フランス語でゴールドラッシュを意味する店名のレストランで、高校の先輩がワインの勉強のためにお店に立つと聞き訪れた。恥ずかしながら初めて知ったお店だが、実は有名店であり、自分の行動範囲の狭さを改めて思い知る。麻布十番のメインエリアからは、やや外れたロケーションにあって、階段を登り2階に上がると、そこは麻布十番らしいスタイリッシュな空間が広がっている。 オーナーソムリエの千葉さんも同郷出身であり、水戸話に大いに花が咲いたのだが、千葉さんはカリフォルニアワインの第一人者で、ナパバレーにあるアメリカ屈指のレストラン「オーベルジュドソレイユ」で働いた経歴の持ち主。おすすめで白と赤をグラスで5杯いただいたが、いずれもさすがのクオリティで楽しめた。 シェフはエルブジで修行した経験があり、イカのプランチャの下にはフェデオワがしかれているなど、料理にはスペインテイストが感じられる。1人用にハーフポーションで提供してくれる柔軟さも嬉しく、ワインとの相性も考えられており、まさにワインと料理の共存共栄がそこにはあった。 http://ameblo.jp/enoking1017/entry-12042757822.html