TARO.n
新横浜駅
魚介・海鮮料理
【元・熊本TOP USERが語る熊本グルメ】 ※Retty自体ほぼお休みしてますので、コメント欄の記入はご遠慮ください。 地方創生を目指す自治体、Rettyと野村不動産コマースのGEMSのコラボイベントオフ会。 …ついに私に縁のある熊本の番が回ってきたので参戦してきました。 会場は新横浜駅徒歩5分の『エビノミセ EBI→YA』で、バル調の開放感あるカジュアルな店。 ワンフロア借り切って、 Ⓡユーザーさん同士でグルメ談義に花開く♪ せっかくなので今回の投稿は 在住当時私が撮影した熊本の写真や、 熊本で得た経験も交えて熊本グルメの魅力を伝えたい。 ■アカモクのソーメン 天草のアカモクを使ったソーメン。 …ところで皆様は天草って行った事ありますか? 南シナ海に突き出した風光明媚な群島ですが、 天草四郎の出身地でかつては隠れキリシタンの里だった。 また車海老や雲丹、トラフグ、チヌ(クロダイ)、コノシロ、ガラカブ(カサゴ)など海産物が盛んな土地でもあります。 関西地方で流通している鱧の3割が天草産で、 天草本島の南端の牛深(うしぶか)は雑節(鰹節以外の魚の乾物)の生産量日本一だったりします。 また“日本3大寿司”に数えられる『奴寿司』も実は天草にあります。 (画像19枚目:天草の絶景、画像20枚目:奴寿司、画像21枚目:牛深の崎津教会) …そんな天草の無添加無着色の天然アカモクだから間違いない(笑) プチプチと瑞々しい鮮度のよい食感に酢の酸味。 素麺は熊本の南関か、長崎の島原産かな?チュルリとした食感が良き。 ■パール柑と甘えびのサラダ パール柑をくり抜いたお洒落なサラダ。 パール柑も天草の特産品。 熊本の三角(みすみ)から 天草を結ぶ国道266号は真珠とパール柑にちなんで通称:パールラインと呼ばれ、道中の天草五橋とともに九州でも定番の観光地として有名。 (画像22枚目:天草第4号橋) パール柑の果肉と海老の異なる甘味2種に、 柑橘類の苦味と爽快さが引き立つ一品。 クレイジーソルトの塩気と共に パール柑の果汁や蜂蜜のドレッシングとも相性◎ ■馬刺し2種でユッケ 熊本名産の馬刺しユッケ。 さっぱりとした赤身と霜降りの2種を用い、 果汁味のあるフルーティなドレッシングに ピリリとした粗挽きの胡椒がアクセントに。 来場された熊本県庁の職員様より、 「実は熊本の人は普段あまり馬刺しは食べません」との説明。 熊本=馬刺しというイメージを抱いてる人に水を差すようで悪いが、その職員様の説明は実際に正しい。 熊本の人間は馬刺しは意外とあまり食べず、 むしろ彼らにとってお馴染みなのは「馬すじの煮込み」や「馬ホルモン煮込み」。 こちらは熊本市内の居酒屋で広くリーズナブルに食べられる。 (画像23枚目:熊本の馬ホルモン煮込み) あくまで熊本人にとっての 馬刺しは盆正月や歳暮の贈答品等で 菅乃屋や鶴屋百貨店(熊本の地場デパート)の地下などで購入する「晴れの日の普段より少し高級な料理」という位置づけである。 ■車海老と天草わかめのしゃぶしゃぶとパスタ 上天草の車海老とわかめ。昆布系の出汁感ある汁。 車海老はそのまま刺身に出来る鮮度で、 あまり熱は通さず半生くらいが美味でした。 食べ終えたら海老の頭の出汁と殻で作った アメリケーノソースを入れてパスタに。 ■あか牛のたたき 熊本の阿蘇地方の名産「あか牛」のタタキ。 黒毛和牛と異なり、 あか牛は褐毛和種(あかげわしゅ)と呼ばれる品種で 一説に戦国時代に豊後のキリシタン大名・大友宗麟が荷役用に朝鮮から輸入した大陸系の牛の末裔と言われています。 穀物飼料でぶくぶくと太らされる一般的な畜牛と異なり、 あか牛は幼年期に阿蘇の山岳地の傾斜で牧草を食べて育つので 健康的で引き締まった味わいが特長的。 (画像24枚目:阿蘇の超有名店「いまきん食堂」のあか牛丼) 脂身感がないが「濃厚な牛の肉の味」のたたき。 野菜ベースのさっぱりとしたソースでいただく。 ■からし蓮根二点盛り ご存じこちらも熊本のご当地グルメの代表格。 片方はフライになってます。 東京の九州料理居酒屋で出てくる「からし蓮根」って、 本場よりも辛さとシットリ感が足りないなと思う事が正直多いのですが、 さすが熊本クオリティの良いものが出てきました(笑) 味噌ソース・ゴマソース・醤油で美味しくいただく。 (コメント欄へつづく)