本当は教えたくない名店! 大将自ら語る事は無いが、お勧めは鮪と鯵。 程よく熟成され天然生鮪なので、白い筋目は無く 軽めのシャリと相まった握りは爽やかな香りと甘さが余韻となる。 鯵も水っぽい相模湾辺りの物は一切置かず 癖の少ない脂と締まった食感が特徴の 某地域産瀬付物(因みに不漁の際には違うものを置く日もあるが、私には分かってしまうので申告してくれる)を使うので、光り物が苦手な方でも好物に変わるはず。 また、その日その時季によるが 小柴のシャコ、オリーブオイルを使った鱈の白子焼、寒平目、手間隙をかけ漬けたコハダや鯖もお勧め。 今回は初ものの香箱蟹を堪能させていただいた。 300軒以上お寿司屋さんを周ったが、この店は私のベスト3に入る。都内で1人3万かかる味が1万で 味わえるので、この10年間月に2回は来ている。 ネタは何れも時価であるが 食への探究を怠らない大将と、支える奥様、お母様の3人で切り盛りする家庭的な居心地の良い店なので、初めて行くなら 唯一値段表が掲示されている握りやちらし寿司(たしか2,500円位)を頼んでも良いし、又は参考にして好みを戴くのも良いと思う。 ただしカウンター席は少ないので、大人数で来店し私の席が無くなるのはご勘弁願いたい汗。 最後に、稚拙な表現、長文駄文をお赦しくださいます様お願い申し上げます。 ※写真は大将のご了解のもと撮ったものです。