mico_tさんのMy best 2022

大将のお眼鏡にかなった常連さんだけが年に数回予約可能な超人気店。予約困難というより普通は無理です。厳しい基準をクリアした選ばれし者だけの会員制みたいなもんです。 そんな諦めてた憧れのこちらに行くことができる日が訪れるなんて…！お誘いいただき感動＋感謝しかない。 心斎橋のミシュラン通りにあります。店前で待ってたら尽誠さんからひでさんが出てきた。笑 店内はカウンターのみ。 まったく入る余地のない予約の壁をくぐり抜けた先は、豪華なVIP仕様ではなく、温かみがありほっこりできる空間でした。 大将も想像してたより怖くない。笑 お料理は、失礼を承知で言うならば、「最高峰の家庭料理」。（もちろん家庭では到底無理で、レベルが違いますが。） 日本料理や懐石料理という格式ばったハレの日のお料理ではなく、またわかりやすい高級食材をバンバン提供されるのではなく、ふだんの和食を極限まで突き詰め、質の高い旬の食材の良さを最大限に引き出し実直に提供されていたように思います。 しかもお皿には苦労をまとわせずにさらっと出される。粋やわ〜♡ このクオリティで、お酒もわりと頼んだのに1人23,000円くらいという価格も、昨今のグルメバブルとは一線を画していてこのお店らしさが光ります。 だってこんな人気やったら、正直もっと高くてもお客さん来るじゃないですか。なのにこれで抑えてるなんて、美学を貫いてらっしゃいますよね。 ホント美味しくて、素晴らしく楽しい時間を過ごすことができました。 また機会があればぜひお願いしたいです:)

京都府木津市、JR木津駅から徒歩数分のとりたてて何もなく都会でもない普通の街にある、まわりとは一線を画すイタリアン店。 店内には坪庭や個室がありスタイリッシュで雰囲気抜群。厨房もオープンでお店全体がセンス良い空間です。 この日は個室に通されました。 壁紙とか可愛い♡ お料理はコースで以下をいただきました。 ・始まり ・季節の野菜の一皿 ・天龍鮎 ・花ズッキーニ、パルミジャーノ、フォアグラ ・アンニョロッティ ・パッパルデッレ ・榛原牛 ・デザート 噂には聞いてたけれど、想像していたより、期待していた以上に素晴らしい！どれもこれも美味しくアーティスティックで驚きがあり、かと言って挑戦的過ぎず難しくなく。 パスタ2種類出てくるのも素敵。 ボリューム多かったけど最後のお肉までしっかり美味しくいただけました。 飲み物はノンアルかアルコールのペアリングがコース料金に含まれているみたい。 わたしは最初に1杯だけシャンパンをいただき、その後ノンアルのお茶のペアリングをいただきました。 お茶はいろいろ工夫されていて、カクテルのようで面白いけど、正直、個人的にはお料理と合ってようがなかろうが何もミックスされてないお茶もしくはお水でよいかな、、、笑 帰りにはおみやげまで！満足度をさらに引き上げてくれました。 わたし的にはかなり好みのお店。わざわざ行く価値ありました！ また行きたいと思います:)

淡路島の割烹料亭3代目の小野さんが北新地で2019年7月にオープンした和食のお店。 地元淡路島を中心に全国から厳選された食材で、独創的なお料理を提供されています。 2021年秋にミシュラン1つ星獲得されました。 店内は10席ほどのカウンターのみ。一斉スタートで目の前でお料理が仕上がるのを見られる劇場型。 シンプルだけど随所に贅沢な内装を施したオトナな空間です。 季節のおまかせコース@25,300円 （税込・別サ）をいただきました。価格はその時々の季節の食材によって上下するようです。 わたしはこの日、グラスシャンパン、炭酸水を頼んで@30,000円でした。お料理内容を考えると良心的かな。 お料理はどれも本当美味しい！ツキノワグマのお吸い物なんて、ずっとこれ飲んでたいと思ったほど…♡ 白子や唐揚げもダントツ。お肉とろけたまじで。 ただ、わりとお味がはっきりしてるので薄味の妙などを求める人には不向きかも。 サービス精神も旺盛な店主さん。調理前にお客さんの目の前に食材を見せてまわってくださる。重いだろうに… 常連さんとわたしみたいな初訪者とを区別なく接してくださるのも好印象でした。 器も凝ってますね。九谷焼ウルトラマンの豆皿可愛いw 美味しいし10席ほどしかないので予約困難なのはいたしたかたない。また機会があれば行きたいと思います:)

谷六にある、古民家を改装した一軒家リストランテ。空堀商店街やビストロギャロの近くにあります。 店内は入ってすぐテーブル席、奥にカウンター席、その奥に厨房で、広さはあまりないけれど、手前のテーブル席の上は吹き抜けで天井が高く圧迫感がありません。2階にも個室がひとつありました。 古民家のヴィンテージ感がほどよくオシャレで温かい空間。 お料理はコースのみ。ディナーは8皿か10皿かの2つのコースがあったと思います。わたしたちは8皿のコースを注文。 どの品も期待を裏切らない美味しさ！たぶんコース価格10,000円くらいだったんじゃないかな？それでこれはものすごくお値打ちに感じます。 サービスも素晴らしい。きびきびした動き、適度な親近感。 ソムリエの方、どこかで見たことあると思ってたらキタヤマにいらっしゃった魚見さん！メガネしてないから思い出すのに時間かかりました。笑 美味しいし、ボリュームもちょうどよいし、価格も高過ぎないし、居心地良いし、近所だし、人も素敵。わたしにとって良い要素ばかり♡ すぐ近くにお惣菜のお店をオープンされたので、そちらも行ってみよと思います:)

2021年8月にオープンした、一軒家フレンチレストラン。SETTANという店名の由来でもある摂津丹波地方ののどかな里山にあり、車でないと来られないような場所にあります。岡場駅からタクシーで15分くらい。 お店の建物はスタイリッシュで、田園風景が広がる中、あきらかにまわりと異なります。 店内はガラス張りで、この日はあいにく雨だったけれど明るい空間。 シェフは心斎橋のリュミエールの総支配人だった吉田氏。 ランチは6,000円、12,000円、18,000円くらいの3種類あり、わたしたちは真ん中のコースにしました。 お肉は豚かあわじ牛か選ぶのを迷っていたら、どちらも選んで2人でシェアしてもよいと提案してくださいました。こういう気遣いうれしい。 どの品も見せ方が凝っていてアーティスティック。運ばれてくるたびに「わぁ」って歓声をあげてしまいます。椎茸は藁焼きするのを外に出て見学したりして、演出も楽しい。 そしてもちろんどれも美味しかった♡ 秋のとうもろこし、甘ーい！！ フレンチでボリュームもあったけど胃に全然もたれないのは、さすがリュミエール出身ですね。 都会の喧騒を離れ、自然の風景に癒され、美味しいものを食べ、よい気分転換になりました:)

北新地にある窯焼きステーキのお店。熟練の料理長・鵜飼氏が素材の持ち味を引き出しじっくりと焼き上げてくれます。 地下への階段を降りて入った店内には、窯焼きとカウンター6席、奥に個室が２つあります。落ち着いたバーのようなインテリア。 お料理はコースのみ。 窯焼きステーキと絶品シャトーブリアンステーキサンドのハーフ付きコース@20,000（税サ別）をいただきました。 お肉はしっとりジューシーでやわらかくてしつこくなく、想像以上に美味しかった！ 鵜飼氏1人で手際よく黙々と焼き上げる姿はまさに職人。でも話すと物腰の柔らかい人で好感を持てます。 北新地でこのクオリティでこの価格はお値打ちではないでしょうか。 また行きたいと思います:)

祇園四条、八坂神社近くにある和食店。 大将の大渡さんは大阪の「本多」や「季節料理 津むら」などで修業を重ね、奥様の実家があったここ京都で独立されたそう。 2012年にミシュラン一つ星、2016年に二つ星を獲得。 古民家を改装された店内はカウンターのみの8席。 おくどさんがある京都ぽい設え。 刀のような包丁が何本も飾られていたのが印象的。 お料理はコースのみ。 コースは時価なのか、だいたい30,000〜35,000円くらいかと。わたしはシャンパン小瓶を2人でシェアして、炭酸水とで34,500円でした。 京料理ではないですよね。割烹になるのかな？このあたりのカテゴライズが難しい…。とにかくまっとうな和食で、素材の良さがすごく伝わるお料理で、どれもホント美味しかった！タケノコ食べて感動したの初めて。柔らかくて味わい深くてんまかったな〜♡ 大将は謙虚で飾らないキャラクター。緊張感をほぐして楽しく過ごさせてくれます。 また行きたい、と思うのは結局こういう人柄によるものが大きいんだよなと改めて認識できるお店です:)

狭山から移転されてきた、天満橋にあるブーランジェリー。大好きなアシッドラシーヌの一本北側にあります。 パンの種類はそれほど多くはない印象でしたが、ハード系やお惣菜系パンの他、焼き菓子やスイーツもありました。 クロワッサンと食パンの他、バターがおいしいフランスパン（というネーミングに釣られたw）、イベリコ豚ベーコンとチーズのフランスパン、チーズフランス、ミルクフランスを購入。 久々、好きなパン屋に出会えたかも。美味しい！食べてると手が汚れるほどバター多めな感じがええわ〜♡ チーズフランスのチーズ具合、バターがおいしいフランスパンの塩みともっちりしっとり具合、食パンの飽きのこないほどほど具合等、とても好みでした。 夫も「このパンうまいなぁ」と絶賛してたので、お散歩がてら、また行きたいと思います:)

かつて新町に「酒中花 空心」というお店がありまして。とても美味しい人気店で、職場から近かったのでよくランチに行ってました。8年くらい通ったかなー。 今をときめく月泉や食生々や六徳恒河沙など名だたる人気店のシェフも空心出身なのです。レベルの高さがうかがえるかと。 そんな空心が移転のため閉店休業したのは2021年。最後のランチ営業にエグいほどの行列ができたという伝説を残し、満を持して2022年8月に北新地に新店舗をオープン。店名も有 伽藍堂（う がらんどう）に変わり、ランチはなくディナーのみで18時一斉スタート、コース一択@16,500円というスタイルに様変わりされました。 土日はお休みなのでとある平日に行ってきました！ 店内はカウンター10席ほどと、奥に半個室のテーブル席。以前と比べたらビックリするほどの広さ、キレイさ、絢爛さです。笑 見覚えのある中国系インテリアや家具がセンス良く飾ってありました。 お料理は、さすが大澤さん。変わらず絶品な麻婆豆腐や新たな挑戦的メニューをおり混ぜ、見た目もお味も素晴らしいものばかり。 ボリュームも多く、お腹いっぱい！ ただ、ドリンクは若干お高めな気がします。 以前の空心ファンにすればアッパーなお店に進化されてちょっと手が届かないところに行ってしまった感があるけれど、新生の中華店として素敵なお店が増えたと思えば嬉しいですね。 メニューは1ヶ月半くらいで変わるとのことなのでまた行ってみたいと思います:)

シギラリゾートのアラマンダで総料理長を務めた政次由宇氏が、更斬の次の展開として2022年3月にオープンされた完全予約制のお店。既に予約困難で、訪れた10月の時点で来年7月まで満席です…。 お店は北新地の雑居ビルの一室。看板ないので知らないとエレベーター降りて戸惑います。 カウンター8席のみ。 コース@26,000円、メニューはその日の食材やお客さんの要望、政次シェフのインスピレーションにより変化します。 お料理は、創作系やイノベーティブフュージョンと呼ばれるカテゴリなんだけど、他のその類のお店とちょっと違う印象というか… このひと、天才か。 と思う料理やシーンが時折ありました。 和食なのにソースが秀逸でフレンチぽいなと感じる品もあり、面白かったです。もちろん美味しかった！ 政次シェフは明るく気さくで自由な感じの人。 完全紹介制と言われたりもしてますが、Tablecheckで予約できるみたいだし高価ですがスノッブなお店ではないです。 ボリュームも多くお腹いっぱいになりました。 あんなにたくさんの松茸入り炒飯は初めて。笑 また機会があれば行きたいです:)