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バンコク投稿57件。ビルバオ(バスク)/広州/ムンバイ/フランクフルト/フィレンツェで投稿/行きたい、共にトップを長くキープ中です、日本手食協会(NHK)関西支部長。居酒屋をこよなく愛しています。主戦場は大阪北浜です!

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  • フレンチ
  • 居酒屋
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【 世界で戦うカクテルバーとは 】 2019年のアジアベストバー50で1位だったThe Old Man。久しぶりに行ったらまあ、満席だしメニューは刷新されてすっごくいいバーになってたので、香港に行く人は騙されたと思って、ここのバーで1杯だけでも飲んできて欲しい、と思う。 アジア1位というのは伊達ではない。アルコールはロータリー式の蒸留装置でさまざまなテイストを添加され、それをベースにカクテルが構成されていく、その極めて個性的な佇まいはアイデアの宝庫だ。そしてそれはそのまま文化度の高さをも示している。 ミクソロジーバーと言ってもいいのだろう。アジアベストバーは、カクテルの味に関しては相当ハードルが高い事を課していて、ただ内装が素敵な店、なんていうところをランカーにはしていない。そういうのはもう最低限のベースであって、美味しい酒があり、さらに素晴らしい雰囲気がある事、というのが主軸である。 さて、このオールドマンのカウンターの作りも面白い。正面のお客さんと異常なほど距離が近いため、すぐに誰かと誰かが、話し始めることが可能だ。そういった、空間の作り方も最高である。 あまりにも最高なので、滞在中に2日連続行った。それぞれの日に、店の空気は変わって面白かった。香港のバーはさらっと1杯だけ飲んで次に行けるのもまた、いい。このエリアには素敵なバーがたくさん集まっているし、お会計も実に、明朗。 平日の月曜日と火曜日。どちらの日も香港のヒップな若い子達やおじさんおばさんも含め、さまざまな人たちで盛り上がっている、最高のバーである。

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【 深井のグースローストは有名なんですよ 】 グースローストが好きな人なら、深井にわざわざグースを食べにいくのはありかもしれない。いつもはこの隣の方の店に行くのだが、今回はそこを通り過ぎて隣の店へ。 なんでも、ここのグースも最高なんだ、ということらしい。というかグースだけでいえばこちらの方が美味い、ってことみたいだ。(いつも行く店は香港らしい、巨大でメニューも多くて尚且つ、グースも最高でガサガサでうるさい店、である) 香港で一番食べたいものは、私にとってワンタン麺でも飲茶でも粥でもない。圧倒的に日本で見つけることができないこの、グースのローストである。ダックでもチキンでもない、グースのローストはグースにしかない味がする。その、油分や肉の繊維、噛んだときのあの感じ、皮目と肉の隙間。それらを調理する、圧倒的ローストの技術。 香港ではどこに行っても店先にローストしたグースが吊るされているが、逆にいえばそれは台湾でも上海でも見かけることはない、どちらかといえば香港の料理、という気がしている。 そしてこの店のローストグースは素晴らしかった。長く食べれなかったグースのロースト。この満足感たるや、凄まじいものである。この量で半羽で、かなりのボリュームだ。頭のところがぽっこり膨らんでいるのが、グースの証。 平日なのに当然のことながら、ランチはあっという間に満席になった。客は賑やかに卓を囲んでいる、香港である。さて、グースで有名な店なので当然のことながら、他の広東料理も随一うまい。野菜に魚、マテ貝なんかは前日”あんまり好きじゃないんだよね”とのたまわっていた私である。 まてガイですら、めちゃくちゃ美味しい。すげえな。香港。なんか久しぶりだからうまいとか、そういうレベルじゃなくて、骨の髄から正式広東料理という物を提示されている、という感じか。 ローストのうまさを知ったのはまさに、香港。圧倒的な技術の高さ。こういう料理が常、さまざまなところにあるのも香港の凄みである。 いやほんと、最高。電車に乗って深井に行くだけの価値はありますよ、たとえ旅行者だとてね。

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【 英語ではベリーグッドシーフードレストランとなる 】 ベリグー!実はもう本当に10年を超えて通っているお店。下手したら20年くらいは通ってるかもしれない。とにかく、コロナ明けってことで”昔から通っていたお店”に足を運んでいるのだ。 Very Goodレストラン。なんという名前だろうか。あまりにそのショボい名前のせいか、あまりここに行く人を聞いたことがないのだが、実は立地や料理の質を鑑みればこのエリアではめちゃくちゃおすすめのレストランである。 というか、散々さまざまな朝点心のお店を彷徨えど、結局私たちはここに戻ってくる。とにかく、ちょうどいいのだ。もちろん香港島にいれば他の選択肢はあるが、九龍にいてネイザンロードあたりで、そう、重慶大楼で換金などして旅の支度を整えたのちの朝ごはん、だとか。そういう状況下においてもうずっと、ここで飲茶をするのが僕らの定番である。 めちゃくちゃ美味いわけではないが、大概はここの方が美味しい点心が出てくるのでまあまあである。一通り点心はそろっている、小籠包はメニューにあったりなかったり、めんどくさいんだろう。 ネイザンロードにあって、日本人をあまり見ない。香港ローカルの人が新聞を読みながら茶を飲んでいる、そういう店である。あと、今回は結構アジア系の旅行者を見た、というか、出る頃には満席だった。嬉しい。この店は繁盛していて欲しい。 とても好きな一軒である。香港の日常、は私の中でこの店にあるのだ。 私は香港に帰ってきた。そう思う馴染みの店。この店は本来海鮮料理レストラン、広東料理であるが、夜に来たことはない。朝しか来たことがない。この店は、私にとって飲茶を食べる店、である。

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【 お久しぶり! 】 2019年の10月ぶり!あの時は、民主化運動のデモをどうしてもこの目で見ておきたくて無理を押して出かけた記憶。尚、あの時はウルトラ高級ホテルが信じられないほど安く泊まれたので最高。収穫は”テレビは全部嘘”という事実。 さて、そんなこんなで久しぶりに愛する香港。飛行機を降りてからホテルに着くまで、驚くほどスムーズ。入国審査もエアポートエキスプレスもタクシーも、最高にスムーズで、本当に着陸から2時間後にはホテルの部屋で”もう着いた”という連絡を、同行者(別便で到着)にした次第。 そして、真っ先に向かうマクマンキー。ゴム麺。香港に行けない間、日本で探し求めたがついぞ、この正しきワンタンメンに辿り着くことはなかった、というか、実際のところ香港でも私の中ではマクマンキーかそれ以外、というほどでもある。 やはり、ワンタンメンはこの澄んだスープがいい。6時間かけて出汁を取るマクマンキーのクリアなスープ。そこに、ゴム麺。まさしくこれは輪ゴム麺、これ。もう絶対的に巻くマンキーでなければ食べられないそれ。 天地返しをしてなかからワンタンをほじくり出す。凄まじいエビの弾力。ぶりぶりぶりぶり、口の中で暴れ回るワンタンの狂気。さらにこのゴム麺、これも自家製ゆえの、ありえないほど独特で完成された味わい。 ああ、香港に来た。その、実感。 マクマンキーはコロナを乗り越え、おお、なんかファサードが黄色くなっていた。

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二条駅

中華料理

【 実はこの店は二つの側面で有名です】 一つは大衆中華のガツメシ。てり丼。京都の苦学生がかっこむタイプの濃いめ中華。もう一つの側面は、上品な味わいの四川ベースの中華料理をナチュールと共に楽しめる店。 もう客単価が月とスッポンである。 そもそもこの店はナチュール好きな友人から勧められた。京都に名店あり。その人がこの店でコースでワインペアリングを楽しんでいた時に、後ろの席にフランス人の親子がいたのだという。よく知ってるね、この店どうやって知ったの?と聞いたら、ノーマの人に聞いたのよ。と言ったそうだ。 ノーマって言っても本店ね。今でこそ有名になったけど、それこそこの話はノーマ、という名前をマニアックな海外店舗まで知ってる人しか知らなかった頃の話。 実際、ノーマの人も来る店である。お店の人も言ってた。そおういうお店であったのだが、まず最初に言いたい。これほどの有名店にして、ガラス張りの厨房の中で豪快に中華鍋を振り回す大将の笑顔!目が合うとずーっとニコニコ見つめ返してくるなに、この、愛! と喜んでいるともうバンバンワインが売れていく。全てナチュール。で、注文した数々の料理が、もう本当になんだこれはというほど最高だった。マジで。怖いわ京都。そもそもナチュールに合うような中華料理っていうのは、それこそナチュラルな味わいなわけである。微細なる塩分濃度や醬の使い方は、完全に高級店でも相当ハイレベルな店のそれ。 全然大衆じゃないぞこれ。 でまあ、出てくるワインの最高なこと。最高すぎてみんな嬉しくなってくるからやっぱり、隣で一人で飲んでたお兄さんと仲良くなった。お兄さんは名古屋から、この店のためだけに来ていて、すぐ帰るんだという。京都に来る意味はここ、だけ。それほど魅力的なのも然りである。 遅めの入店だったので割と最後の方の客になった。ボトルに余ったワインが中途半端にあったのだろう、それをさーっと注いでくれた。なんていうか、ワイン好きでしょ?!みたいな感じで。 全体的に、控えめに言ってもやばいくらい最高の店。それが二条にある、大鵬という四川料理店だった。