H.Yamanaka

H.YamanakaさんのMy best 2025

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大阪府

バー

H.Yamanaka

ついに見つけてしまった。 ニッカウィスキー専門のスタンディングバーだ。 正直言ってサントリーのウィスキーは好きではない。美味いと思う銘柄は角ぐらいしかない。 やはりジャパニーズウィスキーはニッカだ。 ウィスキー好きならご承知のように世の中を取り巻く様々な状況により今ウィスキーは非常に高騰し、入手が難しくなっている。 そんな中、この店は市場でなかなか手にできない銘柄もバックカウンターに並んでいる。 看板を見て、大好きなニッカの「フロム・ザ・バレル」が飲めるのでは?とフラッと入ってみると、ありましたありました。およそ4年ぶりぐらいに口にするこのウィスキー、やはり美味い! お通しは殻付きの落花生。その殻は床に落とすというお約束のスタイル。常連のオヤジ達が気取るでもなく、酒の蘊蓄をひけらかすでもなく、ただ飲んで立ち去っていく。 思えばこういうスタイルのバーも少なくなったもんだ。 バックカウンターには酒販店では入手困難となってしまったニッカの銘柄がずらり。 驚いたことに、ニッカウィスキーの最上位銘柄で、自分が世界最高峰のブレンデッドウィスキーと信じてやまない、数年前に終売となった「鶴」のしかも陶器製の化粧ボトルがバックカウンターに鎮座していたこと。 うーむ、この店、侮れん。

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大阪府

寿司

H.Yamanaka

大阪には古くから「大阪寿司」と言われる寿司がある。いわゆる江戸前の握り寿司ではなく、バッテラなどの押し寿司やちらし寿司、細巻きなどのことで、それらを折などの箱にきれいに詰め合わせて出されることが多い。そのため「箱寿司」と呼ばれたりする。 自分が子供の頃は老舗の専門店があったりして、繁華街に買い物に出た時にお土産として親が買ってきてくれたりしたものだ。 だが、いつの間にか江戸前のスタイルの握り寿司に押され、それらの店もほとんど姿を消してしまった。 その懐かしい大阪寿司を今も提供してくれる店が地下鉄文の里駅前の商店街にあると聞いて、食べに行ってみた。 店構えは古色蒼然とした昭和感満載の雰囲気。地元の人たちがひっきりなしにやって来る。 写真付きのメニューには懐かしい見た目の大阪寿司がずらりと並んでいる。 何を頼むか迷ったが、押し寿司とかっぱ巻き・ちらし寿司の詰め合わせの「なぎさ寿司」をオーダー。合わせて熱燗も頼むとサービスでおつまみが付いて来た。 このおつまみが美味い!貝ひもの和物なのだが、ほんのりとゆずの香りがし、甘めの味付けに唐辛子のピリッとした刺激がよく合って、良い酒のアテ。これだけで三合ぐらいは飲んでしまいそうだ。 待つことしばし、やってきた「なぎさ寿司」は昔懐かしい大阪寿司そのもの。どの寿司も上品な味わいと丁寧な仕事で抜群に美味い! あまりに美味しく、値段も驚異的と言ってもいい手頃さだったので、すっかり機嫌を良くして帰った。 さて、それから2週間ほど。大寒波の襲来に寒くてたまらない休日、今度は家内を連れて冬の大阪寿司のご馳走「蒸し寿司」を食べに再訪。蒸し寿司は大阪寿司の冬の定番で、ちらし寿司をせいろで蒸して熱々を食べる寿司だ。 細かく刻んだ蒸アナゴが混ぜ込まれた上に海老のでんぶが乗っている。このでんぶも店の手作りだそうだ。 これ単品ではややボリューム的に心配だったので、もう一品小鯛の押し寿司も注文。こちらは上品な酢締めの鯛に、香り高い昆布の味が絡まって何ともいえない味。 見た目も味も抜群な上にコスパも文句なし。 この店は通ってしまいそうだ。