【オススメニュー:鶏白湯らーめん】《Retty投稿1番乗り!》2023年4月10日オープン!
自慢は約2年間かけて研究した鶏本来の旨味とコクを抽出した清湯と白湯スープ!
《元ホルモン屋さんから転身し、独学で開業した異色の経歴の店主》
大阪メトロ御堂筋線「西田辺」駅から徒歩3分。南港通りから1本南に入った袋小路にある『らーめん鶏と〇〇(とりまる)』は、2023年4月にオープンした鶏清湯と白湯スープがベースの一杯が人気のお店です。
諸岡信義店主の前職はホルモン屋さんで、お店の運営を任されつつ、ラーメンの食べ歩きの趣味が高じ、次第にラーメンのスープ作りの研究から始まり、飲食業界が軒並み客足が遠のいたコロナ禍の2年間で、自身が納得いく鶏清湯と白湯スープを完成させ独立開業したという、しかもラーメン店での経験がまったくない異色の経歴の持ち主です。
そのこだわりは、国産の親丸鶏、鶏ガラ、モミジ等と水のみで約6時間、沸騰直前の温度でキープしながらじっくり鶏の旨味を抽出した清湯スープをその後2時間ほど強火で沸騰させ、鶏の濃厚な味を引き出した白湯スープと2種類のスープを生み出したこと。添加物をまったく使わない、無化調スープは紛れもなく雑味が無いホンマもんです。
かえしは、和歌山の湯浅醤油の濃口、薄口、再仕込みの3種類をブレンド。利尻と日高の昆布、煮干し、干し椎茸、鰹節に酒と味醂を加え、低温で火入れし仕上げたもの。
塩も海塩4種類と岩塩1種類の5種類をブレンドし、かえしと同様、利尻と日高の昆布、煮干し、干し椎茸、鰹節に酒と味醂を加え、低温で火入れし仕上げているとあって、かなり手間暇かかる作業を繰り返しながら、独学でラーメン道を突き進んでいる様子。
ちなみに店名の「鶏と◯◯」は、鶏のラーメンをベースにして、いろいろな食材を組み合わせながら新たなラーメンのメニューを加えていきたいという意味合いなんだとか。まだ30代半ばという諸岡店主の飽くなき探究心が日々継続し、季節限定のメニューの開発に余念がないようです。
お店は、カウンター6席と奥に6人掛けテーブルが1卓と居抜きにしては、手入れも行き届いていて、カウンター越しに店主との会話も楽しめます。
《オススメニュー》
・鶏白湯らーめん(醤油):900円
じっくり抽出された鶏白湯スープは、クリーミーなエスプーマ状で、和歌山県産の湯浅醤油を使ったかえしで味を整えた一杯は秀悦な味わいです。
大山どりのモモとムネ肉のチャーシューはささ身と炙りの2種類が味わえて、真ん中にアーリーレッド、揚げニンニク、スープに隠れたメンマ、丼鉢に沿うように刻みネギと焼き海苔というシンプルながらバランスの取れた一杯に仕上がっています。
麺は、太陽製麺謹製で中太麺か細麺が選べます。クリーミーで濃厚なスープに中細麺をチョイス。のど越しよくスルスルッといただけました。
・〈限定〉家系鶏清湯醤油らーめん:1,000円
限定メニューの鶏清湯スープに大ぶりのチャーシュー、ほうれん草、穂先メンマといった家系王道の具材に、さっぱりした味わいの醤油らーめんです。
・〈限定〉トマト白湯らーめん:1,000円 ・ダイブ飯:100円
サッパリした味わいのラーメンをと夏の食材を探していたところ、旬のトマトを仕入れ先の八百屋から勧められトマトをふんだんに使った鶏白湯。実は諸岡店主がトマトが大の苦手らしく、自分が美味い!!と思えるトマト味のラーメンを作ろうと決心し、苦労の末出来上がったメニューなんだとか。
旬のトマトと揚げ茄子、バジルとササミのしっとりチャーシューは、見た目にも美味しそう。暑い夏にサッパリしたトマトの酸味とクリーミーで濃厚な鶏白湯スープがうまくマッチして今まで食べたことの無いような涼感を誘う一杯に仕上がっています。女性のリピーターも続出しているとのことでした。
残ったトマトスープには、炙りチーズとバジルがトッピングされた「ダイブ飯」がオススメ!!酸味とクリーミーで濃厚な鶏白湯スープにちょっとお焦げがついたチーズとお米の相性が抜群で、〆にぴったりです。
・炙り鶏チャーシュー丼:350円
鶏づくしの諸岡店主オススメの「炙り鶏チャーシュー丼」は、カットされた大山どりをブロック状にカットし、焼き鳥のように焦げ目をつけて炙ったゴロゴロ鶏チャーシュー丼。タレも自家製で歯ごたえのある鶏肉の醍醐味が味わえる絶品のミニ丼。ぜひ一品加えて欲しいサイドメニューです。
《追記》
夜の営業時間帯は、ちょい飲みの居酒屋としても使えるとのこと。
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