イタリア旅行⑩ ベネチア編
ベネチア最後の夜。最後はちょっと奮発しようということで、トリップアドバイザーでもベネチアで18位という人気のこちらへ。
サンタルチア駅から続く目抜き通り的な通りをまっすぐ10分ほど歩いた先の広場から、ちょっと脇道に入ったところ、可愛らしい小鳥の看板が目印。
19時頃に入店、予約は特にしなかったけどすんなり入れた。こじんまりとした店内で奥の厨房の前に魚介のタパスが陳列されていてオシャレな感じ。最初はガラガラだったけど、イタリアはランチもディナーも日本人の感覚よりも1,2時間遅れな感じだからなのか、どんどんお客さんが来て最終的には満席に。
アラカルトもあったけど、コースメニューを注文。コースは2つあり、今回是非モノで食べたかったイカ墨リゾットがある「MARE」というコースを注文。突き出しのパンから早速美味しかった。普通は冷たくてカチカチなのが多いけど、温かくフワフワ。白ワインと共に頂いていると、まずはパンにキノコ、チーズをのせカリカリに焼いた1品目が登場しコレまた美味し。
2品目は魚介のタパス(小皿料理)盛り合わせ。いやーこういうの良いっすよね。基本、大皿ドカンみたいな料理が多いから貴重です。内容はマグロ、白身、エビのマリネ3種、前夜も食べた白身魚のすり身みたいなの、オイルサーディン、ポテサラとアーティチョークの計6皿。アーティチョークがめちゃんこ美味かったー以前日本で食べた時は葉っぱ食わされてるみたいでイマイチだったけど、こんなに美味いモノだったとは全然知らなかった。
3品目、ホタテのグラタン。
そして4品目にお待ちかねのイカ墨リゾット、手長エビ添え!しかも23金の金箔が乗せられ、イカ墨の黒、エビの赤、金という色合いのコントラストも美しい逸品で超美味かった!しかも目の前で、調理したてのフライパンから直接盛り付けてくれるライブ感もまた楽しい。しかしイカ墨はあんまり食べたことなかったけど、マイルドな味わいだけど、そこまでしつこくなくて美味しかったー。
メインの5品目は、一面ズッキーニの薄切りで覆われたスズキのグリル。これも比較的淡白なスズキに、コンソメが効いたソースとズッキーニの苦味が絶妙にマッチしていた。もう大満足の大満腹。
デザートはチョコレートアイスにカラメル細工がされるこれまた見た目も美しく、サイホン式のコーヒーでシメて完全満足な夜になりました。
最後の夜に最高のレストランに出会えて、色々トラブルはありつつも今年最高の思い出になりました。