キリ番2,200投稿目は日本一のつけ麺を楽しめるお店、とみ田さんです。 ちょうど1年前の1,900投稿目も同じくとみ田さんでしたが、その時とは味がガラっとリニューアル。豚骨魚介から幻の銘柄豚、TOKYO-X100%になりました。 昨年は整理券を取るために始発でお店に向かい、早朝6:30から寒空の下並びましたが、今年は事前のWEB予約に成功。11:20の予約時間目指してゆったりとお店に向かえました。そういえば去年も同じ11:20の回だったなぁ。WEB予約が始まってホントありがたいです。 注文は『つけめんTOKYO-X純粋豚骨』に『特選全部乗せトッピング』。つけめんの麺量は昨年の反省から最大の『特大』550gをチョイスです。 ジャズが流れるおよそラーメン店とは思えない店内はまるで割烹料理店のよう。ピンっと張り詰めた結界のごとく鎮座する白木の角盆にお水のグラスを置く大理石のコースター。つけ麺に対峙する前から上質なこだわりをひしひしと感じさせてくれます。 眼光鋭く一杯一杯を仕上げていく富田店主。その所作ひとつひとつを間近で見ることができるのも本店でいただく醍醐味です。 着丼。まずキラキラと輝く艶やかな麺に目を奪われます。そして濃褐色のつけ汁。1年前のものと比べて色味が明るく、明らかに変わっている感があります。まずは麺をそのまま。シルキーで滑らかな極上の口あたり。そしてとんでもないコシ。剛柔二つの表情を見せる極太麺。これはとんでもないぞ。 つけ汁に浸してひと啜り。濃厚を遥か後ろに置いてきたほどの粘度のつけ汁が極太麺に絡みます。まろやかでピュアな豚の旨味が凝縮。コリっと小気味よい食感のスクエアカットのメンマが地味にいいんだ。ずっと続く味わいの余韻。本物ってこういうのなんだろうなぁ。 このつけ汁を受け止めるのはこの麺しかないでしょう。まるでうどんのような麺は繊細かつパワフル。まるで永久機関のごとく麺を持ち上げつけ汁に浸し口に運ぶ動作を無心に繰り返します。 おっとトッピングを忘れてた!TOKYO-Xのチャーシュー。バラ、肩ロース、モモ、ロース焼豚の4種です。ホロホロと崩れるギリギリまで火を入れたとろけるバラ、香り高い肩ロース、しっとりしたモモと部位ごとに調理の仕方を変え美味しさを最大限に引き出しています。そして焼売。大振りで肉餡がみっちり詰まったもの。〆に柚子をたっぷり使ったサラっとしたスープ割りでフィニッシュです。 入店から退店までワクワク感が止まらない稀有なラーメン店。さらなる高みを目指して思い切った変化も厭わない姿勢に感服です。 ごちそうさまでした! #ラーメン