池田歓
田原町(東京)駅
インドカレー
ガヤバジ【こんな面白い店だったんだ!】2022CURRY273店470食目 2022.12.20、2017年以来カレー3416食 ◉BIRAペールエール 700円 ▶︎マサラオムレツ 580円 ■カラマトン ハーフ 900円 ■ソルポテル ハーフ 860円 ▶︎パラタ 300円 何度も何度も近くまで来て、食べる機会を逃し続けて2年くらい経った気がします。西インド料理を標榜する名店ガヤバジです。行きたくても行けないことを繰り返すと思いが募ります。でも、今夜ついにその門前に立ちました。ここから先は携帯電波も届かぬという噂です。心して目の前の料理に集中するのにいいシチュエーションです。 店内はまた風情がありました。現地音楽が鳴って気分が盛り上がります。ビデオモニターには、YouTubeの今日やばい奴に会ったが映ります。ますます気分が盛り上がりますが、おも BIRAペールエール 飲んだ途端にびっくりするくらいに爽やかなペールエール!これはご店主に話しかけずにはいられなくなりました。「このペールエールはびっくりするくらいに爽やかですね」するとご店主、面白いビールがあってと背後にあったビールがまた苦味ゼロで妙に甘くて、その時の気分とかペアリングで印象の変わる変なビールなんですって、これまた妙に面白いものを紹介してくれました。次回の課題にとっておくことにしました。 マサラオムレツ 出てきた時からすんごくいいマサラ感の芳香に酔います。見ればマサラふりかけの超絶スパイシーな心地よい香りなのでした。食べればふわっとしたオムレツ。ナイスプロテインマサラがこの爽やかなビールで盛り上がりました。 ■カラマトン ハーフ (マハラシュトラ州) ■ソルポテル ハーフ (ゴア州) ▶︎パラタ メニューを見ればマハラシュトラ州とゴア州なので、西インドというよりもインド西海岸というイメージです。パキスタンよりのラジャスタンとかは別みたいです。それでかえって期待が湧いてきました。もしや、ドロドロでなくて、シャバカレーでないの?と。 ここは、ライスよりもパラタで気分を盛り上げようと思いました。パラタというのは、この店ではインドのクロワッサンと表記していたのですが、食べる食感を表現するなら的を得ていると感心しました。見た目には薄っぺらい粉物系なのでチャパティ、ロティみたいな感じなのですが、薄い層を積み重ねているのでミルフィーユとかクロワッサンみたいになります。 日本では案外知られていないのが、パラタを食べる作法。パン系に見えるので、みんなナンみたいにすくったり、拭ったりして食べるものと思うようですが、南で食べるドーサやパラタは現地では皆さん細かくちぎって、ライスとカレーを混ぜるのと同じように、パラタも細かくちぎってカレーと混ぜて食べます。 というわけで実践しました。実際こうするのがおいしいのです。そうを重ねたパラタにシャバカレーのスープ的カレーが染み込んでおいしいのです。 カラマトンが落ち着きあるマトンのスープという感じ、深いですね。じわじわと盛り上がります。 ソルポテルが、ああ、これを注文してよかった!喜びが…溢れています✨。いろんなカレー屋さんに行っていろんなカレーを経験してきたのですが、最近4ヶ月半は神田のスタンプラリーに没頭していたので、こういう現地的なふかーくて旨みどっしりスカッとスパイスのエッジが立ったカレーが懐かしく感じて時いました。涙が出そうなくらいおいしいです。 来てよかったぁ!なんでもっと早く来なかったのだろう。名店の名店たる所以を身体で理解しました。 おいしかった! めでたしめでたし #ゴーグル仮面 #アチャールIKEDA #ガヤバジ #インド料理 #カレー #田原町 #浅草 #台東区