そろそろメディアに出始めた誇味山さん。予約困難になる前に行って来ました。 場所は青山墓地に近い西麻布。外苑東通り沿いで乃木坂駅が最寄りです。場所柄、業界人でいっぱいのオシャレな店だったらどうしようと思いつつ、入店。少し早めに着いてしまいましたが、入ってみると居心地のよさにびっくり。 今回は4名で半個室でしたが、厨房の真後ろで窓を開けると厨房からアクセスができます。料理をするところも見えるかも? 料理はお肉の質がまず素晴らしく、レバー、タン、ザブトン、ラム芯、サーロイン、スネ、ハツモトなど色々な部位が色々な味で楽しめます。 タレというキーワードで予約したのですが、タレは一つではなく、多様な工夫がなされていて、美味しく食べるためにこの味という流れだったんだろうなーと思いました。 スタッフは込山さんご夫妻と他二人という体制。お酒が飲めない込山さんに代わって、奥様がドリンクの担当です。まだ試行錯誤しているようで、会話しながらお酒を選ぶのも楽しさのひとつです。 コースは1万5千のでだいたい15品。飲物合わせて、二万円ぐらいですかね? ホスピタリティという言葉よりはおもてなしという言葉が似合うリラックスできる素敵な空間でした。
今日は急遽お誘いを受けて、三ヶ月ぶり(スイマセン!)の鮨かのさんへ。おまかせコースの充実ぶりはあいかわらず素晴らしい! みなさん、握り見て、何か気がつきませんか? そう、鮪の握りがないんです!それでも物足りなさを感じさせない充実っぷり。江戸前らしい仕事が施された握りの数々。なかでもやはり鯵が印象に残りました。鹿児島は和泉の鯵は一貫で一本。少し大きめなので、包丁の入れ方がいつもと違ってました。さらに握りも包み込むような形に。小鰭も大きめなので、三日かけて〆たそうで、いつもより深めの漬け方。その日のネタに合わせて、柔軟に仕事を変えるとはさすがです! つまみではサヨリと田中農場の卵の組み合わせが最高、メヒカリの脂のノリも素晴らしかったのですが、一番印象に残ったのは、タチウオ。東京湾の竹岡産。部位を変えて、レアの状態で玉ねぎソースでいただくのは絶品でした。 今回は前日にお酒を飲み過ぎてしまったので、小松菜サワーとウーロン茶のみ。 今度はしっかり飲めるときにお伺いしたいです!
今年のランチではまずベストでしょうね。 桜の開花に合わせて行こうかと1月に思い立って、予約してみましたが、桜は一週間早かったです。寒くなったのが影響しましたね。 この時期は道路が渋滞していて、権現堂からのバスが相当に遅れて、徒歩でお店まで。30分ぐらいかかりました。 料理はおまかせコース5400円でお願いしました。 先付はモツ煮。これが脂の甘さでしょうか?美味しい!期待が高まります。 その間に本日出していただける素材の紹介が。お肉、海老とタラの芽。美味しそうです。 蕎麦打ちは粉からテーブルで打つところを実演していただきます。鮮やかな緑色のお蕎麦。出てくるのが楽しみです。 料理はまず天ぷらから。タラの芽と海老。熱々を塩でいただきます。この時点で蕎麦屋の天ぷらの域を超えてます。 続いてお蕎麦。香りが感じられる十割蕎麦。美味しいです。蕎麦湯はわざわざ別のそば粉を使ったもの。細かなところにも心づかいが感じられます。 そしてお寿司の部へ。マグロは砂摺りという超稀少部位。お蕎麦屋さんで食べることができるなんて… 続いてお造りはとらふぐ。ちょっと厚めで、皮も合わせていただきます。 この辺であれ?これって5400円のコースだよね?と内心心配になってきました。 次の握りはクエ。贅沢ですねー そしてお肉は佐賀牛と東京X。付け合わせも凝ってます。 お吸い物が出て、握り再び。蛤、天然ぶり、カワハギ。さらにマグロと雲丹の巻物でお寿司の部は終わり。 先ほどのクエを使った雑炊。素晴らしすぎです。 デザートをいただき、食事終了。いつの間にか3時をはるかに過ぎてました。 春の日に贅沢な一日を過ごせました。 もう少し暖かくなったら、また行きたいですね。
2度目の訪問は超常連さんからのお誘いで。お店に着いたら、なんとVanneさんが!!(写真でしか見たことない) この日はおまかせコース(普通に頼んでもまず出てこないそう)。 いくつか肉割烹的なところに行ったこともありますが、文句なしにナンバーワンです。肉のどのような状態を味わってもらうのかまで考え尽くされた素晴らしい料理の数々。 カイノミの厚切り、ハラミと白子の柚子籠、パンの焼き方にまで細心の注意を払ったカツサンド、そしてもちろん官能的な食感のエロタン、シルクロースなどなど。ただただ圧倒されるばかりでした。 特筆すべきは十数種類食べたのにまだまだ入りそうなところ。しつこさがなく、バランスが素晴らしいからなんでしょうね。 自分で行ってもまず味わうことのできない素晴らしい料理で昨年の肉〆を堪能することができました。 (こちらのコースは常連さんのみ頼むことができますので、注文するのはお控えください)