Masahiko.S
川崎駅
ラーメン
水曜日のランチで訪問しました。 川崎で宮崎県延岡出身の辛麺を頂きました。 本場の旨辛麺を味わえる「辛麺屋 桝本」。 ここ数年で知名度が上がったと思われる、宮崎発祥の辛麺専門店は今や全国的に展開しています。 川崎駅西口の商業施設「ラゾーナ川崎プラザ」にも入っています。 店内は想像していたよりも広い空間で席の配置はゆったりしていて、壁もテーブルも黒一色とスタイリッシュ。 厨房上の壁には白い文字で商品へのこだわりを筆で記しています。 席についてタブレットから注文します。 実は「辛麺」といってもそのバリエーション多彩なのです。 オーソドックスな「元祖辛麺」のほかに、「トマト辛麺」「カレー辛麺」「みそ辛麺」「白い辛麺」等があります。 いずれも魅力的のメニューですが、今回は基本の「元祖辛麺」としました。 タブレット上からは、辛さ指定(0~30倍)、ニンニクの有無、麺の種類(こんにゃく麺、中華麺、他)等を選択でき、さらに追加トッピングもいろいろあります。 激辛が苦手な自分は「4辛」、「ニンニクあり」「中華麺」としました。 それほど待たずに供されます。 白い丼に映える赤いスープ。 さらにニラとかき玉でまるで信号機の3色のよう。 唐辛子の赤いスープに、ニラ、玉子、挽き肉、ニンニク片がぎっしり。 その構成要素が、同じ川崎のソウルフードである「ニュータンタンメン」に酷似しています。 本店は1987年に創業とのことですので、川崎の「ニュータンタンメン」の方が歴史はあります。 激辛が苦手な自分は「4辛」としたのでそれほど汗はかかず。 見た目は間違いなく辛そうですが、適度なピリ辛の旨さで美味しく頂けます。 もちろん唐辛子の香りを楽しめますが、スープの出汁やかき玉によりマイルドになったのでしょう。 「担々麺」とも全く異なる印象です。 スープは適度に辛く、醤油が効いています。 醤油の旨みと甘さとがベースにあることで印象が大きく異なります。 辛さよりも香りのほうが強い唐辛子。 ニンニク片は、乱切り程度のサイズ感のものが多く、細かくないことからスープにニンニクの風味はあまり強く出ていません。 粗挽きの合い挽き肉を使っていて、1片1片が大きい印象があります。 「元祖辛麺」1杯のボリュームはなかなかで、価格設定は高めかもしれません。 穴付きのレンゲで具材を総ざらいしてフィニッシュ。 川崎で出会った宮崎県延岡出身の辛麺。 これは病み付きになるような旨さ。 川崎にはソウルフード「ニュータンタンメン」もありますが、個人的にはこちらの辛麺の方が好き。 旨味やコクを強く感じるところが大きなポイント。