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Akira SugiharaさんのMy best 2017

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東京都

ビストロ

Akira Sugihara

ペタンク〜❤︎ペタンク〜❤︎大好きよ〜❤︎ ペタンク@浅草観音裏! ペタンクとは、フランス発祥のマイナーなスポーツの事で、屁っこき小動物とは全く関係はない! いわゆる東京で食べログポイント4点以上のお店の大半は、港区と中央区に集中している。 決して食べログポイントなど鵜呑みにはしていないが、ミシュラン東京版が出来た時も同様の事態が起きた。 東京の東側を代表し、老舗の集まる上野〜浅草を擁する台東区に星がなかった事に、憤慨する評論家も居たほどだ。 江戸から明治、大正という長い歴史から見れば、日本橋から東側がその主役の場であったはずだからだ。 平成も間も無く30年になり、年号も代わろうかという時期になって、また上野や浅草、蔵前といった江戸風情の残る地に名店が相次いでいる。 その一つが浅草観音裏のペタンクだろう。 「マイクロビストロ」を謳い、カウンターのみの小さなビストロだが、愛してやまない食材とお酒を提供している。 雷門前の「松喜」の牛肉をつかったステーキ。 ひさご通り商店街の「竹松商店」の鶏肉をつかったチューリップ揚げ。 上野・浅草を知る人なら、この二つのメニューだけで、どれだけ厳選された食材で勝負しているか分かる! 亀戸の「メゼババ」しかり、新しい世代が古き良き粋と艶の残る東京の東側で頑張ってくれているのは素直に嬉しい。 観音裏の粋な常連さんに揉まれて、ペタンクもどんどん艶がでるだろう。 #おはよう!スパンク

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東京都

イタリア料理

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ペペロッソ@三軒茶屋! 三軒茶屋で30年以上続く、老舗のイタリアン。 2015年にオーナーが代わり、シェフ、スタッフ、メニュー共に大幅に刷新した! と言いつつ、初めて伺ったのでどう刷新されたかは知らない! 一般的にイタリアンというと、カルボナーラやマルゲリータといった定番メニューがすぐに思い浮かぶ。 だが、ペペロッソにはそう言ったステレオタイプなメニューは存在しなかった。 どれもが地方色豊かで細分化されたローカルな郷土料理なのである。 刷新後、広尾の人気店「インカント」出身のシェフが腕をふるっているためか、イタリアのローカル色の強い郷土料理ながら、非常にモダンな盛り付けが印象的であった。 ペペロッソのコンセプトは【歴史を食べる】だという。 ボクは理科と社会は食べた事があるが、歴史を食べたのは生まれてこの方初めてであった。 イタリア料理の起源は古代ローマ帝国にまでさかのぼる。 当時、すでに1日3食が定着し、その1食はコース料理に仕立てられていたという。 たとえばヨーロッパにおけるチーズの普及は、古代ローマ軍の遠征兵士のスタミナ源として携帯されたことが契機となった。 現在、世界三大料理に数えられるフランス料理は、もともと古きイタリア料理からの流れを汲んでいる。 フィレンツェの名門貴族カトリーヌ・ド・メディチがフランスのアンリ2世に嫁ぐ際に、大勢のイタリア料理人を引き連れた事が発端だ。 昨今、フランス菓子として広く認知されているマカロンでさえ、カトリーヌがフランスへ持ち込んだものの一つである。 その他、ジャム、アイスクリームやオムレツ、更にはフォーク・ナイフの使用という洗練されたマナーまでも、イタリアからフランスへ持ち込まれたと言われてる。 (因みにフランス革命後、フランス王室に仕えていた料理人が大量に失業し、ロシアの王室に流出した。それが逆輸入され近代フランス料理の原形が形成された) そのくらい、イタリア料理は歴史が古い。 「イタリア料理という料理はない」 という言葉がある通り、その長靴に形容される南北に長い地形は地理的にも多様な特徴がある。 またイタリアは統一国家形成まで多数の独立国家があり、その国家毎に特徴的な郷土料理が発達していった。 そう言った複雑な地理的・文化的多様性を持つイタリア料理は、特に、その文化を吟味する上でその【歴史】を介した方が理解が容易い。 ペペロッソの【歴史を食べる】というコンセプトは、イタリア料理に限らず食文化を考え抜く上で、非常に重要な地位を占めるだろう。

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至極のイタリアン! アンティカ ブラチェリア ベッリターリア@不動前! 小島和美女史オヌヌメのイタリアン。 本当に全部美味しかった。 という印象である。 ブラチェリアとは炭火焼き料理を得意とするイタリアンの総称なのだが、炭火焼きをイメージする豪快で無骨な印象はなく、料理はどれも非常に繊細である。 例えば…「栗とトミーノ ラルド 蜂蜜」@1500円! トミーノとは、松崎しげるの相方の国広富之の事だと多くの方が誤解しているが、北イタリア・ピエモンテの白カビタイプのチーズの事である。 なので「こんな事が怖くて刑事が出来るか!お前なんか男じゃない、女男で十分だ!!おとこおんなのトミコー!」と怒鳴りつけても、トミーノは覚醒したりしないので注意が必要だ。 ラルドも珍しい食材だが、豚の背脂を塩漬けしたり燻製にしたりしたものだ。ラードの語源とも言えるものだが、全くの別物である。 もともとトミーノチーズはパンチェッタ(豚の塩漬け)との相性がいいので、ラルドも言わずもがなだろう。 想像してもらいたい… 旬のホクっとした甘い栗に、少し塩気のある白カビタイプのチーズと濃厚なラルド、そこにまったりとした甘みの蜂蜜。 「絶対美味しいやんけ音頭 2017〜秋〜」 を作詞・作曲して踊ったのは言うまでもない。 合わせたワインはSorsi d'incanto。 ライチのような爽やかなアロマがいい。 そしてさらにガン喰いし、ワインも白からオレンジ、赤と飲んで、自家製リモンチェッロをいただき、食後のコーヒーにグラッパを入れてもらい酩酊した。 おしまい。 #ハロウィンキャンペーン

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東京都

居酒屋

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酒肆ガランス@白金! コッピーおすすめのお店に行きたいボタン攻撃をして、勉強兼ねがね連れて行ってもらったぜ! 先に結論言いま〜す。 最高ッス!!! 白金というセレビーな地にあるレストランとも酒場とも取れるお店。 「酒肆ガランス」の「酒肆」とは、酒楼や酒家とほぼ同義で「酒場」とか「酒屋」の意味である。 下町の古い酒屋なんかに「酒肆 大関」と書かれた看板が未だにあるので、酒肆という字は見たことがある人も多いはずだ。 白金の隠れ家的レストランの癖に、ちゃんとキンミヤがある!当然、キンミヤで乾杯〜! お通しは、フムス。 これだけで、かなりボク好み。 フムスはペルシャ〜イスラム系の沢山の国々で食べらている定番料理で、簡単に言うとひよこ豆のペーストだ。 リエットなどのように当然ワインとの相性がいい。 そして、意外にも焼酎や燗酒との相性もいいのだ。 なんで、日本酒を出すような店にフムスがないのだ!と憤慨していたが、ガランスにあったので流石だと思った次第。 前菜に、ウニ、たまご、ボタン海老、蛍烏賊、ナマコの紹興酒漬けを少しづつ頂く。 これらには、コッピーが呑んでいた紹興酒のソーダ割りが最高なマリアージュを見せてくれたので、慌ててキンミヤから紹興酒ソーダ割りに変更した。 名物は「ガランス風焼餃子(パートフィロ)」! ガランス風焼餃子というメニューながら、内容は「パートフィロ」である。 これもギリシアや中近東などで食される、とうもろこしと小麦の粉から出来た紙のように極薄のパリパリした皮を使った料理だ。 このお店の魅力は、全てに於いて枠組みにとらわれない事! 酒はキンミヤもヴァンナチュールも日本酒もある。 フムスやパートフィロといったエスニックなメニューがあると思いきや、蕎麦屋で出てくるようなカツ丼まである。 店主が旨い!と自信を持っているものを直球で出してくれる。 酒肆ガランスのアイコンにもなっている天使の絵がある。 天使の癖に苦虫をつぶしたような顔でこちらを睨みつけている。 本来、善の象徴である天使が悪の顔をもつ。 物事には二面性や多面性がある事を受け入れるかの如く、酒肆ガランスの料理も多様であり多岐なのである。 お手洗いには、横尾忠則が描いた高倉健のポスターがあり、その横には、あの三島剛の絵があった。 三島剛は70年代の商業ゲイ雑誌「さぶ」の名付け親であり、「薔薇族」などでも活躍された名絵師である。 ここにも物事の多面性が垣間見れて、この店の屈強な哲学とさえ思えたのであった。 #春ごはんキャンペーン

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東京都

ワインバー

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オレンチ@末広町! 程良く酔っ払い、気づけばオレンチに居た。 いや、俺ん家ぢゃなくて、オレンチ。 女性にもう一杯だけ、オレンチに行かない? って言ってついて来てくれたのに、俺ん家ぢゃなくてオレンチだったら、怒る? なんとなく飲み足らず、一人で飲みたかった。 そんな時はバーが重宝だ。 だが、なんとなくウイスキーやカクテルの気分でもなかった。 カウンターで美味しいオレンジワインと、ちょっとでいいから美味しいものが食べたかった。 頭の中で「カウンター+オレンジワイン」を検索する。 そうだ!オレンチがあった! 小学生が体育の授業でかぶる紅白帽をかぶった変わった男が店主である。 オレンジワインありますぅ〜? って聞いたら、ボトルだけどありますよと。 散々呑んできたが、オレンジワインなら一本くらい飲める。 銘柄はファネッティ ビアンコ サンタニェーゼ! リーズナブルな価格ながらイタリア・トスカーナのオレンジだ。不足は全くない! お通しはたっぷりの新鮮な野菜。 ワインは肉や魚とばかり合わせてしまいがちだが、ミネラルの多いワインなら、むしろ野菜の旨味を補い増幅してくれる。 あー、なんとなく幸せ。 井上順の気持ちがわかった夜。 #お月見キャンペーン

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どーもー! 前田美波里ヒルズコップ2です! 台東区民でさえ5年に一回ぐらいしか行かない渋いエリアにある古民家改装系お洒落酒場! あっきょん、ちょ〜気に入った!!! (興奮すると、わたくし→えてくし→ボク→あっくん→あっきょんの順に変わります) 沖縄野菜を使ったおばんざいとか、お手軽な創作料理の数々。ワインも自然派多数ございます。 日本酒はチャラ系新政から骨太神亀の燗まで揃う! サワー類も、ホーリーバジルのレモンサワーとか、どぶサワーとかツボ抑えまくりっ! 翌日、揉み返しがくるレベルだ。 ポテサラは山盛りの沢庵千切りとカレー粉! もともと沢庵は、ターメリックで色付けされてるからカレーとの相性が良いわけ。 沖縄のやんばる鶏の蒸したヤツなんて、隣のじいさん引っ叩きたくなるぐらい柔らかジューシーで美味い! これにコリアンダーシードなどで作ったスパイシーなタレを掛けちゃったりすんだぜ? 最高だろがよ! 〆には、沖縄名産のモズクの雑炊をチョ、チョ、チョ、チョイス! ホッとする美味しさ! 店員さんの温かく丁寧ながらフレンドリーな接客もグッド! オードリーは春日! 鳳は啓介! 前田は美波里ヒルズコップ2です!! #リリース記念

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千葉県

焼き鳥

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さゆり@船橋! 漁師町の庭先で立ち昇る煙を見つけたら、それは「やきとり さゆり」である。 初めての訪問だったが、こんな店に出会えて良かったと素直に思った。 船橋市漁業組合の組合事務所すぐ近くにその店はあった。 店という表現が適しているのかも分からない、「屋台以上店舗未満」な感じだ。 調べてみると、ここでの営業は2005年頃からという。 もともと船橋市内で「居酒屋さゆり」を経営していたさゆりさんは、マンション建設による立ち退きに会い、30年近く営業を続けてきた店の閉店と移転を余儀なくされたという。 16時頃から焼き鳥を焼き始めると、近所の小学生から主婦までが煙に釣られてやってくる。 近所のネコも日課のようにやってくるようだ。 漁師町にあるおばあちゃんちの庭先で、潮風と夕日を頬に感じながら食べる焼き鳥は格別だった。 ららぽーとやIKEA等の大型商業施設の立ち並ぶ船橋に、現在も漁業組合がある事に驚くかも知れない。 山本周五郎の「青べか物語」で有名になった浦安の漁業は、残念ながら70年代に早くもその漁業権を放棄してしまったのにだ。 東京近郊に住んでいる人でも釣りなどをやらないとその存在すら知らないのかも知れないが、船橋を中心とする東京湾の最奥部には「三番瀬」と言われる広大な干潟がある。 この「三番瀬」は江戸時代から漁業が盛んな土地で、東京湾の魚介類の産卵場なのだ。 残念ながら高度成長期頃より工業排水などによる水質の悪化が顕著になり、初夏の風物詩であった「青キスの脚立釣り」の青キスはあっという間に東京湾から姿を消してしまった。 80年代に入ると経済優先の立場から「三番瀬」を埋め立てる事業が乱立した。 しかしながら、魚介類の産卵場である「三番瀬」の必要性に気づいた市民たちが反対したお陰で、 「東京湾のゆりかご」は何とか死守できたのである。 ボクもその反対した市民の一人だ。 船橋や川崎の生麦など都会の漁師町を歩くのは楽しい。 自分の住むすぐ目の前に、豊饒の海と沢山の生物と共存している事に気づかせてくれるからだと思う。 #三番瀬

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東京都

居酒屋

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鶴肴@神楽坂! 神楽坂みちくさ横丁にある小さな酒場。 ここ、かなり好きです 呑み物とおでんはセルフ! ちゃんとキンミヤもホッピーもある! 鮭トバをお願いしたら、ちゃんと酒で濡らし軽く炙ってくれた。 乾き物をタダの乾き物に終わらせない感じで、すでにこの店の良さが分かる。 おすすめのおでんはどれも80円! ゼロ次会だったので軽くタマゴとちくわぶを器に入れてカウンターに戻る。 無化調のおでんは色は濃いが優しいお味。 一見イケメンの店主が不用意に放つ下ネタやオヤジギャグを打ち返せるようになれば、かなり楽しい店! また行きます!

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東京都

ラーメン

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みつヰ@浅草! 最近食したラーメンの中で一番好みで美味しい!と感じたラーメン店である。 「七彩」のご出身で2016年12月に独立開業された。 遅れ馳せながらの訪問である。 サイドメニューにソースかつ丼がある。 店主の村田さんは福井県出身のようだ。 勝手に20〜30代の若い店主を想像していたが、どこかの大学教授かフレンチのシェフのような渋い風貌である。 素直に醤油ラーメン細麺と、サイドメニューのソースかつ丼をオーダーした。 全粒粉を含んだような小麦の薫り高い麺は、つるりと喉越しがいい。 支那竹は最近流行りの極太タイプだ。 チャーシューは低温調理と思われる柔らかな仕上がりで、しっとり感を全面に出している。 スープの熱で微妙に火が入っていくのが勿体無いように思えるぐらい繊細な火入れだ。 スープは無化調のようだが、しっかりした塩分と複雑な旨味が凝縮している。 どこかコンソメスープを思わせる風味があり、鶏や鴨などのフォン(出汁)を感じ大変気に入った。 たいめいけんのラーメンスープをもう少し繊細にしたような印象である。 ネットで見てみると塩ラーメンのスープも絶賛されており、村田店主自ら「フュメドポワソン」と形容していた。 「フュメドポワソン」とは、フレンチで用いられる魚の出汁の事である。 推測するに村田店主は、洋食からの転職ではないだろうか? そうであれば、フォンやフュメや肉の火入れなど合点が行く。 #お盆休みキャンペーン

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東京都

居酒屋

Akira Sugihara

祝!開店! 西口やきとん 御徒町店! 浅草橋の名店西口やきとんの上野進出だよーん! パンダのチンチンだかパイパイだかっていう赤ちゃん誕生と同じくらい、2017年師走の上野の嬉しいニュースだ。 実はあっくん1999年頃から浅草橋の本店に通う西口やきとんフリークである。 さっそくプレオープン日とその翌週に伺った。 支店を出せば出すほど、雰囲気も味も落ちるという事が多々あるが、西口やきとんはその持ち前の活気で、いい意味で裏切ってくれた。 路地に名店ありと言われるように、西口やきとんらしい路地裏での営業。 浅草橋本店で仲のいい店員さんの面々が御徒町店に移ってくれたので、個人的にはかなり嬉しい。 これからも益々通ってしまう。 今までお世話になった浅草橋も通うけど、御徒町を贔屓しちゃうかも知れない。 御徒町駅に来たら口笛吹いてね! ヤリキか西口やきとんに居るから!