函館にある一軒家レストラン、「メゾン フジヤ ハコダテ」 函館山の麓にあり、二十間坂の頂という絶好のロケーションに、白亜の邸宅が構えています。 少し早く到着したので、ウェイティングルームで待ちました。 洗練された空間です。 案内された二階席からは、二十間坂と函館湾を望めました。 素敵な建物で、内装も素晴らしく、さらに景色も申し分ありません。 グジュール チーズが入っていて温かい、小さなシューです。 個性を感じる、独特の味わいがりました。 ゴボウのスープ 豊かな味わいと香り。 アミューズ 新玉ねぎを使った小さなパイ 江差の丸缶羊羮に見立てたリエット 蓋を開けて、後ろから押し出すとにょいっと出てきます。 リエットが美味しくて、いくらでもパンが食べられそう。 ご飯が進むならぬ、パンが進む。 カスベ イカスミ ガラムマサラ メゾンフジヤのスペシャリテで、エイヒレのほほ肉を使ったお料理。 淡白な味わいながらも、絶妙な調理とソースの味わいで、豊かな余韻が残りました。 フリュイ ド メール クエや桜鱒などと、バルサミコ、バジル、オレンジのソースが美しく盛り付けられていました。 繊細さと複雑さをあわせ持つ、調和の取れた味わいです。 レギューム 野菜の旨味をダイレクトに味わえました。 ゆるやかな山椒の風味や、軽やかな酢漬けの味わいですね。 贅沢な味わいながら、普段から食べたいと思う一皿。 蝦夷アワビ タケノコ やわらかな蝦夷アワビに肝の風味が絡み、山椒の葉が良いアクセントを添えています。 上質なアワビにこの上ない肝の旨味がたまりませんでした。 おぐに牛ホホ肉 ほほ肉は今まで食べた中で最高と思えるやわらかな食感でしたが、味わいは今一つピンときませんでした。 サイドディッシュは、メークインのグラタン。 二年間越冬させており、甘みがぎゅっと凝縮されています。 北海道に来たら必ず食べたい料理のひとつです。 食後のドリンクはレモングラスのハーブティー。 デセールは三種類から選べます。 メレンゲにしました。 他は、ショコラとスフレ。 メレンゲはかなり凝っており、想像していたものよりも遥かに見た目や味が素晴らしい。 ミニャルディーズ マドレーヌとマカロンタワー マドレーヌは、焼き立てふんわりした食感で美味しい。 口の中に幸せが広がりました。 とても素敵なフレンチレストランでした。 函館に来た際は、また立ち寄りたいと思います。 #函館市 #フレンチ