Fumie S

Fumie SさんのMy best 2021

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1

京都府

日本料理

Fumie S

京の食。完成型。和の真髄、ここにあり。 お皿の中に、春が広がり、土や春山の気配を感じ、視覚、聴覚、味覚、それに嗅覚も広げてもらえる世界がそこにあり〼 私の鼻は普段なかなかものぐさだったのだな、と、桜香るホタルイカの燻製や、鱒の焼ける香ばしさや、お米の炊ける時やおこげの柔らかな匂い、それに日本酒の鼻の奥に広がるふくよかさに気付かされました。 中東さんに、ひれ伏す。 魅力的なお人柄と、繰り出されるダジャレと、目の前に広がるワンダーランドにすっかり魅せられました。 お米って、最高のご馳走ね。 職人さんって、尊いね。 次の機会を心待ちにします。

2

京都府

日本料理

Fumie S

京都旅初日。グルメなお友達の"must"リストのお店へ初訪問。 こぢんまりとして素敵な小料理屋さん。旬の和食が堪能できます。 百合根のふきのとう味噌和え、ホタルイカの天ぷら、筍のお造りなど、春真っ盛りの味覚を味わえる逸品ばかりで、どれを食べて良いか迷ってしまいます。 にしんの出汁醤油漬けねぎかけも京都らしさ満開。 特に美味しかったのが上の3品、それに高倉の胡麻豆腐(1番に売り切れていた)そして、ささみと日向夏といちごの菜の花ドレッシング和え。大人の苦味も春だよね、という感動がありましたし、生湯葉ごはんもシンプルに幸せな味でした。 素敵なお店だー!これぞ京都らしい和の魅力。ごちそうさまでした⭐︎ 常連さんも多くおそらく一回転のみ、本日もですが予約で満席のことが多そうなので、前もっての予約をオススメします。

3

東京都

フランス料理

Fumie S

憧れのヌキテパへ初訪問。 スイカが大好きなので、スイカのシャンパンや、スイカのショートケーキが一年を通じて楽しめるこのお店は、ある意味で聖地なのです。 乾杯は迷わずスイカのシャンパン。 旬のスイカの柔らかな香りが、品の良いシャンパンに夏の彩りを添えて、フォークで中のスイカを取り出し口にふくむと、あふれる果汁に1杯で2度感動。意外にも甘すぎず、スッキリと。 前菜のタコとオリーブ。柔らかくて、品の良い、けれど大振りのタコ。 私これまでオリーブの実は余り好きじゃなかったけれど、ここのお店は全く違う、ペロリ! 蛤の出汁がたっぷり染みたパスタ、2粒の蛤の大きさに感激。シンプルな中にも、贅沢に旨みがあふれます。サマートリュフの良い香り♡ パンは参宮橋のヌキテパ出身の樽井ベーカリーさんからのお取り寄せとのこと。麦の風味力強く、バターによく合う。 そして、ヌキテパを代表するメニューでもある魚介のスープ。 5種の魚介、とのことですが、こんなに旨みが際立っているスープは初めてで、一口ごとに唸るレベル。余計な味がしないのに、お料理からエネルギーを感じるのです。 メインのハタは、これもナスの野性味と、トマトソースが良くあって、野菜たっぷりで、無駄がないのに、あたらしい。そして食材のパワーをしっかりと感じられます。 最後に添えてくれる、塩をふったシンプルなポテトの味わいも格別。お野菜ってこんなに味が濃かったのか、と気付かされるかのようでした。 デザートは3択でしたが私は迷わずスイカのショートケーキ。 ちゃんと薄いスポンジ生地が、上品にも2層目にいるのです。 生のスイカ、スポンジ、そして、優しい生クリームの三位一体。私はこれが食べたかった!やっと、会えた!はじめまして、会いたかった! プチガトーに至るまで、感動の連続。お値段もそれなりにしますが、ワインもおいしくって。(白のボトルの12,000のがとてもおいしかった、名前を忘れましたがしっかり樽香のあるブルゴーニュ…) また絶対に伺います。食材そのものの力を余すことなく感じられる、現代の名工、名店との出会いに感謝です。

4

東京都

日本料理

Fumie S

なかなか取れない予約をお友達がとってくれ、初訪問。 美味しそうな品が多すぎて決められない私たちは、お任せにしました。 シンプルで最高なつまみたち。仕上がりが素晴らしい。春を感じられる食材があちこちに。 たとえば、ポテサラ。そしてお刺身。 ちょっと燻製や炙りの一手間が加わると、一段も二段も格上げされ、完成度が上がることを教わりました。 きのこたっぷりの茶碗蒸しは、これでもかと広がるきのこの旨味。 冷奴も出汁が美味しくて、めかぶなどでサッパリのお口直しを挟みつつ、次々に旨味がぎっしり。 しめの鴨南蛮〜つい欲しくなってオーダーしたさくら大福まで、季節の美味しいをぎゅっと詰め込んだ逸品に思わずうなりました。 日本酒もお料理に合わせて変えていけるため、どんどん食べ、飲んで、結果幸せな酔っ払い度合いです。 1ヶ月先までしか予約ができないので、今宵も食事の合間に来月分を押さえていく人が多発していました。 それにしても、よく食べました!ごちそうさまでした。

5

京都府

京料理

Fumie S

京都3日目にしてようやく京都らしい(一点突破型ではない)The京ごはん。 今年最後のBestにふさわしい味わいでした。 西京味噌焼きのお店なので、お味噌メインかなと思ったのですが、月替わりのコースは前菜から華やかで季節感に溢れていて、目にも楽しく舌も嬉しい。 白味噌椀は、これぞ京都、待ってました!というやさしい旨味。えび芋ホックホクで、冬にこそ美味しい… 鯛の蕪蒸し。こちらも滑らかに漉された蕪と鯛の組み合わせが優しい。きのこもふんだんに使われていたりと、実は彩ゆたかな美しい品です。 追加した出汁巻き卵は一番出汁の汁だくな幸せ。香りが、ふんわりと。 メインの西京焼きは銀だらで。 ふっくらと焼き上がった西京焼き。強いわ、さすが味噌の店。身の柔らかさも、匂い立つ西京味噌も、これぞ至福。 土釜炊きごはんは、きらきらとお米の粒が輝き、思わず、わぁ綺麗⭐︎と見惚れるレベルです。 白胡麻のブランマンジェ、お抹茶でフィニッシュ。 幸せすぎるお昼ごはん。 予約で混み合って、1100スタートしか取れなかったけれど、贅沢な時間を過ごせました、感謝。 西京焼きを買って帰ります。

6

神奈川県

イタリア料理

Fumie S

たまたま昼に日本大通りのKAATで用があったので、遅ランチ利用。 この夏どうしても気になっていた冷製ウニのカッペリーニを目当てに初訪問しました。 まずはパン3種。特に美味しかったのが焼きたてのフォカッチャ。(撮る前に食べてしまいました) 前菜は生ハムのサラダ、そしてメインのウニのカッペリーニ登場。 濃厚で、磯の香りを感じられるのに、臭みは全くなく、とても品良くまとまっていて、ハーブも良いアクセントに。 細いカッペリーニにソースがよくからみます。 このウニが、楽しみにしていた以上の美味しさで唸りました。 この夏は外食がどうしてもしづらい状況ですが、そのストレスが晴れるような、まるで南イタリアを旅している気分に。 パンに残ったソースをつけて、存分に旨味を味わいました。 デザートの桃のショートケーキもさっぱり、かつ桃の優しい甘味とふわふわ感、幸せな夏の午後のひとときが過ごせました。 今日通していただいたのが中庭に面した席で、噴水が見えて、まるでヨーロッパで過ごす昼下がり気分になれたのも嬉しかったです。 海外行きたいわ!ニューグランドは昨年から数回訪れていますが、やはり居心地の良い横浜の素敵な老舗ホテル、オススメです。

7

神奈川県

イタリア料理

Fumie S

初めてのお店開拓で大当たりを引いた嬉しさ。 近くに用があって、関内でもなかなか寄らないエリア(ほぼシシリヤor中華街に向かうため)…と思ったらRettyでも食べログでも高評価で気になり、予約しました。 平安堂という漢方薬局の上という不思議な立地です。 まず、お店が広くて明るい。 ゆえに開放感があって気持ち良い空間。スタッフさんも爽やか。緊急事態宣言明けの晴れやかさが感じられるお店です。笑 お水が炭酸水なのもよし。 コースかアラカルトを選べ、私は一番軽いと思われる3000円のコースにしました。 ※結論は全く軽くないです。ペスカトーレは+600円の追加料金あり、かつコベルト+500円 肝心のお料理。 パンに添えられてくる、このチーズ衣のカリカリ揚げのようなおつまみの美味しいこと。クセになる味。 続いて登場した前菜盛り合わせの豪華なこと! カツオなど生魚のカルパッチョに、生しらすに、ボスケッタ、お豆、野菜それにブッラータまで、これでもかと大盤振る舞い。 2皿分くらいは満足度があります。 ミナト横浜、とはいえ生しらすに会えたのも久々で嬉しい。洋とのコラボレーションもありなんだ、という発見がありました。 そしてパスタは定番の魚介のペスカトーレのリングイネに。 出てきて、思わず笑ってしまうレベルのボリューム。何が入ってるのー!こんなに、とびっくり。あさり、はまぐり(ホンビノス?)、ムール、エビ、イカ…とにかくお皿から溢れそうに盛られています。 トマトの爽やかさと、たっぷりの魚介の旨味がよく染み出して、これは必食だわと納得。これまで食べてきたペスカトーレのベストかも。 よくよく見ると、パスタ自体の量が多すぎるわけではないのですが、具材に圧倒されました。 細めのリングイネがよく出汁を吸っていて、白ワインが飲みたくなります。今日は炭酸水で我慢しましたが、テラス席も絶対に気持ち良さそうです。 久々のBest案件に大満足!また必ず来ます。

8

東京都

フランス料理

Fumie S

年末に続き2度目のリピート。 前回はコースのみでしたが、今回はアラカルト。 今日は前菜(厚切りスペイン風オムレツとバゲット)〜香草の爆弾〜リエット〜パリジャータ(ミックスグリル)〜ハンバーグ。肉率高し。だってマルディグラですから。 特筆すべきはリエット、なにこれ、すごく美味しい。リエットってこんな料理だったかな、というくらい。 ねっとりしていても、お口の中で広がる肉の旨みと香りに全然飽きない、ワインとの相性最高でバゲットお代わりもう一枚(とはいえとても薄いのでOK)!でした。 美しいハンバーグは、毎回つなぎ使っていないのだっけ?というくらいぎっちりとして、食べ進めるとほろほろ崩れてくるお肉のパンチに感動する逸品。肉が強い。 ミックスグリルは、アルゼンチン風、付け合わせのソース(チミチュリ?)がトマトやオニオン、パプリカや香草モリモリで、お肉に添えるとさっぱりとラテンの風が感じられます。 メキシカン定番のサルサクルダにも似て非なるような。 写真を忘れましたが、パクチーもしっかり根元をガーリックであげてあり、おつまみとして素晴らしい存在感です。香りと同時に辛味がドカンとくる、珍しいパクチー体験でした。

9

京都府

創作料理

Fumie S

自然に回帰するような優しく、力強く、滋味豊かなイタリアン。 コースは新玉ねぎのスープと素焼きのピザにはじまり、炭で炙って香り豊かな鯛や、筍、グリル野菜、ヤリイカ、猪肉、それに6種から選べる旬の素材を活かしたピザまで、どれも東山の豊かな自然の中で喧騒を離れて味わうのにふさわしい存在感です。食材にみなぎるエネルギーを感じられます。 鹿肉とふきのとうのハーフアンドハーフにしたピザも、ユニークで素晴らしい味わい。 デザートのいちごと自家製アイスクリームも、ルバーブや柑橘の風味が効いて、甘酒とヨーグルト、それにメレンゲで食感も楽しい逸品でした。満腹でもさっぱりと味わえるため、おかわりしたいほど! 一皿ずつ、パワーと幸せを感じられる素敵なお店にまた出会えて、連れて行ってくれた友に感謝。 たまたま今宵は北海道からのリピーターさんや、ピザの粉を生産していらっしゃる御一家がいらっしゃるなど、お店にお客さんの愛があふれているのも感じられました。

10

京都府

牛料理

Fumie S

コース16500円なのでお高め!だけど、魅惑のお肉三昧で満足度は高いです。 初めて食べるタンの刺身、シンシンのユッケなど、みのやらかいのみ、サーロインなど高級肉を余すことなく味わえる肉割烹です。思わず目を丸くしてしまう美味しさにびっくり。 部位もさまざまに楽しめるので、まさに肉のワンダーランドです。 マッシュポテトのエスプーマ添えとろとろのタンシチューや〆のすき焼き丼もお肉が柔らかくて絶品でしたし、デザートまで大満喫しました。 今月分の肉は全て今宵摂取した自覚ありです。 割烹着姿の女将のかなえさんはお美しく、そのお兄様もとても爽やか。 今宵はカウンター8席4組のみで、行き届いた目配りも心地よかったです。 ここ数日エンゲル係数はねあがっておりますが、美味しい京都に感激の連続でした、ごちそうさまでした。