yoko sato
渋谷駅
創作料理
虎ノ門の予約困難店「Unis」出身の内田諭シェフのお店。つい最近ミシュランガイドのNewセレクションにも追加されていました。 今日も素晴らしきコースでした。 黒毛和牛ブレザオラ ポムドフィーヌ じゃがいものピュレとシュー生地を混ぜ合わせて揚げたポムドフィーヌはまるで出来立てのモッツァレラチーズかってほどにモチモチしていて、ブレザオラ(牛の生ハム)の塩味とぴったり。 山のチーズ長熟 グリンピース 米卵 口に入れるとプチプチとグリンピースが弾ける。春の幕開け。 春芽グリーンアスパラガス キャビア 昆布 続くアスパラ。アスパラは嫌らしくない程度の苦味も含めて味わって欲しいと細めのもの。そこに加えるのは中国のキャビア。塩味が抑えられているからアスパラの引き立て役にちょうど良い。食感も3種類に変えてあり甘みや苦味などアスパラを堪能できる一品。合わせたソーヴィニヨンブランも初めに嗅いだ華やかな香りとうって変わってアスパラを食べた時に飲むと強く下支え役に回り、このペアリング好きでした。 初鰹 アーモンド ホエー セロリ りんご 黄韮 今日イチのお皿。ソースが素晴らしかった。 燻製された鰹に黄韮を中心のセビーチェソース、それに合わせるのはアーモンドとホエーのソース。もう鰹を超えてソースがメインになっているような気さえする美味しさだった。ホエーのミルクから作られたミルクパンとの相性は抜群。 蛤 木の芽 筍 山菜 コシヒカリ 山菜を衣に加えて揚げられた蛤の美味しいこと。筍やこごみの食感といただくリゾット、美味しいので無限大に食べられる。 熟成牛 鳥取県 前田牧場 経産黒毛和牛 メインのお肉は牛肉に追加で東京シャモと泥豚を追加。東京シャモは牛肉にも負けぬ旨味をギュッと秘めていて、泥豚は綺麗な透明感のある味で、そして牛肉は旨味ぎっしり。食べ比べを永遠にしていたかった。泥豚のカカオを使ったソースもまた美味しかった。 経産ジャージー牛 バーガー 〆のハンバーガーはいつものに加えて、本番テキサスBBQのブリスケットが。ブラウンシュガーやスパイスでコーティングされ焼かれた牛肉は旨さを閉じ込め食べ応えがあり、キャラクターが際立っていた。それに負けずにってあの味のパンチ力には普通負けそうなのに定番のハンバーガーもしっかり安定してそこにいて、逆に凄味を感じました。 ジャージー牛ミルク 苺 トンカ豆 トンカ豆のアイスは桜餅のような香りが春の中にいることを感じさせてくれる。苺は甘く、爽やか。 せとか ふきのとう ショコラ このセトカの甘さがとんでもなくて、シロップ漬けレベルなのにフレッシュで美味。蕗の薹の香りのチョコアイスとクレープとの相性の良さ。すごく好きな味でした。 水晶文旦 タルト 綺麗にひと繊維ひと繊維生き生きした水晶文旦、爽やかに終演。