Yuya.M
心斎橋駅
フランス料理
生涯忘れられないディナー 最年少だからと乾杯の挨拶を任されて、思わず笑ってしまいました。 20代の頃からどのコミュニティに行っても最年少でしたが、まさか今でもそういう場があるとは…。 DRCのロマネ・コンティ。 その存在を知ったのは22歳の頃だったでしょうか。 そこから15年以上の歳月を経て、ついにこの一杯に辿り着きました。 このような機会を設けてくださった樋口さんに心から感謝し、お誘いいただいたことを改めてお礼申し上げます。 料理の中では、特に鹿と猪のテリーヌが印象に残りました。 メインの肉料理にはジュヴレ・シャンベルタンを合わせましたが、ジュヴレ・シャンベルタンも素晴らしいワインであるものの、ロマネ・コンティはまったく次元が違うと感じました。 果実味の豊かさの中に、スパイシーなニュアンスも感じられ、まさに唯一無二の味わいでした。 生涯忘れられないディナー。 しかし、この日の記憶すらもやがて薄れていき、忘れていけるほどの豊かな人生を、これからも歩んでいきたいものですね。