いつもいいね、ありがとうございますヽ(・∀・)ノ 岐阜・名古屋食べ歩き旅行、メインとなるのは世界的にも有名なこちらのお店。 上司に予約を取っていただき、初訪問してきました! 宿泊先でもある名古屋から岐阜県瑞浪市の山間部を抜けて、車内からは大自然を満喫しつつ、18:00頃4名で訪問。 江戸時代後期の古民家を移築したという雰囲気のある外観に胸が踊ります。 店員さんに案内され、奥にある個室へ案内されました。囲炉裏を囲んだ掘りごたつのテーブル席。天井の高さが開放感を演出し、炭の香りが室内を包み込んでいます。 店員さんが一組ずつ担当してくれる。 焼きを担当してくれる店員さんの説明を聞かながら、質疑応答があったり、楽しくワイワイとした時間が流れます。 ◆提供いただいた料理◆ ※提供順 ⚫鹿のヒレ肉 北海道産の鹿肉。鹿のヒレ肉はスジが多く一頭で串4本程度しかとれないかなりの希少部位とのこと。柔らかく肉汁滴るジューシーな一品です。 ⚫はちのこの佃煮 甘辛く煮られたはちのこの佃煮。細かく刻まれているので見た目に嫌悪感無し。 ご飯のお供にもお酒のツマミにも最適な上品な味付けです。 ⚫猪肉のねぎま 熊本産の猪肉。猪肉は初食でしたが、臭みゼロ。それでもって肉々しさと濃厚なコクがある絶品です。太く立派なネギに猪肉の脂が絡んで、「今まで食べたねぎま」で一番美味しかったですね。猪肉の濃厚な肉の味をシャキシャキで瑞々しくジューシーなネギが味をまとめています。猪肉の脂身はシャリコリという独特の噛み応えで、脂身がこんなにも旨いのかと驚きました。 ⚫生大根と折り菜(箸休め) 輪切りの大根には雪塩状にした岩塩が振りかけてあり、折り菜とともに箸休めに最適な一皿。特に生大根は岩塩の塩味と甘さのバランスが抜群で店員さんのご好意でお替わりまでいただきました。 ⚫真鴨のロース 一般の鴨は狩猟後すぐに血抜きをして提供されるため、硬さやパサつき感が出てしまう。こちらの鴨は血抜きをせずに狩猟当日に捌き、鮮度の良い状態で提供するとのこと。それによりジューシーで旨味の凝縮された肉質になる。まさに店員さんの説明通りの一品。 ⚫猪のロース 猪肉は自身の脂肪で身を守るため脂身部分がかなり分厚い。それを最大内側まで削り提供される脂身は脂の旨味がガツン!パンチ力があります。それでいて後味はくどくなく、サッパリとしています。猪肉の濃厚な肉の旨味とその個性(臭みはない)に舌鼓。 ⚫鹿のロース レアに焼き上げられた焼き加減が最高です。柔らかさと肉々しさ、そして芳ばしさ。店員さんの腕に感服しました。 ⚫尾長鶏の半身 安曇野産の本山葵が添えられた逸品。 抜群の焼き加減で提供される尾長鶏に上品で味はしっかり残しつつ、辛さのマイルドな本山葵が相性抜群。少し多めにたっぷり本山葵を付けていただくのがおすすめです。 ⚫猪鍋 味噌ベースの猪鍋。10年物の希少味噌を使い、濃厚かつ後味に嫌味のない飲み干せる汁を使っていますね。 そして、味噌に負けない濃厚な味を主張してくる猪肉。さらにネギやきのこ類が食感をプラスしてくれます。お替わり含めて5杯いただきました。 ⚫自然薯麦飯 麦飯に出汁で引き伸ばされたサラサラの自然薯、そして青海苔をかけてズルズルといただく一杯。さらに猪鍋のスープを少量入れて濃厚さを追加。〆のクオリティ、驚きます。 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ 期待でハードルを上げて訪問しましたが、料理のクオリティ、接客、店内の空間、全てがそのハードルを超えていきました。 予約の関係上、再訪が可能かどうかは分かりませんが、秋には松茸、天然鮎などメニューも季節に合わせて極上の物に変化するようです。そのこだわりとおもてなしのお店側の心が私たちの思い出となる素敵な時間を過ごすことが出来ました。 最高評価以外、考えられない良店です! ご馳走様でした。また伺います!