Koichi  Nomura

Koichi NomuraさんのMy best 2018

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東京都

そば(蕎麦)

Koichi  Nomura

静岡おでんと静岡銘酒を合わせて楽しんだら 〆には店主の腕の良さが光る産地違いの 蕎麦を食べ比べ、さらに今回は事前予約した 手挽き蕎麦をさらに重ねて堪能した 大好き過ぎる手打ち蕎麦のニューウェイヴ 中井でオフ会 テーマは“蕎麦呑み”ってことで自分的に トップクラスに気に入っているこちらの店を 予約して呑み友6人で訪問 3,600円の蕎麦付き料理コースでの予約だが ぜひ仲間に食べて欲しい事前予約限定の “手挽き蕎麦”もそれに追加してお願いした 一杯呑ってきた我々は最初から日本酒 静岡の銘酒のラインナップから <英君 純米吟醸 五百万石 無濾過生原酒>と <磯自慢 特別本醸造>を選んで注ぎ合う 料理のコースは4品が並べられた先付から 板わさならぬ板わさび漬け、具入り玉子焼、 小魚の味噌漬け炙りなど酒のアテにも◎ 以前にも食べてその香ばしさに惹かれた “焼き蕎麦”や“蕎麦サラダ”とらしい料理が 続けて供される 蕎麦好きにはどちらもやっぱり◎ 酒は<荻錦 南アルプス 特別本醸造 生酒>へ スッキリと角のない口あたりの辛口 まさに南アルプスの写真のラベルが特徴的 そしてこの店の名物のひとつ“静岡おでん” 定番の黒はんぺん、大根から 静岡出身の自分が言うのもなんだが 見た目より味は濃くなくむしろ旨みが濃い さらにたまご、練り物、氷下魚、モツ、 ホタルイカ…などなど定番から変わり種まで 静岡おでんを思いっきり楽しめた 特に変わり種は静岡出身の自分でも目新しい 店主からサービスでと“かぶと煮”が供され 身を削いでありがたくいただけば酒に合う 参加者みんな酒が進み店主に相談しながら <白隠正宗 きもとぶれんど>と <初亀 急冷美酒>、さらにはこれで終わらず <喜久酔 特別本醸造>も蕎麦前にいただく もういつ蕎麦が出てきても迎える体制は万全 お待ちかねの真打、蕎麦のお時間 この日は長野と茨城のふたつの産地の蕎麦 見事な細打ちのふたつの蕎麦が並べられた 香りの違い、食味の違いをみんなで楽しむ ただどちらも蕎麦の香り高く素晴らしい コース料理はこれでおしまいだが、 最後に事前予約していた“手挽き蕎麦” 店主が参加者それぞれのザルへ盛ってくれた この日の手挽き蕎麦は広島産とのこと 鼻を近づければ豊かに香りが立ち上がる 口に含めばさらに豊かにそれが鼻に抜ける 軽く咀嚼すると自然な甘みに癒される 蕎麦の後には2種類の蕎麦湯を味わって 大満足の蕎麦の宴も終焉 またみんなで再訪しようと店を後にした #そば #静岡おでん #日本酒

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東京都

そば(蕎麦)

Koichi  Nomura

聞きしに勝るコスパ沸騰の蕎麦に出会えた 前菜2品の後にそば豆腐、そばがき、そして そば二色と蕎麦を堪能できるコースは圧巻 これにはもちろん蕎麦前をいただくのが正解 センスフルに蕎麦を食せる昼営業だけの名店 保谷で蕎麦ランチ ずっと行ってみたかったこちらの蕎麦処 沿線に所用で出かけたタイミングを逃さず 途中下車してテクテク待望の訪問 モダンな店内の2人掛けのテーブルに通され メニューを眺めて選んだのは、 <そば三昧・1,500円> 前菜、そば豆腐、そばがき、そば二色の 何ともお得感のあるコースだ この内容には蕎麦前も欠かせないだろうと 日本酒のメニューも所望して <雪の茅舎 ・ 700円>を燗してもらった 燗酒は1合となり100円増しとなる “雪の茅舎”が筆で書いた鳥の絵が素敵な センスのいい酒器で供された キリッとほどよい苦味と燗で引き立つ旨み 先付けにサッパリとした酸味がいい “切り干し大根の酢の物”が添えられる “そば三昧”コースの前菜は2品 “もやしの袋煮”は、見た目よりも上品な風味 “しめじの煮浸し”は、茸固有の旨みが ジワッと滲んでどちらも料理センスが光る 次は“そば豆腐” 燗酒のアテにチビっとつまむの最高! なめらかな食感と素材の味が山葵で引き立つ そして“そばがき” モチっと舌にとろける豊かな蕎麦の風味 柚子も感じる紅葉おろしがまた素敵に合う そば二色の一つ目は“豆乳ゴマだれ蕎麦” 細打ちの蕎麦にまったり絡む豆乳ゴマだれが コク旨が過ぎる。丼で食べたいくらい 最後は“もり”を店主が運んで来てくれた この日の蕎麦の産地をお聞きすると 秋田産の階上早生(ハシカミワセ)とのこと こういった在来種の蕎麦食べられるの嬉しい 見事な細打ちの十割蕎麦に鼻を近づけると やさしいナッツの様な香りが立ち上がる 星のある蕎麦を手繰って口に含めば 香りはもちろんしっかりとした食味もある 素材、技術ともに打ち手のセンスを感じる 辛汁もいい。かつおダシの風味よく、 カエシには角のないまろやかさがある 薬味は辛味大根のみで山葵やネギはなく、 蕎麦の味を直に味わわせる潔さがある あぁ、おいしい蕎麦をいただけた そば湯は本来の淡白なタイプ 辛汁を割って残した辛味大根を添えながら ほっこり食後の余韻を楽しんだ この内容で〆て2,300円 接客も好感がもて、あまりにもコスパ良すぎ 立地と昼営業のハードルを越えて再訪したい #そば #そば前 #ランチ

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東京都

そば(蕎麦)

Koichi  Nomura

蕎麦前の肴から馬刺しや天ぷらなど供される 料理がどこを切り取ってもレベルが高い 主役の蕎麦は、手打ちせいろの4枚食べ比べ 見事な細打ちの蕎麦は一つひとつがまた秀逸 名店菊谷が開いた予約限定の隠れ家的蕎麦庵 大塚で蕎麦の食べ歩き会 江戸ソバリエの同期会の食べ歩き企画 幹事を承ってコーディネイトしたのがこちら 菊谷本店は何度か訪問したが、 昨年(2017年)できたこちらは自身も初訪問 隠れ家的な雰囲気の店内 奥のテーブル席が宴席の場に用意された エーデルピルス<生ビール>をもらって乾杯 添えられた<蕎麦味噌>は食感も心地いい 酒はビールから日本酒へ 最初にもらった銘柄は、<鯉川 特別純米> ここで角皿に3品並べられて供されたのは、 “鯖の燻製”、“ぬか漬け”、“チーズのカエシ漬” 切り替えた日本酒との相性抜群 “チーズのカエシ漬”が特に辛口酒に寄り添う 続いて<馬刺し>が、“にんにく味噌”と “おろし生姜”を添えて供された ふたつの薬味の比較を楽しみながら食せば 鮮度いい素材の旨みがなめらかに舌に触れる <廣戸川 特別純米>、<上喜元 純米酒>と 酒は移り変わり、出席者の酒のペースも軽快 希少な関根の胡麻油を使って揚げられる <天ぷら>へ料理は駒を進める 海老、甘長唐辛子、プチトマト、かぼちゃ 素材の味がしっかり活かされた天ぷらは、 品があり、ほどよい香ばしさもまたいい 添えられた“宮城の手作りの塩”と “ヒマラヤ岩塩”をそっと付していただいた <茄子と香味野菜のおろし和え>の後には “鴨のレバー”、“鴨みそ”、“鯖みそ”、そして “江戸菜と舞茸”が並べられて供された 酒は<黒松仙醸 こんな夜に…>、この後、 <篠峯 山田錦 純米>、<天明 槽しぼり 純米 本生>と心ゆくまで飲みつないだ 蕎麦の風味が豊かに口にとける <そばがき>をメインへの入口として いやいよ蕎麦の食べ比べへ 1枚目は、新潟 信濃一号と茨城 常陸秋そばを ブレンドして挽きぐるみで打った一品 いきなり蕎麦の香り豊かで後に期待が膨らむ 2枚目は、北海道 牡丹種と埼玉 秩父在来の ブレンドで打った後に2日熟成させたという これもまた1枚目以上に蕎麦の風味が膨らむ 3枚目は、福井 丸岡在来種の緑の部分しか 使わずに挽いて2年熟成させた珠玉の一品 熟成させてるのに表現はおかしいが、 どこか若草の様なフレッシュな風合いを感じる そして最後の1枚は、茨城 常陸秋そばと 長野 乗鞍在来のブレンド 玄蕎麦や蕎麦粉で熟成させたものの方が 風味が強くなる傾向を感じる一方で この蕎麦はサッパリと喉でも味わえる ほとんど蕎麦はそのままか塩で食したので 辛汁はほとんど使わなかったが、 最後の蕎麦の端を辛汁に浸けていただくと 角のない出汁の風味がとても好みだった コース料理とお酒で〆て1人あたり8,000円弱 話には聞いていたが、なるほど蕎麦好きには 堪らない、蕎麦前から始まり、秀逸な蕎麦の 食べ比べへ抜ける至極のコースだった #そば #そば前 #日本酒

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東京都

そば(蕎麦)

Koichi  Nomura

ネギが和えられた焼き味噌を肴にそば前を 楽しんだ後には、“粗挽きせいろ”、さらには “熱もりせいろ”と2枚の極上蕎麦を堪能 蕎麦の風味極めて豊かな逸品に魅了された 上品さが漂う食の空間で極上を味わう蕎麦処 明治神宮前で家族ディナー たまには家族で蕎麦でも手繰ろうかと 行ってみたかったこちらを予約訪問 時間に到着すると十数席の店内は予約で満席 <瓶ビール 小瓶・600円>は、2銘柄あり、 プレミアムモルツをもらってまずは喉を潤す ビールの後のそば前にはやっぱり日本酒 <紀土 特別純米酒・1,000円>を選べば 華やかなフルーティさのある飲み口 その後には<六友 吟醸生原酒・1,000円> ネギ和えで焼かれた<焼き味噌・600円>の コクのある風味が舌の上で酒とよく馴染む 家族が所望したのは<玉子焼き・800円> 「3人客は2人前から」とのことで2人前注文 フワッと軽く上品な甘みのとてもやさしい味 蕎麦は<粗挽きせいろ・1,000円>を通す 見た目から香りの強そうな星のある蕎麦は 自然な舌触りで豊かな香りと甘みがある 軽く咀嚼して喉に通せば喉越しも心地いい 素材は、常陸秋そばとのこと メニューを見ていたら“溶き卵に熱いつゆを そそぎつけて食べる”という文字に惹かれて <熱もりせいろ・1,000円>を追加で通す 太めの平打ち蕎麦を何もつけずに口に運べば 温かい蕎麦からより豊かな風味が立ち上がる 卵を溶いて熱い辛汁で好みの濃さに割る それに蕎麦を潜らせれば、卵入りのつけ汁を 上手に纏い、まろやかでありながら その豊かな味わいには力強さもある 蕎麦湯はトロッと辛汁に合わせるタイプで 溶き卵入りのつゆでもうまいが、 先の普通の辛汁との相性がより際立った 〆て3人で12,000円くらい クオリティの高さを考えれば決して高くない 店主自ら自家栽培した蕎麦を手刈りし、 碾いて、丹精込めて手打ちするこだわり蕎麦 家族や蕎麦好き仲間とまた必ず訪問したい #品のいい食の空間で極上の蕎麦を味わう #そば #そば前 #日本酒

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長野県

そば(蕎麦)

Koichi  Nomura

シンフォニーが流れるピアノのある空間で 自然を感じる野菜料理と蕎麦雑炊、そして 見事な手打ちの蕎麦を鼻と舌と喉で味わう 蕎麦の後にはやさしい味の漬物も堪能 別荘地にある完全予約制の手打ちそばの名店 長野市でランチ 長野インターから1時間ほど車を駆って 1週間ほど前に予約し、訪問を切望したお店へ 奥様に電話で聞いた道順のメモを頼りに 別荘の中の一軒へ問題なくたどり着けた 11時半開始の1日1回転のみのこちらのお店 開店時間丁度に入口の鍵が開けられて入店 天井が高くグランドピアノが置かれた部屋は 薪ストーブで温められている この日は我々家族ともう1組だけの様だ メニューは<せいろそば・3,500円>が基本 3,500円といっても他に野菜料理などが付く それ以外の単品は、<そばがき・800円>、 <そばぜんざい・1,000円>くらい 最初に奥様が運んできていただいたのは “季節の野菜料理の盛合せ” ブロッコリー、カボチャ、ほうれん草、等々 一手間加えた野菜料理はことごとく感動もの シャインマスカットや柿の白和えが 特に印象に残る逸品だった 蕎麦の前に“蕎麦雑炊”も運ばれてきた 土鍋で作られた蕎麦雑炊は、プチプチとした 蕎麦の実の食感と山芋や茸などの野菜との 自然な味のハーモニーが素晴らしい 蕎麦に行き着く前に満足度は沸点に近い そしてメインのせいろ蕎麦が供される 見事な極細打ちの十割蕎麦は、打ち手の 技術の高さを案に感じさせる逸品 鼻を近づけるとフンワリ心地よく蕎麦が香る コシが強く、長さもあり、軽く咀嚼すると 素材の甘みがやさしく舌に馴染む そして喉に通せばその喉越しの良さも圧巻 濃口で深みのある辛汁も自分好みだ タイミングよく供された蕎麦湯は これまで出会った中でもトップクラスに 粘度が高いタイプで辛汁にまたよく合う 蕎麦を食べ終わった後にさらに供されたのが 胡瓜や蕪、瓜などの“漬物類の盛合せ” 漬かり具合も深過ぎず浅からずいい塩梅 一緒に盛られたひよこ豆(?)の煮付けも とてもやさしい味だった 手打ち蕎麦店としての技もさることながら 蕎麦店というにはそれを超越した野菜料理の 数々にも感動させられる素敵なお店だった また機会を見つけたら予約して伺おう #そば #ランチ

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東京都

そば(蕎麦)

Koichi  Nomura

湯煎器でぬる燗に温めた“喜久酔”はまろやか 鯛わた塩辛と豆富の味噌漬けとの相性も◎ 最後に“もり”をもらえば、長さも担保された みごとな細打ちの十割で食味もバランスいい アットホームな空気も居心地いい蕎麦処 経堂で昼蕎麦 土曜の14時前、そば前から楽しみたいと 通し営業のそば店を求めてこちらを訪問 中休みありの店が多い中、そば前を 昼から楽しめるこんなお店は貴重だ カウンター席に腰をおろして <乾坤一 特別純米辛口・450円>を所望 ふんわり心地よく香る辛口の酒 値段は半合の値段になっている 良心的な値段設定のメニューから そば前の肴に選んだのは、 <豆富の味噌漬け・530円>と <鯛わた塩辛・330円> 魚の風味を帯びた塩辛は、日本酒に合うな “豆富の味噌漬け”もまた日本酒に合う合う 濃密でいてやさしい風味の逸品だ “乾坤一”はスルスルと空けてしまい、次は <喜久酔 特別本醸造 山田錦・350円>を 1合(700円)、ぬる燗でお願いすれば 箱型の湯煎器と砂時計が運ばれてきた ぐい呑には“人生是七転八起”の文字 “砂時計半分くらいでぬる燗”との説明を受け 酒が温まるのを待ち、チロリを引き上げる ぬる燗の“喜久酔”のぐい呑みに唇を寄せれば ぷわっと旨みがふくらみ、後味もスッキリ この本醸造はそば前にぴったりだな 〆に通したのは、<もり・770円> この十割の蕎麦もまた打ち手のレベル高し 蕎麦は北海道のキタワセとのことで やわらかな香りと甘みのバランスがいい 若そうだけど腕のいい蕎麦職人の店主と やさしい空気を纏ったかわいい奥様、 そして、親しみあふれるおかあさん アットホームな雰囲気でとても居心地もいい 品のいい音楽が流れるこちらのお店、 酒、肴、蕎麦、人と四拍子揃い、そば前から 昼そばを楽しむのに素晴らしい蕎麦処だった #そば #そば前

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そば(蕎麦)

Koichi  Nomura

最後にいただいた蕎麦は、“甘夏みかん切り” 夏にピッタリの爽やかな風味と喉越しが極上 蕎麦前の酒肴も気の利いた逸品が用意され コスパ激高な蕎麦前のひと時も愉しめる 御三家更科暖簾分け店ゆかりの隠れた名店 上板橋ランチ 東武東上線沿線の目的地への移動途中、 行ってみたかった蕎麦屋を思い出して 気がついたら途中下車…テクテク10分ほど 歩いて住宅街の中にあるこちらのお店へ 黄色い暖簾が爽やかな外観から中に入ると 店内は、小上がり8席とテーブル席14席 (6人掛×1、4人掛×2)の構成 日曜の正午過ぎの入店時は先客はなかったが 後から次々と地元客がすべての席を埋めた 歩いてきたら喉が渇いたのでとりあえず <エビス 小瓶・400円>でいきかえる 流れるBGMのJAZZサックスも心地いい 一緒に添えられたのは、“そばチップス” 蕎麦屋で酒を飲むとよく出会う一品だが、 カリッと揚がって塩加減も風味も良かった さて汗も引いたところで日本酒にしようと <菊正宗 辛口樽本醸・400円>を燗で通す 木の香りがフワッと立つ辛口の酒 蕎麦屋は酒も肴も値が張る傾向があるが ここはどちらも総体的にリーズナブルだ 定番メニューと壁に貼られた酒肴から 蕎麦前らしく<板わさ・450円>と <ほたるいか煮干し・300円>をお願い ほたるいかを歯で噛むとジワっと口の中に 滲み出てくる珍味なワタが辛口の酒に馴染む 同じ酒のぬる燗をおかわりしながら <精進天もり・1,100円>を 天ぷら先出しで快く受けていただき さらに200円足して“もり”は、 “本日の変わりそば”にしてもらった 先出ししてもらった精進天ぷら… ホクホクのサツマイモ、大葉、エリンギ、 アッツアツの丸茄子にはジューシーさもある 天ぷらを先出ししてもらうとお得感もある そして、〆の“本日の変わりそば”は、 <甘夏みかん切りそば・(単品は)850円> 柑橘系のやさしい香りが爽やかで 更科ベースに練り込まれた喉越しの良さも◎ 因みに素材は、山形長井市産“でわかおり” 花番を担当する奥さまに話を訊けば 店主は、老舗の名店“さらしなの里”を始め いくつかの蕎麦店で修行されたそうで 蕎麦のクオリティの高さにも納得できる またその奥様の癒される笑顔の接客も素敵だ 住宅街の中、家族、単身のおっちゃん…と 客層を見ても地元に愛されてるこちらのお店 町の蕎麦店というには、クオリティ高く、 さらに酒も肴もコストパフォーマンス激高 コストパフォーマンスが光る隠れた名店 駅から遠いけれどまた足を運びたくなった #そば #そば前 #ランチ

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そば(蕎麦)

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みごとな極細打ちでやさしい風味の蕎麦を 辛味大根とネギを薬味にしてゆっくり味わう ひとり客限定でハーフで対応してくれる 酒肴を楽しみながらそば前からいただいた ゆったりとした時間の流れの蕎麦の名店 荻窪ランチ 休日はひとり蕎麦前から楽しみたいなと 目指したのは、駅から10分ほど歩くこちら アンダー目の灯りの店内はほぼ満席だったが ひとりの自分はなんとかすぐに案内された 暑かったこの日、ここまで歩いて欲したのは <ビール(一番搾り)・600円> 中瓶からグラスに注いでジュワッと喉を潤す お通しの“蕎麦チップス”がまたいいツマミだ 軽快に瓶ビールを飲み進め、蕎麦前にと <燗酒 酔蕎 本醸造・700円>に切り替える ぬる燗でもらった新潟の酒は、 旨みふくらむ辛口で蕎麦前にぴったり 酒肴のメニューに書かれた “お一人様でご来店のお客様に限り ハーフサイズで承ります”の文字に気づき <いくら味噌風味・800円>と <山うど味噌・500円>をハーフで所望 因みにすべての酒肴がハーフサイズに できるわけではないのでそこは確認が必要 口内でプチプチと爆ぜる“いくら味噌風味”は より濃密な味わいが舌に広がり、 酒を後から追わせれば、 珍味的なおいしさが口に充満する 一方“山うど味噌”は酒と別に味わうのが好み シャッと歯で刻むと素朴で自然な風味が じっくりと口に馴染んでいく そして<せいろ・900円>で〆る 薬味は辛味大根とネギで山葵はない この日の素材は常陸秋そばだそうで 蕎麦打ちの腕の良さを確信できる極細打ちの やさしい風味を喉越しよく夢中になって食す 深みのある出汁の風味が魅力的な辛汁が またとても好みだった その辛汁とのマッチング絶妙な蕎麦湯に 癒されてごちそうさま 〆て3,100円くらいだったか さすが名店の呼び声高い蕎麦処 土曜の昼時、13時前には予約のない客は お断りされていたのが印象的だった 機会があったら次は蕎麦好きの仲間と 訪問したい蕎麦好きが唸るお店だった #そば #そば前

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そば(蕎麦)

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駅からそれほど遠くはない閑静な住宅街の中 静かにピアノのBGMが流れるシックな空間で 秀逸な造りの焼き味噌をアテに酒をすすり 〆には八ヶ岳と福井のブレンドの蕎麦を堪能 食、酒、場、そして接客も行き届いた蕎麦処 立川ランチ そば前からじっくり楽しみたいかなと この界隈でチェックしていたこちらを初訪問 品格のある外観や店内の造りや雰囲気もいい ひとりであることを花番さんに告げると 広間の大きめのテーブルの一角に通された 暑かったこの日、まずは喉を潤そうと <エビス 中瓶・780円>をもらう <酒のあて三種・1,500円>を添えれば まろやかな柑橘系の“びわと甘夏と白和え”、 やさしく上品な風味の“鴨のパテ”、 重なった蕪とのバランスがいい“カラスミ”と “あて”の一つひとつがまた味わい深い そば前は、日本酒にかえながら <やきみそ・530円>を追加する 自家製の白みそで作っているとのこと 山椒とネギと胡桃が入った“やきみそ”は、 具材の食感や風味の掛け合わせがたのしい みそに刺さった辣韮ですくって食べれば また掛け合わせがいいことは言うまでもない いただいた<燗酒・1合 750円>の銘柄は、 東京は秋川の地酒、“喜正” 燗されてふくよかな旨みが口に広がり やきみそとの相性が抜群にいい 間合いが絶妙な接客の花番さんに <碾きぐるみ・1,050円>を通してもらう 薬味は、“ネギと山葵”か“辛味大根”かを選ぶが そこは“辛味大根”でお願いした “碾きぐるみ”で打った蕎麦は、ザラッとした 舌ざわりが心地よく、香りが豊かにふくらむ 素材は、八ヶ岳と福井のブレンドとのこと 辛汁もいいが粗塩ももらって風味を愉しんだ タイミングよく供された蕎麦湯を注げば ナッツを思わせる様な風味に癒される 〆て税込4,160円 ランチには使い過ぎたが料理も接客も 雰囲気もよくて納得度はある 店内にはピアノのBGMが流れているが “無庵”の名通り、音楽さえ不要に思えた #清廉な気持ちになれそうな蕎麦処 #そば #そば前 #ランチ

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そば(蕎麦)

Koichi  Nomura

そば前にはキリッとした辛口の酒に “牡蠣の塩辛とマスカルポーネ”をもらえば ふたつの素材の融合は絶妙な酒のアテになる 富山産を打った外一蕎麦も風味豊かでみごと センス溢れる酒と酒肴から楽しめる蕎麦処 豪徳寺ランチ 所用で目的地へ向かう途中、ランチに 蕎麦でも食べようと行ってみたかった店を 目指して途中下車した アンティークなカフェの様な外観だ カウンター席の奥へひとり腰をおろし メニューを眺め、とりあえずそば前からと “燗あがりする酒”とメニューに書かれた <月山 純米・700円>をぬる燗でもらう サッパリと涼やかな“加賀太きゅうり”に やさしい甘みの“塩トウモロコシ”、 魚介の風味も含んだ“南瓜のゼリー寄せ”と スッキリとした飲み口の辛口の酒と共に 突やさしい食味の野菜の突き出しが供された そば前の酒のアテにともう1品お願いしたのが <牡蠣の塩辛とマスカルポーネ・580円> 酒好きが好む塩っぱさがあり、濃厚な牡蠣と マスカルポーネの風味が喧嘩せずに融合する <もりそば・840円>を〆にもらう コシのあるみごとな細打ちの蕎麦は、 富山十割に外一割とのことで風味豊かで 甘みがあり、喉ごしも申し分ない トロッとした辛汁に合わせたタイプの そば湯をホッコリいただきごちそうさま 揃えのいい酒やセンスフルな酒肴から またゆっくり味わいに来たくなるいい店だった #そば #そば前 #日本酒 #ランチ