Shingo Inoue

渋谷の猿楽橋のたもとにはいいお店が集まっている。ここチリムーロもその1つ。シンプルな焼き菓子から、ちょっと代わったものまで幅広く提供している。現在の営業は木曜日〜日曜日。 お店に入ると、マフィンとパウンドケーキなどが30種類ほど並ぶ。どれもこれも美味しそうで目移りしてしまう。なにせマフィンだけで10種類弱あるのだ（この日は） 結局購入したのは、とっても人気の「キャロットケーキ（550円）」、定番の「スパイスガッツリ チャイティースパイスクリームチーズ入りケーキ（450円）」と「季節のマフィン（500円）」。 レンジで30秒ほど温めると良いですよ、というアドバイスに従って温めて食べる。季節のマフィンはホクホクでちょっと甘い。実はスパイスがガッツリ効いているのはキャロットケーキで、スパイスガッツリというチャイティースパイスクリームチーズ入りケーキはこれと比較するとあっさりと言っていいかもしれない。 ちょっとスパイスを効かせて大人の雰囲気を出しつつ、バランスもいいという、なかなかレベルの高い焼き菓子屋さんだ。お近くにきたときはぜひ。 #猿楽橋 #焼き菓子

コレド室町2の地下に昨年（2023年）オープンしたラーメン屋さん「Homemade Ramen 麦苗 室町」。大森の名店「麦苗」の3号店だ。大森の本店はかなり有名店になってしまっているが、こちらの室町はオープンしたばかりということに加えて、席数が多いのでいい時間帯に訪れたら並ばずにすっと食べられる。 この日はランチタイムに。お得なセットが3つあり、Aセットは麺大盛り、Bセットはご飯付き、Cセットは味玉付きとなっている。ということで麺大盛りのAセットをらあめん塩でオーダー。お値段は1,210円。お店は入って右側がテーブル席、左側がカウンター席になっている。 しばらく待っているとラーメンが着丼。スッキリと透き通ったスープに、2種類のチャーシュー、メンマ、ネギ、玉ねぎ、海苔、という構成。見た目とは裏腹にスープにはコクが有り、そこまで塩味が強いということもなかった。変わっているのは麺。中細のストレート麺だが、これがつるつるとしていて食感が楽しい。この麺をたっぷり食べられるならAセットがオススメだね。

代官山の中央口を出てすぐの場所、「代官山らーめん」の看板が出ていたら、そのビルの奥が「代官山海老そば 豊秀」の入口。ビル内ではあるが、テラス風に4人席が並んでおり、店内に入ると、小さなカウンターとテーブル席がいくつか。シックでおしゃれな空間だ。 メニューは麺類と、ワンタン麺、炊き込みご飯など。とりあえず一番気になった「海老そば（1,100円）をオーダー。落ち着いた店内でゆっくり待っていると登場した海老そば。少し赤みがかかったオレンジ色のスープ。チャーシューに桜えびと海老粉？的なものがたっぷり。 スープを一口飲んでみると、甘エビ、桜えび、オマール海老をじっくりと炊いたという海老出汁はかなり濃厚。若干塩分が強い目なのが気になるが、海老の強さに負けないためにはこれぐらいの塩味が必要なのかもしれない。麺は若干縮れ目の中細麺。いい感じでスープに絡みつき、海老そばの良さを引き出していると言える。 あんまりラーメン屋さんがない代官山。こちらもラーメンが主体というよりも、夜はイタリアンのコースも提供する仕組み。これからが楽しみです！ #代官山 #海老そば

人形町には古くからの名店が多い。天ぷらの「中山」もその一つ。ランチタイムはいつも行列が絶えないが、この日は11時20分ぐらいに前を通ってみたところ、ちょうど開店前の方が入りきったところで、空いてた1席に滑り込むことができた。 店内は手前がカウンター、奥が小上がりの座敷になっており、こじんまりしているが、アットホームな空間。メニューは丼系の天丼、海老天丼、あなご天丼、定食として天ぷら定食、精進定食、小盛定食などなど。オーダーしたのはもちろん天丼（1,485円）。なお、単品で天ぷらをオーダーすることも可能だ。 最初にお茶と香の物が出てきて、天丼に続いて味噌汁。天丼の蓋を開けてみると、黒天丼、、というほどではないが濃い茶色に色づいた天ぷらたちが顔を出す。天ぷらは海老が2本、魚が2種、野菜が2種というシンプルな構成。焦げ茶色のタレは香ばしさと甘さが同居したような感じで、心地よい。ちょっと濃い目の味付けだが、塩分を欲しているランチタイムには程よいバランスだ。 お味噌汁はしじみだが、海鮮の旨味がグイグイ出てきていて、これだけでもご飯が食べられそう。美味しい天丼食べると幸せな気持ちになるね。ごちそうさまでした。