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中華

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中華料理のメジャーからマイナーまで

*2017年~2021年 熊本TOP USER *2021年度「いいね」総獲得数全ユーザー中1位 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000132.000004025.html *2022年~現在 中華TOP USER 中華だけでなく、 日本酒・焼鳥・洋食・ラーメン等も好き

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牛込神楽坂駅

焼き鳥

【比内地鶏焼鳥の新星!】 ※コメント返しは原則お休みしてますので、記入ご遠慮ください(参考通知とオフ会の御礼は記入OKです) 先日食べた根津『照隅』で 比内地鶏の焼鳥の魅力に目覚めた私。 そんなワケで本日の焼鳥探究は 牛込神楽坂の比内地鶏焼鳥の『峠』。 2018年創業。 GoogleMAP評価が凄くて、 訪問時点レビュー69件に対して「4.6」、 某グルメサイト「3.71」、焼鳥百名店。 店主は三軒茶屋の『床島』出身。 以前、『床島』は訪問済み。 シックな雰囲気の良い店だったので その弟子でしかも比内地鶏の『峠』は非常に楽しみだ。 「峠コースA」7000円は以下なり。  ★先付  ★野菜盛り合わせ  ★ささみ  ★はらみ  ★手羽元  ★トマト三杯酢  *ふくらはぎ  *手羽先  ★れば  ★シャインマスカット白あえ  ★つくね  ★みたらし(追加)  ★そぼろご飯  *スープ  ★ほうじ茶アイス ◆先付 ・とうもろこし摺り流し ・茄子浅漬 ・蓮根ごまあえ 「とうもろこし摺り流し」 繊維を少し残したシャキシャキ感のある摺り流し。 とうもろこしのピュアな甘味が後味すっきり。 「茄子浅漬」 妙に美味しい浅漬け。 瑞々しい茄子の果肉感と優しい味付けが絶妙。 ◆野菜盛り合わせ カボチャ、人参、オクラ、ビーツ、パプリカ、クレソンなど ハイクオリティな有機野菜の盛り合わせ。 ユニークだったのがドレッシングの 「豆乳マヨネーズ」「にんにく味噌」 豆乳マヨネーズは豆乳の円やかな優しい味に、 ほのかな酸味感で上品な味付けでした。 ◆ささみ 大相撲よろしく 焼き台の傍らに粗塩を入れた桝が置いてあり、 『峠』ではタレよりも塩主体で焼く感じです。 「ささみ」は肉厚でしっとりと 半レア感を残した焼き上がりに軽く塩味。 塩はミネラル分多めなのか尖りが少なく円やか。 紫蘇とレモンジュレが乗っており、 ささみの風味をレモンの甘味酸味が引き立てる。 いきなりユニークで面白い串。 ◆はらみ こちらも塩で。 脂感強めで口中で熱々な肉汁があふれる。 ◆手羽元 手羽の付け根部分。 表面はパリパリ、 内側はしっとりとした、 グラデーションがかった絶妙な焼き。 よく可動する筋肉が多い部位だからか 味が濃厚で美味。山椒ともよく合う。 ◆トマト三杯酢 『峠』は大根おろしはないが、 代わりに「トマト三杯酢」が箸休めに。 意外と三杯酢の酸味感はなく穏やかな味わい。 トマトはフルーツトマトかな? けっこう糖度高めで甘くておいしい。 ◆れば こちらはレア―感を残した、 ネットリした味わい。 甘さ控えめなビターなタレと、 肝のコク苦が調和。 ◆シャインマスカット白あえ チーズのようなマッタリした白和え。 砕いたローストナッツが仕込まれており、 スモーキーな薫香感とカリカリ感がして面白い。 ◆つくね 『峠』のつくねは軟骨が入っていないが、 とろけるようなホワホワとメルティーな食感。 キリッとした醤油感強めのタレが 味を引き締める。 ◆みたらし(追加) 「みたらし」って何だろ?と思いコース外で追加。 …なんの事はないウズラの玉子でした(笑) 見た目が「みたらし団子」に似てるからって事か。 焼きはやや半熟寄りで、 こちらも醤油感強めのタレ。 ◆そぼろご飯 〆は「親子丼」「そぼろご飯」「稲庭うどん」から選ぶスタイル。 「そぼろご飯」はゴロゴロの 大きなそぼろで鶏の味が濃くて美味。 途中、オレンジ卵黄を割って美味しくいただく。 ◆ほうじ茶アイス ほうじ茶に含まれるカフェインが作用して、 ややほろ苦く大人な味わいのアイス。 甘すぎず美味しい。 女将さんから 「お好みで山椒振ってください」と説明。 アイスに山椒?疑り半分で試してみると これが中々に美味しかった。 ~あとがき~ 以上、『焼き鳥 峠』でした。 やっぱり比内地鶏の焼鳥は味が濃くて美味いな。 店内は焼き台を中心に、 コの字型のカウンター席を設えた、 スタジアムのような配置。 調理工程にエンタメ性を持たせるとともに、 年季の入った茶釜など、雰囲気ある調理道具も見ていて楽しい店でした。 『床島』同様、しっぽり静かに 焼鳥を楽しむのに非常に良い店でした。 ぜひお試しを

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大崎駅

居酒屋

【いわし料理に特化した居酒屋】 ※コメント返しは原則お休みしてますので、記入ご遠慮ください(参考通知とオフ会の御礼は記入OKです) 山手線に揺られ、 大崎駅前の車窓をふと眺めると、 大崎ニューシティ・ゲートシティ大崎・ThinkPark・ソニーシティ大崎…etc スマートで洗練されたオフィスビル街に “昭和な大衆居酒屋”がポツンと見える。 まるでその場所だけ別の町から ワープして来たような異質な光景。 あまりにも気になる… 店の名は 『いわし料理の店 味楽』。 …しかも調べると2021年には 某グルメサイトで定食百名店に選ばれている。 大崎に来るたび 毎回気になってしょうがないので 思い切って訪問してみました♪ ◆うす造 …850yen なんとコチラ、「いわし料理専門店」なのです。 薬味が大量に入ってくるのが嬉しいですね(笑) 脂の乗りはやや今一つでしたが、 もみじおろしがピリ辛で美味。 ガバッと3枚重ねにしていただく。 ◆いわしフライ …800yen 「いわし風味揚」が気になりましたが、 品切れとの事で王道の「いわしフライ」。 少々小ぶりではありますが、 ワタまで除かれており苦味が嫌いな方でも ノンストレスでいただけます♪ 油も軽くザクザクと力強い衣でした。 ◆ざるうどん …800yen 「鰯」で「ざるうどん」ってどゆこと? 気になりすぎて注文。 なんと鰯の魚粉が練り込まれた饂飩です(驚) 早速ツユにつけてズズッと、、、 饂飩自体は讃岐に近い感じで、 エッジがついておりコシも強いです。 …そして饂飩を咀嚼すると 鰯の酸味・苦味・うま味が口中に溢れる。 ツユも鰯の風味を邪魔しないあっさりしたモノでした。 これは斬新で面白い上に美味い! 個人的にマストで注文して欲しい一品でした。 ~あとがき~ 以上、『いわし料理の店 味楽』でした。 毎回、大崎駅通るたびに気になってた モヤモヤも解消できて満足です(笑) ところで、江戸時代には 深川あたりには「干鰯場(ほしかば)」 と呼ばれる鰯用の河岸があった。 実はこの河岸の鰯は食用ではなく 関東近郊の農家むけに豊富な栄養を含む 有機肥料に加工され活用された。 また高価な蝋燭を買えない庶民は、 この肥料で絞った鰯から出た 安価な油を灯に夜を過ごした。 だから江戸の庶民の長屋は「鰯臭かった」 なんて話も有名である。 このように鰯は江戸の庶民にとって 食用のみならず生活に欠かせない 極めて身近な大衆魚であったワケです。 昨今では気候変動の影響による不漁や 燃料高騰で高級魚に片足突っ込んでる鰯ですが、 こういう専門店だと尚更大変でしょうね… 私は鰯も好きなので こんな店こそ頑張って欲しいですね。

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田端駅

中華料理

【これぞ正統派な海老チャーハン】 ※コメント返しは原則お休みしてますので、記入ご遠慮ください(参考通知とオフ会の御礼は記入OKです) 本日は田端が誇る町中華 『中華料理 新三陽』 訪問時点、 GoogleMAP評価「4.2」、 某グルメサイト「3.48」 暖簾分けなのか東京周辺には この「新三陽」と同名の店が幾つか見受けられる。 実はこの田端『新三陽』、 『ワカコ酒』Season3第2夜 「ご近所の町中華で晩餐」に登場。 最後の晩餐で盛り上がる同僚達をよそに、 武田梨奈演じるワカコが 「手に届く今宵の晩餐」を求め ひとり町中華をフラッと訪れるストーリーとなっている。 …そんなコチラ、海老チャーハンの ビジュアルが大変すばらしく楽しみにしてました♪ ◆焼売 …400yen みっちりとした肉餡に、 水分量多めのホクホクした皮。 そのままでも ジューシーな肉の味わいがして美味。 たっぷりの辛子と 酢醤油で楽しんだ。 ◆海老チャーハン …900yen さぁいかがだろうか? ゴロゴロと大きく鮮やかな海老が堪らない! 個人的には 祐天寺の『三久飯店』、町屋『一番』と並び 都内でも屈指のビジュアルの海老チャーハン。 海老は大きいだけでなく、 ブリッと弾けるような最高の弾力感。 この良い海老使わないと出ない素晴らしき食感です♪ 炒飯の米は少々しっとりで、 醤油の塩分の尖りが少ない滋味深い味わい。 あくまでも主役は海老、と言わんばかり。 海老を引き立てる飽きが来ないアッサリとした味付け。 スープは節系の魚介の甘みを ほのかに感じさせる味付け。 ~あとがき~ 以上、田端が誇る『中華料理 新三陽』でした! 圧倒的な存在感はなつ佇まいに、 ハイクオリティな海老を兼ね備えた海老チャーハン。 個人的には 祐天寺の『三久飯店』、 町屋『一番』、 田端『新三陽』 この3店を 東京3大海老チャーハンに推薦したいところ。 ちなみに人気店につき日曜の昼は大混雑。 老夫婦お二人で切り盛りしているため 接客がやや追い付いていない様子でしたが、 温かい大らかな気持ちで待ちましょう。 東京屈指の海老チャーハン、 ぜひお試しあれ。

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荏原中延駅

ラーメン

【出汁の効いた純東京ラーメン】 ※コメント返しは原則お休みしてますので、記入ご遠慮ください(参考通知とオフ会の御礼は記入OKです) 本日は荏原中延の『中華そば 多賀野』 1996年創業。 訪問時点、 GoogleMAP評価「4.3」、 某グルメサイト「3.92」、ラーメン百名店。 ミシュランビブグルマンも 複数回の選出実績あり。 店主・髙野多賀子氏は夫婦で試行錯誤を繰り返し、 ラーメン屋としては珍しい“出汁パック”を使ったスープを発明。 “純東京ラーメン”を謡う安定感ある一杯は、 熱烈なファンが多く東京を代表する ラーメン店の一つでもあります。 ◆特製中華そば(A) …1150yen 琥珀色の水面をたたえる醤油スープ。 奇抜さや新しさはないが、 ほっこりと安心感のある佇まいですね。 早速スープひとくち、、、 鶏豚の動物性スープのコクに、 海産物(昆布・煮干し・魚節)から 引き出した出汁成分。 日本人が好む出汁への訴求力が高さ。 醤油のカエシも優しく全体的に淡麗な味わいに感じられる。 自家製の中太麺は 高野店主の地元・新潟の「へぎそば」を元に考案されており、 布海苔を使う「へぎそば」同様に海藻が練り込まれている。 麺自体が磯味がする、というワケではないのだが、 海藻が“つなぎ”の役割を果たしてるのか、 最初の数啜りは凄いコシが強く圧倒的なエッジ感。 序盤の食感の良さが圧倒的。 …ただ熱に弱いのか終盤は 最初の麺のコシが弱くなっているように感じました。 特製(A)にすると 煮玉子/ちゃあしゅう、メンマ、のり増量 肉の固さを活かした豚肩ロースが秀逸だったのと、 海苔の磯の香りがアクセントに。 ~あとがき~ 以上、『中華そば 多賀野』でした。 創業自体が1996年と少し前で、 最近のラーメン屋の最新のトレンドを取り込んでいるワケではないのですが、 地に足のついた「究極のふつう」をいく店だなと思いました。 ちなみに入店の流れは  ①朝8:15~より整理券配布。同時に食券購入。  ②整理券にQRコードがついており、   LINE経由で待ち状況が確認できる。  ③順番が近付いたら再度店に並びなおし、   自分の番号呼ばれたら指定の席に着席。 この中で③が少し注意。 すぐ着席できないと容赦なく速攻番号を飛ばされ、 次の番号の人が呼ばれます。 「○○番の人、いませんか~?」 と店側から再度聞き直してくれる感じも 特にありません。 私の時は他のお客さんが 店の入口通路を占有して塞いでおり、 すぐ入店できない間に 私の番号飛ばされちゃいましたよ 汗 おいおい(笑) ちゃんと時間前に戻ってきて 並び直してるのにこの点は少し気分悪いな~ …まぁそれ以上に 美味しかったから良いが(笑) これから行かれる方は 「呼ばれたら即着席」できるよう、 心の準備のうえ訪問ください。

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外苑前駅

イタリア料理

【“アクアパッツァ”を日本に広めたパイオニア的名店】 ※コメント返しは原則お休みしてますので、記入ご遠慮ください(参考通知とオフ会の御礼は記入OKです) 本日のイタリアン探究は 『Ristorante ACQUA PAZZA』 訪問時点、 GoogleMAP評価「4.6」、 某グルメサイト「3.71」、イタリアン百名店。 オーナーシェフの日髙良実氏は神戸出身。 若い頃より渡伊し イタリアの北から南まで14軒もの イタリアンで修業経験をもつ。 料理修行の過程で “イタリア料理の魅力は郷土料理にあり”と実感。 南イタリアではアクアパッツァと出会い、 アクアパッツァこそ郷土料理のシンボルと考えるように。 帰国後『リストランテ山﨑』料理長を経て、 1990年、西麻布(当時)に 『Ristorante ACQUA PAZZA』開店。 現在でこそ日本国内でメジャーな アクアパッツァを広めた巨匠・日高シェフの名店で 「パスタランチコースA」3400円を注文♪  *食前の一口  *本日の前菜  *フォカッチャ  *パスタ料理  *本日のドルチェ  *カフェ&プティフール ◆食前の一口 「バターナッツかぼちゃの冷製スープ」 カボチャの一種「バターナッツかぼちゃ」の冷製。 あっさりしたカボチャの甘味に、 ピンクペッパーのピリッとした辛さ。 甘い→スパイス感のグラデーションがお見事。 ◆フォカッチャ 天然酵母のフォカッチャ。 ◆本日の前菜 「千葉千倉産キンメダイのカルパッチョ」 昆布を煮詰めた出汁が使われており、 グルタミン酸の塊、すごい濃厚なうま味を感じる。 こういうカルパッチョは初めて食べました。 キンメダイは身もプリプリですが、 湯引きした皮が入っており、 シコシコした食感もあり最高です。 ◆パスタ料理 「イタリア産・水牛モッツァレラチーズのトマトソース スパゲッティーニ」 果肉感を強く残したトマトソースに、 惜しげもなく大量のモッツァレラチーズ。 チーズが固まってややダマになってる感ありますが、 すごいフレッシュなチーズで美味。 パスタもモチモチで弾力感があり美味でした♪ ◆本日のドルチェ 「メロンとブランデーのソルベ」 ここで巨匠・日高シェフが自ら各客席を回り、 ソルベにソースをかけてくれるまさかのサプライズ。 心の準備が出来てなかったので驚きました。 あまりに突然だったので日高シェフから何と言われ、 何と答えたのか覚えてません(笑) …さてソルベは、 さっぱり爽快なレモン果汁を凍らせてあり、 ここにメロンとブランデーのソースが合わさる事で フルーティーな甘さとブランデーの熟成された薫香感が合わさります。 これは大変美味しい♪ メロンの果肉もジューシーでした。 ◆カフェ&プティフール 私はコーヒー自体は好きですが、 というか軽度のカフェイン中毒なほど日々愛飲してますが、実はエスプレッソはそんなに… なので「アメリカン」で。 焼き菓子とミルクアイスで収束。 ~あとがき~ 以上、『Ristorante ACQUA PAZZA』でした。 さすが外苑前に店を構える リストランテだけあってオーセンティックな雰囲気に加え接客も丁寧でした。 このロケーションにして 割りとお手頃価格なのも嬉しい。 先駆者の店でまさかの アクアパッツァを注文しない、 という暴挙をやってしまったが、 実はワンランク上のBコースランチなら メインディッシュから アクアパッツァが選べたらしい。 これは大ポカしちゃいました 汗 次回訪問時にリベンジしたいですね