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バンコク投稿57件。ビルバオ(バスク)/広州/ムンバイ/フランクフルト/フィレンツェで投稿/行きたい、共にトップを長くキープ中です、日本手食協会(NHK)関西支部長。居酒屋をこよなく愛しています。主戦場は大阪北浜です!

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2024

野田阪神駅

フランス料理

【私の心のど真ん中を射る】 このようなフレンチはなかなか。福島時代からずっと行きたいと思いながらも、なんとなくペンディングしておりました。しかし、インスタの料理を見るようになってから、俄然行きたくなった。とにかく、パワフルで美しいお料理の写真は、私の心のど真ん中を抉り込んでくるのです。 今回はお試しと言うことでデジュネで。前菜のボリューム選択、メインは選択制なんですが、グラタンならコースベースの2300円のまま。肉、魚を選ぶとプラス2000円、とかになってます。振り幅すごい。 必ず、肉か魚を選びましょう。 ワインリストから2016のアリゴテを一本。パンにチーズが乗ったアミューズからの前菜です。シート位置、グリル前。調理がバッチリ見える良席。これは2人前かなーと思ってみていたものが、1人前のワンプレートで出てきた。 もはやすでに、ワイン泥棒の様相である。特にこの、手前のアンクルートが完全に前菜を超えている。”豚の血と内臓や野菜なんかをオマール海老と”と、様々な要素が織り込んである。しかも、これ一皿で完成できるほどの物量。 ああ!なんて幸せな! クスクスが乗っているのもパリっぽくて、この時点で私は既に大西亭の虜になった。まさに、私好みのフレンチ。 メインは魚と肉を同行者と分けて。魚は島根産の4キロオーバーの分厚いヒラメのペルシャード。グラニースミスのソース、ってなんだろうと思って今調べたらりんごでした。食べた時にはそれがりんご系の何某か、は、全くわからなかった。多分、相当なクリームリッチに仕上げていると思います。ワイルドライスにレタス、それらがヒラメと相まって、、、素晴らしい完成度。というか、これほどまでの一皿って、本当に1年に幾つある?という程に、、、 もう一皿はオーストラリア産の羊。先ず、その量!綺麗な緋色のラムチョップですが、この大きさは結構大きな個体のものだと思います。そいつが、2枚も乗ってる。裏に、ここにグラタン。2種類のソース。甘くとろける羊の肉。そして、グラタンがまた素晴らしく美味しい、、、、 チーズもデザートもすっ飛ばして、もうここでお会計。パンもギリギリ食べれた、ぐらいの素晴らしい量と、完璧な味。私、ちまちました20皿とか出てくるモダンフレンチも大好物ですが、こういった、フレンチビストロも大好物。しかもですよ、このクオリティ!やはり、インスタで見ていた写真の美味しそう、は、本当にその期待を超えてくるほどに美味しかった。本当に、ありそうでないレストラン。他に似たようなお店を思いつかないし、完全にフランスだけど、フランスでもこんな店は相当探さないと辿り付かない。骨格がしっかりとしていて、食事としての成立の仕方が”とても、正しい” 店内を見渡すと何故かフランス、ストラスブールのカレンダーなんかがあって、メニューにもココットがあるので結構アルザス系のお料理は得意なのかもしれないけれど、私がずっとインスタで見ていいなと思っていたのはロースト系の濃いめの赤ワインソースの照り具合。なので、メイン二つをローストに。本当にそれはそれで最高だったのだけど、そこで、常連さんが隣で、”夜のメニュー頂戴”と、鳩のローストを注文し、、、、 早く夜も行かないと。

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倶知安駅

ファミレス

【毎度お騒がせしております】 冬になると日本の中にウルトラインフレの街がある、しかも北海道に。ってのでニュースになりまくるニセコ、パークハイアット村にあるエッジのカツカレーを食べてきました。 そう、噂のカツカレー2400円です。どうも、去年は1900円?その前は1500円?とかだったみたいです。要するに、26パーセントのインフレ率って事ですね。いやーカツカレー2400円かー!たけえなおい!って思いますが、 フツウにみんな食べてます。多分普通のゲレンデだと1300円とかだと思うので、感覚的には倍くらい。 なんだけど ここは世界を代表するスーパーリゾートなので、この価格はちっともおかしくない。としか言いようがないですね。1室一泊30万、100万ごえもザラ。プライベートジェットで世界から人が来るという、日本においては規格外だけど、この街は ワールドスタンダード その象徴がカツカレーなんでしょう。あと、タラバガニの入ったラーメンが3800円とかだったと思うけど、みんな結構食べてます。すげえなおい! このカツカレーの実質的価値はいくらか。なんて、そんなものは本質では全くないんですよ。そんなこと言い出したら最高の寿司店の値段とかどうすんのよ。って話です。このカツカレーの価格はここでは極めて正しいし、このような場所が日本にあることを、我々は誇りに思わなくてはならない。 やっと、世界標準のリゾートが誕生したわけですよ。長期滞在に耐えうる富裕層の受け皿があるスーパーリゾートが。 なんてことを考えながら食べるカツカレーは、なんていうかどこかに未来の味がする、そんな気がします。

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大江橋駅

フランス料理

【 ENN 】 ずっと行ってみたかったキャトルラパンで宴があるという連絡を受け、ウキウキ参加。昔からコスパ良すぎで予約が取れないレストランとしてずっと有名でありましたね。今の店舗のあるビルは、下には大阪を代表するパンの一つ、というパリ仕込みのシュクレクール。同じ階には寿司黒杉と、なかなかのテナントラインナップになっていました。 さて。およそ25名?の貸切の一斉スタートのフレンチを私はカウンターの特等席とも言えるど真ん中で拝見させていただきまして、それはそれはもう、素晴らしい所作でございます。相当な慣れがないとこのようなオペレーションは不可能であろうと。 ずらりと並べられる皿。的確な盛り付け。相当な仕込み量を窺い知る緊迫した空気感、いやあ、素晴らしい!まさにシェフ、青木劇場であります。いやあ、本当にすごい。感覚的には巨大ホテルのデシャップで食事をいただいているような、不思議な感覚。ホテルなら多くの人が働いていますが、なんせキャトルラパンは2オペという凄さ。 蝦夷鹿、美味しかったなー。 店舗デザインもいいですね。コの字型の巨大なカウンターの眺めやよし。充分に取られた幅と段差なしの奥行き。宴のレストランとしては最高です。しかも、なんだかおかしなくらいに安い。飲み放題で7千円切るとかもはや、狂気の沙汰としか思えません、シェフ、もう少し値段取ってもいいんじゃないかほんと。 あと、閉店時間いっぱいまでおしゃべりしてゆっくり過ごせたのは会をまとめてくれた北新地ナリさんのおかげだと思います、このような素晴らしい宴を催していただきまして、誠にありがとうございました。 また、Rettyでの宴は久しぶりでございました。アイコンは知ってても初めてお会いできた方もおり、とても楽しいひと夜の宴。ああ、Rettyってこういうリアルにお会いする、が最終着地点なのだろうな、と思った次第です。 宴はいつも、最高ですね!

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倶知安駅

居酒屋

【 今年も、ありがとう 】 味の三休。6泊の滞在中3度も足を運んだ。それほどまでに気に入っているのだが、もう一つ理由があって、私の焼酎のボトルが入っていたからだ。 その、ボトルキープは去年三休で隣で飲んでいたひとが”よく帰ってきたね!”と入れてくれたものだ。帰るまでに飲みきってよ、と自分のボトルは別で入れ、私にも1本、入れてくれたのだ。 私は、人の縁というのを少し前のめりにして大事にしている。ほんのわずか数時間、時間を共にした人に連絡を取ったら、もっと早く連絡してよ!とすぐにお店に来てくれた。地元の人と飲む酒は、殊の外美味い。 倶知安で最も古い居酒屋。ママの年齢も85歳。素晴らしい。本当に。そして、今回他にもいろいろ食べて、改めて三休の味が素晴らしいことに感動した。普段あまり好んで食べないサーモンの刺身なんか、目を見張るほど美味しかった。 そして、三休のお会計のシステムも初めて理解した。いつもやたらめったらと安いのだが、とにかくなんでも五百円、なんだそうだ、なるほど。計算するのがめんどくさいんだよ!と言うことなのだけれど、こんなサーモンとホタテ(ホタテもまた絶品だった、さすが北海道。)が五百円、しかもニセコで。っていうのはかなりヤバい値付けである。とにかく、安い。もう安いのはどうでもいい、味が、美味い。 結局、やっぱり三休はいいよな〜と、言いながら。他でも飲み歩きながらも1本ちゃんと飲み干した。 三休にはメニューがない。座るとおでんと一品がでてくる。ご飯はいると言えば出てきて定食になる、一皿五百円だからそれで千円だ。あとは”唐揚げ食べる?”とか、”あげなっとうたべる?”とか聞いてくれるし、お刺身ある?とか聞くのもいい。 システムがシステムだけに、外国人には難しい。お店もおばあちゃんばかりで回しているので、ある程度日本語がわかる人しか入れていないようだ。 最終日、一人のスエーデン人が入ってきた。その時ちょうど店はあまり混んでなくて、一人だったので私の横の席に案内して、お店のシステムを説明して一緒に飲んだ。芋焼酎を楽しそうに飲み、おでんのこんにゃくを訝しがり、そうして私の最後の夜はふけた。 ニセコももくっちゃんも、今や夜ご飯を外で食べるのは至難の業だ。どこも予約で満席で、ほぼ飛び込みの客は食事にありつけない。そんな中、三休は穴場だ。めちゃくちゃ濃い日本の空気でパンパンに膨れ上がっている店だ。そう言う店を、外国人にも楽しんでほしい、と思う。 彼のお会計が千円だった。確かに、お店のサービスもあってそれは安すぎる、と言っていい。彼は6ユーロだなんて安すぎる!ありえないクレイジーだ!といいながらチップを千円置いて行った。ここはそう言う価格なんだよ、みんな驚くんだと言っても、彼は強引にチップを置いて楽しそうに帰って行った。

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【最後に南インドのミールスを】 最後のランチ。南インドのミールスで爽やかに。てか、本当デリーには何でもある。さすがである。 ミールスをどこで食べようかと思って、チェーンのお店もなあ、なんてふと思って、 あ、それは日本人の感覚であって、ここではそのセオリーは全く関係ないわ。 と思い直し、敢えてこの、世界的チェーンであるお店にした。口コミも写真も、どちらも素晴らしかったからだ。 で、やはりお昼時に私はギリギリ座れるタイミングで、食べ終わった後はすごい待ちの人たちが店外にいた。さすがの人気店である。 さて、そのミールスはもうご覧の通りの素晴らしいものだ。スペシャルミールス、およそ600円もする。しかしながらこの、完全なる南インド感が素晴らしい。ラッサムやサンバルの味わい。 思えば日本の現代的な本格的インド料理って、なぜかミールスばっかりだなと思う。わかりやすいし、軽いし、って事だろうか。とにかく、今回の旅の中で実は、最も馴染みがあった料理かもしれない。 もちろん、最も違うのはそれがベジであって、ベジの旨さが際立つことであり、やはり甘味や酸味、塩味と辛味辺りのポジションの取り方が、日本人が作るそれよりもパワフルだ。 鮮やかだ、と言ってもいい。 餅は餅屋だといつも思うが、やはりたとえば、一つの料理を作るのにある工程上の微妙な差っていうのが、最終的に大きな差になって露出するのであろう。 世界中に支店を持つのに日本にはないのは、やっぱりインド人比率の問題であろうか。とにかく、こんなお店があったら人が殺到することは間違い無いと思うのだが。 全部空輸しちゃえばいいしね! それにしても、美味くて鮮やかである。