Kohei Abe

Kohei AbeさんのMy best 2023

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神奈川県

ラーメン

Kohei Abe

【年末年始の思い出グルメ!悲しみを和らげてくれる心温まる一杯を堪能…】 年末、我が家にショッキングな事件発生。実家で飼っていた愛猫・マルコが旅立ったこと。2006年に姉が知り合いから貰い受けてから、かれこれ16年超。家に来た時には既にちょっと大人だったことを考えると猫的にはかなり長寿ネコでした。かかりつけの先生によると推定18歳だったそう。人懐っこく名前を呼べばニャーと返事をしてくれるのが何とも可愛かった。結婚後は実家に帰るのも数か月に1回とかだったので、中々会う機会も減っていたけど、行けば変わらずの甘えっぷりに嫁さんもスッカリ虜に。外でケンカをしてケガをすることはあったけど、大きな病気もなく健やかに過ごし、最後は親父に看取られてユックリと眠るように大往生、良い人生(猫生?)を過ごしてくれたのかなと思います。 亡くなったのが土曜日で、本当は実家に行って最期のお顔を見たかったところだけど、週末は仕事。火葬をするに当たり、焼き場が空いていたのが火曜日しかなかったそうで、それなら火葬にはぜひ、立ち会わねばということで、徹夜明け、いったん帰宅した後、ちょっと仮眠をとって車で火葬場がある横浜の戸塚斎場へ。最近はペットの火葬も(言い方はアレですが…)人気みたいで、中々空きがなく当日も順番待ちの人がいたくらい。職員の方が人間の火葬の時と同様に、キチンとコレがどこの骨ですとか丁寧にご説明も頂きしっかりとお見送りするとができました。どことなくオヤジが寂しそうだ感じだったのが、何とも印象的でしたが…斎場を後にしたのが午後1時前。オヤジとも別れた後、そういえば昼ごはんがまだだったので、斎場の近くで軽く飯が食べられる場所を検索。斎場の場所自体、横浜市営地下鉄の踊場駅から20分くらいと相当、辺鄙な場所にあるので、全然期待していなかったけど、車で10分もしないところに食べログ3.67とムチャクチャ評価が高いラーメン屋さんを発見。それがコチラの「雪ぐに」さん。これは愛猫が最後にくれたご褒美情報に違いないとばかりに、すぐさま向かうことに。 最寄り駅でいうと横浜市営地下鉄「中田」という駅で、横浜出身の俺ですら一度も利用したことも、下手すりゃ初めて聞いたくらいのマニアックな駅。駅からだと徒歩5分もかからないくらいの住宅街の中、突然と行列が目に入りビックリ。提携しているという駐車場に車を止めて、いざ並び開始。階段に2列、合計10人くらいだったので、すぐかなと思っていたら、どうやら店内にも待合室的な部屋があるらしく、お店の中に入るまでに20分ほど、さらに店内に入って食券を券売機で購入した後、待合室で待つこと15分ほどで2人がけのテーブル席にご案内。カウンターもあるけど、基本はテーブル席メインのようで、家族連れなんかもいらっしゃいました。平日の昼間な上、ランチのピークも外しているのにすごい人気だなと実感。中田の奇跡だね、こりゃ…でも、並んでいる間に食券を渡しているので、着席してほぼ待たずに着丼するのは嬉しいところ。 注文したのは、まずはベーシックに一番人気っぽい「ミソラーメン」の大盛り、ネギと穂先メンマをトッピングで追加しました。見た目は透明感はなく、オーソドックスなザッツ味噌ラーメンで粘度高そうな感じ。いわゆる今、人気が高い札幌の「すみれ」系な透明感があってラードが表面を覆う味噌とは一線を画している感じ。HPを見ると、新潟の妙高で修業をされた店主が縁あって中田で開店をしたお店らしく、スキー場も有名な妙高はまさに雪国。立ち上る湯気と味噌の香りに思わず雪国の旅情を覚えてしまうほど。スープを頂くと、何ともまろやか!味噌が際立ちつつも、ベースの魚介系と動物系の味も効いて、複雑ながら調和した味噌の絶品スープに!これまた、すみれ系のニンニク・生姜が効いたスープともまた全然別物の、優しいまろやか味噌ラーメンの極致ともいえる味に仕上がっております。ちょっと感動モンのレベル。味噌は3種類をブレンドさせたこだわりよう、ふんわり香るニンニクの風味と唐辛子の辛味が良い刺激に。そんなスープと中太の縮れ麺の相性がバッチリ。小麦がしっかり香る麺は卵麺ではないですが、まろやかスープの旨味をより味わい深いものにしてくれます。具材もモヤシが300gとドッサリなのが嬉しい。そして焼豚がまた美味かったー赤みを帯びた低温調理の焼豚で、香辛料が効いた甘辛なお味にしっかり噛み応えもあって個人的には超好みでした。全体的に感動レベルの味噌ラーメンにまさにノンストップで食べ続けてあっという間に完食。お腹一杯なのに、もっと食べたいという欲求に駆られる勢いでした。ご馳走様でした。寒さも悲しさも和らげてくれるような、優しい絶品味噌ラーメンでした。場所的には中々行き辛い場所ですが、是非とも再訪したく思います。

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東京都

そば(蕎麦)

Kohei Abe

【冬〜春の思い出グルメ!上半期スマッシュヒット!あの歌舞伎俳優もオススメする町蕎麦】 上半期に溜まりに溜まったグルメ達を成仏させにゃと思いつつ日に日に溜まる一方で、気に入ったお店は気付けば複数回分が平気で溜まっていたりする今日この頃。今回の「いなりや」さんもその一つ。初回でハマってから既に3回訪問した程、2023年上半期のお蕎麦屋でも随一のお店です。車でサクッと行ける範囲内で、美味しいお蕎麦屋さんを発見できたのは本当に嬉しい。個人的には浦安「信や」木場「花村」住吉「㐂のした」一ノ江「矢打」に並ぶ名店として勝手に江戸川・江東5大蕎麦名店に認定させて頂きたい程。 場所は南砂町から歩くと10分程。駅の北側にある仙気稲荷通りという商店街の中、明治通り側から入ってすぐくらいの場所にあり、見た目はそんなに目立たない感じ。実は木場とか東陽町から歩いて帰ったりしている時に、この通りは何度も歩いていたけど、お蕎麦屋さんだとは全然気付いていなかったw実はもう創業70年を越える超老舗。比較的最近改修したそうで内外観はモダンな雰囲気です。店内は壁沿いにテーブル席が並び、小上がりのお座敷席、中央には大きな円卓があり結構広々でオシャレさと老舗感が同居する落ち着いた空間になっています。 最初にお邪魔したのは3月の頃、きっかけとしてはRettyでもちょこちょこ見かけていたのと、某TV番組で尾上松也さんがオススメしていた事もあり、そんな店が南砂にあるのかと驚きで行ってみたいと思っていました。出勤が夜中の平日のタイミングでいざ行かんと1人昼過ぎに車を飛ばして訪店。店の壁にも歌舞伎関連の飾りもあり、やはり歌舞伎関係者も常連さんなのかな。円卓に座りメニューを見ると想像以上に豊富!イラスト入りだったりと老舗らしからぬ感じは驚きw入店前は尾上松也オススメの江戸前天せいろにしようと思っていましたが、散々迷った結果、腹ペコだったこともあり「親子丼セット」に決定!親子丼にお蕎麦、サラダも付くセットで、お蕎麦はきつね蕎麦の中盛りに変更させてもらいました。 いやはやバリ美味かった!蕎麦が本当に美味しい。鼻に抜ける蕎麦の香りが本当豊潤。特徴的なのはお蕎麦の細さ。素麺よりちょっと太いくらい、コシは柔めながらシッカリと食感も楽しめる。おつゆは円やかで甘み強めながら出汁の切れ味も鋭く蕎麦にピッタリ。一般的なきつね蕎麦とは異なりお揚げは刻んだ物がたっぷり、刻みネギもたっぷりで食べ応えも抜群でした。勿論お揚げもシッカリつゆを吸い取って美味さ倍増!親子丼は固めの卵とじでシッカリ出汁染み、鶏肉もゴロゴロでコチラも食べ応えバッチリで大満足でした。尾上松也バイアスがあったのかもですが、想像を遥かに超える美味い蕎麦との出会いに感謝した程です。 そんな訳で、早速嫁さん、息子にも味わってほしいと思い1ヶ月もしない内に再訪。ベビーカー連れOKなのも嬉しいところ。2回目は初回で迷った揚げ餅カレー蕎麦中盛りを注文!最近何かと蕎麦屋でカレー蕎麦頼みがちだけど、美味い蕎麦屋はカレー蕎麦が美味い説を勝手に唱えてる身としては是非試さないといけない案件。息子は奥さんのたぬき蕎麦をシェア。いやーカレー蕎麦もまた美味しかった。ちょっとトロミ強めでカレー感強いけどシッカリ蕎麦出汁が効いていて、細め柔目なお蕎麦がバッチリ合うんです。驚きなのは具材の量。大き目の揚げ餅が4つ、大振りなお揚げもゴロゴロ入っていてかなり腹持ち良し。ほうれん草がさりげないアクセントになっていて優しい感じ。そして揚げ餅のお味がまた良いのよ。単品でも少し塩気が利いた味付けが美味しいけど、段々カレー汁を吸ってフワッとしてきて二段階で美味しい!息子もたぬき蕎麦をかなり気に入ったらしく凄い勢いで食べておりました。 嫁さんも気に入ったようで、3回目は嫁さんが行きたいとなり先月訪問。俺はカレー蕎麦がやっぱり気になってしまい、揚げ餅じゃない普通のカレー蕎麦。というのも息子用にたぬき丼セットを頼んでそれをシェアするために、腹持ち良すぎる揚げ餅は敢えての外し。息子もシッカリたぬき丼食べてくれました。そして俺は余ったセットのせいろをほとんど食べた訳ですが、ちょっとビックリなくらいせいろが美味かった。キレはありつつも円やかなつけ汁に対してお蕎麦そのものの存在感が強くダイレクトに感じられる旨味が凄く、お蕎麦の風味が浮き立つ感じ、これ中々他ではない美味さ、びっくらこきました。次は絶対江戸前天せいろ頼んでまうやん、ってやつです。勿論カレー蕎麦も美味しいんだけど、それを上書きする美味さでした。そんな訳でご近所名蕎麦店、永らくお世話になるつもりです。ご馳走様でした!

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東京都

イタリア料理

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【夏の思い出グルメ!飲み会編 秋田食材を最高に堪能できるオトナイタリアン】 もう冬〜春とか夏とかどうでも良いんかとも思ってるけど、一応忘備録的にジャンルを区切る意味でとりあえず銘打っておきます。今回は7月中にお邪魔した溜池山王のイタリアン「a gatte tanshie」(アガッテタンシエ)さん。Rettyで見かけて以来、絶対行きたいと思っていたお店で、お世話になった人の結婚妊娠報告を受けて祝いの席で利用しました。そのお世話になった人とは1年半程同じ現場で膝を突き合わせた間柄で離れた後もちょこちょこ連絡を取っており久々に連絡をしたところ「結婚して子供ももうすぐ産まれます」との報告が。慌てて当時一緒に働いていたスタッフに連絡取るも中々予定が合わず、結果集まれた面子は4人とささやかな会とはなりましたが、とても楽しい場となりました。それにはコチラお料理がマジで美味しかった事も大きな要因の1つになっています 場所は南北線・溜池山王駅出口から徒歩5分とかからない距離ですが、意外と分かり辛いところにあるビル街の一角の地下1階。オシャレな看板に細い階段を下っていくと意外と開放感のある店内に。壁際のテーブル席、横に長いカウンターでゆったりとした感もあり照明なども込みで優しく落ち着く雰囲気です。コチラは秋田出身のシェフが2018年にオープン、秋田食材にこだわったイタリアンで芸能界の秋田県人会なんかも開催されているようです。特に秋田短角牛には強いこだわりがあるようです。19時に予約しほぼオンタイムで到着。程なくして全員集合しまずはハイボールで乾杯!するとお通しのタイミングでわざわざシェフがお席まで来て頂き、秋田食材へのこだわり等ご説明頂きました。そのお通しが… ・稲庭うどんスティック ・米粉パン よくイタリアンのおつまみにパスタをカリカリに揚げたスティックがあるけど、パスタの代わりに秋田名物の稲庭うどんを使ったもの。正直、パスタと味が大きく変わるわけではないけど何だか良いですね。秋田への愛の深さを感じる一品でお酒にはピッタリ。塩気が効いて美味しい。そして、アラカルトで色々と注文。まず第一陣は… ・前菜6種盛り合わせ(パテ、鱒のスモーク、いぶりがっこ入りポテサラ、色々野菜のピクルス、タコマリネ、生ハムとナス素揚げ) ・比内地鶏温卵のシーザーサラダ ・短角牛リブロース200g 全ての美味さが本当に感動モノでした。前菜6種は絶対に頼むべき一品!見た目も色取り取りで華やかで、それぞれのお料理は秋田素材の味をしっかり活かしつつも、全てにしつこさやトゲがない見事な調和で一つずつ食べるのが本当に楽しさを覚える程、ウキウキする一皿。ベタだけどいぶりがっこ入りのポテサラが美味いのよ、こりゃ。塩加減とポテトの味わいがベストマッチ。鱒も新鮮そのもの。川魚で生臭さがないのは中々に貴重で、むしろ鮭よりも美味しい。スモーキーさとスプラウトのちょっとしたピリッと感、鱒そのものの甘さがこれまた絶妙でした。本当美味しい。そして、お肉がまさに感動モノの美味さ!短角牛のイメージって結構、歯応え強めで若干固めだと思ったけど信じられないくらい柔らかかった!そして味付けも基本シンプルでレア気味に焼き上げられたお肉そのものの旨味がすごい!噛み締める程に旨味が溢れ出して幸福感に包まれました。ありがたや。お酒ももちろん進みます。気持ち良くなった我々は、アテにピッタリの前菜6種をリピートして、さらに追加。 ・シンタマ100g ・とんぶりとカラスミのペペロンチーノ シンタマは牛の内股肉にある赤身の希少部位。コレまた間違いない美味さ。歯応えはリプロースやり若干あるけど、旨味はシンタマの方がギュッと凝縮されている感じかも。塩とワサビだけをちょっと付けて食べればお肉の味をより引き立ててくれて最高!どのお料理も美味しかったので、普段飲みの時にはまず頼まない〆の炭水化物でパスタも行っちゃいました。とんぶりは「畑のキャビア」とも称される秋田名産品。とんぶり自体にそこまで味はありませんがカラスミの塩気を良い具合に中和してくれるしプチっとする食感が楽しい。パスタもしっかりアルデンテでお腹いっぱいになるのに、塩味がよりお酒を進めてくれるという酔っ払いの循環wそして前菜等も含めてつまみながら盛り上がっている内に気付けば23時くらいに。後客で一杯にならず、ダラダラと滞在させて頂き大変感謝!スッカリ盛り上がりお子さんが産まれた暁には再度、盛大にお祝いする約束を交わしこの日はお開きに。それにしても近年稀に見る当たり店、本当大満足ですぐまた来たいと思わせてくれる素敵なお料理と雰囲気、ホスピタリティ全てが最高でした。今後も何かと利用しようと思います!ご馳走様でした!

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東京都

ラーメン

Kohei Abe

【病院後のホッ…とグルメ!ついに行った!東京No.1の呼び声高い味噌ラーメン】 前回の「ロビンソン」に続き、検診結果が良かった後のご褒美グルメ、今回は東京の味噌ラーメン界No.1の呼び声高い名店「三ん寅」です。この時も例の如く虎ノ門で糖尿病の定期検診。結果はHbA1cが3ヶ月前5.6→5.8と微増。とは言え常人レベルはキープしているので経過としては悪くない。先生曰く年末年始を挟むと殆どの人が数値も体重も増えるそう。確かに年末年始は京都の実家で飲み食いし放題な生活だったから、やむなしかなと。また気を引き締め直して行けば問題ないでしょうとの事で検診は終了。正直、運動もサボりがちで、もう少し悪化してるかもと思ってた位なので結果としては大分マシ。となれば、もうご褒美食べるっきゃないっしょ! という訳で車を飛ばし向かったのは江戸川橋。虎ノ門からは20分強、恐らく江戸川橋なんて降り立った事のない土地。そもそも有楽町線に乗る機会が人生的にもほぼなく、最近まで江戸川橋駅がある事すら知りませんでした。多分車じゃなけりゃ早々行く事もなかったかも。もちろん目的地はコチラの「三ん寅」。食べログは驚異の3.9!味噌ラーメンといえば都内屈指の名店・船堀「大島」もよく行くけど、都内の味噌ラーメンで調べると必ずと言って良い程名前が上がる超有名店です。店主は北海道の超有名店「すみれ」に長年勤め独立、2019年に「三ん寅」をオープンさせるやいなやTRYラーメン大賞の新人賞や味噌ラーメン部門1位に輝く等、東京味噌ラーメン界のトップランカーとしてその地位を確固たる物にしてきたようです 場所は江戸川橋から徒歩3分程の雑居ビルや会社などが立ち並ぶ中にあり、白地に「三ん寅」の文字の看板が目立ちます。近くに車を停めて11時半頃お店に着くと既に行列が。店前に10人程、さらに道を挟んで5人程が並んでおりド平日の昼間にこれだけ並ぶとは…目の前に並んでいたのはガイドブックを手にする外国人観光客カップル。さらに日テレの取材も入っていて行列中に「店内カメラがあるので嫌ならば言ってください」と声がけがありました。取材とか受けなさそうな雰囲気だと勝手に思ってたので意外。いつの放送かは知らんけど。まぁコラボのカップラーメンなんかも出してるくらいだから意外とチャラいのかもですなw何にしろさすが有名店だと思わせる要素が沢山詰まった行列でした。 40分ほど待って店内へ。店内は意外とゆったり広々でテーブル席が中心。食券を購入したらお席へとご案内頂けます。注文は「味噌焼豚麺(当時1250円)」大盛り(+100円)に煮卵(150円)ネギ(150円)とてんこ盛りにしちゃいました。壁際のカウンター席に通され待つこと5分少々で、ついに待望の味噌ラーメンが着丼!!見た目はちょっと想定外、すみれよりも大島よりも深い黄土色というか緑がかった感じで濃厚そうな感じ。具材は焼豚4枚に切り落とし、メンマ、ネギ、もやしに生姜が中心にちょこんと添えられてる贅沢仕様。ただね、立ち上る香りが既に美味しい!味噌、ニンニク、生姜、そして香ばしい焼豚などの香りがブレンドされて一気に食欲が滝上り!早速、ズルッと一気に頂くと、もう間違いない、美味いですよこりゃ。正直、本家のすみれよりも好きかも。スープは見た目とは異なりサラッとしていて、ベースの豚骨など出汁の味も仄かに香らせつつ2種類の白味噌をブレンドさせているらしく、口の中に入れた時にその芳醇な甘味がパッと咲く感じ。でもニンニク生姜の刺激がキリッと締めてくれて、爽やかさ清涼感すら覚えるサッパリ。そこに擦りおろしの生姜が溶け出して段々刺激が増していきますが、そこに負けないマイルドさ、爽やかさを継続させてくれるのが中太の卵麺の旨味!麺汁一体となって完璧な調和と美味さをもたらしてくれる一杯になっておりました。いやはや感激の美味さ。 また焼豚も香ばしくほろっとした口解けで、三位一体で食べれば香ばしさも加わり新たな次元へと昇華してくれます。食べ応えも充分。でも主張し過ぎず飽くまで麺とスープが主役。一気に食べ切っちゃいそうになりますが、途中から別盛りのネギを豪快にドサっと盛ってネギのシャキッと食感に辛味も加わりナイス味変になりました。そして気付けばあっという間に完食、本当時間が飛んだと思う程に一心不乱だったという事でしょう。お腹もそこそこ一杯だったけど、もう少し食べたい位の名残惜しさを覚えるのは稀ですが非常に良い経験です。本当にご馳走様でした。中々江戸川橋に行く機会も少ないですが、また是非行きたいと思いました。「大島」とは、うーん、甲乙付け難い!兎に角どっちもめちゃ美味いのは間違いない。どちらも今後ともお世話になりたく思います。ありがとうございました!

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東京都

割烹・小料理屋

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【平日休みスタートモーニングで名店発見!30時からの純和風朝食】 平日休みになった分、日曜日は仕事という日々がスタート。家族と休みが若干合わなくなり、息子との時間が減るのは正直多少不満というか憂鬱を覚えるところではありますが、その分をグルメ巡りに当てたりと、息子が生まれて以来、中々楽しめなかった1人の時間をちょっとでも満喫しようと行動しております。そんな中で朝食が絶品の名店を発見。それがコチラの「まめ多3715」さんです。 仕事柄、どうしても徹夜作業が発生しがちで、勤務終了が30時、つまり朝8時とかになったりすることが週に1、2回あり、そんな時に朝ご飯を食べてから帰宅することがしばしばあるわけです。で、だいたいモーニングをやってるお店は限られるので、大概牛丼チェーンやファーストフード系、カフェ系が多くなります。たまにはちゃんとした朝ご飯が食べたいなーと思い、11月下旬の頃、仕事明けで赤坂の街を彷徨っていた時に、一瞬見逃しそうな定食屋風な佇まいに、営業中の文字を発見。吸い寄せられるように近づき店頭のメニューを見たら「朝定食」の文字が!やっと出会えたと運命的なものすら感じながら、暖簾をくぐりました。 場所は赤坂見附から徒歩3分ほどの飲食街の中。前述の通り、そこまで目立つ外観ではありません。店内も古き良き定食屋然としていて、カウンターに2名掛けのテーブルが4席ほど。お袋って感じのお母さんがあ1人で切り盛りされている様子。でも調べたら、かなり人気店なのね。ランチはいつも行列ができているらしい。そして、以前は「おふくろの味ねぎ」という店名だったようで、当時は夜の営業もあったみたいですが、別の口コミサイトを見たら、今は朝と昼だけの営業らしい。それにしても朝6時から営業してくれているのは、嬉しいところです。 朝のメニューは3種類。焼紅鮭、さわら西京焼、豚汁をメインに、ごはん、豚汁、漬物、小鉢が付く超絶和の定食メニュー。ちなみに、豚汁定食に関しては、従来+200円のオプション品(生卵、温玉、冷奴、納豆、豚汁大盛り)が1つ、無料で付けられる仕様になっています。どれも捨て難いメニューでしたが、最初は大好きな「西京焼き定食」をチョイス。 お一人でやられているので、すぐにとは行きませんが、10分ほどで到着。良いじゃないですか、この感じ。しっかり日本人らしい朝食の姿ですよ。そして、コレがまた美味いのなんのって…さわらはかなり肉厚で、西京焼きのお味もバッチリ。さわらだけでご飯一杯行けちゃう勢い。というか、本当に行っちゃって、ご飯お代わりしましたwちなみにご飯は、配膳の時に「足りなくなったら言ってください」とのことで、おかわりは無料。すぐに2杯目お願いしました。付け合わせはきんぴら、おひたし、切り干し大根と本当、実家に帰ってきた感じ。子供の頃は、朝ご飯でこういう付け合わせが出ても何も感じなかったのに、こういうのこそ嬉しい感覚は歳を取ったということでしょうか…でも、どれも美味しくてご飯が本当に進む。そして、豚汁が寒くなってきた朝、嬉しくホッとする温かさに感動。味付けが結構、濃い目な分、温かさと共に目が覚める感覚。具もゴロゴロで、元気をもらうのはピッタリな一品です。ご飯3杯目行こうか迷いながら、さすがに控えましたが、1発ですっかりお気に入りになりました。 1ヶ月も経たずに2回目訪問し、その時は「豚汁定食」を注文。オプションは生卵をチョイスし、小鉢と豚汁でご飯1杯目、おかわりして卵かけご飯を堪能!そして、年が明けてすぐに3回目。もう朝食コンプリートするっきゃないっしょということで、「焼紅鮭定食」行きました。トッピングで温玉追加で。紅鮭はしょっぱ過ぎず、甘過ぎず絶妙な肉厚焼き鮭は、家で食べるのとはまた一味違う美味さ…お高めな旅館の朝食で出てくる鮭よりも大ぶりな感じは非常に嬉しい。しっかりご飯2杯分、堪能致しました。しかもこの時は、年明けすぐに行ったこともあり、おまけでみかんが付いてきたり、帰りがけお年賀ですと、近くにある「やげんぼり」の七味まで頂きまして非常に温かくお得な気分にさせて頂きました。毎度毎度ご馳走様でございます。 しばらくは徹夜生活が続く見込みなので、今後とも末永くお世話になりたいと思います。ランチは定食の種類がだいぶ豊富そうなので、ランチにもぜひ利用してみたいところ。また行きます!

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東京都

ラーメン

Kohei Abe

【冬〜春の思い出グルメ!徒然なるラーメン行脚…鬼門の地で羽ばたくTRY掲載店の鹿児島郷土料理インスパイア絶品麺】 ラーメンフォルダ解放中という事で、何かと行く機会が多い木場での新規開拓店「ルリカケス」さんです。訪れたのは3月平日休みのタイミング。この時は木場に住んだ2014年から通う美容室で散髪後のランチで利用しました。実は、散髪中に眺めていたグルメ系雑誌に「ルリカケス」が紹介されていて、むちゃ美味そうだし近いので行こうとなりました。でも何か記憶にあるなーと思い調べたら、TRYラーメン大賞の掲載店やないですか!新人部門総合3位、醤油部門3位と期待感は高まるしかなくルンルン歩きお店へ。 場所は、木場の東陽町寄り出口から徒歩5分程、永代通りを東陽町方向に歩いて一本、路地を入ります。木場は繁華街的な物はなけれど「木場の奇跡」とも言われる「吉左右」「カマルプール」「クレメンティア」(移転)を始め、名店がかなり多い地域。美味いラーメン店も多く、さりげない激戦区で実はこの「ルリカケス」の立地も元々ラーメン店でした。引越し当初は、魚介系メインの「幸」という店で、2017年に辛痺系の担々麺で人気だった「香噴噴(シャンペイペイ)」に変わり、更に5年後の去年「ルリカケス」さんになるという経過を辿っており中々定着しない印象…ちなみに「香噴噴」の店主は今、銀座の「喜記」という人気香港料理店で働いているそう。いわば“鬼門”とも言える地ですがTRY掲載という、ある意味箔が付く形になったので、ここから地元に根付くのかが注目な存在でもあります。 到着したのは13時前。平日という事もあるのか並びはなしでしたが店内は満席。5分程待っていざ店内へ!券売機を見るとメニューは基本のラーメンの醤油or塩に、鰯煮干しそば、鶏つけ蕎麦、濃厚つけ蕎麦というラインナップ。雑誌でも見た醤油にするしかない!という訳で「特製醤油そば」に「替玉(細麺)」に決定。麺は手もみ麺か細麺を選べて手もみ麺でお願いしました。10分程で着丼!少し濃い目の黄金色に澄んだスープに色とりどりの具材達が理路整然としている何とも素晴らしい見た目じゃないですか。味玉とワンタンは白、海苔の黒、九条ネギの緑、錦糸卵の黄色、そしてチャーシューは2種類でピンク色に輝くロースとモモ肉、さらに鶏のほぐし身にメンマと、彩りも種類も豊かです。特徴的なのがラーメンの具材としては珍しい錦糸卵と鶏ほぐし身。何でも鹿児島出身の店主が、地元の名物郷土料理の「鶏飯」をインスパイアさせた醤油ラーメンということで、鶏飯に欠かせない具材である錦糸卵も入っているんだそう。ちなみに店名の「ルリカケス」は鹿児島県の県鳥で天然記念物の鳥・ルリカケスから取ったとのことです。 そして、この鶏飯インスパイアのスープが本当〜〜〜に美味かった!ベースは鶏がらの醤油スープですが、鶏のまろやかで滋味深い味わいに魚介系の和風な味、かつ醤油のキレも奥底に感じられてサッパリ感がありつつも味の印象はしっかり残る本当に美味しいスープ。手もみ麺でお願いした麺はかなり太めの縮れ麺。サッパリ系なスープとの組み合わせにこの太麺は意外でしたが、これがまた合うのよね。スープのパンチに負けない味と吸い付くようなモチモチ食感、そしてスープもしっかり絡めてくれるのでジャンジャン箸が進む!そして、どの具材もシッカリ美味しい〜ロースのチャーシューは口溶け良く口の中に旨みが広がる一方でモモ肉はガッツリな噛み応えで旨味が弾けます。鶏飯の特徴の錦糸卵と鶏ほぐし身も完全にアリですな。より優しく懐かしさを感じるような味わいを感じさせてくれます。 そんな具材を少し多めに残して一気に麺を平らげた後「替玉」コール!替玉は細麺のみですが、むしろ手もみ麺との違いも楽しめて2度美味しいので無問題!いやー細麺も美味かった。スルスルと入ってくる分、麺の小麦の香りがより芳醇に楽しめる上、具材とのマリアージュが手もみ麺よりも楽しめる分、個人的には細麺の方が好きかも。そのおかげか、替玉後も一気に頬張りまくり気付けば具も麺も空っぽに…さらに糖尿病もあり、塩分の取り過ぎも御法度ではある身ながら、スープのあまりの美味しさに飲み干してしまいました。多分、糖尿病診断後、初のラーメンスープ完飲wもうスープを飲む腕を止める術がありませんでした。だって鶏飯だってスープだけ残すなんであり得ないよね、と自分に言い訳しながら美味しく頂きました。勿論、お腹も一杯で大満足な一杯になりました。つけ麺も美味そうなので、チャレンジしようと何度か再訪するも大行列や定休日に阻まれ、未だ実現できず…早くまた食べたいので、次の散髪タイミングでは絶対行こうと企んでいます。ご馳走様でした!

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東京都

台湾料理

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【徹夜明けモーニングルメ!絶品の台湾朝ごはん】 赤坂ランチは前回で打ち止め。次は朝ごはんシリーズで。10月からの職場環境の変化に伴い、半年ぶりに徹夜業務が復活。言うてもかれこれ20年近くほぼ毎週、徹夜してきたので慣れっこ。ちなみに初出勤の日、挨拶だけのつもりで伺った職場で右も左も分からない状態なのに「じゃあ今日は徹夜していこうか」と何だか分からんまま雑用や調べ事をしたのは鮮明に覚えてます。そして、今までの徹夜は昼前位に終わる事が多かったんですが今は結構早めに終わるので丁度朝ご飯のタイミング。帰宅して食べても良いんだけど、せっかくなら赤坂近辺で美味しい朝ご飯が食べられないものかと探し求めています。以前投稿の「まめ多3715」もその一つですが、最近朝ご飯は辞めてしまった模様。残念…それはさておき赤坂周辺で朝ご飯を検索して出てきた一つがコチラ「一餅堂(イッピンドウ)」。場所は四ツ谷駅から徒歩10分かからないくらい、新宿通りを新宿方面に向かい一本、裏通りに入ったところ。赤坂からは大体歩いていきますが約20分程。早歩きで行けば坂も多く良い運動になります。 オープンはコロナ真っ只中の2020年10月。台湾好きで台湾通いをしていた店主が開いたお店で、出来て間もなく人気店と言うことは、それだけレベルが高いんでしょう。テイクアウトにも向いていそうだし。外観は四ツ谷の雑居ビルが連なる路地裏に突然現れるオシャレカフェな感じ。テラス席には緑が多く配置、店内も木の香りが漂ってきそうな木目調の作りでオシャレかつ落ち着く雰囲気。店内はゆったり広々、テーブル席オンリー。到着が9時前位で先客が3組程。出社前のサラリーマン的な感じではなく地元の方なのかユッタリと朝を過ごしたい感じの雰囲気で、むしろ早朝にそういうお客が来ている事が新鮮。台湾現地で朝ご飯のお店に行った時は、出勤前の人達でにぎにぎしている感じだったので。 先に席を確保し、注文はレジでお願いしてテーブルに持って来て頂くスタイル。レジ横のショーケースに台湾スイーツ的なモノも並んで目移りしますが、まずは定番の台湾朝ご飯から。外せないのが鹹豆漿(シェントウジャン)!台湾行った時もほぼ毎朝食べてましたが塩味の豆乳スープですね。これに玉子サンド的な焼餅夾蛋(シャオピンジャーダン)に凍頂烏龍茶をお願いしました。名物の胡椒餅も頼みたかったけど11時〜とのこと。残念。10分も待たない内に到着〜いざ目の前にすると久しぶりの豆漿にテンション上がる!台湾行った気分!具材も現地のものとほぼ一緒で、干し海老、ネギ、搾菜、油条(中国の揚げパン)にラー油がタラリ。ちなみにラー油は有り無しが選べます。よく混ぜてズズッと一口…落ち着く〜そして、美味い!ほんのりと豆乳の甘さと塩気、干し海老から染み出した旨味のバランスが絶妙!本場台湾の豆漿は、結構薄味だったりする事もありますが、これはそのままで全然美味しい!日本人向けに調整してるのかしら。本当、ナイスバランスで熱すぎずぬる過ぎず丁度良い味は朝一にピッタリ。油条は最初はカリッと固め食感、段々スープを吸ってフワフワ、クルトン的役割を果たしてくれて食感も良し。搾菜のコリコリ感がまた飽きさせない そして玉子サンド的な焼餅夾蛋がマジで美味かった!胡麻を塗したパン生地に卵焼きを挟んだだけの非常にシンプルながら、それぞれの味が際立っていて絶品でした。パンは外がカリカリ、生地はモチモチ、窯で焼き上げているので香ばしさが先立ちながら生地そのものの甘味が引き立っていて生地だけで美味しい!その甘めのパンに挟まれた卵焼きは厚手でフワフワ、味付けはシンプル塩味。パンと卵の甘味に少し塩味、そこに台湾マヨネーズと台湾産とろみ醤油が隠し味に入っているそう。そのバランスが絶妙で、この3倍は食べたい位の勢いでした。パンをちぎって豆漿に付けて食べてもまた美味しい。パンを食べ豆漿を啜り、凍頂烏龍茶で口の中をサッパリさせてまたおかずへ…そんなルーティンでゆったりな朝の時間を過ごして、気付けば完食。量的にも朝ご飯として丁度良い感じで、大満足!落ち着く雰囲気込みで一気にお気に入りになりました。ちなみに凍頂烏龍茶などのお茶系は持ち帰ってOKで、家でもまたお茶を淹れて楽しめるというお得仕様! 大変気に入ったので後輩も誘い2回目も行きました。その時は豆漿と豚肉の笹掻き的なのとチーズのサンド。コチラも美味しかった!台湾の本場だとこのお肉が結構、薬っぽい味だったりするけど、スパイス控え目なマイルドな味でした。個人的には玉子サンドの方が好きかなー野菜サンドもあるので次はそっちにトライしたい。そして肝心の胡椒餅も食べたいので、今後も足繁く通いたいと思います。ご馳走様でした!

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千葉県

ラーメン

Kohei Abe

【冬〜春の思い出グルメ!徒然なるラーメン行脚…ラーメン激戦区・行徳の人気激辛麺】 スマホのラーメンフォルダがパンパンなので、しばらくラーメン大放出で行こうかな、と。今回ももう半年程、経ってしまいましたが2月に行った激辛ラーメンが有名な「鷹の爪」さんです。実はコチラがある千葉・市川市の行徳エリアは「ラーメン街道」との異名が付くくらいのラーメン激戦区。行徳駅周辺や浦安から続く県道「市川浦安線」というバイパス道路沿いを中心に多数のラーメン店が鎬を削っています。「鷹の爪」さんも、まさにバイパス沿いで行徳駅北口からは徒歩5分くらいの場所。創業は2010年と既にこの激戦区で10年以上続けられているという事はそれだけ人気がある事の証左ではないでしょうか。 この時は、やはり平日休みのタイミング。ここ最近、激辛にハマっている嫁さんも行きたがるだろうと思い、誘ったところ是非行きたいとなりました。最近、嫁さんは基本テレワークなので、とある平日のタイミングで休み時間を長めに取ってもらい、車でいざ行徳へ!久しぶりに夫婦水入らずのランチになりました。車だと行徳まで20分程。近くの駐車場に車を止め、お店に向かうと店の外にはお客さんがいなかったのでラッキーと思いきや、店内で5人程が待ちとやはり人気店…侮れない。そもそも「鷹の爪」さんは「麺屋こうじグループ」の1つ。こうじグループとは、池袋大勝軒の直系・茨城大勝軒の田代浩二氏を筆頭とする、巨大ラーメン組織らしい。このグループが輩出した有名店舗は数知れず、ネットでもすぐ出てくるのは松戸「とみ田」新小岩「一燈」秋葉原「ほん田」などなど人気店ばかり。田代氏は「日本一多くのラーメン店主を育てた男」だとの事で、ここまで来ると若干の胡散臭さすら覚えてくるわけですが、実際に人気店ばかりなので、その実力も本物という事でしょう。 さてコチラの「鷹の爪」さんはいかほどか。食券を購入してから列に並びます。注文は1番辛い「極辛DX」の麺大盛りで野菜マシにしました。野菜マシが無料なのは二郎っぽいですが、嬉しいところ。座席はカウンターのみで10席ほど、回転はそこまで良くはなさそうですが、厨房で豪快に調理される様を見ていればあっという間。15分ほどで着席出来ました。豚骨醤油ベースのスープ、麺の上に炒められた大量の野菜が盛り付けられた後、丼の半分に麻婆茄子?がドバッと!さらに巨大な唐揚げがドカンと乗せられて行くのを見てもうヨダレノンストップです。着席後はすぐに着丼!見た目のボリューミーさと辛そうな色と湯気が堪りません〜口コミなんかでもよく見る「二郎系」×「蒙古タンメン中本」というのは何となく納得w まずはスープから頂くと、うん豚骨のクリーミーな感じでむしろ甘味を感じて美味い…と思ってたら辛さがズンッ!おー良い感じですなー!確かに二郎と中本の良いとこどりした感のスープでアリですよアリ。麺は中太の縮れ麺で、コシが強め。これは二郎感強めのワシワシ麺に近い感じですが、どうしても熱々の辛い麺だとクタッと感が強くなる店が多い中で、コレは個人的には結構理想的な麺かも。スープ・辛味もしっかり纏ってくれてヒーヒー言いながらも麺を啜るのをやめさせてくれない仕上がりに。正直、辛さは激辛好きの我々夫婦的には丁度良い辛さ。全然余裕ではないけど、美味しくどんどん食べられるレベルですが、辛いの苦手な人には厳しい辛さかも。とは言え食べ進める毎に汗が吹き出し、最終的には汗だくに。 そして何といっても鷹の爪さんで感動をしたのが具材のパンチ力!素揚げの茄子に辛味たっぷりの麻婆がしっかり絡み、スープと融合して味染み〜このお茄子だけでもしっかりオカズになっているし、野菜もたっぷりなのも嬉しい。キクラゲが食感、味ともにアクセントになってくれてますしね。そして中でもピカイチの存在感を発揮してくれるのが唐揚げ!鶏モモを長めに切った珍しい形でちょっと排骨感を意識しているのかな。この唐揚げがスパイスが効いていて美味しいの何のって。しっかり仕事されていて肉厚な分、食べ応えもかなりありますが美味いのでバクバク食べられちゃう。嫁さんはさすがにキツかったらしく、一個お裾分けしてもらいましたwお陰でお腹は超パンパン!汗もダラダラで外に出た瞬間の仕上がり方は最高に幸せでした。こりゃ癖になるな、と思った次第です。子連れはちょっと厳しそうですが、また隙を見つけて嫁さん共にまた是非行きたいなと思っております。ご馳走様でした!

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【2023年を語る上で外せない話題のおにぎり新店!】 家族お出かけ編【春】は前回投稿にて終了。いよいよ夏、と行きたい所ですが未投稿がわんさかあり、絶対今年中に投稿しときたいスマッシュヒット店を先に。それがコチラの「おにぎりこんが」です。やはり今年の大きな出来事として何度も書いている地獄の週5夜勤生活が3ヶ月続いた事があります。心も体もしんどい中で励みとなったのは家族の笑顔と「美味しい朝食」の存在が非常に大きかった訳です。中々選択肢が限られる外での朝食ですが疲労困憊な中でまさに癒しの存在、そんな至福の朝を過ごす店を探すのも段々と楽しくなってきたりと、辛い中でも楽しみを見つけるのも人間の性という物でありましょう。以前にも朝食シリーズは連投させてもらいましたが、その後発見しすっかりハマったのがコチラの「こんが」さん。 場所は赤坂駅直結の赤坂BIZタワー地下1階にある飲食店街の中の一つ。以前は卵料理系の「赤坂うまや うちのたまご直売所」があった所に今年3月OPEN。運営は「FBIホールディングス」という会社で一昨年8月、蒲田に1号店を出店、赤坂が2号店で4月には羽田空港にも新店が出来ているようです。昨今、巻き起こっている“おにぎりブーム”ですが、その先駆けともいえる大塚の「ぼんご」さんで社長自ら修行して、唯一出店が認められたお店なんだそうで「ぼんご監修」とも銘打たれています。何となく流行りに乗るのも癪に障る所は天の邪鬼なもんであったりしますが、スタッフ間でも美味しいと話題になっていて、5月下旬に一緒に夜勤明けだった同僚と行ってみる事に。そしたら美味しいし日本人的に嬉しい感じなのですっかりハマりました。ベーシックな具材から変わり種まで約20種類と豊富なので行く度に色々お試しさせて頂いてます。 ★初回 5月訪問時★ 卵黄醤油漬け、肉そぼろ、納豆、豆腐味噌汁 まず驚いたのは1つのサイズが大きい!古式精米法という炊き方のお米は柔らかめで握りもフワッとしていてお米を一粒一粒しっかり味わえます。お米と海苔だけでも日本に生まれて良かったーと実感させてくれる落ち着く味ですが、また具材が良いのよ。一緒に行った同僚が以前利用した時に美味しかったという「卵黄醤油漬け」、オススメされて食べたけど本当に美味しかった!まろやかな卵黄の奥からしょっぱ過ぎない塩気が舌を刺激してくれて、もちろんお米との相性も完璧。美味い卵かけご飯を掌の中で食べてる感覚でコレはハマる逸品。肉そぼろも甘辛で子供心くすぐられる味わいでした。納豆も言わずもがな合わない訳がない。そしてお味噌汁が少し寒気が残る朝には本当〜に心休まる温かさとお味…仕事終わりの身体から一気に力を抜いてくれる感じでした。そしておにぎり3つはかなり多かったw朝から超絶腹一杯になり、えっちらおっちら帰宅しました。 ★2回目 6月訪問時★ 辛子明太子、卵黄醤油漬け、たくあん、豆腐味噌汁 2週間も経たずに2回目訪問。前回の腹一杯を踏まえて今回は2つで。代わりにお漬物を追加しました。卵黄は外せなかったので、もう一つどうするか迷った挙句、具材で1番好きと言っても過言ではない辛子明太子にしました。間違いないすね。想像よりかはピリッと辛くて朝から良い刺激になりました。 ★3回目 6月中旬訪問時★ 納豆、スタミナ焼肉、みそ汁、たくあん、きゅうり、豆腐味噌汁 さらに2週間後くらいに3回目。卵黄外しの定番&変わり種の「スタミナ焼肉」で攻めてみました。納豆は醤油とかは入っていない本当に納豆オンリーなので塩気を求めて、たくあん+きゅうりのお漬物も追加。丁度良い塩梅になりつつ締めはスタミナ焼肉とガッツリ系で。これまた中々にピリッと感があり学生気分で一気に食べちゃいました。 ★4回目 8月テイクアウト時★ 卵黄醤油漬け、ツナマヨ、辛子明太子、豆腐味噌汁 7月から夜勤生活終了に伴い朝食を外で食べる機会が減り、利用頻度も落ちましたが、この日は後輩がテイクアウトで利用するとの事で相乗り。ツナマヨ初体験でしたが、コンビニとは一味違う濃厚マヨで美味しかった!でもやはり、イートインで食べる握り立てホカホカの方がやはり美味しいね。どうしても若干固くなってしまいやさしさが損なわれると言いますか。勿論美味しいけど、今後はなるべくイートインで利用しようと心に決めました。 ちなみに俺が通っていた頃は早朝7時〜の営業でしたが今は8時〜になり、しかもイートインは10時半からになったそう。となるとランチかテイクアウトで食べるしかなくなるので、少し残念な気持ちですが致し方ない。本当は朝ご飯で食べたいけど、日本の最強ファーストフードとして今後ともお世話になる事はほぼ確定なので、まずは定着をば何卒…宜しくお願いします!ご馳走様でした!

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【年末年始の思い出グルメ!京都帰省編 大晦日の鰻…至高の贅沢気分堪能】 年末最後のグルメです。前回投稿は12月30日のこと、京都への6時間超ドライブを終え辿り着いた奥さんの実家で義姉家族らも交え、しこたま飲んで気持ちよく息子とグッスリ。翌日大晦日は、義姉家族に息子を預け夫婦で1年ぶりの京都の街へ。お土産や正月向けの食材買い出し等を楽しむ。相変わらず錦は人がすごい!去年コロナ真っ盛りの頃も人出は多かったけど、今年は輪をかけてすごい人。特に外国人観光客が復活しており、まともに歩けない程の人混みでした。ウワッと思う反面、コロナ禍が次第に過去になりつつあるのは良いこと。しかし錦の街並みも変わってきていますなー昔ながらの商店の中に立ち飲みスタイルの横丁的なスペースがいくつも出来ていて少し驚き。それが余計に混雑を煽っている感じでした。 11時過ぎに出て先に買い物を済ませると13時過ぎ。お腹も減ってきたので、京都ランチへ。ここ最近はすき焼き「キムラ」が何となく毎年恒例的な感じになっていたので、今年も行ってみると例年に増しての超大行列!回転自体は悪くないお店だけど、さすがにちょっとなーと思い、奥さんもたまには違う店も行きたいとのことで、向かったのがコチラの「かねよ」さん。ここも人気でいつも大行列なので、半ば諦め気味に向かったところ、まさかの行列なし!超ラッキー!ということで喜び勇んで入ることに決めました。 場所は河原町と京都市役所前の中間くらい。河原町通りから六角通りを西に折れたところにある、一際老舗感ある店構えのお店が「かねよ」さん。入口に「日本一の鰻」と自信たっぷりに堂々宣言している看板が目立ちます。実は「かねよ」さんには20代半ばの頃、某S急便倉庫での夜間積み込みバイト仲間と京都旅行に来て以来。その前は中学の修学旅行w何とも懐かしい感じですが、いつ行っても人気なのが続いているのは凄いこと。創業は大正初期と既に100年超えと超老舗。現在2階建てですが、元々3階建て、戦前火事で3階部分が消失し今の造りになったそう。店先の暖簾をくぐると老舗ならでは、下足番のお兄さんがいます。「キムラ」さんにもいらっしゃいますね。2階お座敷の人は靴を預けますが、我々は靴は預けず1階のテーブル席へ。2階席は経験ないので、今度行ってみたいなー 車なので、まずはノンアルコールビールでささやかに今年1年、お互いお疲れ様と乾杯。もちろん鰻屋さんなんですが、何と言っても名物は「きんし丼」。この美味さが超印象に残っていて、京都来るたびに行きたいなーと思いつつも、行列を見ては断念していたので、ようやく念願叶う!きんし丼は並2800円、上3300円、特4500円の3段階。若い頃は並しか頼めませんでしたが、もう大人…というかオッサンになった俺、ここは迷わず特で!嫁さんもそのノリで、夫婦揃って特を注文!それに肝吸い(450円)も付けちゃったりなんかして結構な贅沢オーダー…そしてノンアルを飲みつつお新香をポリポリしているところに、到着「きんし丼」! 大きな丸い器に真紅の漆と金紋用が何とも高級感を醸し出してくれますね…冷え込みが強まった大晦日、まずは肝吸いをズズッと…美味し!肝吸いのエキスもシッカリ感じられるお吸い物の優しいお味に思わずほっこり。肝吸いを楽しめるのも大人になったコトを実感させてくれます。そして、いよいよ本命、「きんし丼」の蓋をパカっと開けると、丼からはみ出んばかりの卵焼きがデデン!そんな美しい黄色の絨毯の影から覗く、照りっと光る鰻ちゃん!ペロリとめくれば、肉厚でいかにもジューシーさが香る鰻の御姿が。まずは鰻だけで頂きます!うーん美味い!江戸流だという焼き方は背開きにして白焼き→蒸し→タレを付けての本焼きと手間をかけた逸品で、美味くないわけない!外パリ中フワな完璧な仕上がりです。そして京風の卵焼きと一緒に食べれば、美味さがまた跳ね上がる!フワフワ食感が追加され、また卵に染み込んだお出汁の味と相まって鰻のタレの香ばしさがより際立ちます。タレが染み込んだご飯との相性もバッチリ。全国の鰻屋さんがパクらないのが不思議な素晴らしいアイディアの「きんし丼」、箸が止まらず最後のお米一粒までシッカリ堪能させて頂きました。京都×老舗×鰻という完璧にマッチした雰囲気も合わせて最高の大晦日ランチの時間を過ごすことが出来ました。ご馳走様でした。また是非、末長くお世話になりたく思います。 諸々買い込んで帰宅すると、意外にも息子は上機嫌、タップリ遊んでもらった様子。夜は再び美味いメシに美味い酒を振る舞って頂き大満足の年越しとなりました。まぁ酔って新年迎える前に寝落ちしましたがwそして飲み過ぎ食い過ぎの効果はシッカリ体重に乗せられる結果に…痩せねば、と思いつつもうすぐ4月か…やばい。