k.kobayashi

k.kobayashiさんのMy best 2025

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東京都

フランス料理

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中目黒の隠れ家的フレンチレストランLes deux(レドゥー)。 ご夫婦お二人で営まれるこのお店は、温かみのある接客と、銀座や六本木なら倍の価格でもおかしくないクオリティの料理が魅力。 コースの幕開けは「北海道産天然ブリの燻製と秋ナス」。 しっとりと脂ののったブリの燻香が、柔らかい秋ナスの甘みと絶妙に絡み合う。 続く「北海道産ズワイ蟹と帆立、ウニのカクテル」は、お店のスペシャリテ。 贅沢な海の幸が三位一体となり、旨味たっぷりのジュレとともに磯の香りがふわりと広がる至極の逸品です。 なめことフォアグラ・九条葱のフラン。 フォアグラの濃厚さをなめこの旨味が広がるスープが支え、九条葱のほのかな辛味がアクセントとなり食べ進めるたびに幸せになる料理です。 天然鮎とオマール海老のパイ包焼きは、パイを割ると、旨味を閉じ込めた鮎とオマールが口の中に一気に広がり、アメリケーヌの豪快で深い味わいとの相性が抜群。 走水産釣り大刀魚と牡蠣のムニエルは、外はカリッと香ばしく、中はふっくらと仕上げられた大刀魚に、牡蠣のコクが加わり、まるで海のエッセンスを凝縮したような味わいでした。 トリュフの香りもアクセントで食べる前からワクワクします。 メインディッシュは、いくつかの選択肢の中から選んだのは宮崎ブランドポーク まるみ豚のシェリービネガー煮込み 黒コショウ風味。 まるみ豚は宮崎県のブランドポークで、きめ細かい肉質と甘みのある脂が特徴。 この豚肉をシェリービネガーでじっくり煮込むことで、酸味と甘みが絶妙に絡み合い、口の中でほろりと崩れる柔らかさに仕上げられている。 さらに、黒コショウがピリッと効いており、深みのある味わいを演出。 これは、ワインとの相性も抜群。 デザートに行き着くときにはお腹がいっぱい。 デザートも手を抜かない味とボリュームで大満足。 この日は同席者2名の誕生祝をしたのですで、プレートもとてもきれいで喜んでいただけました。 料理のクオリティ、ボリューム、温かなサービスのすべてが完璧に調和した名店です。 これほどの内容をこの価格で楽しめるのは驚きであり、中目黒という立地を考えても、コストパフォーマンスは抜群。 フレンチの醍醐味を存分に味わいたいなら、間違いなく訪れる価値がある。中目黒のベストレストランと呼ぶにふさわしい、心に残る一夜でした。 Les deux 東京都目黒区上目黒2-7-2 PIROUETTE101 #ボリューム満点 #中目黒ナンバーワン #中目黒グルメ

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東京都

日本料理

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大岡山にある和食や 太いち。 ビブグルマンを5年連続で獲得してる和食屋で、技と革新が織り成す一皿一皿を味わえる店です。 まず日替わりで変化するメニューの幅広さ。定番のグランドメニューと日替わりメニューが同じくらいあるので毎日来ても楽しめます。(予約は取りづらいですが) どれを食べても美味しく、洋風な調理法を取り入れて和食に仕立ててる料理もあります。 例えば、ずんだとチェダーの厚揚げは、枝豆を混ぜ合わせた生地にチェダーチーズが入ってるつまみとして最強の一品。 鮎のパテも、鮎の旨味と豊かな風味が感じられる絶品。 太いちのサラダは20品以上の野菜を使ってる温野菜でそれぞれの個性と旨味を感じる。 刺身の盛り合わせは、鮮度や個体の良さにこだわりが感じられる逸品。透明感と脂ののり方がとても良くて見た目にもきれいで味も良い。 62℃で低温調理されたビーフは、その火入れの技術が際立つ。旨味を逃さずに柔らかさを保つ技術はこの店が単なる和食店にとどまらない理由を教えてくれる。 極め付けは厚切りヒレカツサンド。 サクッとした衣と超分厚いジューシーな肉が織りなす食感は、水分を多く含んだスポンジのようで噛むほどに旨味と甘味が溢れ出てくる。とんかつ屋でもなかなかお目にかかれないほど。 カレーもスパイシーさを感じながらも旨味がありいくらでも食べれそう。 デザートは5種類ほどある豪華さ。抹茶のテリーヌ、プリン、チーズケーキなど締めのデザートも手を抜かずどれもスイーツ専門店並みの一品。 再訪したい、いや、再訪しなければならない。そんな感情に駆られる、温かく深い食の時間でした。 和食や 太いち 東京都大田区北千束3-36-14 ドムスフォルトゥーナ 1F #美味すぎるお店 #62℃ビーフと厚切りヒレカツサンド #大岡山グルメ

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東京都

フランス料理

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麻布十番から少し離れた南麻布のマンションの1階にある食道麻布。 店内に足を踏み入れると、木のぬくもりを感じる洗練された和モダンな空間が広がり、カウンター6席とテーブル10席、さらに個室も備えた全16席のプライベート感あふれる設え。 席にはスリッパが用意されているが、別荘に来た気分になってもらいたいという思い。 カウンターには特注の炉釜が目を引きます。 シェフはAU GAMIN DE TOKIOの元料理長の新井シェフ。 食道麻布の料理は、フレンチをベースに和の季節感を巧みに取り入れた独創的なコース仕立て。特に、炉釜で焼き上げる肉料理はこの店の真骨頂であり、肉の最高傑作を食べられます。 例えば、富士幻豚の肩ロースは、炉釜でじっくりと焼かれることで外は香ばしく、中はジューシーな仕上がり。 脂の甘みと肉の旨味が口いっぱいに広がり、添えられた柑橘の爽やかな酸味が味わいに深みを加えます。 また、黒毛和牛の牛タン、田村牛のイチボ、フィレの炉釜焼きは、それぞれの肉の豊かな風味と食感が堪能できます。 とにかく旨味が濃く口福感がすごい。 さらに、前菜の野菜のパフェは見た目にも楽しく、酸味や甘味、旨味などが混ざり合い、味も絶妙。 締めの田村牛リブロース混ぜごはんからカレー、デザートも手抜きなく、ボリュームもあって、とにかく美味しい。 このコースを22000円〜ほどでいただけるのは他のお店に行くよりも満足度が高いと思います。 都会の喧騒を忘れ、洗練された空間で極上の肉料理とワインを楽しみたい方には、ぜひ訪れていただきたい名店です。 食道麻布 東京都港区南麻布1-5-9 クレア麻布 1F #肉料理の最高傑作 #田村牛 #麻布十番グルメ

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東京都

懐石料理

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銀座の喧騒を一歩離れ、東銀座の路地裏にひっそりと佇む「徳うち山」。 木製の引き戸を開けると、上品なお香の香りが漂い、洗練された和の空間が広がります。店内はカウンター席とテーブル席、そして個室が用意されており、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しむことができます。 今回は6,600円のコースを頂きました。 お料理それぞれは、美しいお皿に盛られ、一品一品が丁寧に作られており、上品な味付け、食事の時間そのものが価格以上の価値を感じる。 名物の焼き胡麻豆腐は、表面の香ばしさから、口に入れた瞬間とろけ濃厚な胡麻の香りが広がる。 添えられた山葵のアクセントが絶妙で、和の奥深さを感じさせる逸品です。 もう一つの名物の鯛茶漬けは、鯛の切り身がたっぷりで、濃厚なごまだれと炊き立てのご飯との相性が抜群です。最初はごまだれをつけてそのまま、次にご飯に乗せて、最後にお茶をかけてと、三段階の味わいを楽しめます。 サービスも行き届いており、スタッフの気配りが心地よく、特別な時間を過ごすことができます。 銀座で和食を楽しみたい方には、ぜひ訪れていただきたい名店です。 徳うち山 東京都中央区銀座3-12-9 1F #焼き胡麻豆腐と鯛茶漬け #お値段以上 #銀座グルメ

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東京都

懐石料理

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王道のクラシックジャパニーズをより洗練した野口スタイルの和食に。 西麻布の静かな住宅街の中にある西麻布 野口。 派手な装飾や奇抜なアレンジはないものの、一品一品が誠実で、丁寧な仕事が光る和食の名店です。 野口さんは銀座の名店「小十」や「樋口」での修業されてる実力派。 料理全体の印象としては、「季節のものを使い、安心して美味しいものが食べられる」という野口さんの姿勢が感じられました 派手さはなく、あくまで食材の良さを引き出す王道の和食。 落ち着いた雰囲気の中、静かに料理と向き合い、最後のデザートまで楽しい時間が過ごせました。 お料理の中で特に良かったのが魚の火入れと味付け。 表面はふんわりと仕上げられ、噛むごとに旨味と香りが広がる。 素材の良さを最大限に引き出す火入れや味付けの技術。 やりすぎず、足りなすぎず、まさに職人の技です。 また今回伺ったのは松茸の季節。 松茸ご飯は、一般的に高級店で出されるような「最高級の松茸を少しだけ」ではなく、今まで見たことのないとにかく大きな松茸を使い「贅沢にたっぷりと」。 その潔さと豪快さに、むしろお客様目線での配慮を感じました。 確かに、香りや味の繊細さでは希少な松茸には劣るかもしれませんが、それよりも「口いっぱいに松茸を頬張る贅沢さ」が勝る。 こういう心遣いができるお店って、意外と少ないんですよね。 特別な日に、大切な人と。奇をてらわない、けれど確実に心を満たしてくれる、そんなお店です。 2025年ミシュラン★ 西麻布野口 東京都港区西麻布1-10-16 ロイヤルビル 1F #本当に美味しい日本料理 #ミシュラン1つ星 #西麻布グルメ

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東京都

日本料理

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大岡山の和食や 太いち。 初めて行ったときの感動が忘れられずに色んな人にオススメしてるお店。 料理はどれも美味しい。 ご主人が一人で作っていることもスゴイし、いいタイミングで料理を出してくれます。 やはり特徴は、メニューに変化球があることでどんな料理なのかワクワクさせてくれます。 そして、その料理の美味しさがちゃんとしており感動。 その繰り返しが楽しい。 前半戦のメインとなる刺身の盛り合わせがとても美味しい。 太いちのサラダは30品以上の根菜を中心に野菜が使われており野菜もドレッシングも美味しい。 フルーツと合わせる笠原流に似たすり流しも良い。 62℃ビーフは、低温調理ならではの柔らかさとジューシーさ。​ 噛む楽しさがある。 そして、「カツサンド」は、この店の隠れた名物。​ ぶ厚すぎるヒレカツが贅沢に挟まれ、そのボリュームと味わいに感動。 デザートも5種類程度あるので選ぶのも楽しい。 抹茶テリーヌが進化したということでいただいたが、もうこれはスイーツ店並のクオリティ。​ 最初から最後までワクワクするので定期的に訪れたくなる、まさに大人の隠れ家です。 和食や太いち 東京都大田区北千束3丁目36−14 ドムスフォルトゥーナ1F #ビブグルマン #創作和食 #大岡山グルメ

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東京都

ビストロ

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麻布十番から10分ほどの場所にあるレストランたそがれ。 これから予約困難店になる予感をさせるお店でした。 素材の持ち味を最大限に引き出す技が光るカウンター8席のみのレストラン。 その日の食材を使った黒板メニュー。 そのメニューを見るだけでもワクワクします。 組み合わせだったり馴染みのあるメニューだったりと、フレンチレストランだからこそどんな料理になって出てくるのか自然と期待してしまう。 そこから定番から面白そうなメニューまで色々といただきました。 サヨリとたんぽぽ。 透明感のあるサヨリの身に、たんぽぽのほろ苦さがそっと寄り添う。繊細な甘みと春の香りが、口の中でゆっくりとほどけていく。 子持ちやりいか サフランのみつ煮は、やりいかの身はぷりっと弾力と旨味、サフランの蜜の甘く芳醇な香りが、それを包み込むように広がる。 パテドカンパーニュは、クラシックな料理ながらじっくりと熟成された深い味わい。豚肉の旨みにレバーのコクが重なり、スパイスが余韻を引き締める。噛むほどに感じる旨みの層が豊か。 ビスク。色々なレストランでいただいてきたがこれは驚き。エビの旨みを余すところなく引き出した濃厚なスープは、ひと口目から感動。滑らかな口当たりと奥深いコク。塩味控えめだが旨味が強く最後まで疲れることがない。最高のスープ。スプーンを運ぶたびに心が満たされていく。 牡蠣のムニエルとハッシュドポテト。香ばしく焼かれた牡蠣の表面をとても香ばしい。ナイフで割ると、中から濃厚なエキスが溢れ出す。それを受け止めるのは、香りと食感の良いハッシュドポテト。この組み合わせに一切の無駄はない。絶品。 とり手羽スモーク 鶏手羽をフレンチシェフが作るとこうなるのかというお手本のメニュー。瞬間スモークの香りと肉の旨味が合わさり鶏ハムのようで、しっとりとジューシーな一品。ゴーヤのピクルス、自家製きゅうりのQちゃん。これまた旨い。 若とり もも肉のソテー。 シンプルながらも表面はパリッと、中はふっくらと焼き上げられたもも肉。噛みしめると、溢れ出す肉汁に心がほどける。シンプルだからこそ、火入れの技術が際立つ。これをコブサラダ仕立てのソースと一緒にいただく。斬新ながらよく合う。 「カツサンド」。 パンは香ばしくトーストされ、分厚いカツの旨味を引き立てる。肉は絶妙な火入れで、ジューシーさを損なわず、しっとりと仕上げられている。このカツサンドだけでも専門店並の旨さ。 たそがれで味わう料理は、どれも奇をてらわず、しかし確実に記憶に残る味。 北島亭などの名店で腕を振るわれてたシェフの技と感性が、シンプルな皿の中に凝縮されている。 マダムの気遣いも素晴らしく、この日の食事は本当に楽しめました。 また近い内に行きたいお店。 たそがれ 東京都港区麻布十番2-6-2 THE CITY麻布十番1AVANTI 3F #ミシュランセレクテッド #ワクワクする料理 #麻布十番グルメ