プロフィール カバー写真
大崎 裕史

TOP USER

大崎 裕史

Pro

ラーメンデータバンク取締役会長

株式会社ラーメンデータバンク 取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。自称「日本一ラーメンを食べた男」として雑誌やテレビに出てます。ラーメン以外でもうまいものが大好き。音楽はJ-POP好き。

  • 2533投稿
  • 872フォロー
  • 16957フォロワー

好きなジャンル

  • ラーメン
  • 寿司
  • 丼もの
  • フレンチ

MY BEST

  • エリア(すべて)
  • />
    ジャンル(すべて)
大崎 裕史

大崎 裕史

excellent

新横浜ラーメン博物館の「あの銘店をもう一度"94年組"」第2弾は「野方ホープ」。出店期間は、2023年3月2日(木)~7月17日(月)。早速、初日に行ってきました。 10時半着、ラ博入口前の4番目。10時55分頃、開門。1階階段前に並び、11時入場。すぐに「野方ホープ」に向かうも階段を降りる早さが違うので店頭6番目。(他の何人かは他の店に並んでるので、随分多くの人に抜かれた(笑)。開店前に並ぶ意味を考えてしまう。) 醤油とんこつ930円を購入。 これまで多くの「あの銘店をもう一度」参加店舗は同じ丼で提供していたがオリジナル丼になっていた。気合いの入り方が違う。今の「野方ホープ」はメニューも味も進化をしたが、今回は「94年当時の味」で提供。 出てきたラーメンは背脂たっぷりで懐かしい。現在、野方本店を除く各店舗では背脂を別で取り、ラーメンに入れているがラ博店では本店同様に、いわゆる“背脂チャッチャ方式”(背脂のブロックを平ザルで崩しながらラーメンに振りかける)で提供。その割には丼が綺麗だった。そしてスープが旨い!94年当時、こんなにおいしかっただろうか?(笑) 麺は中太のポクポクした感じの麺。これまたこんな感じだったかな〜?と思いながら食べるがこの麺もいい。 初日だからか、あるいは今後もなのか、背脂がフレッシュで実においしい。この手のスープでは珍しく完飲。いや〜おいしかった。これは早々に会社近くの「野方ホープ」で食べ比べせねば。

大崎 裕史

大崎 裕史

excellent

馬橋駅

ラーメン

行列ができる人気名店「ajito ism」(TRY殿堂入り店)を閉店し、店主は新たなスタートを。それがここ「三つ由(みつよし)」。店名の由来も教えてもらったが2-3行では書けないので割愛。『ajitoの時もそうだったけど、今回もパッと閃いちゃったんだよねぇ〜』と屈託なく笑うが由来を聞くといいネーミング。 セカンドライフ、というか、お店としては3軒目になる(イタリアン、ajito、三つ由)が、人気ブランド店を創り上げたのにバイアウトとかではなく、それを捨て去り、まったく別の場所で別のブランドを立ち上げるというのは斬新。『のんびり、歳を取ってもできるスタイルでやりたかったんだよね〜』と、他のラーメン店主にも歳を取ったときの参考になりそうでカッコいい! 2023年3月21日、一粒万倍日・天赦日・寅の日と今年“最幸”な日にオープン。 「ajito ism」について。2007年7月3日大井町の路地裏、スナック居抜きに「つけ麺 ajito」としてオープン。店主三浦さんはイタリアン・フレンチ等洋食のシェフから転身。2013年5月12日、近くの広い店舗へ移転、屋号を「ajito ism」と変えてリニューアル。TRYラーメン大賞2020-2021で「名店部門 汁なし」1位を5年連続達成、見事殿堂入り。2022年1月13日年末に閉店を発表。2022年12月15日閉店。そして今回新天地で、すべてをフルリセットしてリスタート。(いけ麺さんの麺好いブログより引用) 店の場所は馬橋駅西口徒歩約8分。小雨降る平日、10時45分着で5番目。11時開店だが10分前に開場、こういうのは大変ありがたい。他の行列店でもそうしてもらえると嬉しいのに。(^^; 券売機は無く、メニューを見て注文、食後レジにて後会計制。 メニューはチキンライス850円、焼豚ハヤシライス900円、三つ由の醤油らーめん850円、別皿(煮干しペースト)50円、小チキンライス350円、小焼豚ハヤシライス400円、ライス150円、ドリンク類。ご飯物はその都度調理で時間がかかるため、週替わりになり、この日はチキンライスのみ。 先頭メニューがラーメンでは無いところが元洋食シェフのこだわりか。 私のあとは2-3人で食べ終えた頃には店主(三浦さん)も手が空き、しばし歓談できるほどに。この時に店名の由来やらスープのことや麺のことを聞く。決して仕事のお邪魔はしてないし、他の人には迷惑かけていません(笑)。タクシー呼んじゃって到着しちゃったのでゆっくり話ができなかったのが残念。 『今日は雨だし、1日で20人くらいかな〜って朝、話してたのよ。こんなもんでしょ。』 というわけでajitoファンというか三浦さんファンの皆さん、空いてますよ〜。(もう初日に来ちゃったかな?) 醤油らーめんと煮干しペースト、小チキンライスを注文。 煮干しペーストは小皿で登場。 らーめんの具はチャーシュー、メンマ、青菜、海苔、きざみねぎ。チャーシューはオープンで焼いたもので、しっとり香ばしくジューシー。 スープは鶏と魚介の清湯醬油味。あえて今風にかぶらないように、逆、逆、を狙ったとのこと。(鶏油ではなくラード、鶏のみではなく魚介も加える、など) マニア向けではなく、住宅地でもあるし、むしろご近所さんに食べて欲しいラーメンであり、永く愛されるラーメン。でも、しっかりちゃんとおいしい。 麺は浅草開化楼製のストレート中太タイプ。実においしい麺だったが、これはもしかして、と聞いてみると正解。製麺師・カラスさんが力を入れている店や仲の良い店主に提供する麺帯。アレンジしたのか、そのままなのか、まではわからないがスープにも合っておいしい。 フルサイズのチキンライスには、ホワイトソースがかかっているが、小はそのまま。(だからといって未食扱いなんて言わないで(笑))ラーメンが2種類あったら次はそれとハヤシライスにするんだが、ハヤシライスはいつ食べに来ようかなぁ〜。きっと限定で別のメニューとかやるはずなので期待して待ちましょう。 次の店(ニュー松戸)に行ったら、隣の人に声を掛けられました。「三つ由にもいましたよね?」と。いけ麺さんもそうでしたが、この連食パターン、マニアには多そうです(笑)。

大崎 裕史

大崎 裕史

excellent

四谷三丁目駅

ラーメン

今から4年前、2019年11月に福岡県那珂川市の住宅街にある「御忍び麺処 nakamuLab.」に行ってきた。(店主は「うま馬」出身) ナビでもなかなか辿り着かない立地。“民家系”ならぬ完全に民家で靴を脱いで上がる。それもあり、完全予約制というラーメン業態では珍しい形態。大変おいしかったのだが、なんとそのお店の支店(?)が東京にできて同じラーメンが食べられるらしい、という情報を得たのは3月上旬。こちらも予約制(記帳式と併用)でなかなか調整が付かず、やっと伺えた。 時間前(11時開店)に着くと完全に通り過ぎてしまうほど、そこに「ラーメン店」があるとは思えない。実際は焼肉で人気有名店の「ヒロミヤ新本店」の昼の部。最初は間借りかと思ったが、ヒロミヤスタッフがやっているので二毛作ということになる。開店時間になると「ナカムラボ」と「製麺屋慶史謹製」という木札が出るのでそれが目印。1階は1テーブル4席のみ。当然、相席になるが、この日は私だけ。2階は座敷。インスタでの予約制。近所の人は記帳でも食べられるようだが、予約が確実。 メニューは本家(民家だけに本家と呼ばせてもらう)とほぼ同じで麺メニューは鶏白湯soba 1100円、和風醤油soba 900円、担々麺 1300円の3種。(本家で人気の餃子がないのが残念。) 最初に鶏白湯を食べて、本家と同様だったら醤油も食べようと目論んでいたら、『提供時間がかかるため、最初にまとめてご注文ください』という注意書きを発見。『追加は替玉、ご飯のみ』と書かれているので真意を聞かないまま、鶏白湯と醤油の2杯を注文。あと会計制。 麺やスープは本家から同じ物が送られてきて、トッピングは店主の中村さんが来て、直々に指導をしていったという。実際に出てきたものは、ほぼ同等。ブレンダーでスープを泡立てる泡系のフワフワ鶏白湯スープ。なかなか濃厚(スープ自体はさらさら)で無化調ながら、味もしっかり出ており、素晴らしいおいしさ。なぜか東京では泡系がそんなに増えていかないが、これが話題になれば少しは増えていくだろうか? 麺は地元の製麺屋「慶史」(博多一幸舎のグループ)謹製のなめらかな細麺平打ち。この麺が実においしい。都内ではなかなか食べられないタイプなので新鮮に思える。具はこちらで仕上げている、と言っても肉を扱うのが本業なので豚のレアチャーシュー、鶏のムネ肉も秀逸。他にスライスレモンとドライトマトが映える。完食完飲。 2杯目に和風醤油。具の構成は同じだが、泡がない分、具もよく見える。スープは和風出汁の清湯醤油だが、ウマさというか味はこちらの方が強いくらい。麺も同じ。こちらも実においしい。 本家では担々麺を食べてないので、こちらで担々麺で再訪したい。 そうそう、4月には逗子で同じように焼肉店の昼に「ナカムラボ」を開店するらしい。そちら方面の人には朗報。

大崎 裕史

大崎 裕史

excellent

森下(東京)駅

ラーメン

022年11月1日(大安&一粒万倍日)プレオープン、12月1日グランドオープン。話題の小麦粉「もち姫」を使った自家製手打ち麺のお店。 日本ラーメン協会の事務所がある駅だったので協会に行くときに寄ろうと思っていたら諸事情により、なかなか行く機会が無く、ようやく会議の前に行ってきた。 11時半開店で平日11時24分着13番目。外待ち椅子が4脚。店内待ち用に3脚。 主なメニューは、ら~麺 880円、海老ワンタン麵 1,130円、醤油チャーシュー麵 1,230円、醤油全部のせら~麺 1,430円。塩味も同額。チャーシュー麺は昼20食、夜10食、全部のせは昼6食、夜4食、海老ワンタン麵は昼6食、夜4食限定。 全部のせと海老ワンタン麵にさらに追加のワンタントッピングは不可。 券売機の順番だと醤油、塩なので醤油にするつもりだったが、移動中レビューを眺めていたら妙に塩味が多かったので気になりすぎて塩の全部のせにした。ら〜麺と全部のせの差が550円というのもなかなか珍しい。 店内の待ち椅子隣に製麺室があるが製麺機がないので完全「手打ち」なのがわかる。雑誌などによると水回しから切り出しまですべて手作業の極太多加水手打ち麺。茹でる前に手揉み。 厨房は奥で食べる席からはほとんど見えない。(一番近い席ならギリギリ見えるかも?) スタッフは厨房に店主、ホールがお母様、女性がもう一人。 ラーメン到着が12時8分なので44分待ち。思った以上にチャーシューがたっぷり入っており、さすが550円の価格差だけある。 他には海苔が4枚。(デフォは1枚)味玉、海老ワンタン1個(雑誌に2個と書いてあったので確認したら1個が正しいらしい)、ほうれん草、なると、ネギ、メンマ。麺が見えないほどの盛り沢山。チャーシューは銘柄豚(岩中ポークか林SFP)。 スープはさらさらの清湯塩味。ベースは鶏、椎茸(冬茹:どんこ)、昆布、煮干、鰹節、鯖節、タマネギ、生姜、など。 醤油ダレは、7種の醤油。塩ダレは、5種類の塩と貝柱。塩味なのに色が付いているのは冬茹(どんこ)から。 和風の感じだが甘めなのはタマネギかな。醤油を店主の出身である鹿児島のものを使っているのでそれ由来かも。 スープが実においしく、迷わず完飲。もっと飲みたいくらいだった。 そして極めつけが手打ち麺。小麦は北海道産和華と岩手県産もち姫をブレンド。加水率42%以上(季節・湿度により変動)。並160g、大盛240g。不揃いの極太多加水もちもち麺。この麺が実に素晴らしいし、おいしい。個性的な食感とコシの強さ、不揃いと手揉みによるねじれが口の中で暴れてくれるのが非常に心地良い。滅多に大盛りは頼まないが、これは次回大盛りで食べたいくらい。もち姫効果と手打ちの良さが最大限に発揮されている。 もうすでに人気になっているが、今年の(昨年オープンだが)目玉になり得るくらい。 全部のせだとチャーシューはおいしいがデフォでも結構のるので、次回は海老ワンタンにしてみたい。

大崎 裕史

大崎 裕史

excellent

福籠叉焼 (フーロンチャーシュー)@中野徒歩8分/新井薬師前徒歩10分(中野駅から約600m)※いけ麺さんのブログより数カ所引用しています。 2023年3月21日、一粒万倍日&天赦日&寅の日というトリプルラッキーデーにオープン。 スーパープロデューサー「八咫烏」の居山店主と、「鶯屋」(2021年10月27日〜、八咫烏プロデュース店)清和店主がタッグを組んで、叉焼に徹底的にこだわった新業態店をオープン。私が実行委員長を務めた「東京ラーメンフェスタ」にこのコンビで出ていただいたのでこれは行かないわけにはいきません。他のラーメン好きメンバーを誘って、できるだけたくさん食べようという会を企画。6人でいろいろ食べて18時から21時まで。でも会計は一人4000円くらい。25年来のラーメン仲間だったので昔話に花が咲き、ネタが尽きない楽しい会だった。これも料理がおいしかったからと言えよう。 駅から結構距離があるが、時間帯で車を通行禁止にして歩行者だけになる「薬師あいロード」沿いなので、結構人は入っていた。テイクアウトもやっており、その需要もそこそこあり。なかなか面白い店を考えたものだ。中華料理店と言うよりは、ラーメンをベースにその食材を使って、いろいろなメニューを創り上げたアイデア業態。〆にラーメンはピッタリだが、ラーメンが主役の店ではない。いろいろ食べた中で人気だったのは、揚げ雲呑と焼売。焼売は2回頼んだほど。 券売機は無く、メニューを見て注文、伝票はレジでキープ、食後レジにて後会計制。現金のみ対応。 主なメニューは、かけラーメン(塩・醤油)580円、海老雲吞麺(塩・醤油)850円、鉄板焼きそば(スープ付)580円、担担麺780円、TKCG(チャーシュー専用卵がけご飯)360円、ライス+雲吞スープ360円、他。 和豚もちぶたを使用したチャーシューは、豚肩ロース、豚モモレア、豚バラ、鶏チャーシューの4種類。どれもしっとりできたてでおいしい。やや温かい状態で出てくるのでスープに入れないで食べてもおいしかった。完全につまみ状態。どれも簡単調理でアイデアメニュー。使用している食材の種類が豊富なわけではなく、軽食向き。軽くつまんで〆にラーメンがいい。 かけラーメンの具は、ねぎ、三つ葉、茗荷。(海老雲呑麺はそこに海老雲呑3個入り) スープはさらさらの清湯塩味と清湯醤油味。動物性不使用の豊潤な魚介出汁。すっきり出汁が心地よい。塩味は〆にちょうどいい感じ。醤油は何か、個性的なタレを使っているのか、ややクセがあるが具なしのかけラーメンでも十分に満足できる。 麺は菅野製麺所製の中太ストレート平打ちタイプでちょっと意外な感じ。やや長めで啜り甲斐がある麺。焼きそばもおそらく同じ麺。むっちりもっちり食感で、麺だけでも十分おいしい。焼きそばがいいつまみになった。 ●頼んだもの(6人) 叉焼四種盛り3皿 ローストポークサラダ1皿 ポテトサラダ1皿 青椒肉絲1皿 TKG(卵かけご飯)1個 鉄板焼きそば2皿 焼売(6個×2回) 揚げ雲呑人数分 かけラーメン(醤油1) 海老雲呑麵(塩2) 海老雲呑麵(醤油1) 飲み物、多数