朝が早かったので早めランチ。先日オープンした日本橋高島屋の新館に更科堀井の新規出店。気になって寄ってみました。 テーブル席は30 人から40人、カウンター5席と小体ですがカウンターからオープンキッチンか見える!常時5人がキッチンで、蕎麦の釜にふたり、天ぷら鍋にひとり、監修にひとり、洗い場にひとりと見ました。 メニューは二八、更科、変わり蕎麦と本店より少なめですが更科系としては基本を押さえてます。種物を見ていたら鹿南蛮、鹿吸いせいろ、鴨鹿カレー南蛮と本店にないメニューが!今日は鹿吸いせいろを攻略してみました。 名倉山冷やを鰹節の煎り煮でいただき、鹿吸い。ジビエは好きなので、たまらんです。薄切りながら鹿が存在を主張しますが、獣臭くなく、鹿肉のうまみがでて、山椒とよく合います。脂身がまた、じゅわっと濃い。 隣のお客さんが鴨鹿カレー南蛮を注文したのですが、そのカレーが結構複雑なカレー色してましたので(カレー粉じゃないかも)次回は鴨鹿カレー南蛮にロックオンです。 鹿肉の美味しさに久しく感じなかった興奮をもたらしてくれたので、今年のベスト10いりです。ご馳走さま。
外苑前付近に用事があり、久しぶりにぎん清に立ち寄ることに。鎌倉街道沿いの勢揃坂、八幡太郎義家が永保3年(1083年)に奥州に出兵するため、ここで軍勢を揃えたとの言い伝えがあるそうです。熊野神社からお店の前辺りまでは人通りも少ないのですが、ミシュラン獲得した店だけあって、蕎麦好きさんたちが引きも切らず。 滑り込みでカウンターの最後の一席を確保。蕎麦も30分ほどかかると言われましたがそれほどでも。 天もり。1400円。天ぷらは海老とネギ。海老のぷりぷり感も素晴らしいけど、ネギがみっしり詰まって美味しい。千住ネギのような感じ。塩でいただき。 蕎麦はかすかに透明感があり、星がちらほら。醤油が濃すぎない、いいつゆです。 ごちそうさま、と店を出る時には10人近い行列に。
旗の台にこんな素敵な蕎麦屋さんができたなんて。ご主人は下北沢の名店、打心蕎庵で修業されたとか。打心蕎庵、「行きたい」リストに入っていて行けていない店のひとつ。 小上がりに2テーブルとカウンターが7-8席。カウンター席に座らせていただきました。 今日の天ぷらが海老と牡蛎です、と花番さんから伺って、思わず昼膳2,700円+税にしてしまいました。小鉢3品と天ぷらと蕎麦とデザート(またはビール小瓶)がセットです。日本酒は福島の上喜元900円+税です。 小鉢は自家製の汲み上げ湯葉と豆腐、菜の花ときのこのお浸し、鴨とハツ。お浸しの出汁が美味しくて、当たりの予感。 天ぷらは色薄めですがカラッと揚がっていました。海老、牡蛎、ピーマン、牛蒡、茄子、マッシュルーム。塩と天つゆが出ます。海老と牡蛎は言うまでもありませんが、特に牛蒡の味が濃くて出色でした。また、茄子には丁寧に細かく包丁が入っており、とろけるようでした。 蕎麦は細め、つるつるで喉越しがよいです。そして蕎麦つゆも出汁の味がまず際だって、かえしは控えめです。私の舌にはとても合いました。私は基本のきでせいろを注文しましたが、+差額で九条ネギや鴨南蛮などにも変更可能だそうです。蕎麦湯はどろっと濃いめ。デザートはもちもちな栃もち。 花番さんがまだトライアル中ではありましたが、感じのいい女性です。 単品でもOKですし、天ぷらなど一品料理もカウンターおひとりで調理されている割には多めです。近所ですし、私好みのお蕎麦を出していただけるので、ちょくちょく伺わせていただくことになりそうです。よろしくお願いします。