赤坂らいもん@赤坂見附 『東京まで出てきて一体俺は何をやっているんだ?』そう思い悩みながら住んでいた所の近くにあった焼肉店へ求人の電話を掛けた。「金竜山です」ママが出た。これが全ての始まりだった。 東京都港区 ─・・─・・─・・─・・─・・─・・─ 場 所 赤坂見附、永田町、赤坂 予 約 あり(6名) 金 額 失念 空 間 テーブル席+カウンター 決 済 現金 ─・・─・・─・・─・・─・・─・・─ 注 文 キムチ盛り合わせ タン★ 26枚(4個/人。余り2個は喧嘩。) レバー★ 測定不可(3〜4個/人) 外モモ ハラミ★ サガリ★ シャトーブリアン サーロイン 上タン トウガラシ 上ミノ コブクロ シマチョウ 炒飯 冷麺(小皿)★ ジャーナルさん( @wagyu_journal )の予約でこの日は焼肉好きなら誰しもが一度は行きたいであろう赤坂らいもんへ来訪。 金竜山イズムを継承する予約困難店の真髄。店主高橋彰宏氏が2018年金竜山から独立し赤坂の地に産声を上げた「らいもん」。僕は今日この日の為にSNSを継続してきました。 訪問前にグルメサイトの口コミは8割程網羅。 口コミの共通項は ・「金竜山」の娘さん夫婦のお店 ・タン、ヒレ、シンシンが最高 ・常連でも予約1年前後待ち 高橋店主のヒストリーも読んだ。(10坪.comにて結構引用↓) 日本一予約が取れない焼肉店『金竜山』から2018年に独立し「赤坂らいもん」を開業。 ▼人生1度目の転機 岩手から上京し、まずは飲食店、その次にコールセンターでアルバイト。 「東京まで出てきて俺は何をやってるんだろう」 と思い悩みながらも、たまたま住んでいた所から近かったという理由で金竜山へ求人の件で電話。 普段は留守番専用で繋がらないにも関わらず、当時のアルバイター高橋氏が電話を掛けた時に奇跡的に繋がった。 「はい、金竜山ですけど」とママが出た。もはやこれは運命というより宿命だったのかのように思えます。 これが『赤坂らいもん』誕生の全ての始まりだった。 そこから高橋氏の1日のタイムスケジュールは以下のようになった。 昼間:コールセンター 夜:金竜山 深夜:雀荘 そして焼肉の経験を積む為コールセンターと雀荘を辞めて金竜山一本に絞る事に。 経験を積んだ後に故郷の岩手に戻った。 「ピンとくる物件がない」 きっかけが出来るまでの間、精密溶接の仕事に就いた。 ▼人生2度目の転機 高橋氏は故郷岩手に居た。 そんな時に金竜山にピンチが訪れた。 金竜山から「戻ってきて手伝える事はないか」と高橋氏に連絡があった。 そこから高橋氏のタイムスケジュールは以下のようになった。 平日:溶接(岩手) 休日:金竜山(新幹線) そしてこの生活から数ヶ月経った時に 「金竜山を引き継ごう」 と決心。 ▼赤坂らいもんの開業 「もったいない。。」 金竜山ではタンを沢山仕込む。 しかしお客が注文するのは上タンがほとんど。 これではタンが勿体ない。このタンを使って何かメニューが作れないか。これが開業のきっかけであった。 ランチタイムでタンシチューを出そう。 10坪規模の店内なら40人/日の集客で売上5万円/日でいけるのではと赤坂の地で産声を上げた。 そこから赤坂らいもんは金竜山イズムを継承し、予約が取れない焼肉店となり現在では焼肉通やフーディー達が一度は潜りたい門「らいもん」として日本最高の焼肉店を営む。 タン★ この厚みが堪らない。。 ジューシーで柔らかく歯応えがあり食べ応えのある一品。 これが出てきた時にはもう満足だった。 レバー★ 地球上に存在する肝臓の中でこれほどまでに甘くて美味しいのは尾崎牛のレバーを食べた時振りだった。 それでもって鉄分、ビタミンA、タンパク質と栄養価も高い。最高。 ハラミ★ 美しいサシに一同目を奪われる。 産直ハラミが出す抜群の鮮度と噛む毎に溢れ出す上質な脂と旨みに虜になった。 サガリ★ 咀嚼するとプツップツッと繊維が口の中で鳴ってじゃわ〜っと口の中に広がる横隔膜独特の香りと美味しさに衝撃的な感動を覚えた。 冷麺★ 初めて食べた時に感動した事を今でも忘れられない冷麺。そんな冷麺を店舗で食べる事が出来て再度感動の瞬間が訪れた。スープの出汁、甘みとコシのある麺が素晴らしい。。 #東京に来てまで俺は何をやっているんだ