Hitoshi Tanaka
六本木駅
バー
二次会で赤坂から六本木へ移動。眺めの良い場所で歓談。女性ボーカルとエレキギターの二人の生演奏でFry me to the moon などが聞こえ、窓の向こうは東京の摩天楼。話に花が咲き、ラストオーダーになりますという声で我に帰った。 とても居心地が良く、たまに来るならこんな店のリストに入れておこうと思ったのである。
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喫茶店
銀座を中心に全国へ。一息つける喫茶店投稿が話題!
銀座界隈で1500店。京都で690店、横浜中華街はまだ160店。荻窪、鎌倉、横浜と棲息地を移し、2022年からは全国を徘徊中です。
Hitoshi Tanaka
六本木駅
バー
二次会で赤坂から六本木へ移動。眺めの良い場所で歓談。女性ボーカルとエレキギターの二人の生演奏でFry me to the moon などが聞こえ、窓の向こうは東京の摩天楼。話に花が咲き、ラストオーダーになりますという声で我に帰った。 とても居心地が良く、たまに来るならこんな店のリストに入れておこうと思ったのである。
Hitoshi Tanaka
住所非公開の店にお誘いを受け17時からのコースを頂いた。驚きの値段、飲み放題付きで¥15,000。 写真#1の先付は、 そら豆の擦り流し、水蛸のカルパッチョ、枝豆のがんもどきである。すり流しは旬のそら豆の独特の香りがあり、上に散らした赤紫蘇の芽がワンポイントである。水蛸は通年出回るが旬はやはり初夏で、噛み切りやすい小片に揃えてあり、貝割れ大根を下に敷いてアクセントを添えている。がんもの断面に見える枝豆の緑が目に夏を訴えているように感じるのである。 写真#2は、メジマグロのお刺身。クロマグロ(本鮪)の幼魚をそう呼ぶが、若いだけあって脂は少ないが柔らかくツルツルと喉を通ってしまった。 写真#3は、すみいか。独特の甘みと柔らかめの歯応えを楽しむ。 写真#5、#6は、すずきの焼き物で、パセリとカシューナッツのソースを添えてある。焦げ目が少なく内も外もふっくらと仕上がっている。弱めの火で時間をかけて焼いたのであろう。この魚のテクスチャはセクシーであった。 写真#7は、鰭(ハタ)で、コリコリとした歯切れが特徴である。 写真#8は、中トロで説明は不要であろう。皿にピントがあってしまい寿司はピンボケなのは残念である。 写真#9は、毛蟹ともずく酢。蟹肉は丁寧に身や脚から取り出してあって、私のような不器用不精者にはありがたい。蟹酢はもずくを浸して花穂紫蘇を添えることで単調なビジュアルに文字通り花を添える仕事が偉い。 写真#10は、鰺。これもピンボケで申し訳ない。 写真#11は、先っぽがピンとしていないので鳥貝っぽく見えない。恐らく調味液に浸してあるからクタッとしているのであろう。サクッとした歯切れを想像していたが、そうではなかった。 写真#13は、とうもろこしのかき揚げで、まさしく旬の前の「はしり」の時期の一品である。コーンの甘みに逆らえる者はいないのである。 写真#14は、甘海老。想定していたプリプリ感は少なく、拍子抜けした。 写真#15は、マグロの漬け柚子胡椒。日本人の魂を揺さぶる鮮やかなルビーの色と鉄分を感じる赤身はいくらでも食べることができる自信がある。 写真#17は、手巻き雲丹である。ムラサキ雲丹の味も誉めたいが、何しろ海苔の香りとパリパリ感が絶妙で困った。大将もこの寿司海苔を自慢しており、しばらく有明海の海苔談義に花が咲いたのは当然である。私は大人なので海苔の仕入れ先や銘柄を尋ねることはしなかったが、後になって訊いておけばよかったと後悔したのである。 写真#18は、鱈と太刀魚の擂り身を入れた小籠包で、つゆが浅蜊仕立てなのである。寿司屋で小籠包と驚くことはない。現代では異業種交流が盛んなのである。なお、このスープは完飲した。 写真21,#22は、トロ沢雲丹の「贅沢巻き」である。「贅沢巻き」はこの場で私が名付けたので、広まるかどうかは判然としない。 写真#23は、コース外の追加注文用の寿司ダネで、帆立は絶品だったそうで、注文しなかった私はへそを噛んだ。 写真#24は、デザートのメロン。 食事中に「アガベシロップ」という言葉が出てきた。砂糖やハチミツなどの代用として最近になって使われ出した天然素材の甘味料だそうだが、余り摂取すると身体に悪いそうである。まあ、何でもほどほど、中庸がよろしいのである。
Hitoshi Tanaka
赤坂見附駅
スイーツ
ここの赤坂餅は、以前に溜池山王店で買ったことがあるので、豆大福を選んだ。そして大福の豆は定番のエンドウ豆や黒豆ではなくて、なんと小豆ではないか。そして餡は小豆の粒餡である。 エンドウ豆や黒豆と違って、豆の歯応えを楽しむことは出来ないが、ネットリした皮も相まって優しい大福に仕上がっている。私は既に東京三大豆大福の店の豆大福を食べているので、少し想定外の感じがあったがこれはこれで良いかと思う。 群林堂 https://retty.me/area/PRE13/ARE5/SUB505/100000004939/45119103/ 松島屋 https://retty.me/area/PRE13/ARE14/SUB1404/100000051782/39671396/ 瑞穂 https://retty.me/area/PRE13/ARE23/SUB2301/100000010408/45075305/
Hitoshi Tanaka
三条(京都)駅
日本料理
三条通りと木屋町通りの交わる橋のたもとにある「佐久間象山先生遭難之碑・大村益次郎卿遭難之碑 北へ約壱丁」の道標を背中にして東を向けば、そこに「めなみ」がある。 17時に予約を入れてあったが、それを待ちきれずに友人と暖簾を潜ってカウンターに落ち着き、まずはビールと枝豆。写真#1と#2は蓮根饅頭¥880で、写真#3は突き出しの切り干し大根とお揚げを焚いたんである。 写真#5は万願寺唐辛子獅子唐¥880。万願寺唐辛子は辛くないのであるが、獅子唐が辛い。上に振りかけたおかかが合う。写真$6は壬生菜とお揚げを炊いたん¥660である。 京都の土地は、鴨川や桂川、そしてその支流からなっていて北から南へ意外に高低差がある。特に二条から南への落差が大きく、壬生の辺りは湿地帯であり、壬生菜がよく採れた時代が最近まで続いた。くどいようだが、京都の西半分があまり発達しなかったのはこの低湿地が拡がっていたことも原因のひとつである。 なんてことを考えていたら、ビールが尽きたので京都の酒「延寿」を注文すると、店員さんが「お燗ひとつ」と常温や冷酒などの好みも訊かずに注文を通したが、実は「燗酒」が大正解であった。 ほどよく酔っ払って店を出るとまだ日が照っていてまぶしく、高瀬川を渡って次の店に向かったのであった。
Hitoshi Tanaka
三条(京都)駅
スイーツ
京都は三条大橋のたもと、スタバのある西側の三条通り沿い北側に古色蒼然たる店を構えており、五色豆や塩豆などの豆菓子や煎餅、あられなど米菓子も揃える。 ここで購入したのは「そら豆」である。麻布十番の豆源や夷川通りの豆政のそら豆は、油で揚げてあり「いかり豆」の名前が付き、塩味なのでビールが進む。そしてこの店でも販売しているのであるが、「そら豆」と頼んだら写真のような煎った豆が出てきた。口の悪い娘は「珈琲豆じゃん」と評したが、良く似ている。煎っただけであるのでとても固い。しかし、じんわりと焦げた味が素朴で後を引くのである。本当はこの歯応えも醍醐味であるが、老人にとっては掛け替えのない歯を欠いたりするので気をつけて少しずつ食べている。