■アクセス JR線・恵比寿駅より徒歩約10分 ■訪問回数 10回以上 ■用途 友人とディナー ■概要 恵比寿郵便局近くの路地裏にお店を構える日本料理のお店。 大将の榎さんはこちらのお店以外に養殖業等を営まれており、独自のルートで高級食材を安く仕入れることで、他店よりも高い満足度を提供することが可能なようです。 もともとは紹介制として営業しておりましたが、現在は一見さんでも予約が可能となっています。 ■メニュー コースは飲み放題付き15,000円、20,000円、30,000円の3プランがラインナップ。 いずれも旬の高級食材を贅沢に使った、和食のフルコースが楽しめます。 この日は15,000円のコースを選択し、下記のお料理を頂きました。 ・とちあいかの白和え ウィンタートリュフがけ ・すっぽんの茶碗蒸し ・大間の本マグロの頭肉 自家製蝦蛄 葉ワサビの醤油漬け ・鱈の白子の揚げ出し ・余市のアンコウ オニオンヌーボー ・蕗の薹 芝海老真丈の天ぷら ・氷見の寒鰆 鰻の焼き物 ・あか牛のシャトーブリアン ・松葉蟹とトウモロコシの土鍋ご飯 ・なめこのお味噌汁 ・八女抹茶と和栗の米粉タルト ■感想 これまで何度もお伺いしている、大好きな和食屋さんに新年早々お伺いしました。 味もボリュームもサービスも素晴らしい、本当は教えたくないお店です。 今回も15,000円とは思えないほど豪華なお料理と、秀逸なラインナップの日本酒に感動。 コースはブランド銘柄のイチゴであるとちあいかの白和えから始まりますが、いきなりウィンタートリュフを豪快に削ったお料理が登場します。 イタリアンでよく見る、果物とブラータチーズの要領を和食で体現したような一品ですが、白和えのまろやかさとバルサミコの酸味、そしてトリュフの香りがイチゴの甘味を際立たせるお見事な構成。 素材の良さもさることながら、相変わらずのセンスに驚かされます。 メインで登場したのは、あか牛のシャトーブリアン。 焼肉屋さんやステーキ屋さんで最も高価な部位として知られるこちらですが、原価率度外視のポーションで登場します。 スッと切れる柔らかさと噛むたびに広がる濃厚な旨味が素晴らしく、脂が控えめで旨味が強いあか牛ならではの良さを存分に味わうことが出来ました。 日本酒のラインナップも目を見張るものがあり、新政シリーズや而今などの銘酒に加え、射美などの希少性が高い銘柄も飲めるという最高の体験が出来ました。 お客さんに真摯に向き合う姿勢に、相変わらず感銘を受けます。 これからも定期的にお伺いしたい名店です。 ご馳走様でした。