【そば粉がおりなす世界自然遺産の芸術】 「"食べる世界自然遺産"っていいなと思ったんです」 ◆なぜ蕎麦粉なんですか →「粉って何にでもなれるじゃないですか。練っても良し、揚げても良し、伸ばしても良し。この変幻自在さが、日本食に合うと思ったんです。」 ◆なぜ白神山地の蕎麦粉なんですか →「日本食を創りあげる。そこに織り込まれてるそば粉が、"世界自然遺産から生まれた"ものだとしたら、なんか、良いじゃないですか。」 そば粉が織り成す芸術の世界が宝町にありました。 【にしん冷やそば】 ●にしん →6時間。骨と身が一体になるまで煮込む。にしんでこの柔らかさは初です ●冷やだし →澄み通るクリアさにしっかり味のある花鰹の風味。伊勢神宮に奉納されているほうじ茶を使用。 ●そば →白神山地 西目屋村のそば粉を使用した十割蕎麦。 【天麩羅】 ●えび →垂直えび天。中身は半生のレア。ブリッブリの肉感を残したままのえび天。 【蕎麦ガキのアヒージョ】 ●バケット →蕎麦粉のパン。薄外のみカリ、中身のエアリー感と蕎麦の風味 【茶蕎麦】 ●茶蕎麦 →伊勢神宮に奉納されている抹茶の練り込まれた蕎麦。 ●そば湯 →白濁、どろっどろのそば湯。美味しい。濃い。美味しい。 店内BGMに"耳をすませば"非常に落ち着いたジブリの音楽。 料理長のお話が面白くて、何時間でも聞けてしまう。何を聞いても理由が返ってくる、食へのこだわり。 見て、聴いて、味わって、香って、噛み締めて、美味しい。 完成された一枚の日本食アート、"てあん"さん。 今度は秋に伺わせてください。