることを忘れないように、ここはじっと、我慢、我慢。 天ぷらは全部で7品。 揚げたてを一つずつ、吉牛のようなカウンターの隙間通路で店員さんが運んできてくれます。 野菜2品はカボチャとナス。 衣薄め、素材の味が存分に活きるし、サクッとしたいい食感。 次の鳥モモがなかなかの仕上がりで、柔らかくてジューシーなんですよ。 これに少し塩を塗して、ご飯で食べるとさぞかし… いや、いかん。 ご飯は控えめにしないと、でした。 豚ロースは、高菜をのせるとまた一入の美味。 酸味とピリ辛が豚肉によく合うんですよね。 白ギスもフワッとした食感、揚げ加減がちょうど良い。 そして海老と玉子。 海老はプリッとしていて、風味が強いのは揚げ方の良さもきいているんでしょう。 玉子の天ぷらは初めて、ご飯にのせて割るのが流儀らしいですね。 そう、ご飯はこのために我慢していたんですよ。 黄身は半熟、ご飯に絡まると堪らない美味さ、仕上げの一品として満足感は十分だったなと。 「やまみ定食」は1,300円、その他も1,000~1,500円と決して安くはないんですけどね。 それでも客足が絶えないのは、天ぷらだけでなく、やはり明太子と高菜がポイントなんでしょう。 今度来るときには、もう少しお腹を空かせてだな。 いやぁ美味しかった、ご馳走さまでした。

Yoshiki Kawamura

【プリップリの生シラスが盛り盛り、こんなに美味いのは人生初】 大洗シーサイドステーションでのランチ店探し。 1軒のお店から店員のおば様が出てきて、「生シラス入荷しましたよ~」と一叫び。 おば様が店内に引っ込んだので値段を見に行くと、単品1,100円と観光地価格にしてはまぁ高くはないかな… 一度店内に引っ込むというのは、実はおば様の見事な作戦。 店の前におびき寄せられた我々を確実に捕まえるべく、すかさず出てきて圧をかけてきます。 「生シラス、朝獲れなんですよ。うちのは他の店と違って…(後は何を言ってたのか忘れた)。」 「それからね、岩ガキも入りました。ぷりっぷりで美味、フライにもできますよ。」 負けた。 おば様の圧から脱する術はなく店内へ。 でも、後でこのおば様には大感謝することになるんですよ。 生シラス丼を注文して、外の景色を眺めながら待つ。 天気もいいし、海が広々と気持ちがいいなぁ。 おぉ、きたきた、生シラス丼。 想像以上に盛り盛り、これは旨そうだな。 よし、頂きます。 まずはシラスを一摘み。 醤油をくぐらせて口に放り込むと… おぉ、プリップリ! 魚の一匹一匹に張りがあって、こんなに新鮮なシラスは初めて。 そしてご飯とともに。 焚き加減もほんのりとした酢の具合いも秀逸で、生シラスの旨みを引き立てています。 苦味も全く感じない至高の味、おば様の圧は、この美味しさに裏付けられた自信の現れだったんだな。 シラスがなかなか減らないなと崩してみると、改めてかなりの量。 質だけでなく量もたっぷり、これが1,100円とは、実は超お得な一品でした。 そして牡蠣フライ、家族が食べていたのを分けてもらいました。 写真だとわかりにくいですけど、一つひとつがデカくて1人で食べ切るには体調万全の必要あり。 デカいだけでなく、これもまた素晴らしい味。 水分がしっかり詰まっていて、迂闊に頬張るとプリッと熱い水分が飛ぶほど。 衣のサクッと加減、牡蠣に詰まった水分も旨味たっぷり、タルタルソースのコクも美味でした。 おば様の言ってた岩ガキじゃないものの、これも1,320円とコスパ高いなと。 美味しかった、ご馳走さまでした。 いやぁ、おば様にはホント感謝。 我々がお店出た後も次々とお客さんを捕食してましたけど、食われても決して損はなしですよ。