akira i

akira i

バンコク投稿57件。ビルバオ(バスク)/広州/ムンバイ/フランクフルト/フィレンツェで投稿/行きたい、共にトップを長くキープ中です、日本手食協会(NHK)関西支部長。居酒屋をこよなく愛しています。主戦場は大阪北浜です!

  • 1583投稿
  • 1168フォロー
  • 1008フォロワー

好きなジャンル

  • バー
  • フレンチ
  • 居酒屋
  • ワイン
  • 和食
  • エリア(すべて)
  • />
    ジャンル(すべて)
akira i

akira i

excellent

上境駅

焼肉

【グリーンシーズンの萬里】 人というのは固定化されたイメージからなかなか逸脱できなきもんで、今回野沢マウンテントレイル65kのレース前日、夕方ごろにダメ元で電話したら予約が取れた。 ウインターシーズンは、極めて予約が取れない有名店である。そのイメージが強くて拍子抜け。 結果、16名ほどで大宴会となった。ありがたや。(結局、ウォークインで多くの人が断られていたから、ウォークインはやっぱり厳しのは流石である) 相変わらず萬里のジンギスカンは、最高に美味い。マトンがとにかく美味い。日本全国津々浦々、数多のジンギスカン屋はあれど。様々な店で食べたそれの中でも、萬里は私の中で最上位クラスに美味い店である。 しかも、やっすい。

akira i

akira i

excellent

新宿駅

飲茶・点心

【 愛し恋し、香港 】 ちょうど友達が香港に行って食い散らかしているのをみて、私も広東料理が食べたくななった。 低気圧、大雨の中の新宿サザンテラス。到達した頃には傘があるのにずぶ濡れである。 言わずと知れた香港點心の有名店、シャムスイポーの小さな點心専門店は、ミシュラン星付きとなり大躍進。あれよあれよという間に多店舗となり、海外進出も果たした。 香港のお店には何度も行ったが、日本のお店は初めてである、どれどれ、どれくらい再現してるかみてやろうか。と、ささやかな猜疑心をも持ち合わせながらのランチタイム。 結論から申し上げると、至極美味い。驚くほどの完成度というか、なぜこういった點心を出せる店がほとんどないのか、と疑問に思うほど市中のものは物足りない。お茶もプーアル茶が黙ってても出てくる。点心とは、飲茶と解く。そもそもお茶を飲みながら朝から昼にかけて、ゆっくり食べるもの。正しい! 素晴らしい! 香港と違うのは、メニューがぎゅうぎゅうに絞り込まれていて種類が少なすぎる事と、値段が高い事である。いや、今なら高くないか、円安だし。 とにかくチマキなんか、本当に素晴らしい。ちゃんと香港の味。いや、ニラ餃子も焼売も、本当に素晴らしい。めっちゃ美味い。 惜しむらくは、量が香港と同じため、一人で三つのオーダーが限界という純度の高さであるかな。 痩肉皮蛋粥も食べたかった!

akira i

akira i

excellent

渋谷駅

中華料理

【シグネチャーの石焼麻婆豆腐】 商標登録された麻婆豆腐は確か3時間くらい煮込んでるんですよ。豆腐、一丁そのままで出てきて、目の前で崩し混ぜてくれます。 最近私好みの麻婆豆腐の旨い店が増えてきました。いわゆる中国、成都とかの花山椒と豆板醤とオイルでじっくり辛味を出した旨味たっぷりのタイプです。 渋谷のど真ん中にこういった、本格的中華のお店があるのは素晴らしいですね、以外とランチなんかはどこで食べようかと迷うことも多い駅周辺部、これならリピートもありうる。

akira i

akira i

excellent

北品川駅

割烹・小料理屋

【 うなぎとふぐ 】 品川といえばプリンス村と、反対側の割とチェーンや現代的な感じの飲み屋街。 と、思っていたら北品川の東海道にはこんな素敵なお店があるんですね。ふぐ、といえばなんとなく関西な感じがしますが、先ず、フグを食べてびっくりした。 すっごく美味しい。 後で聞いたら熟成をかけてる頼信ですよ。テクスチャーより旨みに振ってる。で、そこから出てくるものが全て、とっても美味しかったです。しかもなんだか、和食の初夏の、オールスター的な感じで。 酒は黒龍のいっちょらい。鮎、うに、蟹、そして鰻。 どれもが手を抜いてない、全てが美味い。なんといっても最後にうなぎが出てくるって、めちゃテンション上がって最高です。 本当にどのお皿も、素晴らしかった。

akira i

akira i

excellent

表参道駅

フランス料理

【 勿体無い 】 その料理にはしっかりデティールがあるのに、それを知らないで食べさすのはもったいない、と思うのです。ああ、勿体無い。 一つ目の鹿の血とブダーノワールのマカロン。シェフはハンターなので作れるんですよ、その先。鹿の血を入手するのがなぜ難しいのか?どうやって手に入れているのか?実際に調べてみると、日本でそれを手に入れるのは猟師だからと言って簡単ではないのです。 ジビエ料理は現代において、日本も、もう珍しくはなくなりました、けれど。 二品目、ヒヨドリのパテ。若き日に紐解いたトロワグロのレシピ本を見て衝撃を受け、それをオマージュした一品。本国ではツグミを使うけれど日本では捕獲禁止、ならばとヒヨドリを使っている。そしてそのヒヨドリは柑橘農場でイタズラをする鳥たちであり、その身の味はほのかに柑橘の余韻を残しているので、このソースも柑橘、なのですよ。それが、その木の枝に留まっているという、プレゼンテーション。 調べれば出てくるけれど、せっかくのこれだけの情報は共有した方がより深く理解できると思うのです。 勿体無いなあ。 くま、あなぐま、イノシシと鹿にフォアグラのアンクルートも素晴らしい出来。魚、肉に関してはカチッとスタンダードに仕上げられています。 思えば、フレンチ、ジビエもずいぶん日常になったものだ。それはより、フランス文化の体現というか、やはり私の中でもフレンチは肉料理。というイメージは強いです。 お店の雰囲気もより、現代的。そして腕のあるシェフなのでもう少し尖った料理にと欲をかきたくもなる様々な片鱗がキラキラしているお料理でした。 秘すれば花、か。そこには意図的な何かもあるのかもしれないですね。私のバンコクでのお気に入りのインドイノベーティブ、ハオマのシェフとも仲が良い様子。