【夏の思い出グルメ!夏休み最終9日目…良い汗かいてこの夏、最高の蕎麦との出会い】 ついに夏休み最終日。連日のお出かけの最後は近場でと向かった先は新木場の先にある若洲公園。元々ゴミの埋立地、かつて夢の島と呼ばれてたエリアで1990年に公園になった場所。今ではゴルフやキャンプ、BBQに海釣りなどが楽しめるレジャースポットとして人気のよう。我々の目的は公園を半周楽しめるレンタサイクル!午前中に出発し車で20分程。本当は2人乗り自転車+息子乗せができたら良かったけど、そんな物はなく普通に子供乗せられるのと普通のでレッツラゴー!勿論、息子を乗せるのは俺の役割。この日も御多分に洩れず超暑くて意外とアップダウンも多く気付けば汗ダクwそれでも海風が爽やかで気持ち良く折り返し地点の展望台的な所で一休みしつつ、海から眺める東京の街並みが美しかったりと意外と楽しんじゃいました。若洲公園お勧めです 良い汗かいた後は美味しいランチ!冷たい蕎麦でもと新木場周辺で探すも、目ぼしいお店は無し…範囲を広げて検索したところヒットしたのがコチラの「銀杏」さん。周辺の蕎麦屋は探し尽くしていた気がしたのに全然知らん店が出て来て、どんなだろうと期待しつつ向かうと超住宅街の細い道の先。場所は都営新宿線の西大島駅から徒歩で5分程ですが車からはお店を視認できず、とりあえず住所近くの駐車場に停め歩いて向かうも一回、素通りするくらい中々に分かり辛い。と言うのもその外観はお蕎麦屋さんらしからぬオシャレさと情緒感。更に入ってみて驚き!高い吹抜けの天井は開放感があり店内はコンクリート打ちっぱなし、中二階席もあったりと洗練された空間。 そんなモダンな雰囲気の「銀杏」さん、実は創業は昭和33年(1958年)と60年超の老舗。元々大衆的な町蕎麦で「福井庵」という屋号だったそうですが2代目がこだわりの手打ち蕎麦を出したいとの思いから05年に「銀杏」としてリニューアルし、建物も現在のような個性的な空間を設えたとの事。伺った時は満席でしたが、丁度1組出たタイミングでテーブル席へご案内。席と席の間は狭目ですがベビーカー連れでも快く受け入れて頂き感謝!そしてメニューを見ると可愛いイラスト付きで、中身も変わり種というか個性的なメニューが多い。おつまみ的な一品も多く飲みにも来たい感じで何だかオラ、ワクワクしてきたぞw選んだのは「とろろ蕎麦の概念は完全に覆される」とまで謳われている「淡雪(とろろ蕎麦)」の大盛りと超絶お勧めらしい「玉子かけご飯」。 めちゃ暑かったのでノンアルコールビールで乾杯。お通しの「チーズ豆富のジュレ」に初っ端から感動!円やかなチーズ豆腐にミニトマト、ブロッコリー、えのき、蒸し海老が載った贅沢仕様で、出汁が香るジュレは爽やかでこりゃお酒が進む。アルコール行きたくなるけど勿論我慢…そして、いよいよやってきた「淡雪」に驚き!イラストと実物だと大分インパクト違うね。透明な器一面に雪原のように敷き詰められたとろろ、その上を彩るお野菜達とお麩に海苔、そして中央にはお月様のように仄かな黄色味が特徴の生卵。横から見れば冷たいおつゆにお蕎麦と、とろろが綺麗な断層の様になっていて超映え!いきなり混ぜるのは勿体ないので、まずはとろろの下からお蕎麦だけを掬ってツルリ…美味い!こだわりの手打ち蕎麦は細切りでコシもしっかり、蕎麦の風味がしっかり感じられて蕎麦つゆも出汁が分断に香ります。そして肝心のとろろ、少しだけ混ぜ混ぜして食べると、何だこのフワフワ感!まさに概念覆された。粘り気そのままに、とろろとメレンゲの中間のようなフワフワさで勿論とろろの味もしっかり。そのフワフワさで蕎麦にもしっかり纏ってくれてより美味しいし不思議〜な体験。具材も彩りだけでなく、単調になりがちなとろろ蕎麦に良いアクセントを与えてくれるし、また白州の卵が美味しいのなんの。卵黄の黄色味が濃い卵はよく見るけど薄いのは初めて。味は薄くなく見た目とは裏腹に濃厚ながら爽やかさを感じます。それを混ぜて食べるとまた良いのよねぇ、夏に超ピッタリで超絶完成された逸品でした。 そして、そんな卵を使った卵かけご飯も最高に美味しかったー!白胡麻をパラリと振りかけたご飯に、長ネギ、わさび、揚げ玉をまぶし、蕎麦つゆと醤油を合わせたオリジナルのタレをかけ程々に混ぜて食べれば…いや〜幸せ…少し甘味を感じながらもキレのある出汁と醤油の味が相性よく卵の味も含めて爽やか〜お蕎麦の量が思いの外、多かったのでご飯は嫁さんとシェアしながらもガツガツ食べ進めて、あっという間に完食。食後も満腹ながら清涼感がある素晴らしい蕎麦と空間の仕上がり具合に心から満足した素敵なランチとなりました。夏休み最後に銀杏さんと出会えた事に感謝しつつ仕事再開の活力とさせて頂きました。ご馳走様でした!