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松 宏彰

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カレー

松 宏彰

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4000軒カレー屋を食べ歩いたMr.カレー細胞

カレー細胞/松 宏彰 ポケットカレー株式会社代表取締役/映像監督/広告プランナー カレー屋訪問4000軒以上。「マツコの知らない世界」出演。 JAPANESE CURRY FESTIVAL/東京カレーカルチャー プロデュース。 映像作品「やさいのようせい N.Y.SALAD」「ネコ戦隊びたたま」「トキノ交差」など

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上野広小路駅

ダイニングバー

夜飲み需要がようやく回復してきた御徒町。 地上の屋台の賑わいとは裏腹に、界隈のインド・ネパール・バングラデシュ人たちがしっぽり飲んでるお店がこちら。 『KHANA KHAJA』(カナ・カジャ) 店名はネパール語で『食事と軽食』といった意味。 御徒町界隈で宝石商を営むインド人にはベジタリアンが多いからか、ベジメニューのバリエーションがかなり豊富です。 近隣にはインドのベジ料理レストラン『ヴェジハーブサーガ』もありますが、こちらではお酒が飲めるのが良いですね。 ★生ビール ¥350 都心部でこの価格、素晴らしい! しかもパパドにグリーンチリチャトニまで付いてきましたよ。 ★野菜マンチョリアン ¥950 インド中華(インディアンチャイニーズ)の代表メニュー、チキンマンチュリアンのベジバージョン。 辛口でお願いしました。 カリフラワーを用いたゴビマンチュリアンとは異なり、ミックス野菜と豆を団子にして揚げ、スパイシーで甘辛なマンチュリアン(満州風)ソースと絡めています。ビシッとした味ながら、他店のマンチュリアンと比べるとニンニク控えめと感じました。 ★野菜ハイドラバディ ¥1090 ★チャパティ ¥350 南インド・ハイドラバディの野菜カレーがあったので、こちらも辛口オーダー。 ドライタイプで、野菜をたっぷりもりもりスパイシーにいただくことができます。 ★ラッシーサワー ¥299 とにかくお酒が安いですね。 しかも結構濃いめ。 あまりフォーカスされることのないお店ですが、なかなかの穴場です。

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蒲田三大とんかつに数えられる名店『檍』(あおき)のかつカレー専門業態『いっぺこっぺ』。 その勢い衰えず店舗拡大中ですが、今回は秋葉原のお店へと訪問。 『とんかつ檍のカレー屋 いっぺこっぺ 秋葉原店』 オープンは2021年5月30日。 通し営業につき空いている16時すぎに訪問してみました。 オーダーは券売機にて。 『檍』の身上である林SPF豚の部位ごとにメニューが分かれています。 こちらの店舗ではかつカレーの他、とんかつ定食もオーダー可能。実質『檍』のカジュアル版店舗となっています。 卓上には4種の岩塩。 深層岩塩(ロックソルト) ナマック岩塩 地中海シーソルト ヒマラヤピンク岩塩 そう、実はこの『いっぺこっぺ』のカツカレー、カツをカレーではなく塩で食べることを推奨しているんですよね。 ある種倒錯的。 ★カタロースかつカレー(200g) ¥1800 ほら、写真をよくご覧ください。 カツとカレーは一切触れていないんですよね。 カレー自体はシンプルかつ昔ながらのカレールゥ。 具材としてチキンが入っています。 いわば、カツの旨さを邪魔しない味。 通常のロースかつよりも脂ジューシーなカタロースかつ。 衣のサクッとした食感も含め、流石『檍』のカツは素晴らしい。 しかもカレーに漬けず、岩塩で食べるほうが間違いなく旨いんです。 「カツカレーの最適解」という命題はなかなか難しく、カツが旨過ぎればカレーが台無しになり、カレーを美味くするならカツが寂しくなりがち。 そこで『檍』が出した答えは、『カツの旨さを最大限引き出すため、カレーに邪魔させない』ということ。 いわば『カツとカレーのマリアージュの否定』なのです。 結果、「日本一旨いカツカレー」ではなく「日本一カツが美味いカツカレー」が誕生したわけで、その特異な立ち位置で成功しているのですから、実に興味深い事案ではないですか。

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大手町(東京)駅

パスタ

みなさん、「ロメスパ」をご存じですか? 「ロメスパ」とは気軽に立ち寄れる「路面スパゲッティ」の略。 茹でた麺を鉄板でアッツアツに仕上げた、日本独特のスパゲティです。 そんなロメスパの元祖といえばやはり有楽町『ジャポネ』。 ところが『ジャポネ』誕生の7年前に創業し、『ジャポネ』創業者もここで修業したというレジェンド店が今も大手町にあるんです。 ロメスパの大いなるルーツ、それがこちら。 『リトル小岩井』 大手町ビルヂングの地下2階にあり、とてもカジュアルな店構え。 看板に「PAST&DELI」とある通り、スパゲティの他、サンドイッチを朝7時から販売しておりこちらも大人気。 『リトル小岩井』の創業は1973年(昭和48年)、T・レックスの 「20センチュリー・ボーイ」がヒットした年です。 ジャポネは創業1980年、同じく『リトル小岩井』出身シェフによる人気店『関谷スパゲティ』は創業2013年。 これだけの長きにわたり、ロメスパの発展に寄与してきたのはとても凄いこと。 ちなみにもう1店、元祖ロメスパを名乗る『ボーノボーノ』も元をたどれば小岩井。 ルーツはすべて繋がっているようです。 さて、この日の訪問は17時30分頃。 ランチ時には行列ができるお店ですが、通し営業なので時間をずらせばすんなり入れます。 もし並んでいたとしても回転は凄く速いので、それほど怖じ気づくことはありません。 メニューは壁に。 大手町とは思えない価格設定ですね。 有楽町『ジャポネ』同様「ジャポネ」というメニューもあって興味深いのですが、オーダーしたのは「キーマカレー」。 『ボーノボーノ』にも『ジャポネ』にも『関谷スパゲティ』にもカレースパがあるのは、ルーツが同じだからなのでしょう。 ★キーマカレー ¥620 鉄板でアッツアツに炒められた柔らか麺に濃厚なカレー味。 なかなかスパイシーで、スパゲティ欲とカレー欲が同時に満たされてゆきます。 日本のカレーライスがヨーロッパ料理でもインド料理でもないように、ロメスパも決してイタリア料理ではない。 日本でローカライズされ、受け継がれ、進化してきた、日本ならではの美味しさ。 実にたまりません。 イタリア人に食べて欲しいな。

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築地駅

カレー

築地で健康診断のあと、さらに健康になろうと立ち寄ったのがこちら。 『築地ほわいと』 通称「お弁当のデパート」。 もともとは牛乳販売の店舗『ほわいと乳販店』だったのが、昼に販売しはじめた弁当が人気になり、種類がどんどん増えて今のカタチに。 お弁当は80種以上。 まあ、よくこんなに作れますね、というほどのラインナップ。 中でも看板メニューといえるのがカレー。 いわゆる昔ながらのカレーライスなのですが、作ったあと一度冷やして浮いた油を取り除く独自製法で、食べたあともたれないのが人気の秘密なんです。 さすがは築地、営業は朝の6時から。 最初、唐揚げカレー頼もうかなと思っていたのですが、この日立ち寄った11時には唐揚げが売り切れという人気っぷりでした。 ★チキンカツカレー ¥700 天気が良かったので近隣のあかつき公園にて。 カレーは濃厚で、一見ズシっと来そうですが確かに重くはない。 ライスも結構な量ですが、カレーが濃い味なのでバランスはなかなかのものです。 チキンカツは衣サクサク。 こちらもヘルシーでどんどんいけちゃいます。 カレーのほか、築地場外の魚屋さんから仕入れた食材を用いた、魚の味噌漬けも人気とのこと。  大いに興味はありますが、次もまたカレー頼むんだろうなあ。

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神保町駅

カレー

とある用事で神保町を歩いていたら、なんだか新しいカレー店を見つけてしまいました。 『カレー食堂 たんどーる』 初台の名店と同じ店名ですが、ルーツもコンセプトも全く異なります。 こちらは、ネパール人が、インドのスパイスを用いて、日本のカレーを提供するお店。 ある意味、現代的なコンセプトではあります。 「えっと、タンドールとは?」そこは気にしてはいけませんよ。 オーダーはタッチパネルにて。 半券を持っていったりせず、そのまま席に座ってれば呼ばれるスタイルです。 コロナ禍での非対面の流れて増えたタッチパネルですが、感染防止の観点からはあまり意味はなく、むしろ日本語が苦手な外国人店員がミスなくオーダー取れるというメリットのほうが大きいと思います。 あ、カレーができたようですね。 ★ 房総ポークカレー ¥880 ・辛口 和のお盆に日本式のカレー皿。 一周、いや二周まわって懐かしい昭和の「印度カレー」風味。 そういうのが好きな人なら大いにアリです。 これが新店で、しかもネパール人が作っているというのも三周、いや四周回って素晴らしい。 辛口にしたら、私でも案外辛かったです。 そこだけ日本人離れしてる感じ。 面白いじゃないですか。