プロフィール カバー写真
松 宏彰

TOP USER

カレー

松 宏彰

Pro

4000軒カレー屋を食べ歩いたMr.カレー細胞

カレー細胞/松 宏彰 ポケットカレー株式会社代表取締役/映像監督/広告プランナー カレー屋訪問4000軒以上。「マツコの知らない世界」出演。 JAPANESE CURRY FESTIVAL/東京カレーカルチャー プロデュース。 映像作品「やさいのようせい N.Y.SALAD」「ネコ戦隊びたたま」「トキノ交差」など

  • 1658投稿
  • 527フォロー
  • 11890フォロワー

好きなジャンル

  • カレー
  • タイ料理
  • アジア料理
  • 洋食
  • ベトナム料理
  • エリア(すべて)
  • />
    ジャンル(すべて)
松 宏彰

松 宏彰

excellent

汐入駅

ハンバーガー

「横須賀ご当地グルメ御三家」といえば、「よこすか海軍カレー」「横須賀ネイビーバーガー」「ヨコスカチェリーチーズケーキ」。 これらが全部楽しめる、横須賀屈指の人気店『TSUNAMI』、その3号店がこちら。 『tsunami box』(ツナミボックス) いままで1号店『TSUNAMI』と隣接する2号店『TSUNAMI CURRY&GRILL』とでお店を回していたのですが2021年12月23日、同じ通りの少し先にこの3号店がオープンしました。 鉄人28号が目印の本店に対しこちらはスパイダーマンとバットマンが目印です。 2階へはエレベーターもありバリアフリー対応もバッチリです。 メニューは基本的に本店と同じ。 カレーも食べたいけどハンバーガーも食べたい。 ということでオーダーしたのはこちら。 ★よこすか海軍カレーバーガー[R] ¥2759 ・フレンチフライ&ソフトドリンクセット +¥480 ・チポトレソース +¥150 流石の迫力! 別皿で「よこすか海軍カレー」がついてくるほか、パティの上のオニオンリングにもドライキーマカレーが詰め込まれています。 レギュラーサイズ[R]でパティは227g。 オージービーフ使用で赤身の噛み応えと炭火焼の香ばしさが特徴的。 さすがは米軍仕様のレシピを基にした「横須賀ネイビーバーガー」といった食べ応えですね。 キーマカレーは辛さ控えめですが、別添えの海軍カレーは(海軍カレーの中でも)意外に辛口。 トロミある牛すじもたっぷりで安定の美味しさは流石! バンズは久里浜『沙羅』によるもの、野菜は三浦野菜を使用と、地産地消をテーマにしていることも見逃せません。 カレーとハンバーガーにしてはお値段結構張るけれど、ここは横須賀。 日本じゃなくアメリカだと考えると、普通にグローバル相場なのです。 日本の外食産業のほうが特殊なのかもしれません。

松 宏彰

松 宏彰

excellent

松本駅

居酒屋

カレーシーンが年々アツくなる信州・松本。 中でも屈指の人気カレー店がこちら。 『がねいしゃ』 咋夏「ジャパニーズカレーフェスティバル in渋谷」に出店いただいた時にも、東京のハードコアなカレーマニアの方々が口を揃え「凄い」と唸っていた通り、松本だけでなく全国レベルの実力店と言って良いでしょう。 店の前で並んでいる間、建物の二階にも注目してみてください。 実はこの場所、現『がねいしゃ』店主の元木拓郎さんの父上が経営していた『我寧舎』(がねいしゃ)というダイニングバーがあったんです。 こちらはカレー専門店ではなかったものの、様々なアジアエスニック料理も提供していたそうで、息子の拓郎さんはその店名を受け継ぎつつ、階下にカレー専門店をオープンしたということだそうです。 人気店『がねいしゃ』、その魅力を端的に言えば、インド、スリランカ、タイといった各国のスパイス料理技法を信州の魅惑的な食材と組み合わせ、意表をついたアレンジで美食カレーへと昇華させてしまうこと。 さらに面白いことに、元木さんの奥さんは大の辛いもの嫌い(笑) けれどそんな奥さんの試食チェックがあってこそ、ハードコアで狭いところに行き過ぎず、誰もが美味しいと思える料理へと着地しているのですから、まさに理想のタッグといえましょう。 ★がねいしゃの2種盛りプレート ¥1300 ◎ラムキーマ ◎金柑ポークビンダルー ★プチカレー(ドライグリーンカレー)+¥250 「ラムキーマ」は『がねいしゃ』定番中の定番、これが食べたくて『がねいしゃ』に通う人もいるという。 辛さ・旨味・スパイス香の絶妙なちょうど良さ! 「金柑ポークビンダルー」はなんと金柑自体が具材に。 その酸味と甘みがあってこそのバランスに仕上がっているんです。 まさに『がねいしゃ』の真骨頂ですね。 プチでつけた「ドライグリーンカレー」も人気のメニュー。 キーマであり、グリーンカレーでもある。ずっと食べていたい美味しさです。 その他、季節ごと、旬ごとに登場する限定メニューも見逃せないところ。 以前食べた「信州サーモンの冷やしカレー」も「信州味噌キーマ」もめちゃくちゃ美味しかったなぁ・・・ 現在、松本市内には昔から長く愛されるカレー店もあれば、インドなどの現地料理をものすごいクオリティで提供する店もあります。 ともすれば二極化してしまいがちな両者を繋ぎ、どちらのファン層からも愛されているのがこの『がねいしゃ』だとするならば、その存在意義はめちゃくちゃ大きくてめちゃくちゃ貴重なのです。

松 宏彰

松 宏彰

excellent

西調布駅

中華料理

わたくし映像のお仕事に長く携わってきましたが、その一方で「妖怪研究家」と紹介されることもありました。 ずいぶん前になりますが「水木しげるの妖怪図鑑」が最初にデジタル化した時(CD‐ROMだった!)のディレクターを担当したこともあるんです。 当時、水木先生を訪ねに来ていたこともあり、私にとって調布は「妖怪のまち」。 かつて水木しげる先生が通った中華料理店へ4年半ぶりの訪問です。 『中華料理 八幡』(はちまん) 創業はなんと昭和39年(1964年)。 建物の上はアパートになっているのですが、実はかつてこの2階の四畳半に、つげ義春先生が住んでいたというのです。 今では建て替えられていますが当時は木造、つげ作品に出てくるような鄙びた風情だったのでしょう。 かつて水木先生のアシスタントをやっていたつげさん、ここから水木プロに通っていたのですね。 もちろん、つげ作品の作中に出てくるラーメン屋もこの『中華料理 八幡』。 代表作「ねじ式」はこのアパートの屋根で布団を干しながら昼寝していた時に見た夢がモチーフとなっているそうです。 建物の裏手に回ると、のんびりとした雰囲気の農地。 つげ作品「李さん一家」のモデルとなった畑ですね。 この畑のはす向かいにある「下石原八幡神社」は猫娘のすみか。 原作「ゲゲゲの鬼太郎」の猫娘初登場回「猫娘とねずみ男」によれば、この神社の軒下に猫娘が住んでいるということです。 そんな『中華料理 八幡』、昨今のラーメン屋、中華料理屋と比べるとゆったりとした店内です。 あくせくしていない、この雰囲気が水木さん、つげさんも好きだったのではないでしょうか。 壁にはたくさんの人から寄せられたファンアートが。 先日大ヒットした劇場版『ゲゲゲの鬼太郎』にもこの店のラーメンが登場したことから、公開当時は大忙しだったそうですよ。 料理はラーメン、餃子をはじめ町中華の定番はもちろん、遊び心のある「おもしろメニュー」も。 私はどうしてもこちらを頼んじゃいます。 何だかわかります? ★カツカレーラーメン ¥1000 謳い文句は「中華×印度×洋食 パワフル合体メニュー」。 これがたまらなくいいんですよ。 餡かけの如きとろみたっぷりのカレースープはいわばカレー餡かけ。 そこに衣ザクザクのカツ。 麺は細麺。 たっぷりのネギと玉ねぎもまたたまりません。 実に変わっている。 変わっているのだけど、やっぱり旨い。 しみじみする。 水木先生やつげ先生のマンガのようです。 そして、個人的おススメ。 ★餃子 ¥605 野菜たっぷり、そのままで美味しい餃子なのですが・・・ これをカレーラーメンのスープに浸していただくんです。 すると・・・・ フハッ! 片栗粉のとろみとカレーの香りが餃子に絡まって、まさに絶品!! ぜひ試してみてくださいませ。 ちなみに水木さんの定位置は入り口入ってすぐ左、窓際の席。 注文はいつもラーメンか五目そば。 締め切りに追われ忙しいときは出前をとっていました。 見えないけれど、きっと今でもふらり立ち寄っているのでしょうね。

松 宏彰

松 宏彰

excellent

埼玉欧風カレーの名店『Gii』が大宮に2号店をオープン! 『欧風カレー Gii 桜木町店』 横浜の桜木町じゃありません。大宮の桜木町。 目立たない場所ながら大宮駅からのアクセスも便利。 大和田というマイナーな立地にある本店と比べ、ぐっと利便性が増しました。 一階がカウンター席で二階がテーブル席。 オーダーすると最初に出てくるのはじゃがいもバター。 そう、神保町にある欧風カレーのパイオニア『ボンディ』さながら。 そのスタイルの類似性から『ボンディ』で修業した店主による店という情報も流れていますが、実はそうではありません。 大和田『中華そば 螢』や『大宮大勝軒』といったラーメン店も経営している『Gii』のオーナー、『ボンディ』の前身となる高島平『インディラ』に学生時代通いつめていたそう。 『ボンディ』の味を愛し、『ボンディ』の味を研究した、いわば"ボンディインスパイア系"というわけです。 器の形状、ロゴの位置に至るまで『ボンディ』愛が溢れていますね。 この日オーダーしたのはこちら。 ★ホタテカレー ¥1550 ・辛口 濃厚な欧風カレーの中に立派な帆立がゴロゴロ。 インスパイア系といいつつ、そのカレーの味は確かなもの。 というか以前に増してさらに美味く、さらにコク深くなっている気がします。 帆立はいい意味で磯の香りを残してあり、濃厚なカレーの中でもしっかり存在感を放っていますね。 冒頭に出てきたじゃがいもも半分残しておいて、後半カレーに混ぜ込んじゃいましょう。 この辺りはお好みで、自由に。 『ボンディ』から派生した名店たちも多々あれど、この『Gii』も今や、埼玉を代表する欧風カレーの名店。 未体験の方は是非、アクセスしやすくなったこちらのお店へどうぞ。

松 宏彰

松 宏彰

good

六本木駅

B級麺料理

さまざまなジャンルの一流料理人たちが独自のカレーを競い合う「六本木ヒルズカレーグランプリ」開幕。 こちらは2024年1月にオープンしたばかりの麻婆豆腐専門店。 『蝋燭屋 プレミア』 2017年、銀座4丁目ガス灯通りにて創業した『SHIBIRE NOODLES 蝋燭屋』、そのプレミアム店舗になります。 こちらのお店、レギュラーメニューにもなんと「カレー味」の麻婆豆腐があるのが嬉しいところ。 ですがグランプリメニューはさらにプレミアム! ★YELLOWマジック麻婆ライス ¥2000 1日限定15食、ライディーンが聞こえてきそうなメニュー名がナイスです。 辛さ・シビレ・旨みが最高潮のところでバランスをとる麻婆豆富にカレーの風味を加えた新しい味。 粗挽き豚肉や絹ごし豆腐、葉ニンニク、ネギを特製の醤で炒め、自家製ラー油、花椒、数種のスパイスで作り出しています。 さらにトマトライス、ターメリックライスの2トーン合い盛りも楽しい、まさにプレミアな一品。 蝋燭屋ならではの攻め攻めな痺れ。 そして辛さと旨み。 よく「カレーとは何か?」を議論する際、「では麻婆豆腐はカレーなのか?」という命題にぶち当たるのですが、こちらは食べ進んでいるうちはカレーより麻婆豆腐そのもの。 なのにふと油断したとき、旨みの裏からじんわりと「カレー感」が持ち上がってくるんですよ。 ほら、やはり麻婆豆腐はカレーじゃないか。いや、しかし。 そんなアクロス・ザ・ボーダーを楽しんでください。 さらに卓上のぶどう山椒オイルが秀逸。 これをちょろり、ライスにかけてみてください。堪らなく青い痺れがやってきます。 青い痺れって? それは実際にお試しあれ。 ★カレーが進む生ビール(グラス)¥650 ビールと麻婆カレーの相性も抜群ですよ。 カレー好きも麻婆豆腐好きも、早速六本木ヒルズへGO!