【直近感動メシ!ランチは常に行列!赤坂裏路地…和の超名店】 直近感動メシ5回目。今回は先週月曜日にお仕事ランチで訪問した赤坂の人気店、Retty★3つ、食べログ3.72「會水庵(かいすいあん)」さん。実は5月末に続いての2度目。以前投稿した大好きな鶏白湯ラーメンの「とりやま」に行った際、斜向かいにあるコチラがいつも行列で気になってました。Rettyやインスタでも度々見かけていて調べたら超美味そう!しかし大行列だったりラストオーダーギリに行ったらもう終わっていたりと振られ続ける事、数ヶ月…5月末頃に1人で13時半頃に行ったところ、まだ大丈夫との事!平静を装いつつもココロオドル!場所は前述の通り「とりやま」の斜向かい。赤坂駅からは徒歩5分程、赤坂通りを乃木坂方面に歩いて赤坂五丁目交番手前を曲がった細〜い路地のビル1Fにあり、見た目もド渋い佇まい。行列なければ入店ハードル高そうな雰囲気ビシバシ。 オススメ記事はたくさんあれど、詳細は全然情報なし。多分取材等は受けていない感じですが店のブログによると2012年に25周年との事なので創業は1987年!今年で37年、激戦区・赤坂の中でも目立たない路地裏でそれだけ続けられているのは本当に凄い事。赤い暖簾をくぐると、昭和の世界にトリップしたような古き良き居酒屋な風情。一見、頑固一徹な風体のご主人にチャキチャキとした女将さん。でもご主人は「いらっしゃいませ」と笑顔は柔和な雰囲気で女将さんも常連さんと和気あいあいとやり取りしている感じ、いやぁ良いですねぇ。そんなお店は手前にカウンター、奥に座敷席で計15席とかなりこじんまり。カウンターに着席。 ランチのメニューは全て丼もの。 ・焼穴子どんぶり 1300円 ・焼いわしどんぶり 1300円 ・釜揚げしらすと焼いわしの親子丼 1200円 ・焼とりそぼろどんぶり 1300円 ・焼穴子玉子ふはふは 1400円 ・特上焼穴子丼 1800円 ・明太子しらす焼いわし三種丼 1300円 どれも美味しそうなラインナップ!おためし丼なんかもありますが、初回は絶対コレ!と決めていた「焼穴子玉子ふはふは」を注文!大盛り+200円で注文しました。ちなみに「ふはふは」とそのまま読んでしまいましたが正確には「ふわふわ」と発音するようで…お恥ずかしい… 目の前でパチパチ穴子が焼かれていく様を眺めているだけで涎が溢れそう…10分弱のまさにライブエンタテインメント!丁寧かつ手際良い調理の様を楽しんでいると来ました、念願の「ふはふは」!麗し過ぎる!丼だけでも充分楽しめそうですが、菱形のお盆にお味噌汁と小鉢が2つ付いて嬉しい限り。小鉢は日替わりで、この日はニラの和物と茄子味噌豆腐。まずは小鉢から頂くと、超美味いやん…小鉢だけでその丁寧なお仕事ぶりが伝わってきて、かつ何だか家庭的でまさに実家に帰ったかのような安心感。そして味噌汁でホッと一息…染み渡る…さぁそして本丸、本番、念願のふはふは丼へ。丼からはみ出る大振りな穴子にやや固め7割半熟くらいの絶妙な玉子焼きに海苔のコントラストも美しく、そのお味も完璧でした。穴子は外パリ中フワで肉厚、濃厚。小骨や泥臭さは皆無。玉子もまさにフワフワ。そして甘さとキレ味が完璧なタレがご飯含め全てを包み込んで一体感をもたらしてくれて、本当完璧、感動。いう事無しな美味さでした。一口食べたらもう止まらない、ひたすらに穴子と玉子とご飯をかき込むマシーンと化してしまいました。ちなみに大盛りのご飯量、半端なかった…鬼腹パン。タレが合わさりバクバク食べられたけど、この総合的な美味さがなければ絶対に残してたって量。そういう意味では超コスパ良しでした。 そして先週の2回目は、メニュー見て次は絶対頼もうと決めていた「焼とりそぼろ」!前回の反省を活かし並盛で。この日の小鉢は酢の物にカボチャ。相変わらず美味くてホッコリ。そして焼とりそぼろも超絶美味かった!肉厚な鶏モモの一枚肉を丁寧に炭火で焼き上げ一口大にザクザク刻み、その上にまさか例の「ふはふは玉子」も乗ってくるとは超嬉しい想定外。そぼろは甘さ控えめな味付けで、タレの甘さとのバランス良し。ジューシーでスモーキーな鶏にそぼろのガツンとくるお肉の味を玉子の甘味が包み込み、タレが全体を纏めてくれて口に運ぶ度に至福の瞬間が訪れます。穴子に引けを全く取らない美味さ、正直今まで食べた鶏そぼろ丼の中で1番美味いかも。もうここからはやはりノンストップ!美味さに打ちひしがれながら段々と無くなる丼の中に切なさを覚えるレベル…久々のこの感覚。そして気付けば完食。大盛りでなくても充分お腹一杯で、ホントーーーーに大満足でした。実はちょっと苦手なイワシを次は絶対頼むと心に誓い店を後にしました。心からこの出会いに感謝です。ご馳走様でした!