爽やかな旬のすだちの風味を蕎麦に纏わせて 数種類の蕎麦料理を一つひとつ堪能 店主が打つ蕎麦はいつもながら極上で すだち三昧、蕎麦三昧のスペシャルなひと時 店主の腕とセンスが光る蕎麦好きの隠れ家 中井で蕎麦会 緊急事態宣言下、旬のすだちを使った 蕎麦コースをお願いして仲間たちと訪問 酒なしなのは哀しいが、料理に集中できそう コースは産地違いの食べ比べから始まる 今回の産地は、千葉と宮崎 千葉産は、稀少な千葉在来種、 宮崎産は実の状態で3年熟成させたモノ 2種類の蕎麦は、ざるに並べて盛られ、 それぞれの味わいを比べやすい それぞれに鼻を寄せて香りを比べ、 それぞれが持つ穀物の甘みを愉しむ 箸先に塩をつけて食せば甘みが一層立つ 次に供されたのは、“五目そばがき” 4種類の木の子が具になったそばがきは、 木の子と蕎麦の香りのマッチングが◎ すだちを搾って香りづけするのもまた良い 緊急事態宣言下でなければ日本酒が欲しい “すだち蕎麦(冷)”が運ばれてきた 薄くスライスされたすだちが置かれた ビジュアルは、なんとも涼しげで美しい 苦味が出ないうちにすだちを退けながら 爽やかな香りを纏った極上蕎麦を啜る すだちの香りが沁みた出汁の効いた甘汁が おいしくてついつい後を引いて完汁 そして、大好きな“釜あげ蕎麦”が供される 奥行きのある豊かな蕎麦の風味がグッとくる まさに茹でたてを堪能できるこの一品にも 今回はすだちを一搾りして爽やかさを足した さらに供されたのが目にも鮮やかな一品 “蕎麦の実ごはんの鮭といくらのミニ親子丼” プリプリとした食感の蕎麦の実ごはんに 掛けられたいくらがプチプチと爆ぜる プリプリ、プチプチと食感もおもしろい もちろんここにもすだちを搾った すだちの香を添える蕎麦会席の最後は、 “湯葉とすだちと白舞茸の温そば” 澄んだ汁に湯葉が浮き、白舞茸が泳ぐ一杯に すだちとミツバが置かれた上品なビジュアル 苦味が出る前にすだちは退けて香りを残す 湯葉を絡めると思いの外、甘みが豊かだ すだちの香りも舞茸の風味も品が良い 同行者のひとりがスダチを提供してくれて 実現した酒抜きのスダチ蕎麦の会食 店主関根さんの料理センスも加味されて 満足度がはち切れる食体験ができた 緊急事態宣言が明けたら 日本酒と酒肴も楽しみに再訪問だな #すだち三昧、そば三昧 #そば #sova_sova #すだち蕎麦 #中井 #greenglass