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松 宏彰

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カレー

松 宏彰

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4000軒カレー屋を食べ歩いたMr.カレー細胞

カレー細胞/松 宏彰 ポケットカレー株式会社代表取締役/映像監督/広告プランナー カレー屋訪問4000軒以上。「マツコの知らない世界」出演。 JAPANESE CURRY FESTIVAL/東京カレーカルチャー プロデュース。 映像作品「やさいのようせい N.Y.SALAD」「ネコ戦隊びたたま」「トキノ交差」など

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創業1982年。 『ボンディ』と並び神保町欧風カレーの2大名店と言われる『ガヴィアル』。 その支店が日本橋にあります。 場所は「コレド日本橋」・・・ではなく「コレド室町」。 さらに「コレド室町1」「コレド室町2」「コレド室町3」とビルが並ぶ中の「コレド室町2」。 (ここ、慣れてないと間違えます) その地下一階レストランフロアにお店はあります。 『欧風カレー ガヴィアル コレド室町2号店』 オープンは2017年8月1日。 本店と同じくアイドルタイムなしの通し営業です。 ワインも揃っていて、飲みにも使えるのもポイント。 さらに平日昼間限定で2種のカレーを組み合わせた「本日のコンビネーション」も提供しているんです。 ★本日のコンビネーション(野菜&チキン) ¥1300 これは気分が上がります! 本店が創業した1982年以来(41年も!)継ぎ足し続けるソース、28種の香辛料をブレンドし、気候や湿度などによって調整し提供する『ガヴィアル』の欧風カレーは、濃厚でリッチなのに食後決して重くないのがポイント。 私はいつも辛口でオーダーするのですが、ただ辛いだけではないスパイシーさが最高なんです。 チキンカレーは表面パリッとローストした鶏肉の香ばしさがツボ。 一方の野菜カレーはじゃがいも、にんじん、レンコン、牛蒡、インゲンと食べ心地も抜群の野菜がたっぷり。 いずれ劣らぬおいしさで、両方食べられるのはホントに贅沢です。 もちろん『ボンディ系』ならではのじゃがいも&バター、ライスの上のチーズも、「そう、これこれ」という嬉しさ。 いつ食べても、何度食べても、やっぱり「あぁ、美味しかったなぁ」と思える完成度こそが、40年以上も愛される理由なのですね。 ★オリジナルコーヒー ¥450 最近は「ジビエカレー」などの限定メニューも繰り出す『ガヴィアル』。 老舗にしてチャレンジングなその姿勢に、今後も注目です。

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神保町駅

インドカレー

神保町界隈のカレー好きなら、一度は前を通りかかったことがあるでしょう。 『SPICE KITCHEN3』 『エチオピア』『鴻』『MAJI CURRY』『ばんび』と人気カレー店がひしめく神保町三角地帯、そのいちばん坂上の位置にあるのがこのお店。 ランチメニューはナン&カレーのセットがメイン。 津々浦々に存在するベーシックなインネパ店のように思えますが・・・ よく見るとカレーライスがあるんですね。 どんなものか、早速オーダーしてみましょう。 ランチタイムは16時までの長め。 13時以降の訪問でドリンクサービスがあります。 サイドメニューでこちらもオーダー。 ★タンドリーチキン 骨付き1p ¥350 これがまあ、間違いない美味しさ。 なんだかんだ、インド料理店に来た気分も盛り上がります。 そして、登場したメインディッシュがこちら。 ★チキンカレーライス ¥850 で、でかい! タンドリーチキンが小さいんじゃありません。カレー皿がでかいのです。 どひゃあ! 早速いただいてみます。 おおお? インネパ店でたまにある「カレーライス」のほとんどは他のナン&カレーで提供しているカレーをライスと合い盛りしただけのものですが、こちらは明らかに違う。 カレーライスのために仕込んだカレーのようです。 なんとインドカレーというよりも、洋食店でたまにある、辛さの中にフルーティな甘さと酸味が潜んでいるカレー。 それでいて辛さ自体はなかなかのもの。 意外な美味さでご飯が進む! 気がつくとでっかいお皿は空っぽに。 これはなかなか面白いなあ。 同じ通りにある『カロリー』さんにヒントを得たのか、はたまたインドの酸味あるカレー「チキンアチャーリー」の要素を加えたか。 いずれにせよ、また食べたいと思わせてくれるカレーライスでした。 さらに帰り際、ずっと疑問に思っていた店名の「3」の謎について訊いてみました。 もともとは『SPICE KITCHEN』の3号店だったそうですが、1号店はすでにクローズ、大森にあった2号店は店名を変更して営業しているとのこと(どこだろ?)で、『SPICE KITCHEN3』だけが残ったのだそうです。 なるほど。 やっと謎が解けました。

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八千代緑が丘駅

インド料理

東葉高速線八千代緑ヶ丘駅前。 駅直結、TOHOシネマズが入ったビルにあるインド料理店。 『ラソイ インド料理』 この立地だし、多分インネパ店(日本のインド料理店の多数を占める、ネパール人によるインド料理店のこと)だろうなぁ、と思っていたら違いました。 内装にもメニューにもネパール要素なし。 ちょっとしたところにインド人経営の証があれこれ。 聞けば店員さんは皆北インド・オールドデリーの出身とのことでした。 ちょっとびっくりしたのが、お酒の価格設定。 ドリンクメニューに「ドリンク値下げしました」の文字があり、生ビールがなんと350円とな。 この大変なご時世にありがたい! ★タージマハル プレミアムラガービール ¥390 なんと! これって関東最安値じゃないでしょうか? 飲むたび、ここまで来た交通費が回収されてゆきます。 ★レンコン パコラ ¥400 メニューには「東インドの最もポピュラーなレンコンの天ぷら」。 ひよこ豆の粉で作った衣で揚げた、ほんのり塩&クミン味のベジ仕様ナゲットです。 完全にビールのつまみといえましょう。 ★オールドモンクラム(シングル)¥380 インドのダークラムなのですが、この価格。 もうね、スパイス呑兵衛天国ですよ。 料理はこちらをセレクトしてみました。 ★ハンディチキン ¥1250 辛さは中辛で。 ナンorサフランライスはナンを選択しました。 ちなみに「ハンディ」とは平ための壺型の調理器具(器)の名前。 調理器具名がそのまま料理名になったわけですね。 こちらは左右に取っ手が付いたまた別の鍋(器)「カダイ」での提供でした。 実は「カダイ」と名のついたカレーも別にあるのですが、こちらは「カダイ」と言う器で提供された「ハンディ」というカレー。 ややこしいですが、そう言うことです。 やはり、ナンの食感ひとつとっても巷のインネパ店によくあるテンプレなインド料理とはどこか違いますね。 ミシッとしております。 ハンディは鶏肉のボリュームたっぷり。 トマトと玉ねぎがたっぷりですが、いい感じの辛口に仕上げてくださいました。 生姜がガッツリ効かせてあるのも良いですね。 ★ホットチャイ 駅前の便利な場所にある、お酒が超格安のカジュアルなインド料理店。 そんな基本設定ではありますが、事前に言えば色々やってくれそうな空気感。 地元の皆さんにぜひ、盛り上げて行っていただきたいものです。

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立川駅

インド料理

立川駅直結「グランデュオ立川」7階レストラン街にあるインド料理店。 『タージパレス』 堂々としたカタカナ看板がインパクト大ですね。 こちら実は吉祥寺『シタル』の系列店なんだそう。 『シタル』と言えば西荻窪にある同名店が有名で、吉祥寺店ってその2号店としてオープンしたんじゃなかったかしら。 けれどもTwitterで「SITAL吉祥寺本店(@SitalKichijoji)2022年9月28日の投稿によると、 《姉妹店の紹介》 SITAL吉祥寺北口二号店 SITAL習志野店 タージパレス(立川グランデュオ7階) 上記店舗以外は別系列店もしくは他店様となります。同名他店様も多いのですがSITAL吉祥寺グループは上記店舗のみとなりますのでご注意下さい。 とのこと。 経営が変わったのか、もともと2号店というのが誤報だったのか。 いずれにせよこちら、西荻窪『シタル』と経営上の関係はないようです。 モニタはWi-Fiがうまくつながっていない様子。 たまたまでしょう。 奥の壁に書かれた絵画。 踊り子の風情に味がありすぎる!! 「かめはめ波」? この日はディナー訪問だったのですが、メニューはナン&カレーのセット主体。 「ナン・ライス食べ放題」という、ある意味日本におけるインド料理店のテンプレートスタイルなのですが、 ナンのバリエーションが豊富であるが故、こんな珍メニューにありつくことができました。 ★チョコナンセット ¥1649 ・バターチキンと一種カレー ・チョコナン ・ライス ・サラダ ・パパド ・ソフトドリンク ・デザート 「チョコナン」ってネパール人経営のインド料理店ではごくたまに見かけるのですが、これってスイーツ扱いですよね? いや、スイーツ扱いだと思っていたのですが・・・ まさか主食としてチョコナンを据えるセットがあるとは。 一種カレーは「ほうれん草」(サグチキン)を選択、辛さは4の「辛口」でお願いしました。 ナン&ライスはおかわり自由ですが、おかわり時はプレーンナンになります。 そりゃそうだ。 ナンの中にはチョコがたっぷり。 写真では薄く見えますが、かなりチョコチョコしたチョコナンです。 もちろん、かなりスイ―ティー。 バターチキンに浸します。 メキシコ料理なんかでチョコをソースに使うことはあっても、チョコを主食にしてカレーを食べるのは初めてです。 でもまあ、おや? これは全然アリというしかないでしょう。 考えてみれば、そもそもチョコとバターは油脂の方向性として合うわけで。 バターチキンを辛くしてもらったのが逆に良く、辛さと甘さが絶妙なバランスを生み出しています。 なるほどなるほど、チョコデニッシュとカレーパン一緒に食べることもあるもんなぁ。 もう一方のサグチキンとも案外マッチ。 こりゃ最早「あなたの知らない惣菜パンの世界」だな。 但し、ターメリックライスとチョコナンの相性は厳しい・・・ やはりお米の国ニッポン、米に合わせるものには舌がうるさくなってしまうのでしょうか。 チョコとご飯は距離を置いていただく必要がありそうです。 ともあれ、チョコとカレーの新しい可能性を発見。 カカオも広義のスパイスだと考えれば、いろいろと拡がりそうですね。

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JR新宿駅東口すぐ。 画期的な駅前スパイスカレースタンドだった『SPICE FACTORY』が閉店し、知る人ぞ知るあのカレー店の看板に変わっていました。 『カレーハウス リオ 新宿店』 2023年10月30日オープン。 横浜で創業1960年。 ハマっ子のソウルフードとも言われる『リオ』。 相鉄ジョイナスの一号店が2014年にいったん閉店したものの、数ヶ月後に復活。 それが乗降客数日本一の新宿駅に進出するほど勢いを取り戻すとは実に感慨深いです。 なお、こちら新宿店は直営ではなく「横浜 カレーハウス リオ監修のお店」。 運営は株式会社JR東日本クロスステーション フーズカンパニーのようです。 同社が運営する『BECK'S』『いろり庵きらく』『ぶらんじぇ浅野屋』など同様、多店舗展開への一歩かも知れませんね。 内装レイアウトは『SPICE FACTORY』時代のままですが、スパイスディスプレイが外されシンプルな印象に。 オーダーは券売機にて。 横浜のメニューからはだいぶ絞り込まれ、トッピングによるバリエーションに徹しています。 逆にポークジンジャー、鶏竜田揚げといった新宿店オリジナルメニューもあったりしますね。 ★ポークジンジャーカレー ¥900 さっそく横浜にないメニューを試してみました。 17種類のスパイスを用い、鶏ガラ・鶏肉からとった出汁にココナッツミルクも加えたカレーソース。 多くの昭和カレーライスに比べ小麦粉少なめで、スパイシーなのに重くないのも人気の理由。 1960年の創業から変わらない伝統の味です。 ポークジンジャーは薄切りで味付けは控えめ。 けれどそれが悪いわけではなく、カレーソースと合わせて美味しいバランスというわけ。 ちょっと『松屋』のカレギュウみたいな趣ですね。 それにしても、やはり『SPICE FACTORY』の「スパイスカレー」よりも、西口側で繁盛を続ける『C&Cカレー』『11イマサ』に対抗する「カレーライス」のほうが大きなパイを取れると思い直したのでしょうか。 いろいろ示唆に富む動きであります。