中洲の雑居ビルにある「Bar Cherokee(バー・チェロキー)」さん 旧く、珍しいお酒がたくさんあるだけではなく、それぞれの違いを最大限に楽しめる形で提供してくださる、オーセンティックで居心地の良いバーです。 バックバーを眺めると、ウイスキーが充実していると思いきや、よく見ると時代を感じるリキュールがたくさん。迷わず「リキュールを教えてください」とお願いしました ■「グランマルニエ」4種年代別飲み比べ(シャンパンをチェイサーに) ・現行ボトル ・1960年代流通ボトル(スタンダード) ・1960年代流通ボトル(15年以上熟成) ・1985年代流通ボトル(25年以上熟成) チェイサーはお水を使うのが一般的ですが、今回はそれぞれのお酒を口に含んだ時の余韻を残しながら楽しめるようにと、シャンパンをチェイサーに出していただきました 水でお口の中をゼロ状態にリセットしてそれぞれのお酒と向き合うのが当たり前と思っていましたが、こんな掛け算的楽しみ方があるとは!! 経年によるところもあるかもしれませんが、旧い年代のものほど、ケミカルな要素が控えめで、和三盆のような穏やか甘みと自然な柑橘の香りが口内に静かに広がっていく印象です ■「デュボネ」新旧飲み比べ ・現行品 ・1940年代流通品 まず80年近く前に造られたお酒を現代でいただけるご縁に感謝! 旧品は、柑橘の皮と香りとコーヒーのような苦味、後味に味噌のような旨味を感じる、今まで口にしたことのない複雑で斬新な味わい。ゴクゴクと飲むというよりは、少しずつ、一口一口、この複雑さを脳裏に焼き付けながら味わいたい一杯でした。 このBar来るために福岡にまた来たい! そう思えるような刺激と興奮に溢れる新体験を提供してくれるステキな空間です! #福岡 #中洲 #バー #オーセンティック #リキュール #オールドリキュール #飲み比べ