※長文、失礼致します(汗)
【40周年結婚記念日のディナーで訪問したのは『国領の奇跡』と呼ばれる此方です。】
rettyさんの公式情報は以前のままですが(修正済み) …
営業時間は
ランチ 12:00〜15:00
ディナー 平日 19:00〜23:00
土日祝 18:00〜23:00
定休日は、原則水曜日と木曜日の週二日です。
以前改装された際に席数を減らされた事もあり、今更ながらですが予約必須です。
予約は… 電話の場合は営業時間等お忙しい時を外して10〜11:00、14〜18:00がお勧め。
また、オンラインは以前の『POCKET CONCIERGE』から『Table Check』に変更されて受付けられています。
なお、その他、苦手な物等は予約の時に訊かれたり、入力出来たりします。
今回は、団体さんがおられたせいか?お久しぶりに奥の半個室に…
さて、今回のオーダーは…
◾️ディナー 16,500円(全て税込)×2
◾️コースプレート(40周年結婚記念日) 1,100円
□アルコール・ペアリング 11,000円
小生、一度は ”ワイン・ペアリング”を試してみたいのですが、ワイン以外のペアリングも素敵過ぎるので、つい 此方にしちゃいます(笑)
◾️ Sanpellegrino ガス入りウォーター 1,210円
ノンアル・ペアリングもありますが、此方はかみさんの定番。
◾️ハーブティー 990円×2
我が家のフィニッシュには欠かせません。
サービス料10% 4,829円を加えて、総計53,119円です。
オーナーシェフの平さん…4/14は横の繋がりから韓国へ…
また、先月は中目黒の『東山無垢』さんでコラボではなく平さんお一人で日本料理を…
フロア担当のお嬢様のお話しでは…一年程前より店の定休日を利用して、再度お料理に向き合う為に伺っていたという事でしたが…
美味しい一皿のアプローチの仕方が”日本料理” と”イタリアン”では異なるという事で、かなり苦労されたとか…やはり料理の世界は奥深いですね〜
さて、当日のコース内容は…
□TUTU
apéritif&”鰯”に合わせた神奈川県茅ヶ崎市『合同会社パシフィック』さんのクラフトビール。
ドイツ ケルン地方発祥のスタイルで、すっきりとした味わい。
加えて”蕗の薹”で作ったオイルをグラスの縁に回して、ホップの苦味と”蕗の薹”の苦味を合わせたイメージ。
■鰯
平さんがイタリア修行中の賄いで好みだったパンにバター&アンチョビを重ねた”ブルスケッタ”をイメージ。
下から…薪火でトーストした”ブリオッシュ”、発酵バターとスペイン産アンチョビに栗の甘露煮。
”ラルド(豚の背脂を使った生ハム)”に、赤ワインビネガーでマリネした”鰯”を軽く薪火の窯で温めて少し脂が蕩けて表面に浮いた仕上がり。
■トマト
とても繊細な味わいなので、敢えてペアリングの呑み物は無しで…
市場に殆ど流通していない山梨県の”カピオトマト(ミニトマト)”をミキサーした後に濾した透明なトマトの一番出汁のスープ。
パスタ”カッペリーネ”は、鰹節と昆布の一番出汁で一度和えてから…
先ずは、スープのみいただいて…パスタはお箸でいただきます。
これはスゴい逸品です。
□Malissa
トスカーナ地方の人気の赤ワイン。
”グリージョ”は灰色という意味で白と黒のハーフ。
白ワインのピノ・グリージョが有名ですが、此方は赤身っぽい魚の肉肉しさに合わせて赤のタイプ。
■初鰹
”初鰹”は脂があっさりしているのでボリュームを上げる為、皮目をしっかり窯で焼いて燻製の様に仕上げられています。
その上には、”ペコロス”のピクルスと”ローストナッツ” に、白い”エシャロット”ソースと緑の”マジョラム”オイル。
仕上げに”ゴルゴンゾーラチーズ”のアイスパウダーを組み合わせています。
□Grappa
ポマース(葡萄の搾りかす)を発酵させたアルコールを蒸留して作る”グラッパ”のハイボール。
急逝したロマーノ・レヴィ氏のお弟子さんがバルバレスコの蒸留所を引き継いだとの事。
香りがしっかりしたアルコールに、少しスパイシーなインドネシア産の生胡椒を軽く漬け込んでいます。
■新じゃがいも
トマトソース煮込みを熱々のグラタン風に仕上げた一品。
辛みの効いた”トリッパ(和牛のギアラ・蜂の巣)”に、一番上には口休め的な意味合いもある新じゃがいものケッコー甘みのあるピューレ。
そして、一番下には酸味のある”イタリアンパセリ”のピューレ。
喰べ進めていくに従って味変を楽しむ感じ。
”トマト”パスタが感動的な美味しさでしたが、此方も秀逸な一品。
※字数制限2,000字を超えるので、続きはコメント欄へ…