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中華

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中華料理のメジャーからマイナーまで

●2021年度「いいね」総獲得数全ユーザー中1位 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000132.000004025.html ●2017年~2021年 熊本TOP USER ●2022年~現在 中華TOP USER 中華のほか日本酒・焼鳥・ピッツァ・洋食・ラーメン等も好き

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【《Since1964~》新宿を代表する老舗カレースタンド】 ※コメント返しは原則お休みしてますので、記入ご遠慮ください(参考通知とオフ会の御礼は記入OKです) …健康診断で西新宿。 舌に残るバリウムの口直しに 『モンスナック』へ 開店は1964年で丁度60周年。 創業地はご存じ新宿東口の紀伊国屋書店本店の地下街で、 2021年にビルの耐震補強工事のため一時閉店を余儀なくされる。 …そして翌2022年にこの新宿野村ビルで再始動。 今年春、新しくなった紀伊国屋ビル地下の店舗も復活しています。 「新宿のソウルフード」の呼び声もある、 サラサラカレーをご紹介♪ ■野菜カレー   …¥900 ■トッピングカツ …¥350 カリフラワー、ブロッコリー、人参、茄子、グリーンピース、南瓜が ゴロゴロ入ったナイスビジュアルなカレー! 前評判通り確かにシャバシャバなカレー。 ともすればスープカリーと見まがうほどの水分量ですが、 実は単純にサラサラではなくて溶けた野菜の繊維質が ギュッと凝縮されたちょっとザラついた食感。 ほどよいスパイス感(≠辛さ)と この野菜出汁の相乗効果がたまらない! なるほどねー これが多くの人の心を奪う 『モンスナック』のカレーなのね 他にはない滋味深い味わいがあります。 カツはカラッとラードで揚げた薄い衣に 脂身は少なくあっさりとしたロース肉。 めちゃ分厚い、というワケではないが350円にしては けっこう食べ応えもがあります。 とりわけトロトロな茄子の食感がすこぶる良く 余裕の完食です♪ ~あとがき~ 東京在住4年半にして 今更ながらの『モンスナック』初訪問でした。 油で胃が重くならない、 野菜のうま味主体の他にない 「沁みるカレー」でファンが多い理由もよく分かりました。 ぜひお試しを

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赤坂見附駅

イタリア料理

【イタリア政府お墨付きの本格プーリア料理】 ※コメント返しは原則お休みしてますので、記入ご遠慮ください(参考通知とオフ会の御礼は記入OKです) 本日のイタリアン探究は 東京ガーデンテラス紀尾井町内の 『アンティキ・サポーリ (Antichi Sapori)』 「ブーツの形」に たとえられるイタリア半島ですが、 ブーツのヒール部分に当たるプーリア州の郷土料理の店。 …しかもコチラ、本店がプーリアにあり、 更にイタリア政府より海外における 正統なイタリア料理店認定店を示す「MOI」を取得した本格派となります。 「Corso Pugliese 『プーリア』 ランチ」4800円は以下なり♪ ■リコッタとマルメラータ ■茄子のスフォルマート 実は去年から私がプーリア料理に興味をもったきっかけが「フレッシュチーズ」。 プーリアはフレッシュチーズが 非常に盛んな土地柄で、 昭和の日本でいう「町の豆腐屋」感覚で庶民に身近で日常的に親しまれる食材だそう。 リコッタもプーリアでよく食され 刺身のような鮮度とサッパリ&マッタリとした口当たりが最高。 「スフォルマート」は「キッシュ」に似た卵料理。 こちらも中にチーズが仕込まれており、卵×チーズの相乗効果。 茄子の果肉感あふれるトロトロ食感もよき。 ■パン3種 ・焦がし小麦のフォカッチャ ・タラッリ ・バケット 「焦がし小麦のフォカッチャ」 プーリア特産の「グラノアルソ(焦げた小麦)」を使ったフォカッチャ。 昔、プーリアが貧しかった時代に 小麦畑を焼畑した後で 拾い集めた“焦げた小麦”を使って貧しい人達がパンを焼いたという背景のある料理。 穀物の殻の固さと香ばしさが秀逸ですね。 「タラッリ」 イタリア南部の伝統的堅焼きパン。 ほんのり塩味で気泡感が少なくカリッとした固い食感が特徴的。 ■アクアサーレ  プーリアを含むイタリア南部の伝統料理。 「アクアサーレ」とは「塩水」の事であり、 固くなったパンを浸して柔らかくして食べる所謂「残り物料理」。 日本でいうなら固くなった残飯を活かした「茶漬」、 中国でいうなら前日の夕飯の水餃子の残飯を活かした「焼き餃子」でしょうか。 こういう残り物料理って世界各地で見られますね。 …が、さすがイタリア。 「アクアサーレ」は残り物料理と 思えなぬほどお洒落です(笑) ズッキーニやセロリ、胡瓜、赤玉ねぎに 塩水とオリーブオイルを垂らし、ふやけたパン入り。 こざっぱりと美味しい♪ ■海老、帆立などを使ったサラダ ■フレセッレとプロヴォローネ 「フレセッレとプロヴォローネ」 イタリア南部のパン「フレセッレ」を乾燥状態から 少し塩水で戻しハードチーズ「プロヴォローネ」合わせたもの。 濃厚な「プロヴォローネ」少し乾燥しててパサ味があるものの、 下に敷いたミニトマトの水分で上手く補っているように感じた。 ■自家製“トロッコリ“ プーリア州のロングパスタ プーリアでしばしば使われるパスタ「トロッコリ」に、 真蛸のラグーソースを合わせたもの。 やや径が太くモッチリとしたパスタに、 タコの濃厚な風味のあるラグーが絡み絶品。 ■自家製オレッキエッテ こちらもプーリアの伝統的ショートパスタ、 “小さな耳たぶ”を意味する「オレキエッテ」に アーティチョークのペーストを合わせてある。 ソースはクリーミー寄りで蟹身がたっぷり入っており美味。 弾力感のあるオレキエッテも秀逸だ。 ■アーモンド ■ビスコッティ ■エッセ 「エッセ」ヴェネツィアの伝統的菓子で、 S字型に蛇行する運河の形から名付けられたとか。 ■エスプレッソをかけたアマレッティ入りプーリア風ティラミス ■リコッタプリン ■セミフレッド ■食後のコーヒー 「エスプレッソをかけたアマレッティ入りプーリア風ティラミス」 エスプレッソの苦味とアマレッティの甘味が口の中でぶつかる。 いわゆる日本でなじみあるティラミスとは大分異なり、大人な味付け。 リコッタチーズを冷やし固めた「リコッタプリン」は チーズケーキに似た濃厚さがあり美味。 ~あとがき~ 以上、『アンティキ・サポーリ』でした。 むかしのイタリア南部って貴族層はナポリなどの都会に住み、 プーリアみたいな場所と食文化が分かれたと言われ、 やはりプーリアって少し独特さが感じられて面白い。 …ちなみに東京ガーデンテラス紀尾井町のビル内に、 私が大阪勤務時代によく行ってた某和食店の支店が入居している事に気づく。 へぇ~東京に進出してたんだ! 偶然よい発見ができました。 近く訪問してみたいと思う。

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東長崎駅

居酒屋

【スパイスカレーを肴に飲める店】 ※コメント返しは原則お休みしてますので、記入ご遠慮ください(参考通知とオフ会の御礼は記入OKです) 本日は東長崎の『氵(さんずい)』 2024年創業。 訪問時点、 Googleマップ評価「4.9」、 某グルメサイト「3.28」 鈴木店主は代々木上原の『Sakeria 酒坊主』出身。 魚料理や日本酒のみならず、 クラフトビールやナチュールワインの品ぞろえに スパイスカレーなど多彩な料理で評判がよく 気になってたのです♪ ■マッシュルームのマリネ(お通し) いきなりお洒落~(笑) オイル&スパイス漬けになっておりお酒に大変合いますね。 クミンのスパイス感を肴に美味しくいただく♪ ■真鯛のカルパッチョ ニラ醤油 …¥1000 真鯛をニラ醤油と ピンクペッパー&ハーブで。 真鯛はしっかり熟成されてるのか 濃い深みのある味わいで薬味の風味に 押しつぶされず、真鯛としての個性を主張。 ■バターナッツカボチャマッシュ生ハム …¥600 ねっとりとしたポテサラ風に仕上げた南瓜に、 カリカリとしたバターナッツで食感に変化をつけた一品。 生ハムの塩気とオリーブオイル、胡椒がマッチし これまた酒によく合います。 ■〆スパイスカレー …¥800 ザラザラとしたスパイスのテクスチャを残した ガツンとスパイス感強めなカレー。 ストロングスタイル一辺倒に見えて ミルクを上からかけてマイルドさも忘れずに表現。 ゴロゴロとしたチキンと、 砕いたナッツ類のカリカリ感と 食感の振れ幅が大きく口に運ぶのが楽しい。 何気に人参のアチャールもしっとり感と 爽やかな酸味を両立しててハイレベル。 ■本日のお酒 ・常陸野ネストビール ゆずラガー ・土山の地酒 初桜 ・悦凱陣 花巻亀の尾 生原酒 日本酒は基本燗酒メインらしいです。 滋賀県甲賀市の安井酒造場「土山の地酒 初桜」 初めて飲みましたが「佐瀬式木槽搾り機」という 木槽でゆっくり醸造される酒らしく、古酒ほどじゃないですが、 ほんのりトロみがある琥珀色でズシンとした 重厚感とややドライな辛口な感じ。 ~あとがき~ 以上、『氵』を攻略できました~ 噂にたがわぬ酒飲み大歓喜の面白い店。 …ちなみに店は ミシュランラーメン店『カネキッチンヌードル』と鰻百名店『鰻家』に挟まれた場所にあります。 この両店も大変すばらしい店で 投稿済みなので興味あればご覧あれ。

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表参道駅

カフェ

【いま話題のSNS映えする「ぱっかーんオムライス」】 ※コメント返しは原則お休みしてますので、記入ご遠慮ください(参考通知とオフ会の御礼は記入OKです) 本日は表参道の『Sweet Check』 2024年3月創業。 訪問時点、 Googleマップ評価「4.6」、 某グルメサイト「3.45」 こちらご存じ焼肉の超有名店『ヒロキヤ』と、 愛知のオムプロ氏(オムライスのプロ)がタッグを組んだ話題の店。 オムプロ氏は、 オムライスの魅力を全世界に発信する SNS総フォロワー500万人を超える 人気インフルエンサー&卵料理研究家であり、 あの超人気YouTuberの東海オンエア (24年9月時点 登録者数708万人) ともコラボされてる有名な方です。 そんなコチラ、オムプロ氏監修の 「超映えるオムライス」がありチェックしてたのです♪ ■ぱっかーんハンバーグ1山 …¥2680 注文はQRコード経由、 ワンドリンクとデザート付き。 白基調のカフェ風の店内に SNS用のオムライスの撮影に興じる若い女性客だらけ。 さらに若い女性スタッフ様が 「ぱっかーん!」のかけ声と共に 目の前でオムレツにナイフを入れてくれます。 …非常に動画映えする反面、 表参道をソロ訪問でオッサンが うら若き女子に「ぱっかーん!」されるのは ちょっとした公開処刑のよう。 常人の感覚なら 相当気恥ずかしいと思われます(笑) ただ食べ歩きが10年来の趣味になって以降、 私の価値観は完全に  食 >>>> 羞恥心 こういう場所でも「食」が優先で 「心を無にして」余裕で行けるようになりました。 恥ずかしさよりも、食を通じて 経験できるおもろさが勝ればオールオッケー。 我ながら感覚バグってるなぁと、自覚(笑) さて肝心のオムライスですが、 ナイフを中心に入れると自重で開き、 内側部分が表に。 白身のジュクジュク感のない、 トロトロ&フワフワを兼ね備えた柔らかい食感。 内側はチキンライスになっており、 ベーコンの風味と酸味感強めのケチャッピーな味わいです。 さてヒロキヤのハンバーグですが、 粒度が細かい挽肉でソフト寄りの食感で、 脂身感やジューシーさは控えめで 比較的さっぱりとした味わい。 オムライスのノイズにならずよい感じです。 大量のデミソースは甘味勝ちで ケチャップの酸味味の強いチキンライスを上手く中和して よいバランス感に感じました。 途中で目玉焼きを割って卵黄を絡めて味変。 最後はさっぱりしたパイナップルゼリーで口直し完食です。 ~あとがき~ 以上、表参道で話題の『SWEET CHECK』でした。 ちなみに会計はキャッシュレスオンリー。 総評としては、 「映え」を求める若年層客をターゲットに ビジュアル面の強さにヒロキヤのブランドのシナジー、   さらにSNSでの集客力のある有名インフルエンサーとタイアップ。SNSマーケティングも 上手いイマドキの店といった所。 確かに「ぱっかーん!」は グルメサイトみたいな静止画より 動画投稿が可能なSNSと非常に相性が良いだろうなと思いました。 上述の通りオジサンだと そこそこ浮きますが、 私みたいにそういうの気にならないよー と思える価値観とメンタルの方はお試しを

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池袋駅

中華料理

【「淮揚料理」を楽しむ】 ※コメント返しは原則お休みしてますので、記入ご遠慮ください(参考通知とオフ会の御礼は記入OKです) 本日は池袋に新たに お目見えしたガチ中華『江南』 “江南”とは長江下流南岸の 江蘇省南部や上海市、浙江省一帯を主に指す言葉。 その名の通りメニューには 上海餛飩や小籠包など上海や 江蘇省周辺の料理もありますが、 一方で日式寄りのラーメンもあり、 まるで「ガチ中華と日本のラーメン屋のハイブリッド」のような店。 個人的見解だけど今後は メイン客は在日中国人で、 マニアックな一部の日本人客だけが喜ぶガチ中華、 ではなく、こういう 普通の日本人客も積極的に取り込める メニューもあるハイブリッドなガチ中華の店が増えていくんじゃないかと思う。 ■揚州チャーハンセット …¥1950 「揚州炒飯」+「松針蟹黄包」 日本でも比較的おなじみの 江蘇省揚州名物「揚州炒飯」ですが、 中国料理として正確な分類をすると、 中国八大料理(八大菜系)の江蘇料理から、 さらに枝分かれした「淮揚料理」の 代表料理となります。 以前にも解説しましたが、 黄河・長江・淮河が東西に走る中国大陸。 ここに 南北方向に大運河を通す事で、 豊かな江南の穀倉地帯の作物を 華北へと大量に容易に水上輸送できる。 このように物流革命を起こし 経済発展が促す事が歴代の 中国王朝の至上命題だったのですが、 当時の都の長安(大興城)から 江南まで1500kmにおよぶ大運河で繋ぎ、 一定の完成をみたのが、日本でもおなじみの隋の煬帝の時代である。 なお中国経済史の観点で語ると、 大運河開通が中国に与えたインパクトは大きく 江南方面への運河と 黄河の結節点にあたる汴州(開封)が栄え その重要度が増したことで、 以後、洛陽や長安といった中国古来の都ではなく、水利に優れる開封に都が移るきっかけとなるのですが、その話をするとグルメと関係ない2時間コースの講義になるので割愛。 一般に暴君として知られる煬帝ですが、 近年、皇帝として一定の再評価がなされてる理由のひとつが、この国家事業の大運河を完成させた功績にあります。 …さて江南地方をこよなく愛した煬帝は、 巨大な船で完成した大運河を渡り たびたび長安から江南へ行幸していたと史書にも記されており、 彼の終焉の地となったのも江南だ。 伝承ではこの行幸の際に 煬帝の好物の「碎金飯」と呼ばれる 卵チャーハンが江南地方に伝わり、 「揚州炒飯」の原型になったとされています。 この池袋『江南』の揚州炒飯ですが、 注文すると中国人の大哥(アニキ)が中華鍋をガコガコ動かして強火で一気に炒めてくれる。 具は、 しらす・鶏モモ肉・帆立・ネギ・グリーンピース・コーン・椎茸・エビ・腸詰・砂肝 パラパラ寄りの米質に醤油の塩分を 卵がマイルドにしており比較的優しい味わいだ。 やっぱりうめぇな、揚州炒飯(笑) 帆立も大きめのイイやつを使っており、 甘味とコリコリ食感もよき。 続いて「松針蟹黄包」。 松針蟹=ズワイガニです。 さすがズワイだけあって濃厚な蟹汁の小籠包でめっちゃ美味い。 卓上には中国黒酢。 蟹の風味が濃いので黒酢の酸味に負けず、 けっこうバランスがよいです。 この小籠包最高だな~(笑) ■獅子頭(単品) …¥550 こちらも淮揚料理の代表格で巨大な肉団子。 これ、美味しいんですよねー(笑) 本場の上海料理店で よく見られる料理です。 …ちなみに以前投稿しましたが、 中華人民共和国の初代総理の周恩来が、 若いころ日本の明治大学に留学しており、 江蘇省出身の彼は神保町の 中華『漢陽楼』で故郷の味「獅子頭」を 楽しんでいた事でも知られています。 箸で割るとホワホワに崩れる 超メルティで柔らかな食感に 優しい甘辛い餡。 日本人の味覚でも 素直に楽しめる味わいです。 ~あとがき~ 以上、『江南』でした。 江蘇、淮揚、上海あたりの料理は、 小籠包はじめ日本人にもなじみ深く 癖の少ない食べやすい料理が多いのと、 店の雰囲気が日本のラーメン屋風で綺麗。 券売機制なので中国人経営のガチ中華の店とはいえ、 注文の仕方など特に店のシステム面で身構える事もありません。 かなり訪問難易度が低く ガチ中華初心者にもオススメできる店です。 ぜひお試しを