山路 力也

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山路 力也

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食の楽しさを追い求めるフードジャーナリスト

フードジャーナリスト/ラーメン評論家/かき氷評論家/コラムニスト/「作り手の顔が見える料理」を愛し「その料理が美味しい理由」を考えています。

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山路 力也

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2024

浅草駅

焼きそば

東京浅草にある『浅草地下街』は、戦後復興で賑わいを取り戻していた1955(昭和30)年に開業と、70年近い歴史を誇る日本一古い商店街。そこに新しくオープンした焼きそば専門店。 店の名前は『ニュー小江戸』。「ニュー」の文字は上から貼り付けてあります。聞けば以前は『小江戸』という屋号の立ち飲みの店でしたが、その店も前の餃子店の屋号をそのまま使っていたのだとか。『小江戸』は浅草の地下で代々受け継がれてきた名跡なのです。 狭い厨房でフライパンを振っている店主の喜島春樹さんは元芸人で、今は登録者数7万人越えの人気YouTuberとして活躍する人物。浅草の街の雰囲気に魅せられて店をやりたいと決意、2023年7月にソース焼きそばの店『ニュー小江戸』を創業されました。 『ニュー小江戸』の看板メニューにして唯一の料理が「天才焼きそば」。麺とキャベツだけのシンプルな焼きそばに、好みの具材をトッピングして自分の好きな焼きそばにカスタマイズしていくシステム。定番の豚肉や目玉焼きの他にも、ポテサラや納豆などの変わり種の具材もあります。 通常焼きそばは中華麺を蒸したものを使いますが、こちらでは地元の老舗製麺所『浅草開化楼』のパスタフレスカを使用。本来はパスタに使うパスタフレスカを焼きそばに使うのは前代未聞。喜島さんは試行錯誤を繰り返して、一度茹でた麺に油をまぶしてから寝かせることで焼きそばでも麺のポテンシャルを引き出しています。 さらに味の決め手となるソースは数種類のソースを独自にブレンド。麺を焼く時のソースと肉や野菜などの具材を炒めるソース、さらに追いソースとそれぞれ異なるものを使う。食べるタイミングが異なるため、店内とテイクアウトで微妙に味付けを変えているのも喜島さんのこだわり。

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2024

渋谷駅

フランス料理

2024年2月オープン。渋谷桜ヶ丘の『Shibuya Sakura Stage SAKURAタワー』内に開業した『ハイアット ハウス 東京 渋谷』のメインダイニング。赤坂からの移転になります。 「和漢洋才」をテーマにしたフュージョンキュイジーヌは、シグニチャーでもある「SHOKADO-9」が圧巻。松花堂弁当をモチーフにした豆皿料理たちは、フレンチのみならず和食や中華などのエッセンスも随所に感じられる、美味しくて楽しいメニュー。 この店のスペシャリテ「鮑のペルシヤード」は、店名のMOSSにちなんで、苔に見立てたパセリのパン粉を鮑にまとわせたもの。全体的なポーションも程よく、あまり量を食べられない女性にもオススメ。

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2024

2023年8月オープン。オープンして一年経っていないのに、早くも焼肉シーンで一番の存在感を示す超絶人気店になりました。 人気の理由はその出自であったり、パワフルな仕入れルートだったり色々ありますが、このエッジの効いたレバーを見れば一目瞭然。リーズナブルな価格でハイレベルな肉やホルモンを出すところにあるのでしょう。 カットも盛り付けも食欲をそそり、タレの味もご飯が進む。変にカッコつけてない真っ当な焼肉。基本のレベルが高いのが良いです。

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excellent

六本木駅

焼肉

2014年オープンの宿題店へ念願の初訪問。ルーツは1968(昭和43)年に創業した『玄風館』。福岡の焼肉を語る上で欠かすことの出来ない歴史的名店で、千代の創業本店の他に親族が営む店が吉塚、香椎、長浜、平尾にもあります。 韓国人のおばあちゃんと娘さんが始めた『玄風館』。特徴はなんと言っても唐辛子の効いた秘伝の真っ赤な辛だれ。六本木のお店では辛さを選ぶことが出来るので、肉ごとに少しずつ辛さを変えてみました。 何もつけなくてもご飯が進む進む。ベストは六本木の基本の辛さだと思いますが、千代本店の辛さも選べるのでカルビやホルモンには良いかも知れません。つけダレは甘めなので辛さに応じてアレンジするのも良いかもです。 これで玄風館は千代、吉塚、平尾、六本木をクリア。残すは長浜と香椎か。

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excellent

2024年7月オープン。福岡で肉に特化した業態を繰り出す『COWSI』の新業態は、自社のMEAT SHOP建物のルーフトップでバーベキューが楽しめるビアガーデン。客席の中央にはオリジナルの薪炉が鎮座しており、飲み放題付きで肉料理をコースで5,500円から堪能出来ます。 なにより自慢の肉料理がどれも本格的で美味しいのはさすがCOWSIグループ。早めの時間で西陽も差していたこともありバリ暑かったですが、逆に絶好のビール日和でもあってグイグイとビールが進んでいるようです。