南 たすく

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さいたま市在住、職場は千代田区。 何でも食べますが、お酒は飲まないので、主にランチとカフェに出没します。宜しくお願いします。 私の「MY BEST」は、BESTなお店でなく、私の暴走度ランキングとなっています。 【追求テーマ】《看板建築》《ミルクホール》《純喫茶》《昭和のナポリタン》《レトロ食堂》《古い建物》

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大宮駅

喫茶店

【vividナ、ポ、リターン】 大宮の「コーヒーサロンViVi」。 大宮駅東口から、県道214号を、まっすぐ東に15分ほど歩いたところ。 この辺りは、もう住宅街です。 外観に、一目惚れ。 お店やってますよアピールが、外観を個性的しています。 経年感もあるので、ここまでやっても、「本当に営業しいてるの」と考えてしまうから不思議。 県道214号側の入口に、ご注目ください。 扉がね、宙に浮いてるんですよ。 この扉から中に入ろうと思ったら、ジャンプして跳びつくしかありません。 私には、そんな体力ありませんが……。 横に回り込むと、ちゃんと入れる扉を発見。 この入り口にも、注目ポイント。 高齢者に配慮したと思しき、ポールや手すりが取りつけられています。 ご高齢の常連さんに支えられたお店だと分ります。 店内の様子が、また、グッときます。 テーブルや椅子は、バラバラで統一されていません。 そして、先程の開かずの扉前にも、テーブルと椅子が置かれています。 これは、絶対に開けませんね。 ランチ各種、コーヒー付で、830円。 ナポリタン、生姜焼き、ナポリタン、ハンバーグ、ナポリタン、カレー、ナポリタン、ミートソース、ナポリタン、日替わり(平日のみ)、それに、何とナポリタンもあります。 ここは、やっぱりvivid「ナ、ポ、リターン」でしょう。 おお、パスタが細い。 でも、モチモチ。 ハム、玉ねぎ、ピーマンに、パセコン。 味は抑えめで、タバスコと粉チーズでお好みに、といったおくゆかしさ。 サラダ、カボチャの煮物、味噌汁もセットです。 家庭料理の暖かさと安心感があります。 コーヒーは、ちゃんと注文を受けてからのハンドドリップです。 店主さんは、常連さん方から、ママ、ママと呼びかけられる人気者。 その、ママにおうかがいしたところ、20年ほどやってらっしゃるお店とのこと。 う~ん、お店の経年感は、もっと高いように感じます。 さて、腹ごなし。 芝川沿いに、大宮第三公園方向へ歩いてみましょう。 おお、一面の菜の花です。 【解説】「vividナ、ポ、リターン」とは。 扉に手が届かないほど「ビビッドな」お店に、「ポ」ッと頬を赤らめて一旦通り過ぎたものの、ここでビビってはいけないと「リターン」してきて、ナポリタンをオーダーすること。

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東尾久三丁目駅

ラーメン

【私の投稿のRAMEN率は、169/1371】 ミシュランガイド東京ビブグルマン、東尾久「RAMEN 1/20」。 訪問が、やっとかないました。 私が行くとなると利用交通機関の乗り継ぎが複雑になって、微妙に遠いんですよ。 店主さんが、下町の商店街好きで、この場所に決めたのだそうです。 オープンは、2012年10月3日。 店主さんは、「らーめん山頭火」で9年修行された方。 この印象的な店名は、ご自身の誕生日から。 屋号を決めきれず悩んだ挙句、友人につけてもらったとか。 (1/20スケールのプラモデルやフィギュアは関係ないですよ。 いや、前投稿のNode21も無関係に決まってるじゃないですか。) 券売機右肩の「特製塩そば」1,320円をチョイス。 ここは、オープン当初「塩」のみで、後から「醤油」等のメニューが追加されました。 綺麗な鶏塩スープの中で、ひとつひとつの具材がキラキラと輝いています。 スープは、淡泊でありながら深みがあります。 地鶏の旨味に、魚介系の風味。 飲み干しても飽きが来ない、毎日飲めてしまう味わいです。 平たい細麺は、京都にある麺屋棣鄂[昭和6(1931)年創業]のもの。 この柔らかさが、好みの別れるところなのでしょうね。 私は、素朴でありながら飽きが来ない味わいを追及する店主さんの姿勢が徹底されたものと受け止めました。 特製の具材は、豚肩ロース2枚、鴨ロース2枚、海苔2枚、メンマ、半熟味玉、そしてネギ。 その全てに、こだわりが感じられます。 低温調理による美しいピンクの色合いのチャーシュー2種。 噛みしめるほどに、深い旨味が溢れてきます。 ねっとり濃厚な半熟味玉。 細長いメンマも、確りとした味わいです。 食べに来た甲斐がありました。 行きは、町屋駅から10分歩いてやってきました。 よし、帰りは、尾久駅まで23分、オックウがらずに歩いてみましょう。

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神田(東京)駅

スープカレー

【アンドロイドはスパイスカレーの夢を見るのか?】 というのが、お店のtwitter。 映画ブレードランナーの原題が元ネタですね。 いきなり、フィリップ・K・ディックですよ。 神田にある建物なのですが、どこにも店名看板が見当たりません。 あるのは、階段前のパネルのみ。 その先は、閉まりかけのシャッターです。 シャッターを潜って、階段で三階まであがるのですが、その階段がナニコレ状態。 ああ、二階がベースボール居酒屋なんですね。 階段を登りながら、どんなお店に連れ込まれるのか不安になります。 辿り着いた先は、何の変哲もない重厚な扉。 これを思い切って押し開けると、何と、シックなバーが出現します。 広々とした空間が広がっています。 これでカレー屋なんだから、サイバー・パンクですね。 でも、何でこんなことに……。 本来なら、去年の4月、ここに「Node21osaka」の姉妹店「Node21TOKYO」が出現するはずだったそうです。 ところが、コロナ禍で、のびのびに。 そこを店主さんが間借りしての、2020年10月6日オープン。 その際の条件が、店名を「Node(ノード)21」とすることだったそうです。 この店主さん、30年前に原宿でスープカレー店「ミミアン」を経営されいた方。 30年の成果を携え、最後の勝負に出られたそうです。 「お水」と「ほうじ茶」どちらにしますか、と聞かれます。 ここのカレーは和風出汁をつかうことが特徴なので、その相性を考えて「ほうじ茶」をチョイス。 お店で人気の「しま腸」1,300円と「ラム」1,300円のカレーを、二種盛1,300+200円にしていただきました。 「しま腸」や「ラム」をベースにはしていても、日によって野菜や出汁は変わるそうです。 「ターメリックライス」と「雑穀米」どちらにしますか、と聞かれます。 和風出汁との相性を考えて「雑穀米」をチョイス。 全体にパクチーとカスメリティーが散りばめられています。 雑穀米のダム上に漬物やミニトマトが並んでいます。 ■ラムバジル出汁カレー きっと、「電気羊」の肉ですね。 えっ、違う……そうですか、スミマセン、夢見がちなもので……。 マトンを使うカレー屋さんが多い中、高くともこだわりを持ってラム(子羊)肉を使っているそうです。 二時間以上煮込んで、この柔らかさを出すそうです。 ぷりぷりです。 ■しま腸鯛出汁カレー しま腸、牛の大腸、テッチャンですね。 博多もつ鍋で使うやつです。 こちらは、煮込み過ぎると融けてしまうそうです。 ぷるぷるです。 どちらのカレーもくっきりとした個性と出汁の深みに、はまります。 このカレーを求めて、火星からレプリカントが逃亡してきそうです。

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【特別付録2/2:春の星渓園をご堪能ください】 熊谷の「キューチャンカレー(Q-CHANG CURRY)」。 2005年10月、移動販売及びケータリング始動。 2013年1月、熊谷駅北口徒歩1分の屋根付き駐車スペースで都市型屋台を開業。 2013年7月、念願の店舗をオープン。 店名由来は、店主さんが「Q」という音や物を、こよなく愛しているから。 店内には「999(サンキュー)マッチ」等がディスプレイされています。 TWIN CURRY(ツインカレー) ¥850円をオーダー。 キューチャンカレーとキーマカレーのあいがけ。 キューチャンカレーは季節の野菜を使用したオリジナルグリーンカレーです。 季節の野菜の中に、さりげなくトッピングされた「きゅうりのキューちゃん」が高ポイント。 キーマカレーは、果物で甘さとコクを加えたまろやかなカレーです。 カウンター上に並んだスパイスやハーブ。 これをカウンター脇に置かれたのクロックヒン(石臼)で挽いてオリジナルペーストを作っているそうです。 ココナッツミルクの甘みが素敵です。 使っているお米は、十六穀米。 これが、キューチャンカレーに、よく合っています。 辛さは1~9までが基本で、一度9を食べた方は、より辛いものにチャレンジできます。 弱腰の私は、「2」でお願いしました。 私には、十分な辛さ。 水を、お代わりしました。 ところで、「グリーンカレーソバ」780円っていうラーメンがメニューがあるんですよ。 これも今度食べてみないといけませんね。 え~っ、高橋尚子さんは、関係ないと思いますよ。 【余談:きゅうりのキューちゃん】 愛知県の東海漬物が、昭和37(1962)年に発売。 それまで無かった、小袋入りの漬物です。 試行錯誤の末発売された画期的な商品でした。 日本漬物業界最初のマスコットキャラクター「キューちゃん」。 現在7代目ですが、初代は、CMキャラクターの坂本九をイメージしたものでした。 【特別付録2/2:春の星渓園】 元和9(1623)年、荒川の洪水により、清らかな水が湧き出る「玉の池」ができます。 この「玉の池」を中心に、慶応年間から明治初年にかけて造られた回遊式庭園が「星渓園」です。 また、「玉の池」の湧き水が、熊谷をキューチャンカレー方向へと流れる星川の源となっています。

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熊谷駅

カフェ

【特別付録1/2:熊谷桜堤の桜と菜の花をご堪能ください】 熊谷、万平公園前の「Naked Roasters Coffee」。 2018年1月5日のオープン。 完全熱風焙煎によるnaked(ありのまま)の美味しさを追求するお店です。 子供向けのメニューも豊富で、お子さん連れの方々が次々来店されます。 お店の暖かな雰囲気に、和みます。 ■パナマゲイシャナチュラル 900円 シングルオリジンのリストを「う~ん」と睨みます。 出した結論は、「エチオピア(530円)をください」。 だって、大好きなイリガチェフェG1なんです。 するとね、店主さんが、仰るんですよ。 「エチオピアがお好きでしたら、今ならパナマゲイシャ種のナチュラルもありますよ」 そして、さりげなく、「ちょっと、お高いですが」と付け加えます。 ゲイシャ好きがばれてる? いやいやいや、芸者好きじゃないですよ。 イリガチェフェもゲイシャもエチオピアのコーヒー生産地。 どちらもフルーティーな爽やかさが特徴です。 ゲイシャは在来種で、一般的なアラビカ種に比べて希少性が高く、価格もお高い。 そのゲイシャの高級品を作っているのが、パナマ。 こちらの豆は、オホデアグア農園のものです。 そのうえ、精製方法が、ナチュラル(天日干し)。 ウォッシュド(水洗い)より、保存がききません。 つまり、何が言いたいのかというと、「……パナマゲイシャナチュラルをお願いします!」。 もう、ね、圧倒されます。 香りを引き立たせるハイロースト手前。 華やかで、くっきりと澄み渡った酸味。 そして、甘み。 砂糖なんて入れていないのに、どうしてここまではっきりとした甘みがあるんでしょう。 ゆっくり味わないとけいません。 お値段分、ちびちびと? いや、それもないとは言いませんが、もっと肝心なのは、冷めていくのに従って、味わいが変わること。 その変化に驚きます。 ちなみに、豆200gの販売は、8,100円でした。 ■自家製ティラミス 380円 珈琲感のあるビターな味わい。 これが、コーヒーに合わないはずがありません。 【特別付録1/2:熊谷桜堤の桜と菜の花】 400年以上続く桜の名所で、「さくら名所100選」にも選ばれています。 約2kmにわたる500本程のソメイヨシノ。 それだけでも素晴らしいのに、足元には菜の花の絨毯。 見事なコントラストです。