土曜日のランチにママと訪問しました。
季節のデザートと発酵食品料理の隠れ家カフェ「okami*cafe Oryzae(オリゼ)」。
岩槻で開始された“古民家再生プロジェクト”。
その一貫として生まれた「Nook&Park」の1Fに。
路地の路地の先、身体と会話するCafeにて酵素玄米と発酵食品をたっぷり食べられるレストランです。
ランチタイムは2部制で後半の部に予約しました。
場所はかなり隠れ家的な場所ですので、SNS等で知ってから行くかのか、普段から近辺を散歩してないと発見出来ないと思います。
自分は愛犬の散歩の際に予め確認しておきました。
庭は緑がいっぱい。
一昔前の民家を活用しているようで、ドアノブを開けると店内には別世界が広がっていました。
長年使い込まれた床や壁を活かしたオシャレな空間。
雑貨やドライフラワーで装飾されていてゆっくり寛ぎたくなる雰囲気です。
穏やかな空気の中、ほぼ女性客のみ。
お一人様もいるので過ごしやすいです。
ランチメニューは「オリゼランチプレート」の発酵定食メニュー1択のみで、他にデザート数種類とドリンクもあります。
季節毎に旬の野菜やフルーツを使ったメニューに変わるので、色々な時期に行ってみたいですね。
麹は酵素と発酵代謝物の力で消化がよく腸内の善玉菌が豊富になります。
抗酸化作用(=若返り)をはじめ、様々な効果効能があります。
ランチプレートに盛られた副菜の小鉢の多さもびっくりですが、全部が美味しく、麹のアレンジがそれぞれ違うことにも驚きました。
全ての料理に麹が使われて、和えものや煮物等、調理によって味に変化を付けられていました。
麹は変幻自在で無限の可能性があるのですね。
麹の旨みや甘味を感じられ、ホッとできる副菜たちです。
■ 塩麹鶏ひき肉と豆腐の春キャベツ包み 甘酒豆乳白味噌ソースがけ
プレートの中央にはこの本日のメイン料理が鎮座しています。
春キャベツにやさしく包まれた鶏肉と豆腐。
甘酒×豆乳×白味噌のトロ〜リソースで発酵の旨味が広がります。
■ 赤水菜とスモークリーモンのもち麦塩麹レモンサラダ
塩麹とレモンでさっぱりと頂けます。
プチプチ食感のもち麦がアクセント。
塩麹のまろやかさとレモンの爽やかさが絶妙な一品。春にぴったりのさっぱり副菜です。
■ アスパラと新玉ねぎの醤マリネ
香ばしい醤(ひしお)の旨みが春野菜に染み込んだ一品。
まろやかな旨みが、アスパラと新玉ねぎの甘みを引き立てます。
彩りも鮮やかで、しっかり味のマリネ仕立て。
ほんのりカレー風味が食欲を高めます。
■ 人参の台酒ラペ
千切り人参に甘酒を合わせた、やさしい自然な甘さの発酵サラダは、彩りと腸活を両立してくれます。
■ カボチャ糀トマトソース
もちもちの自家製ニョッキに、糀でまろやかに仕上げたトマトソースを絡めました。
■ 切り干し大根とビーツの塩麹ラペ
ビーツの甘みと塩麹のコクが切り干し大根とよく合います。
ピンク色が華やかな腸活ラペ。
■ 茶碗蒸し(中華麹あんかけ)
とろとろ茶碗蒸しに、中華麴をベースにした旨味餡をかければ、それはホッとするやさしい味わいに。
出汁が溢れてホロリと溶けていきました。
具は竹輪、鶏肉、枝豆、そして和栗が見つかれば、これはテンションが上がります。
■ 酵素玄米
じっくり発酵させたもちもち酵菜玄米は、噛むほどに深い旨味と栄養が広がります。
■ 具沢山お味噌汁
旬の野菜と味噌の風味が身体に染み渡る、ほっこり味噌汁。
具沢山が嬉しいです。
■ 本日のぬか漬け
以上、このランチプレートだけでお腹いっぱいになりました。
が、折角なのでデザートも注文してしまいました。
スイーツとドリンクのセットを。
■ 甘酒米粉のスチョコスフレとレアケーキWチーズ
シュガーフリー・グルテンフリー
軽いのに食べ応えがあり、シュワっとしたチーズが絶妙な米粉スフレとレアケーキのWチーズを楽しみました。
■ カフェラテ
しっかり珈琲の風味を感じられて素晴らしい。
以上、動物性の素材は未使用の、発酵カフェでヘルシーに。
ランチプレート+デザートのセットにしてしまうと3,000円超と安くはありませんが、このクオリティや雰囲気やサービスのよさも考慮すると納得の内容です。
路地裏の外観からは想像のできない、オシャレで美味しい発酵カフェに出会えて嬉しいです。
メニューは随時変更されるとのことで、また季節が変わった頃に伺いたいです。
春日部の和食屋さん「くずし割烹花々」では女将さんの手作りの絶品デザートが人気だったそうですが、その女将さんは「くずし割烹花々」を離れて、こちらさいたま市岩槻区に麹カフェ「okami*cafe Oryzae」を開業したとのこと。