野添 裕幸
日本橋(大阪)駅
定食
【オススメニュー:ラーメン&サイドセット】 創業55年の古潭らーめんが食堂スタイルの新業態で挑戦する店舗。 《インバウンド客を狙った和洋中の古潭流定食屋さん》 なんばウォーク3番街に2023年7月29日にオープンした『KOTAN THE KITCHEN(コタン ザ キッチン)』は、昭和43(1968)年11月に大阪阿倍野の地下街(あべちか)で産声を上げた大阪でも老舗のラーメンの人気店で知られる『古潭』が、今年創業55年を記念して新たなコンセプトでオープンした店舗です。 従来の『古潭』とはメニュー構成が和洋中の折衷と多様で、らーめんとご飯と組み合わせたサイドメニューのセットが充実していて、従来の『古潭』ファン向けというより、現在インバウンドで来阪している海外からのお客さん向けに、人気のらーめんと和洋中折衷メニューを組み合わせて提供されているといった方が伝わると思います。 店内は、センターに2列のカウンターを中心に壁側にお一人様用カウンターや4人テーブル席と総数48席とゆったりしたフードコートというような雰囲気です。 《オススメニュー》(税込) ・ぎょうざらーめん:880円 ・酢豚セット:540円 古潭のらーめんは、しょうゆ、みそ、担々麺、カレー、ニラらーめんの単品とセットで「麺サイドセット」で注文できます。系列店ではぎょうざや海老天等がセットでいただけますが、海老フライやハンバーグなどの洋食や回鍋肉、酢豚、鶏唐揚げなどの中華がウリとあって、とにかくメニューが豊富でどれにするか迷ってしまうほど。 注文したのが「ぎょうざらーめん」と「酢豚」のセット。系列店に比べるとベテランの職人が作った一杯とはいかず、往年の「古潭ファン」からすると評価が低いのは仕方ないものの、酢豚は具材が小ぶりながら食べやすくカットされ、普通に美味しい一皿でした。 《追記》 前述したように往年の「古潭ファン」にとっては、こんな味じゃない!!という口コミが多いのも確かですが、対象がインバウンドの海外からのお客さん向けなら納得の「古潭らーめんの食堂スタイル」。諸般の事情があるにしても「古潭ファン」からすると「古潭らーめん」を看板に掲げるからにはもうちょっと魂を込めて作って欲しいと思った次第です。 #オススメニュー:ラーメン&サイドセット #創業55年の古潭らーめん #古潭らーめんが食堂スタイルの新業態で挑戦する店舗 #インバウンド客を狙った和洋中の古潭流定食屋さん #新たなコンセプトでオープンした店舗 #人気のらーめんと和洋中折衷メニューを組み合わせ #麺サイドセット #なんばウォーク #インバウンド向けラーメン