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Akira SugiharaさんのMy best 2025

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東京都

フランス料理

Akira Sugihara

chez tomo @銀座! 「chez」とは、〜の家とか、〜の店の意味。 店のギャルソンに確認したが、おそ松くんのイヤミとは関係がないとの事。 人生って、楽しい事ばかりぢゃないんだなってヲモタ。 銀座ポーラビルの最上階にあるフレンチ。 オーナーシェフは、市川知志氏。 メームスが行きたい!行きたい!と騒ぐので、行ってみた。 ランチコースは1万円を超えない価格帯なので、油断して行ってしまったが、店内かなりゴージャス! 美輪明宏とゴージャス松野が居ても違和感がないくらいゴージャス! 鋲締めの椅子やシャンデリアなど、クラシカルな調度品で統一されている。 11階までエレベーターで上がると、その先に階段があり個室などは12階にあった。 生雲丹の貴婦人風、山梨県産無農薬野菜28種の盛り合わせなど、当店のスペシャリテでいきなり多点責めにされる。 店の内装同様に、料理の盛り付けや演出が凝っているのも大変素晴らしい。 その割に、野菜をふんだんに使い、メインの食材にもそれほど高級食材を使用しないせいか全体的にコストダウンに成功している。 銀座のフレンチを社用族や富裕層だけのものに終わらせたくないとの市川シェフの理念が垣間見える。 市川知志シェフは西麻布にあった「勝沼亭」出身との事。 実は高校生の頃、その勝沼亭で皿洗いのバイトをしていた事があった…遠い目

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東京都

スリランカ料理

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yum-yum kade(ヤムヤムカデ)@白山! 敬愛する古積由美子先生のスリランカ料理のお店。 古積先生のスリランカ料理教室には何度か伺った事があり、実は旧知の仲。 白山でお店を開かれたと以前から聞いていたが、やっと伺う事ができた。 白山って自宅から比較的近いのだが、いい感じに交通機関がなく、結局徒歩30分かけて坂を登って行ってきた。 いい歳なんだからタクシー使えよ!って話だが、健康も考えるお年頃なのである。 スリランカプレート@1,600円+追加カレー400円! この日はポーク、エビ、ビーツのカレーがあり、ポークとエビにした。 メームスがエビとビーツにしたので、一応3種類全制覇に成功! メチャクチャ美味い! 本当にお世辞抜きに美味しい! アーユルヴェーダ的な思想から、スリランカ料理には辛味、酸味、塩味、苦味、甘味の五味があり、そこにココナッツミルクやスパイスが多用される。 南インドに隣接するので、南インドに近しい料理だが、南インド料理ほど脂っぽくない。 またモルブジフィッシュと呼ばれる日本の鰹節によく似た魚の乾物を使用した出汁文化もあるので、非常に親しみやすく食べやすい。 夜は数名集めて貸切営業のみとの事なので、メンバー集めて貸切したいと思惑中! 因みに「ヤムヤムカデ」とは、ヤムヤムが美味しい、カデはお店という意味らしい。 つまり「美味しいお店」の意! 糸井重里的ネーミングセンスだが、しっかり的を得ている。

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東京都

寿司

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鳥越寿司@浅草! 比較的最近できた味噌ラーメン屋に行くと、行列! 貴重な休日を行列の待ち時間で損失するのがもったいないので、田原町近くまで戻ってきた。 随分と昔に母親と入った記憶のある寿司屋の前に出た。 近くに我が家の菩提寺があり、墓参りか何かの際に寄ったのだろう。 カウンターに座ると、お通しにつぼ漬けとイカの天ぷらが出てきた。イカ天には、温かいお出汁が掛かっている。 店の親方も、ビールぐらい飲む客と思ったのだろう。 しかし、自転車だったのでグッとビールを我慢した。 特上すし@2,300円! 立派な店構えの割にリーズナブルな価格設定にかえって不安を覚える。 しかし! 出てきた寿司は町寿司の最高峰! 全てのネタに仕事が垣間見え、醤油を自分でつけない系の江戸前寿司であった。 最初のイカは、お塩が振ってある。 鯒はプルルンとした食感、青葱と胡麻が香る。 赤身(鮪)は、本鮪だろうか?味が非常に濃い。 鰯はイヤな匂いもなく、下手なトロより脂が乗っている。 海老は珍しい炙りで出てきて香ばしい。 旬の蛍烏賊も憎い。 ミル貝、中とろ、いくら、赤貝と続く。 トロ巻が出て終了かと思いきや、その後に金目鯛、鯖、大トロ二貫と畳み掛けられた。 結局、お通しに13種14貫と巻物が1種、お味噌汁が付いて計2,300円税込み! 常連さんは皆、地元浅草の方々ばかりの様子。 聞けば創業70余年の老舗。 浅草は奥が深い!

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中華料理

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三龍亭@北砂五丁目団地! 団地の中庭にある町中華! 団地の中庭には二羽ニワトリがいる。嘘。 ずいぶん昔に偶然見つけたお店なのだが、ネット検索したら、タンメンが旨いだの、中華丼が旨いだの結構情報があった。 「町中華で飲ろうぜ」にも出ていて、玉ちゃんがエビチリを絶賛している。 店内は東南アジアの食堂のような雰囲気で、なかなかディープ。団地のファミリーが昼から飲っている。 それに反して、BGMは明るめのジャパニーズポップスだ。ちょうど、aiko がテトラポッドを登っている最中だった。 かた焼きそば@900円! ボクの股間に装着してある町中華アンテナがピコピコンと反応した! こーゆーお店は、絶対もやしそばとか、餡かけが旨いはずなのである。 数分して着丼! もう、ズバリ!ドストライクな餡かけかた焼きそばが到着した! 極細麺のかた焼きそばが、爪楊枝のように歯茎を攻撃してくる。 熱々の餡かけで、かた焼きそばを柔らかくしてからでないと、流血する。 ならばと、餡かけの具だけを先に口に含むと熱過ぎる! 着丼から数分間はaikoとテトラポッドを登っていた。 お酢を3周半掛けて、カラシを箸の先に乗せ、少しは冷めたであろう餡かけをかた焼きそばに絡めて口へ運ぶ。 旨い! ウマコス2世! もやし餡かけ特有の香りと旨みがある。 今は亡き、蔵前にあった「新雅」のもやしそばを思い出した。 栄養価が少ないと思われてきたもやしだが、実はアスパラギン酸が多く含まれており、旨味成分も豊富なんだとか。 お米を炊く時にもやしを入れると旨味も増し、カサ増しにもなるので、米の代わりにもやしを食べよう! また来週!

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東京都

喫茶店

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ローヤル@有楽町! 東京交通会館の地下にあるレトロ純喫茶。 1965年(昭和40年)の東京交通会館開業時からある最古参の老舗喫茶店である。 4〜5名の初老を過ぎた店員さん達がテキパキと調理や配膳をこなしている。 プリンとスフレパンケーキをいただいた。 プリンは昭和の懐かしい硬いプリン。 パンケーキも分厚くふわふわで美味しかった。 1964年の東京オリンピックの開催を控え、1960年頃の有楽町駅周辺は外堀の埋め立てや数寄屋橋の撤去などで激変した。 今でこそ銀座に最寄りのJRの駅としてお高くとまっているが、終戦直後は闇市が広がり、東京の影の部分が見え隠れする場所でもあった。 平成3年に都庁が有楽町から西新宿に移転すると、ローヤルの常連客も減り、閑古鳥が鳴いた時代もあったという。 しかし、現在は若い女性のお客さんが非常に多い。雑誌「HANAKO」などに取り上げられ、こうしたレトロ喫茶がブームとなっているらしい。 確かに重厚かつ煌びやかな昭和喫茶の空間は、平成世代にはかえって新しくみえるのかも知れない。 有楽町駅前の「後楽そば」で焼きそば大盛を食べ、「かもめ」で雀球を打ったのなんかつい数年前の出来事のように思えるが、もう30年近くも前の事だと知り、膝から崩れ落ちた。

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東京都

喫茶店

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旦那は、名倉潤! 純喫茶マリーナ@向島! 向島の料亭街の一角に佇む純喫茶。 まさに昭和レトロ感が漂うファサードに惹かれて入ってみる。 店内の壁は海のように青く、舵輪が飾られている。 さながら、太陽が輝くマリーナでカモメの鳴き声が聞こえてきそうだ。 こちらのお店、実は昨今の純喫茶ブームでたびたび雑誌などでは目にしていた。 ナポリタンやパフェが人気メニューという。 しかしながら、お腹も空いていなかったのでコーヒーだけと思って入店した。 コーヒーが単品で480円ほど、トーストが付くAセットが730円。 250円追加するだけで、トーストも付くならとAセットを注文してみる。 野菜サラダに目玉焼きとトーストの豪華プレートが運ばれてきた! これが250円!? 名古屋の喫茶店よろしくサービス精神が旺盛なようである。 後から来たご常連のおじさんは、おしるこに餅を2個入れて!とリクエスト。 お店のマダムの接客もスマートで優しい。 いちごパフェの写真を撮っていたカップルに注意でもするかと思いきや、 「可愛く撮れた?うちのカフェ可愛いでしょ?こっちのアングルのが可愛くない?」 などと和気あいあいと話をしている。 渋いマスターは、学生時代にヨット部か何かで海の男だったのだろうと思ったが、違うらしい。 海なし県の長野県のご出身で、修学旅行ではじめて海を見た時の記憶が鮮明にあり、海にちなんだ店名にしたかったとか。 スカイツリーの麓の料亭街に、海よりも潮風を感じる純喫茶があった。

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東京都

カフェ

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NeRoLi herbe @表参道! NeRoLi herbeは、植物の持つ力を活用した植物療法を軸としている。 ​「英国式植物療法(西洋漢方)」「漢方」「和漢」「アーユルヴェーダ」などを基本としてブレンドしたメディカルハーブが愉しめる。 通販で数種のハーブティーをお試ししてみたら(これが人気で納期が結構かかった)、非常に身体に合ったので、実店舗にお邪魔してみた。 酒好きの課題として、肝臓のケアは重要である。 そんな訳で「レバーサポートブレンド」をお店で飲んでみた。 かなり苦味があるが、普段からハーブティーを飲んでいるのでそれほど違和感はなく、これなら習慣的に続けられるかな?と、試しに1袋購入して帰った。 結果、非常に良い! かなり呑んだ翌日でも、このレバーサポートブレンドを飲むと二日酔いが早く解消する気がする。 さらに呑んだ日の就寝前に飲むと、ほとんど宿酔いがない。 さらにさらに飲みつづけていると、まったく苦味が感じなくなる。 じんわりと肝臓に寄り添うような効果が感じられる。 現在、非常に人気で品切れ商品も多数。 また、カウンセリングを受けると、個人個人に合ったブレンドを作ってくれたりするらしい。 MEGUMIなどの有名人もここのユーザーらしい。 気になる方にはオススメ!

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大阪府

バー

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洋酒の店 路@法善寺横丁! 数年ぶりの再訪。 以前に立ち寄り、非常に気に入ってしまった。 昭和32年創業の老舗バー。 各界著名人や上方落語の噺家の常連も多い。 特に桂枝雀師匠が懇意にしていたらしい。 壁には藤本義一や人間国宝・桂米朝といった錚々たる面子のモノクロ写真が飾ってある。 この日もカウンター奥に松尾貴史氏(キッチュ)がいらした。 新しく始める芝居の稽古の帰りに立ち寄ったみたいな事を言っていた。 岡本太郎のモノマネのイメージが強いが、物静かに飲みつつ、自然と会話の輪の中に参加されている。 ボクと松尾貴史氏の間に2人組の男性の常連さんがいらした。彼らも著名な能楽師さんらしい。 話題が八潮市の道路陥没事故の話になった。 すでに事故から2週間が経過していたが、ところどころに冗談を交えつつも、事故に遭遇したトラックの運転手さんの安否と発見を全員が気にかけていた。 はじめて会う男同士が、何気なく事を荒立てずに会話する能力を養えるのがバーの良い所でもある。

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桂香美味早餐@稲毛海岸! 横尾ちゃんがショナイで教えてくれた超ディープガチ中華の朝食専門店! 日本語があまり堪能ではない中国ママさんが一人で切り盛りしている。 お昼近くに立ち寄ったので、もうあまり料理が残っていなかったが、大満足だった! 豆腐脳@200円! 激安戦隊孫悟空! ママさん自家製のお豆腐に中華スープのあんかけが掛かってある。 とても優しい食感とお味なのだが、なんとも形容しがたい滋味に溢れ、食べてるそばから次のひと口を欲してしまう魔性性がある。 豆腐脳は主に中国北部の料理で、ややピリ辛に味付けされるのが一般的。 しかしながら、香港や台湾などの南部では豆花と呼ばれ甘い味付けで食べられたりもする。 豆乳を食用の硫酸カルシウム等の凝固剤で凝固し、つるんとなめらかな食感が特徴である。日本の一般的な絹ごし豆腐よりも柔らかく、大豆の味がダイレクトに伝わる。 ママさんはハルピンの出身らしいので、やや辛めの味付けが得意のようであった。 卓上の黒酢と自家製の辣油をたっぷり掛けていただくと、気分はハルピン! アソコもピン!

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東京都

とんかつ

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とんかつ やまいち@淡路町! 名店「勝漫」(現在休業中)の揚げ手であった松井孝仁氏が独立開業した名店! 築地の外国人居留地にあった築地精養軒が関東大震災で消滅し、支店扱いであった上野精養軒が本店となると、大正から昭和への時代の変換も手伝って、本格的な洋食が市民へと広まりを見せる。 上野にとんかつの名店が現在も多いのは、上記理由があると見ているが、秋葉原〜神田界隈も同様にとんかつの名店が多い。 一つに上野から近いという事もあるが、秋葉原にヤッチャバ(青果市場)があった事も大きい。 市場で働く屈強な男たちがとんかつ定食を求めたのは理解できる。 また、神田にも精養軒の洋菓子部門として神田精養軒ができ、その後の学生街やオフィス街として形成していく過程で、大衆洋食店やとんかつ専門店が増えていった。 さて、やまいちは開店から6年ほど経ったころ、松井さんに病が見つかり、療養のため一時休業を余儀なくされた。 そして残念な事に松井さんは帰らぬ人となってしまったのである。 しかし、それから3か月後、再び店に暖簾がかかる。 妻の里絵さんが店を再開したのだった。 あの名人と言われた松井さんの味を継げるのか?と言った常連さんの心配の声も当然あがった。 ここで杉原彰は声を大にして言いたい。 以前と遜色もなく区別もつかないほど松井さんのとんかつが完璧に復元されている。 妻・里絵さんの相当な努力が垣間見える。 綿実油、ごま油、サラダ油の3種を合わせた揚げ油を用いて、160度で丁寧に揚げるらしい。 少し江戸前天ぷらのような胡麻油の残り香がするのは、そのせいかと合点がいった。 店内に飾られた棟方志功の力強い版画が、里絵さんの亡き旦那さんへ対する愛情と信念を物語っているようだった。