Yoshiki Kawamura

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バブル真っ盛りの時代から、ITコンサルティング会社、とある金融会社にてITと人事の仕事をしてきました。外食の機会はそれほど多くはないですが、行ったお店の印象を綴っています。

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Yoshiki Kawamura

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good

原木中山駅

定食

午後から出勤という日のランチ、原木中山の『福徳食堂』に久々にお邪魔してみようかなと。 ボリュームが凄いので名を轟かせているこのお店、私はそれほど大食いという訳ではないので躊躇してしまうこともあるんです。 今日もそんなにお腹が空いているわけではないので、何か軽く食べられるものがあれば... お店の前に来て、唐揚げもとんかつも美味そうなんだけど、300gと200gというのはちょっと無理だよな... そうだ、焼き魚なら常識的な量なんじゃないだろうか。 焼き鮭定食を注文すると、「時間かかるけどいいですか?」と。 改めて聞くと、15~20分かかるらしい。 「早いのはサンマですね。」とのことなので、切り替えてもらうことにしました。 待てよ、焼き魚なら量が控えめって、単なる思い込みでは? サンマが2本出てきたらそれなりのボリューム、このお店ならやりかねないんじゃないだろうか。 実物を見て一安心、サンマは1本のみという常識的な盛りでした。 よし、それでは頂きましょう。 サンマは干物、冷凍でストックされていたものでしょう。 味は決して悪くはないものの、サンマならではの風味には欠けるかな。 解してしまうと、鯵の干物と言われても区別はつかないと思います。 このお店、定食には必ず納豆か生卵がついてくるというのも特徴。 たまにはTKGでも食べてみようとチョイス、久々だとこれがなかなか美味ですね。 若い頃、海外から戻ってくると真っ先に食べたくなったのがTKG. 日本ならではの食べ物、ご飯の旨味、卵のコクと醤油の香ばしさ。 凝ったTKGもいいものの、これぞ日本の食事の原点というTKGをたっぷりと味わうことができました。 美味しかった、ご馳走さまでした。

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excellent

例年同様、今年もお彼岸にはファミリー揃って墓参り。 ランチのお店を選ぶのがいつの間にやら私の重要な仕事になっていて、今年は小山で食べたことがない中華にしました。 個人的には小山の町中華を攻めたいんですけど、そんな我儘をファミリーが許してくれる訳もなし。 最も拘りがある母でも納得しそうな小綺麗なお店をということで、『扇子 THE chinois』を予約しました。 小山駅から車で5分ほど、住宅街の中にあるこのお店。 通りすがりのお客さんがフラッと入る可能性はゼロ、知る人ぞ知る隠れ家的な雰囲気がいい。 店頭には「予約で満席」という張り紙、味の良さも伺い知れますね。 中華を楽しみながらビール、と行きたいところですけど、この日の私はドライバー。 ジンジャーエールで我慢するとして、よし、それでは乾杯! 今回は扇子御膳ランチ2,900円を予約、限定20色で様々な料理を少量ずつ楽しめるというセット。 しかもソフトドリンク1杯ついてこの値段なんです。 まずは前菜、餃子とナスにシュウマイから。 こういう盛り付けだと中華っぽくないよなと思いながらナス、そして餃子を食べて... これ、美味いな。 奇をてらったものではなく極めてノーマルな中華ながら、素材がいいのか味わい深くてどちらもいい味。 シュウマイの湯気がいつまでも止まらないのが不思議、セイロを外してみるとこんな仕掛けが。 エディックスーパーヒート、水で発熱する発熱剤ですね。 最高温度は98℃、火を使わないので安全、しかも地球にも優しい一品なんだとか。 こういう隠し技を暴いてしまうのは野暮、でも素晴らしい工夫がなされていることに感動です。 さて、メインの料理6種盛り。 松花堂弁当のような器を使っているのがにくい演出。 左奥のイカにはほんのりとした辛味、香っているのは花椒だろうか。 奥の真ん中は真鯛、ピンクの薄いものが乗っていて、何かとスタッフの方に聞いたら削りかまぼこなんだとか。 右奥の鴨はふっくら仕上がり。 その手前の出汁は滋味深い味わい、お腹の奥が清められるような感覚に。 真ん中手前の卵・海老・キクラゲは薄味の仕上がり、他の料理とのバランスを考えて敢えてそうしているんでしょう。 海老のプリッとした食感、見事に仕上がっています。 手前左の鶏はピリ辛、唐辛子をそのまま食べると辛いものの、これがいかにも中華という深い味わい。 一品だけ選んで定食に、なんていうチョイスを迫られれば、私は間違いなくこれを選びます。 感動が多いなか、地味ながらも凄いのがこのザーサイ。 パリパリっとした食感で塩も控えめ、ツマミにすると最高という美味しさなんですよね。 ご飯も美味しく、初めて食べるほんのり辛さの添え物がまた美味でした。 デザートは杏仁豆腐、ごまのシェイクにラスク。 甘さに緩急をつけた3品、辛党のワタシにも美味しさがわかるトリオだったなと。 いやぁ、美味しかった。 これだけの料理をこの値段で食べられるって、小山って実は凄いところなんだなと。 土地代の安さ故なんでしょうけど、ちょっと洒落た料理は郊外で、というのが賢い選択なのかも知れずと教えられた気がします。 素晴らしい料理の数々、ご馳走さまでした。

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excellent

原木中山駅

中華料理

午後から在宅勤務という日、ランチを食べてから家で仕事。 この日は何故か油淋鶏を食べたく、ブログの過去記事を探ってみるとそうだ、原木中山の『昇華』で食べたんだ。 ボリュームたっぷりというのも当に今の気分にぴったり、よし、今日はこれ一択だな。 お店に着いたのが12:25、ランチのピーク時間だけど入れるかな... お、テーブルが1つ空いていてラッキーでした。 このお店、人気の秘訣はランチの値段。 定食770円、麺セット760円は何とも安い。 最近はどのお店も値上がりするなか、ここは数年は変わらず。 原材料は上がっているんでしょうから、儲けを削って頑張っているんですかね。 浮気はせずに油淋鶏、期待通りに盛り盛り。 よし、それではガッツリと頂きましょう。 まずはスープ... あれっ、味噌汁じゃないか。 普通に美味しいワカメの味噌汁、小鉢も豆腐なのでこうやって見ると和な唐揚げ定食みたいです。 さて、小山のような油淋鶏に行ってみましょう。 まずは鶏肉を一口、うん。 皮はパリッとした仕上がり、身はフワッと柔らかい。 香味ダレが甘酸っぱくてピリ辛、これに浸すと鶏肉が美味くなるものの、パリッとした食感が失われるのが勿体ない気がするような。 いやいや、二種類の味を楽しむことができる。 そう捉えるのが正解なんでしょう。 浸す方の食べ方は、中央のキャベツとともに。 味の複雑さが増し、この油淋鶏の美味しさを更に感じることができるなと。 この満足感が770円というお得さに感謝。 美味しかった、ご馳走さまでした。

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蘇我駅

担々麺

『天使担々麺』、2年ちょっとぶりの訪問かな。 蘇我駅すぐそば、しっかり辛痺の担々麺があるお店。 前回の訪問で激辛を食べた時、次は超激辛をと思っていたんです。 当時はランチ500円でしたけど、このご時世で値上げ、それでも800円前後というのは十分に安いですね。 さて、超激辛がきたぞ。 痺れそうなトッピングは見かけだけでなく、こいつはなかなか凄いんだよな。 覚悟を決めて、よし、それでは頂きます。 まずはスープを一口... うわ、いきなりきた。 一瞬辛いと感じるものの、少しすると落ち着いてきて... おぉ、痺れる。 この痺れが特徴なんです。 辛い麺をすすると噎せるもの、痺れでも噎せるんだろうか。 そんなことを考えつつも、無理して挑戦するようなことじゃない。 麺を少しずつ口の中に運ぶと、辛さとは違って咳込んだりしないんだな。 だったらズズッと、うん。 痺れは麺で中和され、若干まろやかに感じます。 こうやって麺とともに食べれば、超激辛というほどのものじゃなくなるんだな。 慣れてくると、スープのみの痺れがまたたまらない。 いつまでも刺激があるので、飽きることなく麺と交互に飲みたくなるんです。 結局は、スープもわずかに残したのみの完食。 個性ある味に感謝、美味しかった、ご馳走さまでした。

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excellent

原木中山駅

そば(蕎麦)

イカ天そばの美味しさを認知できるようになったのは、おそらくここ1年ぐらいじゃないかなと。 駅蕎麦や立ち食い蕎麦、蕎麦本来の美味しさとはまた違う独特の世界として確立したジャンル。 出汁に浸したかき揚げの衣の美味しさを知るようになり、その後に更にイカ天の方が美味いんじゃないかと感じるようになってきたんですよね。 そんなイカ天そばをお気に入りの『原木そば』で食べてみようじゃないか、そう思って寄ったのがとある土曜日でした。 少し遅めのランチの時間帯なので、お客は私のみ。 とはいえ、食べ終えるまでに2人のお客さんが来店したことを見ても、このお店のファンがいることが見て取れます。 お、イカ天そばが完成、大盛り料金を含めて630円を商品と交換で支払うのがこのお店の流儀。 よし、イカ天はどうだろうかと楽しみにしながら、それでは頂きます。 まずは汁を一口、うん、やはり美味い。 色の濃さから塩っぱそうですけど、決してそんなことはない。 風味がよく、甘辛さのバランスがいいんですよね。 続いて蕎麦、色が濃いのは相変わらず。 ズズッと一口、うん、いい味。 高級な蕎麦のようなコシや香りある訳ではないものの、これぞ立ち食い蕎麦の醍醐味という柔らかめの一品。 この味、ついつい大盛りで食べたくなってしまいます。 さて、そろそろイカの衣に汁が染みてきたな。 一口カプッといってみると、想像よりも薄い、というかほぼペッチャンコ。 一瞬、材料代をケチっているのかと思ってしまいましたけど、味わってみるとそんなことはないなと。 薄いと噛み切り易くて食べ易いのは言うまでもなし、加えて汁が染み込んだ衣が主役になってくれるので、天ぷら系の蕎麦の旨さが見事に出てくるんです。 長年のご経験で確立した技なのかどうか、並の発想ではなさそうなイカ天蕎麦でした。 再び食べたい一品としてリストアップしておこう。 美味しかった、ご馳走さまでした。