Yamazaki Osamu
高見橋駅
とんかつ
2025/3/10来店 鹿児島6軒目。 二日目のランチは、前日ホテルに帰る途中で見つけた豚カツ屋さん、『とんかつ黒田』さん。 大きく「とんかつ」と描かれた暖簾に、店名が端の方に目立たないように「黒田」とあります。 こういうお店は絶対に美味しい!と思い、ホテルに帰って調べてみると、やっぱり高評価でした。 本当は豚カツの老舗店、『竹亭』さんに伺おうと思っていたのですがホテルからは遠く、今回は黒田さんにすることにしました。 11時開店なので少し早めに伺って並ぼうと10時40分くらいに到着。店を覗いていると、まだ20分前なのに入れてもらえました。 券売機で「ミックスフライ定食」の特上を購入。少し待つとキャベツから出してくださいます。特製のトリュフドレッシングをかけていただきます。 いや、これがとてもいい!トリュフの香りがほんのり香り、どんどん進みます。 キャベツのおかわりを勧めて頂き、追加を食べていると目の前の網にササミがのり、揚げ物がスタート。 ササミはしっとり柔らかジューシー! 衣は薄くてサクッとしていて、油のいい香りがします。こんな体験は初めてです。 続いてロースカツとヒレカツです。断面はほんのりピンクがかっていて、肉汁が滲み出ている感じ。こちらも今までに無い新食感。 豚も旨いですが火入れの技術も凄い。 ソースもありましたが、繊細なお肉につけるのが勿体無くて、塩で食べるのが一番美味しいと思いました。噛むたびに香りが鼻に抜け、余韻も長いです。 メンチカツも肉汁が中から溢れ出します。 最後はキスと有頭海老。 レモンと特製のタルタルソースでいただきます。キスは程よく脂が入っていて、海老は身がプリっとしています。頭の味噌もいい感じ。 全てにおいて、今までの概念を覆されましたね。 値段はそこそこしますが、全くコストパフォーマンスが劣っているとは思えません。 これもご縁でしょうか、本当に美味しいカツに出会えて幸せでした。接客も、とても親切でしたよ。