Koichi  Nomura

Koichi NomuraさんのMy best 2020

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東京都

そば(蕎麦)

Koichi  Nomura

ふっくらと豊かに立ち上がる蕎麦の香り 口に含めば瑞々しく、穀物の甘みがふくらむ 秀逸な酒肴と共に静岡の銘酒を堪能し、 終盤は、改めて変わり蕎麦たちに驚かされる 住宅街に潜む魅力沸騰の手打ち蕎麦処 中井でオフ会 2ヶ月前にも貸切で愉しんだこちら 参加者からの再訪リクエストをもらい、 再度、貸し切らせていただいた 酔う前に蕎麦の風味を味わえる様にとの 店主関根さんの配慮もあり、 我々のおまかせコースは、蕎麦から始まる 写真を撮る前に香りを愉しむのがルール 今回の産地違いの食べ比べは、静岡と北海道 どちらも香りも甘みも豊かだが、 風味のニュアンスは、個人的に静岡が好き 事前予約必須の“手挽き”の素材は、熊本産 これもまた蕎麦の香りが豊かにふくらむ ナッツにも似た香ばしさだ 軽く咀嚼すれば、穀物の甘みが滲む ここで一旦、蕎麦の時間は小休止 茨城産大豆の“よせ豆腐”が運ばれてきた 蕎麦に続いてこちらも大豆の風味豊かだ 喜久酔、開運、磯自慢、正雪、白隠正宗… 静岡の銘柄が並ぶ酒の飲み比べも愉しい 米処のイメージはないが、水がキレイだから おいしい酒ができるのかも 酒肴は、平皿に9点が並べられた 芝えびのオイル漬け、ボラの昆布締め、 オムレツ、生姜たらみそ、菊芋の芯…等々、 少しずつではあるが、酒に合うものばかり “静岡おでん”も蕎麦店の醍醐味のひとつ この日は、のど黒、黒キャベツ、大根、 黒はんぺん、昆布が盛られて供された そして終盤に改めて蕎麦が楽しめる 大好きな“釜揚げ蕎麦”の素材は埼玉産、 辛味おろし蕎麦、鶏だしラーメン風蕎麦… 5品程の“変わり蕎麦”たちが、 蕎麦の世界をグッと広げた 今年は、コロナ禍もあって、 テイクアウトさせていただいたり、 貸切で対応いただいたりと店主関根さんには いろいろとご配慮いただいた 新年も早々にお伺いして絶品蕎麦を堪能したい #住宅街に潜む魅力沸騰の手打ち蕎麦処 #greenglass #中井 #蕎麦

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東京都

そば(蕎麦)

Koichi  Nomura

お出汁と蕎麦が奏でる風味の旋律に癒された やさしくキレイな舌あたりの出汁から始まる おまかせの料理たちは、自然と身体に馴染み、 蕎麦は豊かに香り、咀嚼すれば旨みが滲む 酒と共に味わう蕎麦好きのための隠れ家 中野坂上で蕎麦 予約した上で蕎麦好きの友人と久々に訪問 5年前にランチで訪問したが、夜は初めて 行った人と来ないとこの店はわからないな 以前訪問したランチでは3種のもりそばを いただいたが、今は、昼も夜もコースのみ 既に軽く飲んでることもあり、ドリンクは 早速、日本酒からいただくことにする 純米の辛口の酒を所望して供されたのは、 料理酒にも使うという島根の酒、 <天隠 特別純米 馨> やわらかな香りと繊細な旨みが印象的 <おまかせコース・8,800円>は、 “出汁”から始まる 三年枯節の薄削の出汁は、まろやかでいて 上品でスッキリとしたキレイな口あたり これからの料理に期待が膨らむスタートだ “枝豆の煮浸し”、“蔓紫と紅芯大根”、 “オクラとトマト等のお出汁のジュレ和え”、 “豚肉の団子の自家製豆腐あんかけ”…… 素材の活きた料理達は、出汁のやさしさで スッと自然にカラダに馴染んでいく “アオサの茶碗蒸し”がまた秀逸 これも出汁とアオサの風味が上手に活きて 大茶碗で欲しいくらいの逸品だった ここで供されたのは、最初に飲んだ日本酒、 “天隠”を使って浸けた“カラスミ” もちろんそのままでもいい酒の肴になるが 後に供された“そばがき”に添えてまた面白い この日の“そばがき”は、群馬県赤城産の 新蕎麦を使っているとのこと カラスミと一緒に口に含めば、 穀物の旨みとカラスミ固有の風味がよく合う 宮崎県産のトマトの力強い風味が なめらかに滑り込む、“トマトの煮凝り風” 1週間寝かしたという放牧豚の旨みが 豊かにふくらむ“豚肉とズッキーニ等の とうもろこしペースト和え” 養殖だからこそ泥臭さがまったくない 蕎麦の衣で揚げられた“大分産養殖ドジョウ” 店主日比谷さんのセンスを感じる 料理達をおいしく軽快に平らげたら お好みの蕎麦猪口を選んでメインの蕎麦へ 「蕎麦は5種、すべて手挽きで喉越しよりも風味を愉しむタイプ」との案内があって 極細打ちの富山市産のもりが最初に供される 鼻を寄せれば豊かにナッツの様な香りが立ち 軽く咀嚼すれば、甘み旨みがやさしく滲む 最初の一品からこんなに風味豊かで 後は大丈夫かと一瞬思うが、無問題 次の埼玉県三芳町産の新蕎麦の太打ち、 宮崎県産高千穂町産の玄挽き蕎麦と 香りや歯応え、舌触りなどは違えど、 それぞれ噛むほどに旨みが滲む楽しさがある 4つ目と最後はどちらも群馬県赤城産 まず、細打ちのもりで豊かで爽やかな 風味を感じた後、切り幅を変えたものが 出汁の冷かけで供された キレイな出汁と豊かな風味の蕎麦の共演が 正にこの出汁の冷かけに結実 蕎麦好きにはホント満足度の高い内容だった 自分は蕎麦を食べながらは酒は飲まないが “天隠”の後、蕎麦までにいただいた銘柄は、 岐阜の<竹雀 純米酒> 佐賀の<鍋島 純米大吟醸 山田穂> 福島の<奈良萬 純米生酒 中垂れ> 好みのものを選ぶぐい呑みは、 独特なデザインに惹かれて 河端健太郎さんという作家のもので愉しんだ 〆のスイーツは、“コーヒーのブラマンジェ” これは以前ランチに伺った時にも食べた一品 なめらかな食感にやさしいコーヒーの風味が 心地よく、最後まで癒された 〆て2人で21,200円也 高めの酒もいただいてこの値段はコスパ◎ カラダに自然と沁みる様な出汁と蕎麦の ひと時を堪能できた #カラダに自然と沁みる出汁と蕎麦のひと時

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茨城県

そば(蕎麦)

Koichi  Nomura

古民家の居間に並んだテーブルで 歯ざわりのいい蕎麦味噌でそば前から愉しむ 見事な細打ちの十割蕎麦は、瑞々しく、 やさしい蕎麦の香りと極上の喉越しだ 名人 石井仁氏の水腰そばを食せる蕎麦庵 笠間(茨城県)でランチ 出張で水戸へ前日入りする前に 行きたい店があり、この駅に降り立った 駅から数分歩いて目的のこちらの蕎麦屋へ …営っててよかった 風情のある古民家の玄関で靴を脱いで 奥の居間のテーブル席へ通される そば前から始めようと燗酒を通す 喉にキリッとくる辛口の酒だ そば前の酒肴に選んだのは、 <蕎麦味噌・400円> 煎った蕎麦の実がザクザクと歯ざわり良い オリーブオイルが敷かれた蕎麦味噌は、 やさしく華やかな風味が素敵 静かな蕎麦空間に奥の方から 韓国語のJPOPが流れてくる <仁べえそば・1,200円>をもらう もり汁、自然薯のとろろ汁、 2種類の汁のもりそばだ 国内産の蕎麦粉をブレンドするという 自家製粉の水腰そばに鼻を近づけると やさしく蕎麦の香りを立てている 軽く咀嚼すれば風味よく、 喉に通せばすこぶる喉が気持ちいい まろやかなコクのある辛汁は、 出汁の風味に奥深さが感じられ、 自然薯の滋味深さを堪能できる とろろ汁をそばに絡めて味わうのも格別だ タイミングよく出されたそば湯で 辛汁を割るとナッツの様な香ばしさがある さて出張先の水戸へ向かおうか ミシュランに輝く蕎麦店を作った石井さんのお店 またゆっくり蕎麦好きの友人と一緒に来たいな #極上の喉越しを味わう秘密の蕎麦

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東京都

そば(蕎麦)

Koichi  Nomura

万願寺、谷中生姜、エビ、キス、椎茸……、 天もりを通して天ぷらを先出ししてもらえば サクッと揚がった衣の素材達は味が活きてる 蕎麦は、夏新の爽やかな香りを愉しめた 花番さんの接客も光る手打ち蕎麦の名店 根津で蕎麦めぐり こちらは実に8年ぶりの訪問 開店時間に少し遅れてしまったら 雨だというのに店先には既に待ち客の列 30分ほど待ったが、その間、期待もふくらむ <エビスビール(中瓶)>をもらって 30分待った喉にスーッと通す 突き出しには“蕎麦みそ”が添えられる <天せいろ・1,800円>を選んで 天ぷらを先出ししてもらって ビールのアテにすることにした 万願寺唐辛子、とうもろこし、谷中生姜、 インゲン、エビ、キス、椎茸、南瓜…、 サクッと軽い食感の衣を纏った天ぷらが たっぷり盛られ、これはコスパ高い どの天種も衣の香ばしさと併せて 素材のもつ風味がしっかりと感じられる ここの天ぷらはレベル高いなぁ そろそろ蕎麦をと花番さんにお願い この日の素材は、群馬県美山産 今年初めていただく夏の新蕎麦だ 夏新らしい爽やかな風味を堪能できた “田舎”を選んだ仲間の蕎麦は、福井在来種 見事な手打ちの一品を少しもらえば 香りと甘みがより豊かにふくらんだ 8年前に訪問した時にも感じたが こちらのお店、花番さんの接客も やさしく明るくてとっても素晴らしい 谷根千あたりを散歩する時にまた寄ろう #根津の名店で今年初めての夏新を手繰る

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東京都

そば(蕎麦)

Koichi  Nomura

4,000軒めのレビューは、 店内写真撮影禁止の蕎麦処 黒電話が置かれたカウンターで“つけ天そば” “お椀の中蓋”みたいなまん丸のかき揚げ天は、 プリッと食感の小海老と衣の香ばしさが秀逸 香り高く、食味豊かな蕎麦も素晴らしい 店主の実直さが料理に活きてる蕎麦処 新富町ランチ 銀座一丁目の路地裏にある目的の蕎麦屋へ 開店時間に到着するも1回転めの入店を逃し、 1時間近く待ってからカウンターへ通された 店内では、静寂の中にテーブル席の客の 「ニューヨークで生まれた」みたいな 話し声だけが聞こえて来る 一見、気難しそうに感じられる店主が ワンオペで営むため注文のタイミングは大切 調理がひと段落したと見受けられたところで そば前に<日本酒・700円>を燗で注文した 酒は、江戸そばらしい灘の下り酒、“菊正宗” 突き出しには、“そば味噌”が添えられる サクッとした蕎麦の実の食感が良く、 口で酒と合わせれば、コク深い味噌の旨みと キリッとした飲み口の酒が融合してふくらむ 酒肴は、<板わさ・600円>をもらった 丁寧に作られたワサビが爽やかに効いて かまぼこのやさしい風味を引き立てる 13時くらいに来店した客は、 蕎麦が終わってしまったと断られている 日本酒をもう一合おかわりした後、 〆に選んだ蕎麦は、<つけ天・1,350円> カウンターから厨房を見ていると 丁寧に一つひとつ、天ぷらが揚げられる 接客はともかく、調理仕事はすこぶる丁寧だ “つけ天そば”がカウンター越しに供された まん丸な小海老のかき揚げが辛汁に浮く “つけ天”は、絶品中の絶品で プリッとした食感が心地よく、風味も◎ ほのかに柚子が香る辛汁とも相性いい みごとな極細打ちの蕎麦もレベルが高い 鼻を寄せれば香り高く、麺を手繰って啜れば ちょうど良い長さで食べやすさもある そして、香りと共に啜り上げた蕎麦には、 噛むと滲む品の良い穀物の甘みがあった 後で店主に訊くと、この日の蕎麦は、 岩手産とのこと そば湯が絶妙なタイミングで差し出される 天ぷらを食べ終わった辛汁を割れば、 これもマッチングがよく、蕎麦食を満喫 店前で待っている間に出された貼り紙は、 『お時間のないお客様は、ご遠慮願います 店内での写真撮影は一切厳禁に致しました』 文字からは、気難しさも感じられるが、 カウンターでその仕事ぶりを見ると良い 料理に対する本当に丁寧で妥協がない 実直な姿勢がちゃんと伝わってくる 〆て3,150円也 次は、蕎麦好きの友人とでも この店ならではの蕎麦時間を 共有しに来たいな

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東京都

そば(蕎麦)

Koichi  Nomura

庭の緑がキレイに映えるリビング的空間で 個性的な風味の蕎麦みそで酒からはじめた いただいた蕎麦は、ざらっとした舌触りが 心地よく、軽く咀嚼すれば穀物の甘みがふくらむ 石神井公園からバスで行った住宅街の蕎麦処 上井草ランチ 一度伺ってみたかったこちらのお店 場所的になかなか訪問機会が作れなかったが 時間を作って週末ランチに訪れてみた 住宅街の真っ只中にに白壁の邸宅といった 外観のその店は姿を現す ひとりであることを告げてスペースに 余裕のあるリビング的な店内へ通された そば前にお燗酒とある我が出身県の酒 <開運 上撰・740円>を通す 少し舌の奥に苦みを感じる酒は、 旨みが豊かにふくらんだ 突出しに供されたのは、“そば豆腐” なめらかな口あたりの一品には、 素朴で自然な風味がある 一緒に酒を口に含むのもおもしろい <焼きみそ・660円>を酒肴にもらう 休日の昼にこれで燗酒を愉しむのが好き 石の上に盛られた“焼きみそ”は、 西京みそに6種の薬味を混ぜて焼いたもの 個性的な風味と素材の食感があった もう一品、メニューで目に留まったのが、 <にしん旨煮・1,020円> 甘辛な煮汁と一緒に煮込まれた昆布の 旨みが深く沁みたにしんは、 骨までホロホロと崩れる これ、日本酒の肴にとっても合った そして〆には、<田舎せいろ・920円> 素材は、益子産の常陸秋そばとのこと 鼻を寄せればナッツを思わせる豊かな香り 丁度いい長さに切られ、切れ端もない 何もつけずに口に含めば、ざらっとした 舌触りで軽く咀嚼すると穀物の甘みが滲む 出汁の旨みが凝縮している様な濃口の辛汁も マッチし、丁寧に作られた大根おろしには ふんわりとやさしい風味があった 塩もいただいて蕎麦の甘みを堪能しながら 軽快に完食 トロッとタイプのそば湯は辛汁とよく合い、 残った薬味のネギを添えたりして堪能 西武池袋線の石神井公園と西武新宿線の 上井草の間の住宅街にある蕎麦処 緑が生茂った庭の陽射しも心地よかった #庭の陽射しが心地いい空間で上質な蕎麦をすする

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東京都

そば(蕎麦)

Koichi  Nomura

細いアブワローチを抜けてモダンな店内へ 蕎麦前には、日本酒を燗でもらって 酒とのマッチング抜群の酒肴と愉しむ 風味と喉越しのバランスがいい二八も絶品だ 谷根千散歩にはここも外せないそば処 根津で蕎麦めぐり 8年ぶりに伺った“よし坊 凛”を出た後は、 6年ぶりの訪問となるこちら 前回訪問した時には、座卓で食したが、 靴は脱ぐもののすべてテーブル席になってる 前の店でビールで喉を潤してきたので <日本酒 燗・700円>をもらうことにした 燗用の銘柄は、栃木の酒、“四季桜黄ぶな” 出し殻鰹節と昆布を煎ったものが添えられる いわゆる“おかか”な風味は酒にも合う <酒肴 盛り合せ・800円>と <焼き味噌・500円>を酒のアテにした 大好きな焼き味噌だが、特製の焼き皿で 供されるこの店のそれもまた酒に合う 盛り合せの内容は、玉子焼き、板わさ、 漬物、ちりめんじゃこ、豆腐味噌、等7品 甘み豊かな玉子焼き、そば屋らしい板わさ あたりもいいが、深いコクの豆腐みそが また一層、日本酒にピタリと合った 2軒目ということもあって蕎麦は、 <せいろ・900円>を2人でシェア 茨城県産の常陸秋蕎麦の二八に鼻を寄せれば 見事な細打ちの蕎麦は豊かに香り立つ 軽く咀嚼すれば穀物の旨みが滲み 喉越しまでのバランスも絶妙だ 蕎麦好きが谷根千散歩するなら 気軽に立ち寄れる好スポットだな #蕎麦好きの谷根千散歩にオススメ

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そば(蕎麦)

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閑静な住宅街の中にその手打ち蕎麦処はある 珍味の盛合せとそばがきをアテに 燗酒で蕎麦前のひと時を堪能し、 〆には、香り高い十割蕎麦を愉しんだ ご夫婦で営む昼だけ営業の十割蕎麦処 笹塚ランチ 興味を持っていたこちらのお店 とある休日のお昼時、 駅からテクテク歩いて目的地に到着した 木調のやさしく落ち着いた店内、 カウンター席もあるが、店主に導かれて 大きなテーブルの端へ腰をおろす 蕎麦前から始めようと燗向きの酒を所望し、 <鶴の友 純米・700円>をもらう 口に含むと香りが膨らんで スッキリとキレていく後味もいい 蕎麦前のアテに選んだのは、 <珍味(酒肴)三種盛り合わせ・500円> 三種の内容は、豆腐の味噌漬け、鱈子の ニンニク和え、そして、柚餅子(ゆべし) 柚子の残り香が心地いい“柚餅子”は、 初めて口にしたが、まさに珍味 店主が手間暇かけた時間が凝縮されている “鱈子のニンニク和え”はシャリっとした食感 鱈子とニンニクが出会うと酒に合うんだな どれも味わい深い三つの酒肴だが、 ちょこっとツマんでその濃厚な味を口の中で 酒と合わせる“豆腐の味噌漬け”が一番好み 酒がすすむ珍味ばかりで一合を呑み干し <鶴の友 別撰・650円>も燗してもらう 喉にキリッとくる酒は、 純米と比較して少し苦味を感じる <そばがき・500円>を追加 ふっくら、あったかなこの一品の モチモチとした食感に癒される ワサビ、醤油、さらに塩で食べてみると 塩で食のが穀物の甘みをより感じられた <盛り蕎麦・900円>で〆る 素材は、茨城県桜川市産の常陸秋蕎麦 十割蕎麦に鼻を近づければ香り豊か コシの強い蕎麦の端を濃口の辛汁に浸けて ズズッと啜れば麺と汁の相性の良さを感じる 薬味は特に添えられず、テーブルに置かれた 一味を勧められ、ちょっと蕎麦にかけてみた 蕎麦の甘みが立って面白いとは思ったが、 自分的には普通に辛汁でいただく方が好み 少しトロみのある蕎麦湯は、 辛汁とのマッチングがよく、 かなり蕎麦の香を感じられる 蕎麦前からのひと時を堪能できるお店 今度は蕎麦好きな友人とも訪問してみたいな #昼営業だけだが、蕎麦前から始めたい店

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そば(蕎麦)

Koichi  Nomura

トマトとジュンサイの爽やかなお蕎麦は、 コシが強くてサッパリと喉越しよく、 揚げ玉のサクッとした食感も心地いい 女性店主の創作センスを感じる一杯だった 和モダンな店内の雰囲気も面白い蕎麦処 浜町ランチ 評判を聞いてチェックしていたこちら コロナ禍の営業自粛で1度フラれたが、 やっと初訪問できた 店主は、浅草の蕎上人の出身らしい 白壁の外観からスタイリッシュ 店内に入ると遊園地のびっくりハウス的に 傾斜がかかった様に感じる演出も面白い そこに静かにJAZZが流れてる 猛暑の中、辿り着いた自分に嬉しい一杯発見 <ランチちょこっと一口ビール・100円> まずはこれをお願いして喉を潤した そば前は、やっぱり日本酒だろう <〆張鶴 本醸造・1合 800円>を通すと 夏らしいブルーのガラス酒器で供される 飲み口もクリアで上品な香りがある 酒肴には、蕎麦処らしいものをと <そば焼みそ・600円>と <卵焼き・800円>をもらうことにした サクッと蕎麦の実の歯ごたえのある “そば焼みそ”には、味噌が焦げた香ばしさと 心地よいコクがあり、ネギと味噌が奏でる 風味のデュエットも日本酒にピタリとくる 焦げ目なくやさしい味わいに焼かれた 卵焼きは、おろしとのマッチングが絶妙 卵の自然な味が口腔で膨らむ 蕎麦は、夏らしい創作メニュー <揚げ玉と夏野菜のお蕎麦・1,250円> フルーツトマトとジュンサイが涼しげ 汁を一口啜ると出汁が風味がやさしく爽やか 二八蕎麦は、コシが強く汁が上手に絡む 揚げ玉のサクッとした食感も心地いい トマトの具合のいい甘みとジュンサイの なめらかさも◎でセンスフルな夏の一杯に 仕上がってた そば湯用に辛汁が添えられるのも気が利いてる ホッコリと蕎麦のエキスを感じてご馳走さま 次は、せいろ系の蕎麦を目当てに再訪したい #女性店主の創作センスを感じる一杯

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そば(蕎麦)

Koichi  Nomura

見事な手打ちのコシの強い蕎麦は、 純菜の滑りを纏って喉越しがより爽やか 紅一点のスグリの酸味がいいアクセントだ この季節には“純菜そば”を食べに再訪したい 盛夏の昼に酒からはじめた手打ち蕎麦店 本郷三丁目ランチ 季節メニューの“純菜そば”を目的に訪問 そろそろ旬も終わりという時季でドキドキ 13時過ぎに到着 密対策がしっかりと施されていて 余裕のある席への案内のため暫し待つ 待っている間にメニューを見せてもらうと “純菜そば”はまだあってホッとした 暖簾には風鈴が吊るされて涼しげだ 席に案内されてそば前からお願い <こなき爺 純米・980円>を燗してもらう 深い旨みを感じる飲みごたえのある酒だ 酒盃は、可愛いく夏らしいものを選んだ 酒に添えられた“そば味噌”は、 ゴマとそばの実がサクサクと心地よい そしてもちろん、〆の蕎麦は、 <冷 純菜そば・1,950円> リーマンランチとしては値が張るが、 この季節だけの贅沢だ 出汁感が豊かな汁に蕎麦と純菜が浸かった 一杯は、なんとも涼しげなビジュアル 均等に切られた手打ちの蕎麦は、コシが強い ツルツルとした純菜の滑りを纏って 喉越しの良さが爽やかに増す 関西風の出汁がまたやさしくていい 茗荷、カイワレ、そして、 ブドウの様な甘みのトマトもいい脇役で スグリの酸っぱさがまたいいアクセントだ … あぁ、涼味だなぁ タイミングよく供されたそば湯は、 濃いタイプで蕎麦のエキスが しっかり滲み出ていた また来年もこの季節に純菜そばを いただきに再訪したい #純菜そば