名古屋、南米料理にイタリアンも加え、洗練されたコース仕立てで提供されるレストラン。
名古屋駅から10分強、カウンター席のみ。
お料理はおまかせ¥15000、金土のみ営業のランチ¥8000。
予約は18時半一斉スタート。
おまかせコース¥15000(税込)
スタンダードペアリング¥7500
■縞鯵 水晶文旦 セビーチェ
■カウサレジェーナ 蛸 紫オリーブ
■田原 ロマネスコ チチャロン
■ととのえる
■ジェノベーゼ
■サステナブル和牛 アサード
■〆平和の象徴 ロモサルタード
■クスコ名物 ピカネロス 沖縄黒糖
最初はペルーのカルパッチョ"セビーチェ"で、縞鯵、文旦、ジャイアントコーン、パクチー。けっこう酸味が強いお料理。
ペルーのポテサラ"カウサ レジェーナ"は紫芋を使用。そこに煮てから薪で焼いた蛸にオリーブのソース。蛸がめちゃくちゃ柔らか。
"チチャロン"は豚バラを角煮にして揚げ、スモーキーな唐辛子やクミン、ロマネスコのソース、最後にたっぷりのトリュフを。
焼き立てブリオッシュはふわふわでカリカリ。とってもおいしい。
"ととのえる"は野菜クズや縞鯵の端、分担の皮などをじっくり煮出した出汁。
そしてシェフがジェノバで感銘を受けたという店名にも施されたスペシャリテのペストジェノベーゼ。本場はラザニアのような太い生地を用い、インゲンとじゃがいも。バジルの香りにたっぷりのチーズ。おなかがけっこう膨れてきてるのでガツンときますが、甘いブリオッシュとの相性もいい。
メインの肉料理は薪で表面はカリカリに三層に焼き上げた経産牛。塩、煮詰めた玉ねぎ、ニンニクでいただきます。赤身の旨み。
〆は"ロモサルタード"。チキン、玉ねぎ、じゃがいもを中華のように大鍋を振って炒め、ジャスミンライスの上にのっけて。
スペイン植民地時代の料理に移民した中国人により中華の調理法が加わり、日本の醤油を使用したペルーの伝統料理ということ。ヤシの実を器にしてるところが雰囲気ある。
デザートにはクミン風味のアイスにピカネロスというドーナツみたいなもの。
元々はイタリアン出身のシェフで、お料理の由来なども説明してくださる劇場型レストラン。
土地柄、酸味と辛味が特に際立つお料理で、しっかりしたお味付けなのでけっこうおなかが膨れましたが、男性含めみな〆は控えめな量でお願いされてました。
ペアリングは主にワインですが、最初のペアリングはピスコという南米の蒸留酒を使ったカクテルで、これ好み、
特別に焼いてもらった器など、いたるところにこだわりを感じました。
ワンオペだけど一斉に提供されるから意外とスムーズ、2時間強。
薪の音がパチパチと心地よい。
#ランチ
#エスニック
#イタリアン