ドキュメンタリー“聖者たちの食卓”を観たのは7、8年位前だったと思います。思い立ったら吉日とはいきませんでしたが、今回念願叶ってシク教の聖地ハリマンディル・サーヒブ(通称ゴールデンテンプル)でランガルの体験が出来ました。ランガルとは性別・人種・宗教・国籍など関係なく全ての人間が平等というシク教の教えの元に運営されている無料食堂です。ここで提供されるのはカレーのターリー。質素ですが優しい味付けでとても美味しい。甘いお菓子も付いてますwお代わりも自由で食事が進むと給士係の人が勧めてくれました。ここで働く人達は全てボランティアと聞きましたが映像で見た通りオペレーションも素晴らしいです。ランガルはそのボランティアの方々と寄付によって運営されているという事なので我々も気持ちばかりの寄付をさせて頂きます。言葉にすると少し安っぽいですが寺院の雰囲気を含めとてもスピリチュアルな経験ができました。実体験をすると解像度がグッと上がりますね。シク教の優しさに心からのリスペクトを。